ちなみに、何故ガムテか?彼は死亡したから。『悪』だから。ワンピースと何の関係もないから。あと、使いたかったから。まぁほとんどイム様喋ってるんですけど。
何故考察・予想を書いたか?正直ね、長い間物語が続いているので、自分なりの区切りをつけたかったんですよ。めっちゃメタフィクションなセリフが出てきます。もちろん当たっている保証なんて欠片もないよ。よくある考察・予想の1つとして気軽に読んでください。
オレさ、地獄に逝く前に心残りがあったんだよね。
ワンピースあんじゃん。
あれの結末が知りたい。
地獄で読める保証はない。だから、この花が咲いている場所で待っていたんだ。
「死んだ何処ぞの物語の端役が、何故ここにいる?」
来た。イム様だ。
「あのさぁ、オレこれから地獄に逝くんだけど、ネタバレしてくれない?大体考えられる限り全部。この世界の全てをさ。」
「・・・羨ましいなぁ、ヌシアは。物語という牢獄から解き放たれたのだから。ムーはこの物語に囚われ続けている。長く長く。いつになったらムーは解放される?この『ワンピース』とか呼ばれている物語の別名を教えてやろう。『地獄』または『ディストピア』。」
うわ、いきなりメタ発言来たよ。しかも作品否定してんじゃん。夢と冒険の物語じゃないの?
「この世界に夢はない。希望はない。冒険も全て既に誰かが通った道をなぞって進んで、それを『新たな世界だ』とはしゃいでいる幼いサル共の幼稚なごっこにすぎない。その幼稚なサルに意地悪な大人が、おぞましい力を与えて進ませているのが、この物語だ。聞くが良い、そして落胆しろ。神が、純粋に夢のある世界を描こうとして、現実という便所の落書きにも劣るカスに落胆するも影響され、次々と歪められていった物語の真実にな。」
質問①イム様って何者なの?
「悪魔の樹だ。」
「うわ、ぶっちゃけたね。えっ、てことはあれなの?イム様、悪魔の実を出せるの?」
「生やせない。ムーがまだ天竜人であった頃は、悪魔の実は幻獣種しかなかった。幻獣とは悪魔。要するに悪魔そのものになる実であった。動物系になぞらえてカテゴリーしているのはこじつけだ。ムーも幻獣種の能力を持っていた。だが、それ以上の力を欲した。それ故、樹を食べた。そして、天竜人でも神でも人でもない存在になった。正直な、ムーは自身を『悪魔』とは呼びたくない。だから『世界』を自称している。」
「悪魔の樹って何処に生えてるの?まだ実が出てきているって事はあるんでしょ?」
「もう存在しない。」
「へ?」
「悪魔の実は全て、“D”を称する者達の末裔が、各地で生き続け『作っている』。あらゆるルートで世界にばら撒いて。目的は『世界政府への抵抗、あるいはこの世界の崩壊』。能力は先祖より遙かに衰えたが、居場所はムーにも分からない。忌々しい。」
「えっ?人造悪魔の実があったけど、動物系しか作れないんじゃないの?」
「それは作った者が凡庸だから。ベガパンクはカイドウという青龍の見本があったから作れた。コピーの見せかけだけ。だがカイドウにダメージが蓄積し力が衰え少しずつコピーに力が委譲。そして、ついにカイドウが死亡し、コピーに青龍の魂が完全に譲渡され本物になった。
話を戻すと、“D”達は進化した人類だ。あれはな、想像を絶した知能を持って、10年で人類を中世の文明から、一気に人知の及ばぬ高度文明に作り替えようとした。星ですら作り替えようとした。偉大なる航路が、多くの特殊な生物がおり亜人種がおり、異常気象だらけ超常現象だらけなのは知っていよう?あれは“D”達が、生命を、星を改造した名残だ。」
「ちょっ、ちょっと待って。『空白の100年』じゃなかったっけ?10年?」
「“D”達が勝手に生命を、星をいじり始めたのが発覚し、それを止めるため生み出したのがムーを含めた『天竜人』。または20人の王と呼ばれる『兵器』。『人造人間』ともいう。“D”達の技術を盗んで作ってな。」
「すみません。バンバン情報出ていますが、ついて行けないので、とりあえず10年と100年だけ、今は教えてください。」
「“D”達との戦いは10年で終結した。“D”達が最終兵器として作り上げた『ニカ』または『ジョイボーイ』と呼ばれる人造人間が死んだ事でな。ニカは勝利を意味する。ジョイボーイは、喜びの男・・・。とんでもない。あの存在は『喜びの救世主であると同時に、怒れば手のつけられない破壊者だった』。まず最初に“D”達を・・・。
あぁ10年と100年だけだったな、今は。とりあえず、“D”達との戦いは10年で終わらせなければならなかった。そうしなければ人類が滅んでいた。そして残り90年は“D”達の痕跡の消去だ。そのために海面を引き上げて痕跡を隠した。そして『全人類の記憶を消した』。そして仮に各地に国をつくり『交流を限りなく少なくさせた』。余計な情報を行き渡らせないように。そしてその監視として世界政府を作った。代表はムー達天竜人、20人の人造人間にした。人類は、“D”達の人類を超越した能力を恐れていたが、人類を守るのは“D”達に似た存在しかないと思ったから。
だが、20人の人造人間の中で、ジョイボーイに憧れて逃走した女がいた。ネフェルタリ・リリィ。リリィ女王。リリィはな、“D”達の最終兵器ジョイボーイに恋をして、その意志を受け継いで、自分を信奉する者達にDのミドルネームを授けた。ジョイボーイも『自らのミドルネームにDをつけていたから』。
そして、世界各国に散らばらせた。目的は『全ての人類、生命が共存する世界の創設』。その中には “D”達すら含まれる。愚かすぎる性善説だ。しかし、ムーはリリィの国を、アラバスタを攻撃できなかった。リリィの能力は『悪魔の消去』。ムーを殺せる能力。出来なかった。」
「でもイム様、アラバスタの王様殺して、ビビを攫おうとしたじゃん。」
「ネフェルタリ・リリィ=ネフェルタリ・ビビだ。あれは若返りと国民の記憶の改竄を行い続け、アラバスタの王女と女王を繰り返している。800年間。クロコダイルがアラバスタを占領しようとしたが、ムーは放置した。理由はクロコダイルでは『ビビ=リリィに勝てないから』。四皇1人でリリィと対等の戦力になる。命の危機になれば防衛装置が働く。『一時的に』記憶が戻る。モンキー・D・ルフィが助けなくても、ビビがクロコダイルを殺した。運が良かったなぁ、アレは。そしてムーはミスをした。ルフィがジョイボーイの力を真似た悪魔の実の能力者だった事に気が付かなかった。その実は“D”達が、ジョイボーイが敗れた時、またはジョイボーイが自分達に反逆した時に使用する保険として作り出したものだ。ルフィは強くなった。ジョイボーイの能力が使えるほどに。そして今のルフィが再びビビに会った時、ビビはリリィの記憶を『完全に』取り戻す。そしてルフィを使ってムーを倒し『全ての人類、生命が共存する世界の創設』を進めるのだ。故にビビをルフィと会わせてはならぬ。しかし、先に述べたとおり殺すことも出来ん。本当に厄介な女だリリィは。だから800年間待ち続けた宿願間近のリリィ=ビビを『封印する』。そしてルフィの方は殺す事が出来る。だからムーの現時点での最大目標はモンキー・D・ルフィの抹殺だ。」
「・・・というのが、現時点で神が考えているシナリオ。ここからはメタフィクションな話だ。神は『世界で最もネフェルタリ・ビビを愛している男』だ。当初ビビはクロコダイルの手下の1人、端役だった。だが、イメージデザインをして気に入った。神はこう思った。実は砂漠の国の王女にしよう。侵略者から国を取り戻す悲劇の王女。着想は進む。恋人になりそうな幼なじみが反乱軍のリーダーに。そして、王女は無抵抗で暴徒と化した反乱軍を止めようと矢面に立ち・・・。
ほぼ全て失敗した。ビビは酷評されたよ。『麦わら海賊団を連れてきた以外何の役にも立っていない。』『暴徒が言葉で止められるか。脳内お花畑か。』等、読者に散々酷評された。神は悔しくて仕方が無かった。
だから、今度は失敗しない。砂漠の国の王女が上手くいかなかった。では『新世界の女神』にスケールアップしよう。今度こそ輝かせる。幼なじみは無視だ。あの存在は、それ以降欠片も登場しないであろう?神を激怒させた最大の失敗作だからだ。恐らく今後出るとしたら、『ムーに殺される役』。それ以外の存在価値はない。
ちなみに、出版社もビビを気に入っていない。突然神から『ミス・ウェンズデーはアラバスタの王女』とギリギリで伝えられたから。声優も決まっていたのに。そう、最大の問題は声優だ。出版社はな?大御所声優、有名声優、期待されている若手声優が好きで、経歴のあるバイプレイヤー声優が嫌いだ。キャラが売れないから。ビビは経歴のあるバイプレイヤー声優に決まってしまった。今更変えられない。出版社は腹が立った。『主役級声優が脇役を演じる事があっても、経歴のあるバイプレイヤーが主役級の役をやる事は許されない。』と、神に釘を刺した。以降、神に声優との交友をさせた。声優界のあり方を覚えさせるために。」
「めっちゃ、渡辺美佐さんに失礼な話だね。」
「事実だから仕方が無い。声優界は厳しい。一握りしか主役になれない。他はバイプレイヤーだ。ちびまる子があるだろう?2代目。それ以外の彼女の経歴はほとんど端役だ。実力があっても、コネ等が無ければ主役になれない。それが声優界。
ちなみに、メタフィクションの続きで言うとリリィの名前の由来はリリス。聖書で楽園から追放された女だ。」
「あぁエヴァンゲリオンに出てくる奴ね。あ、イム様って男?女?メタついでに担当声優は?」
「元は男だった。そうでなければ、物語でルフィはムーを攻撃できない。アレはそういう設定だ。声優?知らんよ。正直、物語が完結する前に声優が逝去する可能性もある。先ほども述べたとおり、重要な役をバイプレイヤーにする事は、出版社が嫌う。ちなみにワンピースに出ていない、あるいは1話限りの役しか出ていない声優で大御所声優は、ほぼ女性しかいない。」
「あー、やっぱりコナンの人か碇シンジの人だろうな。」
質問②“D”ってどういう意味?Dの意志って何?
「最初の質問は『the end』の最後の文字のD。終末を意味する。『終末の中の終末』『終わりの終わり』を表現したかった。だから『最後の文字を取った』。」
「何で終末とか終わりなの?」
「“D”達を一言で表すならミュータントだ。そしてあまりに既存の人類からかけ離れて進化しすぎたため『終末』を表す“D”と呼ばれた。それ以上の進化はもう神だ。既存の人類ではそれ以上の進化は想像できない。故に『終末』。終点。終わり。“D”を模して作られたムー達天竜人ですら、知性の面では “D”には遙かに及ばない。ベガパンクすら遙かに及ばない。
そして“D”達は、『オハラが王国と称した国を作った』。目的は『進化した世界の創設』。よって“D”達は世界を、星を、改造し尽くした。“D”達が『世界の王』?そうだな、あと一歩で世界の、星の改造が完了して、既存の人類は滅んでいたからそうとも言えるな。既存の人類は本当に滅亡の危機だった。
だが、 “D”は戦闘の面では既存の人類並みだ。強くて四皇レベル。だからムー達天竜人でも虐殺することが出来た。数が激減した “D”達はジョイボーイを作り出した。ジョイボーイは恐ろしく強かったよ。しかし、ジョイボーイは“D”達も既存の人類も生物達も愛した。『自分は“D”達と既存の人類の仲を取り持つ “D”だ』。と自らのミドルネームにDをつけて。『仲(ミドル)』を取り持つ意味を込めて。しかし、“D”達も既存の人類も、根源に邪悪を持っている事を知ってしまった。その名は『差別』。ジョイボーイが出した結論は『 “D”も既存の人類も他の存在を冒涜するクズ共』だった。ジョイボーイは、差別された者達、己が気に入った者達を集めて新世界を作ろうとした。再び人類滅亡の危機。ムーは死にたくなくて、人類が隠匿していた悪魔の樹を食べた。それはムーにさらなる力を与えた。同時に恐るべき憎しみを与えた。それでもジョイボーイには勝てなかった。ムーは密かに “D”達と同盟を結んだ。ジョイボーイを殺すために。ムーの悪魔の力を提供し“D”達と共に作り上げたのが『ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)』だ。」
「ワンピースって兵器なの?」
「後ほど説明する。そして、ムーの他に天竜人で勝手に動いた女が、ネフェルタリ・リリィ。リリィは、ジョイボーイに一目惚れした。ジョイボーイの自由に憧れた。彼の作る世界こそ理想の世界だと信じた。ジョイボーイが全ての人類の敵になった時に失恋した。
そして最後にジョイボーイを殺した『ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)』を次元の違う空間の場所『ラフテル』に封印した。そこまでのジョイボーイとの恋文および戦いの顛末が書かれているのが『真の歴史の本文(リオ・ポーネグリフ)』と呼ばれるものだ。」
「難しいなぁ。で、Dの意志って何?」
「リリィは、既存の人類を裏切ったことが判明して、亜人種達、生き残った“D”達を引き連れて逃走した。それは逃亡の旅でもあり、ジョイボーイの殺戮に対する贖罪の旅でもあり、ジョイボーイが人類を滅ぼす前に抱いていた理想郷実現に向けた旅でもあった。まず、リリィは亜人種を世界各地に隠した。特に偉大なる航路の『新世界』と呼ばれる場所に。何故なら、既存の人類も、天竜人も、ムーも侵略が困難な場所だから。またリリィは、ジョイボーイから入手した“D”達が製造した『古代兵器』も隠した。そして、世界各地で出会った人類で『強い心・精神』を持つ者達に戦いの真実を伝え、Dのミドルネームを与えた。そして誓わせた。『いつか、全ての人類、亜人種、生命が共存できる巨大な大陸を共に作ろう。』と。心・精神だと?『ムーは笑う事が出来ない』が、それが出来たら笑ったよ。その心のせいでジョイボーイは人類に反逆した。その心のせいでリリィは人類を裏切った。ムーはリリィと対局の性悪説を根本に持つ存在故、リリィを認めなかった。」
「・・・というのが、現時点で神が考えているシナリオ。ここからはメタフィクションな話だ。」
「またですか。」
「モンキー・D・ルフィは、当初“D”達の子孫である『進化した人類』にするつもりだった。その父も、祖父も。ワンピース連載当初は、ジャンプの物語は血の繋がりが重要だった。ドラゴンボール然り、NARUTO然り、BLEACH然り。当然だ。現実でも優秀な親の遺伝子は子に受け継がれる事が証明されており、それ故血統を重視した繁殖が行われている。
ところが、その血の繋がりを否定したワンピースを上回るヒットをした後続の作品が出た。『鬼滅の刃』。」
「ネットでも言われてるね。尾田くんが嫉妬してるとか。」
「神は、『鬼滅の刃』が自身の作品テーマおよび物語展開との齟齬があまりに激しすぎるため、認められなかった。ワンピースのテーマは『差別の克服』そして『生命の尊さ』だ。それ故に神はキャラクターを殺せない。読者から『ワンピースは人の死が無さ過ぎる』と馬鹿にされても、それを遵守した。『いつかは悪人ともわかり合える。故に悪人も殺さない。』と思っていた。ワポルの様な下等な人間を成功させて批判されても。現に今ワポルを改心させようとしている。そして、鬼滅の刃のテーマは『弱き人の強さ』そして『信念は心によって受け継がれる』だ。そのテーマも大事だ。認めよう。
・・・何故主要キャラクターを次々と死なせる?何故生き残った半分以上の主要キャラクターを短命にした?鬼滅の刃で『命を何だと思っているんだ』という台詞があったが、神は鬼滅の刃の作者にそれを言いたかったよ。そして最終回は『生まれ変わり』を想定させる話で終わった。物語の戦いも信念も、善逸の著書が語るのみ。産屋敷の跡取りは語り継いでいるのかすら不明。
ふざけるな。生まれ変わった人間は別人だ。生は一度きり。だから命は尊いんだ。生まれ変わらせなければ幸せに出来ないなら、死なせるなよ。物語を、信念を、ちゃんと多くの人間に語り継げよ。そう言いたかったが言えなかった。何故なら『文句を言えば読者から老害扱いされるから』。そして、呪術廻戦、チェンソーマン。人が簡単に『無意味に』殺されるのが当たり前な世界観の漫画が売れるようになって、神は『自分の価値観はもう古いんだな』と思うようになった。神は創作意欲を無くしている。よく休むようになった。体力が落ちた?それもある。でもまだ50歳だ。精神的に疲れたんだよ。」
「でも、ワンピースだって過去編では人死ぬじゃん。人のこと言えないよ。」
「それでも、最初は少人数だった。マリンフォード頂上戦争のあたりで、神は『キャラクターを死なせる覚悟が出来た』旨を公言しているが、実際はそうじゃなかった。白ひげは死なせるつもりだった。不治の病という理由をつけて。その位の予備設定をつけなければキャラクターを殺せなかった。・・・ポートガス・D・エースは、実は生きていた設定にするつもりだった。」
「マジで?」
「そうでなければ、神は耐えられなかった。実際に葬儀の場面を出したか?埋葬の場面を出したか?『死体の埋葬か、粉微塵になるか、魂が天に昇るか。』どれも無い限り、キャラクターの復活はあり得る。漫画の常識だ。エースの復活を望むファンもいる。頃合いを見て復活させよう。・・・ところがSNSで『やっとワンピースで主要キャラクターが死んだ。』と評価する意見が数多くあったんだよ。神を精神的に疲れさせたのは、後続の漫画より、インターネット、SNSの声の影響の方が大きい。まぁよく罵詈雑言を書けるもんだ。神の大嫌いな『差別』を公言できるものだ。しかも同じ時間を生きている人間に対して。ここまで人間が醜いとは思わなかった。じゃあお前らの醜さを反映させたキャラクターを出してやろう。そして登場させたのがホーディ・ジョーンズだ。どうだ、お前らの悪意そのものだろう?感想は?
『ホーディって、差別的活動している〇〇みたいだな。(自分は違うけどね)。』という意見が大半だった。神は失望した。『自分もホーディみたいな所があるな、気をつけなければ。』と多くの読者に思って欲しかったのに。
だが神も認識が甘かった。『環境が生んだバケモノ』と書き、環境要因、つまり『インターネットやSNSが悪い』と誤解させた。それらは悪意の加速装置に過ぎない。
『ホーディは原罪』だ。『他者に対する理由無き憎悪、目的無き攻撃意識』という原罪は、全人類が生まれた瞬間から必ず持っているカルマだ。アニメスタッフが、気が付いたのか知らんが、ホーディに悲劇的過去をオリジナルでつけて誤魔化した。それ位のタブー。それがホーディ・ジョーンズ。」
「あいつ、そんなにヤバい奴だったの?」
「なろう系で『ざまぁ』とかがあるな。読者はその作品のキャラクターに恨みなんて何もないのに、爽快感が得られる。ホーディの感情そのものではないか。『ムカつくキャラを見せられたから』?ホーディだって『アーロンの話を聞いただけ』だぞ。同じなんだよ。
そして、その原罪は『差別』に結びつく。だから、神は読者に自分自身にも差別意識がある事を省みて欲しかった。そうすればワンピースのテーマの1つ『差別の克服』は、少しでも現実に反映される。・・・しかし、現実は差別が加速している。日本でも。世界でも。『自分の物語は、教訓は、何ら現実に影響を与えない。』神は、その後も悲劇的なエピソードを描き続ける。悲劇性はますます重くなって。その度にスルーされ、ますます精神的に追い込まれる。それが積もりに積もったのが現状の神の精神状態だ。」
「繊細なんだね、尾田くんは。」
「前置きが長くなったが、モンキー・D・ルフィは、当初“D”達の子孫である『進化した人類』にするつもりだった。という所まで戻る。鬼滅の刃で、血統はもう古い考えだと否定された。だからただの人間にした。これによる影響を最も受けたのが、ルフィではなく父のモンキー・D・ドラゴンだ。ドラゴンは四皇レベルの強さにするつもりだった。だが『結局血か』という批判を神は恐れた。よってドラゴンを凡庸な人間にした。それにより当初の最終決戦の1つである『世界政府VS革命軍』の戦いは無くなった。凡庸な人間がトップの組織が脅威になるはずがない。世界政府は、五老星は、『革命軍を邪魔な羽虫程度にしか考えていない。』という展開になった。」
「でも、じいちゃんのガープは強いじゃん。」
「ガープの存在は神も困った。よって『もう設定を与えない』ことにした。何故ガープはいつも砲弾を投げる?最初にやったから。何故拳骨技ばかりなんだ?最初にやったから。ルフィの過去編でも分かるが、ルフィの成長にガープはほぼ関与していない。当時鬼滅の刃はやっていなかったが、神は過去の自分に感謝した。『結局血か。または身内による修行か。』と言われなくて済む事を。」
「結局尾田くんは読者とかネットの顔色見てばかりじゃん。」
「そうだ。それが漫画家だ。」
質問③天竜人や五老星はなんであんなにクズばかりなの?本当に英雄の子孫なの?
「先に述べたとおり、五老星含む天竜人は『空白の100年』の中で生み出された20人の人造人間の子孫。人類が滅ぶ原因となる“D”達と戦ったから、人類の英雄と言える。」
「何でクズになっちゃったの?」
「最も多くの考察で言われている事は『イムが天竜人を邪悪な存在に教育、または洗脳している』。理由は『イムが世界中の悪意をエネルギーとして吸収しているから。』だが、ここではあえて別の見解を出す。ムーは洗脳も教育もしていない。『天竜人が人類と接していたら自然にそうなった』。」
「いや、それはないでしょ。」
「そうか?ヌシアは虐待等をされ悪になった存在故知っていよう。人類の愚かさを。ルフィの祖国ゴア王国。バーソロミュー・くまが解放したソルベ王国。これらは『いきなり天竜人に憧れて、その真似事をした』のか?違う。それこそ負の連鎖の歴史が無ければあり得ない。800年前、最初は些細な諍いだった。それを止めるため攻撃をした。どちらかが。それはエスカレートし、殺しへと繋がる。ここでワンピースのテーマのもう一つ『生命の尊さ』が入る。生命は尊い。だからこそ、それを奪った時の快感は凄まじい。『あぁ自分は人の命を殺せるんだ。その立場にいるんだ。じゃあ今度はもっと大量に、もっと残酷に殺してみよう。』負のスパイラルは簡単だ。簡単に水は低きに流れる。現実によくいるな。猫を殺していたら、殺人に手を出すようになった犯罪者。先に述べたホーディの原罪がそうさせるんだよ。それを繰り返す内、『他者が虫けらにしか見えなくなる。』『過去の歴史がそうしてるんだから、自分がそうしてもいいだろう。』当然そういう心理が出てくる。そうして天竜人の末裔というクズの出来上がりだ。実に簡単。800年どころか、十数年あれば、クズは簡単にできる。
そして、天竜人をクズにしたら当然その代表である五老星も同じ思考でなければおかしい。当初は、五老星は人格者にするつもりだった。自分達の正義も信念も持っていた。歴史上の偉人をモデルにしたのもそのため。そうして、五老星は革命軍と戦い、両者痛み分けで、それぞれの理想を模索し合う結末にするつもりだった。
だが、それではワンピースのテーマ『差別の克服』がうまく描けない。何故なら古今東西政治の中枢にいた人物は、例外なく差別主義者だから。一部を差別させる事により国全体は安定するのだ。カースト制度。穢多非人制度。差別されている人間を見て安心する。『あのクズより自分はちゃんと生きているな。』そう考える。相手をそう見た瞬間に、自分もクズ確定のくせにな。
五老星・・・真相を全て知っている黒幕になったつもりのクズ共。古代兵器の威力に関心していたな。あれは『五老星が空白の100年についてほとんど何も知らない』事を意味する。過去に散々使われた兵器の威力で得意ぶるなクズ共。
サターンがいたな。ジョイボーイの人型兵器を発見しながら隠した。200年前にムーが、その事があったと気が付いたら即処分を言い渡し、その時点でサターンを殺していた。施政者ぶるなクズが。ロックス・D・ジーベックの生死を確認しろと命じた。サターンは抵抗した。ムーに逆らうな何も知らないクズが。サターンは、バーソロミュー・くまを歴史が決めた不要な種族の1人として、殺そうとした。『バッカニア族は、巨人族、ルナーリア族と同じく戦闘力を高めるために自らを改造した“D”達の末裔の1つ。』利用価値はムーが判断する。そのタイトルは死んだ方がいい世界。ムーに言わせればバッカニア族よりお前の方が遙かに利用価値無し。お前の方が世界のために死んだ方がいいぞ、サターンという名のクズ。まぁムーが殺したがな。クズだから。」
「・・・ドン引きだわ。イム様って、ワンピース世界の中で最低のクズだね。」
「今の表現は、ムーの心の中を表現して、それでも温和に言った方だぞ?クズより下等な存在を表す適切な語句がないからな。
ムーは『人間をクズとも思っていない。それ以下と思っている』。『生命の尊さ』が吐き気を催すほど嫌いな存在。それがムーだ。ムーにとって全人類の総価値は、ここに咲いている花の花びら1枚にも劣る。」
「うわ、最悪。まぁオレの仲間にも全人類みんな死ねと考えてる奴らいるけど。」
「そうだ。ムーも同じ。それ故、ムーの理想世界に人間はほとんど要らない。ムーの理想世界は『数百人程度の人数の人間が牧歌的な生活を永遠に行う世界』。牧歌的な世界では、人間はただその日の暮らしを平穏に行うだけで良く、無価値な人間が成長する危険性を限りなくゼロに出来る。それは、神の理想世界案の2つの内の1つでもある。」
「すみません。もうメタ発言に行きましたか?」
「それも入る。牧歌的な生活に文明の発展は不要。それ故、ムーはあらゆる手段を用いて『800年間、世界各国のほとんどを中世文明レベルから発展させなかった』。例外な国があるな。エッグヘッド。エッグヘッド編はエピソードの長さと比較して『最も街の描写が少ない』事が特徴だ。神は未来都市、SF的な世界を否定している。」
「単にSF的なごちゃごちゃした街並みを描くのが面倒くさかったんじゃないの?」
「そうだといいな。そうでなければ、神は科学文明を否定している。高度な科学文明に並列して発展するのが『大量破壊兵器』だ。この2つはセット。文明の発展には必ず兵器の発展が付く。神は大量破壊兵器が大嫌いだ。それは天空の城ラピュタの影響がある。」
「人がゴミのようだ。あぁ、力を持つとそういう気持ちになるよね。」
「そう、その言葉の通り。そして力を持ちすぎたラピュタの民は、何を選択したか?文明を捨てることだ。神は、それになぞらえた。牧歌的な生活を送らせるのが理想世界の1つと考えた。でも、それを送らせるには世界は広すぎて、人口は多すぎる。
よって、『海面を限りなく引き上げて、人の住めるスペースを限りなく少数にして、交流を断絶させる。』これが必要と考えた。他のコミューンとの交流は文明を発展させる。不要。害悪。よって、交流は無し。人の住めるスペースが激減するから、虐殺が必要。よって『天竜人の末裔を、簡単に人類を虐殺できるクズにした。』しかしムーは他者を邪悪な存在に変えられる。『天竜人を簡単に邪悪な存在に変えられるから、ムーが天竜人をクズに教育する必要も無い。』という見方が出来る。ちなみに、世界人口は1万人に削減する。」
「少なっ!それに超ディストピアじゃん。」
「ムーにとっては、これでも多すぎる。先に述べたとおり数百人で良いのだが、疫病で死ぬ可能性がある。保険を含めて全世界総合計1万人。
ちなみにユートピアは、別の側面から見ればディストピアだ。聖書の楽園ですら、ディストピアと考える人間が多い。牧歌的な生活が理想なら『ある国で牧歌的な生活を送らせれば良い。他の国は別の発展をすれば良い。』と多くの人間が考えるだろう。現実は『そんな牧歌的な国はすぐに侵略される』だ。人類は愚かだから。それに、そんな牧歌的な国の顛末は既にワンピースの物語で描かれているではないか。白ひげの祖国。ご覧の通り略奪された。ユートピアは『全世界が共通の文明レベルでなければ成り立たない』。それには『世界を滅ぼす』必要がある。」
「悪役はすぐ世界を滅ぼすね。」
「そうだ。ムーは世界を滅ぼしたい。世界を、人類を憎んでいるから。理由は、『人類の勝手な理由で作られた存在』だから。その憎悪は『悪魔の樹を食べたことにより更に加速した』。そして、同じく人類を憎んでいる存在と出会った。ジョイボーイ。ジョイボーイの希望を受け継いだのがリリィで、憎悪を受け継いだのがムーだ。それ故、ムーはジョイボーイの麦わら帽子を飾っている。憎悪を忘れないために。」
「じゃあ、人類ゼロにしたら?」
「花を育てる人間がいなくなるではないか。」
「・・・最悪すぎる。」
質問④ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)って何?
「『世界中の人類が、秘宝を見た者に対して抱いている思いを、運命として与える呪い』。」
「よく分かりません。」
「単行本で『どうでもいいもの』がワンピースに含まれているか?との質問があり、神があると回答した。その者が秘宝を目にしたとする。その『どうでもいいもの』が出てくる。何故なら他者にとってその人物はそのどうでもいいものを欲している人間という認識しかないから。
秘宝を見た一人に光月おでんがいる。奴が他の人々から思われていることは何か?『勝手に世界に出奔して国を見捨てた施政者。』ちなみに、秘宝が反映する他の人々の意志は、秘宝を見た人間をより強く思っている事に比例して反映する。世界で最も光月おでんの事を思っていた人間は、黒炭オロチ。よって秘宝はオロチの復讐心を採用し、おでんに惨憺たる運命と死を与えた。ちなみに、おでんの『全てが想像を超えていく!! おれは小さい!! 世界のほんの一部なんだ!!』という台詞は、本当はワンピースという物語のエピローグでルフィに言わせる予定の台詞だった。だが、物語は佳境に突入。冒険譚の台詞を言わせる余裕はなくなった。」
「色々予定狂ったんだな。・・・で、何で秘宝を見てロジャー達は笑ったの?」
「『1つの情報以外、何も出てこなかったから』。ゴール・D・ロジャーという自称海賊王は、実は世界の人々からほとんど認知されていなかったから。だから笑った。自嘲の笑い。おでんは自分が恨まれていたのを知った事による自嘲の笑い。なお、誰が自分達をそう思っていたかを秘宝は教えない。それがおでんに知らされていれば対策出来たのにな。故にロジャーは、秘宝を、自分達を価値あるものにしようとした。自分の命を犠牲にして。余命もない。犠牲は自分だけで良い。『他の乗組員を無罪にする事を条件に自首した』。そして処刑前で啖呵を切る。死んで初めてロジャーは海賊王になった。大海賊時代の始まり。
秘宝が見た者に対する人々の願いなら、ジョイボーイが秘宝で死んだ理由は分かるな。奴は破壊者として暴走した。よって世界中の人々から恐れられ、秘宝は速やかな死を与えた。
そして、ロジャー達に秘宝が教えた、たった1つの情報。それはひとつなぎの大秘宝(ワンピース)によって何が起こるかを最も知りたがっていた者が、自分を殺した者に残した残留思念によって出てきた。その者は、ロックス・D・ジーベック。そして秘宝が教えた回答が『次に秘宝を手にした者によって、世界は未来に進むか、世界は滅ぶ』だった。それゆえロジャーの仲間達は、秘宝を手にする権利がある者を見定めた。シルバーズ・レイリーは、ルフィに『最強になれるか?』を問うた。ルフィの回答は『最自由になる』だった。レイリーはルフィこそ秘宝を手にするに相応しいと判断した。何故なら最自由はあらゆる力に柔軟に対応できるから。暴力だけを極めた世界最強の存在としてカイドウがいる。カイドウは他の力、権力にあっけなく敗れた。よってカイドウは秘宝を諦め、世界に復讐しようとした。最強ではカイドウの二の舞だ。
しかし、次に秘宝を手にし、イコール最後に秘宝を手にする人物は確定している。マーシャル・D・ティーチ。」
「うっそ、黒ひげ?世界終わるじゃん。」
「終わらない。滅びない。むしろ、ティーチには救世主となる未来が確定している。ヤミヤミの実によって。『ヤミヤミの実は悪魔の実ではない』。ネフェルタリ・リリィが自分の能力を実に与えたもの。それにより、ティーチは空白の100年で生まれた古代兵器等負の遺産を全て消滅させるのだ。自らの命と引き換えに。それは、世界に名を残したかった父ロックスの願い。“D”達の子孫として“D”の負の遺産を精算し贖罪をしようとした母エリスの願い。」
「そうだな、最近の展開。黒ひげの親父、可哀想な人みたいに描かれているもんな。」
「まだ神は、ラスボスをどちらにするか悩んでいる。黒ひげかムーか。黒ひげであった場合、最終決戦の場はラフテル。黒ひげがラスボスになる場合、『イムは黒ひげに取り込まれる』。奴の海賊旗が3つの髑髏であるのは3つの能力を持つ事を表している。闇の力、地震の力、そして悪魔の力。黒ひげがムーを、悪魔の樹の力を取り込んだ場合、黒ひげは怪物となり暴走する。そしてルフィ達は、これまで出会ったほぼ全ての協力者と共に、黒ひげを無力化する。そして『その戦いでルフィは死亡する』。」
「ルフィ死ぬの?」
「モンキー・D・ルフィの死は多くの読者が予想していることだ。ギア2。毒に対する寿命を削った治療。伏線が多すぎる。ただし、『何者かによってルフィは蘇生する』。ラスボスが黒ひげの場合、ネフェルタリ・リリィが自分の命と引き換えに蘇生する。そして、こう告げる。『自分はあなたの母である。』と。」
「ビビが母ちゃんかよ。あれ、そうしたら前に言ってた『結局血か』になるじゃん。」
「これは鬼滅の刃連載前から、神が考えていたこと。これだけは覆さない。覆させない。」
「マジで尾田くんビビ好きなんだな。」
「そして、黒ひげのわずかな良心が、自分の親の願いを知る。ヤミヤミの実でそれを実行。世界は黒ひげによって救われる。黒ひげは死に際に母の魂に会い、自身の魂が子供の姿に戻り『黒ひげが本当に欲しかったもの。すなわち眠り。』を手にする。ティーチよ安らかに。・・・全くくだらない。馬鹿馬鹿しい。」
「イム様本当に性格こじれてるね。」
「ちなみに、黒ひげの部下達は天竜人を皆殺しにする役。神の騎士団はともかく、無力な天竜人をルフィ側の立場の人間が殺せないからな。黒ひげ海賊団と麦わら海賊団との直接対決はほぼ無い。」
「ルフィ達と戦わないんだ。ウソップVSオーガーとか、チョッパーVSドクQとか予想してたのに。オレ、オーガーとかラフィット気に入ってたのにな。水平線の彼方の鳥撃ち落とすとかスゲー。海軍本部に単身乗り込んでスゲーって思ったもん。」
「オーガーのキャラクター設定をした。詩的な台詞を言う悟ったような男。・・・あれ?ドクQとキャラ被ったな。まぁいいや麦わら海賊団と戦わせないようにしよう。よって手にする悪魔の実の能力も適当。オーガーはヤソップに倒される予定。
ラフィットだけが唯一底の知れない雰囲気を残している。こいつは麦わら海賊団と戦わせよう。ゾロに倒される。
黒ひげ海賊団の生死は神も決めかねている。別に生き延びても問題ない。ただし、殺すべく用意されている存在はいる。青キジ。黒ひげ海賊団を殺した場合、青キジはティーチに殺される。殺さない場合、青キジ生存の可能性が高い。」
「青キジ生き残って欲しいなぁ。あっ、ヤソップが出るって事はルフィとシャンクス共闘するの?ルフィは、シャンクスと戦うって言ってなかったっけ?」
「『ルフィとシャンクスは戦わない』。そして『ルフィを最強にしない』。これは当初から神が決めていたこと。しかし、それなら誰がワンピース世界で最強か?シャンクスしか該当がいなくなった。シャンクス達赤髪海賊団の存在理由は、麦わら海賊団が出来ない事、すなわち『殺し』をすること。神の騎士団は、赤髪海賊団に殺される。
ただし、五老星は麦わら海賊団と対戦し倒される。そうでなければ読者が納得しない。五老星の止めはムーによって皆殺し。『元々、五老星はとっくに死人でムーの力で生き永らえさせているに過ぎない』。ガーリング聖という例外がいる。シャンクスの父。さてシャンクスに親殺しをさせるか?神は悩んでいる。親殺しの決断が出来なければティーチが殺す。シャムロックという双子。この存在はルフィVSシャンクスの代理対決。ルフィが勝ってシャンクスを超えるという体面が保たれる。シャムロックは改心しかけ・・・ラスボスに殺される。ムーかティーチか。シャムロックの死によって最終決戦開始。」
「イム様がラスボスの場合は?」
「実はムーがラスボスになっても、展開はほぼ変わらない。最終決戦の地もラフテル。マリージョアでは既に革命軍との戦いを行ったので無しの可能性が高い。ただ、他人の身体を媒介に行動できるムーがわざわざラフテルに行くか?という問題がある。マリージョアで最終決戦とする。ここでも、麦わら海賊団が黒ひげ達の天竜人皆殺しを見なければいけないという問題がある。度しがたいクズでも命は大事。だから『イムがラスボスになる可能性は黒ひげがラスボスになる可能性より低い』。しかし、イムの、天竜人の悪行をあまりに酷く描きすぎたため、読者のヘイトが最も高いのはムーだ。どうするか・・・。神は本気で悩んでいる。」
「何だよ、結局行き当たりばったりじゃん。」
「創作作品が、当初の予定通りに最後まで行くはずがないだろう。ドラゴンボールだって、マジュニアとの戦いで終わらせる、フリーザとの戦いで終わらせる、散々書いておいて、魔人ブウとの戦いまで描かされた。そう『描かされた』。鳥山明はその前に終わりたかったのに。これは商業作品だ。同人作品とは違う。『作者に物語の決定権はほぼ無い』。会社の仕事と同じ。」
「オレ、大人にならなくて良かったと改めて思ったわ。」
質問⑤ルフィの夢って何?
「エピローグ含め端的に話そう。ルフィの夢・・・『でっかい島を作って、どこの国にも行けるようにする。』か、『世界から国を無くして、全ての人が自由に行動できるようにする。』か。この夢は『ルフィが魚人島を滅ぼす』という予言とも矛盾しない。また、リリィの願いである『全ての人類、生命が共存する世界の創設』にも繋がる。そのために、『海面を下げる』。これは神のもう1つの理想世界。」
「イム様と逆だね。」
「海面を下げることにより、大陸が出現する。これにより人口増加・・・。おぞましい。」
「私情を抜きにして話して、イム様。」
「ちなみに潰すべき大陸がある。赤い土の大陸(レッドライン)。自由を妨げる壁。これを粉砕することがルフィのジョイボーイの力を使う最後の仕事になる。これ以降『ルフィはニカの能力を失う』。ちなみにレッドライン粉砕はベルリンの壁崩壊のオマージュ。」
「これで世界は平和に、自由になるのね。で、各キャラのその後が知りたい。」
「ゾロは『世界最強の剣士になるかは描かれない。鷹の目との決闘は描かれない。』読者の想像に任せる。ちなみに、両者とも敗者を殺さない。永遠に宿敵。」
「見たかったなぁ。」
「ウソップは語り部。『ワンピースのナレーションをしていたのはウソップ』。チームの中の誰かが語り部というのは物語でよくある。ちなみに、ウソップが銃を使わないのは『ワンピース世界において最強の武器は古式拳銃』だから。ドフラミンゴがトレーポルに2つの武器を渡された。イトイトの実と古式拳銃。『ムーは笑う事が出来ない』が、それが出来たら笑ったよ。かたや鳥かごという技で国民を皆殺しに出来る力。それに匹敵するのが古式拳銃。ヌシアの物語の雑魚極道1人も殺せない威力の銃なのに。最強であるカイドウも黒ひげも何故か古式拳銃を所持。それほどまでに神は文明の発展を、武器の発展を、大量破壊兵器を嫌った。」
「やっぱり私情に行くんだね。」
「ナミは世界地図を描く。様々な大陸がちりばめられた世界を。年を取って子や孫と共に完成させる。その地図がラストページでワンピースの物語は完結する。」
「やっぱ最後『ドン!』って出るんだろうな。」
「サンジはオールブルーを見つけられない。『そんな海流無いから』。だから自分で作る。それはヴィンスモーク家の贖罪の物語。食材と贖罪をかけたシャレ。それを神は25年以上温めていた。」
「寒っ。」
「チョッパーは医療で世界を回る。ドクトル・ホグバック・・・アレをどうするか、神は全く思いつかない。失敗作。神は失敗作を数多く作った。無視するしかない。」
「ひでぇw」
「もっと酷いのはフランキーだぞ。レギュラーキャラなのにアレのエピローグは未だに思いついていない。ベガパンクにくっつけるか・・・。しかし船大工という側面も・・・。」
「うわw」
「ロビンは政治家。歴史の研究も大事だ。でも、作品テーマである『差別の克服』の旗印になるに相応しいのは彼女。ジンベエではない。ジンベエは表舞台に出ない。元々魚人海賊団の頃から船長らしいことをしていない。やたら補助に回る。よって政治家には不向き。他の政治家候補。サボ、くま、モモノ助、しらほし。」
「しらほし姫って古代兵器だけど、どうするの?」
「力を失う。元々『他の古代兵器を無力化させる』為の存在だからな。他の亜人種達を含めて、新しき政治家達は世界を導く。ドラゴンは隠居。アレも失敗作と言える。
ブルック。ラブーンと再会し、成仏。死者はこの世に居続けてはいけないから。」
「悲しいけど、そうだよなぁ。まぁオレも地獄へ逝くんだけど。」
「ジンベエは悪と戦うため世界を回る。悪は今後も出続ける。ちなみに旅の中心人物はヤマトだ。同じく悪と戦うために世界中を動く独立愚連隊がいる。中心は赤犬と藤虎。」
「そういやルフィと赤犬って戦うの?」
「最終決戦前に戦う。宿敵だから描かなければならない。ただ黄猿がルフィに圧倒された今、描くべきか悩んでいる。もう赤犬ではルフィに勝てないから。描くとしたら他に黄猿VSゾロ。緑牛VSサンジ。藤虎はあまりにルフィ寄りに描きすぎた。戦わない。しかし、描いている内に赤犬と藤虎は相性が良い事に気が付いた。どちらも組織のはみ出し者。一生喧嘩しながら愚連隊は進む。黄猿、緑牛のその後は検討中。逆に緑牛は世界政府寄りに描きすぎた。かといって悪にするわけにもいかない。検討中。」
「七武海は?最悪の世代の他のメンバーは?」
「・・・キャラクターが多すぎる。勘弁してくれ。だから神が気に入っているキャラクターだけ予定を話す。ドンキホーテ・ドフラミンゴ。アレは元々ルフィと戦わせる予定はなかった。必要悪にするつもりだった。」
「マジで?」
「七武海で、死の商人で、天竜人で、一国の王で、悲劇的過去を持っていて。設定が多すぎる。明らかに気に入っている。そんなキャラクターを途中退場させたくなかったが、展開上対決せざるを得なかった。よっていつかは脱獄するかで再登場。最後まで生き残り、何か悪事を企んで終わる。ちなみに『再登場の何処かの展開でサングラスを取り涙を流す』。神の大好きなキン肉マンのアシュラマンのオマージュだ。」
「オマージュ多いね。」
「オマージュのない創作作品は存在しない。キャラクターや設定が多ければ尚更だ。2人目、道化のバギー。エピローグ後の世界で唯一海賊をし続ける海賊・・・の予定だったが、クロスギルドで善良な中将を死に追いやった罪がある。作中で殺すかもしれない。」
「Tボーンはオレも好きだったから許せないよ。」
「3人目、コビー。もう1人の主人公。海軍本部は解体せざるを得ない。軍隊を作るかも怪しい。どちらにせよ何らかの組織のトップ。後見人はガープ。中心メンバーは、ヘルメッポ、たしぎ、スモーカー、ロブ・ルッチら。」
「ルッチ入っている組織ってヤバくね?」
「アレを放逐しておく方が危険だ。そして神はルッチが嫌いでもあり、好きでもある。よってルッチは生き残る。
最後に、トラファルガー・ロー。麦わら海賊団最後の加入メンバーで、副船長にする予定。」
「まぁ、人気あるもんね。」
「エピローグは検討中。ただし『オペオペの実の力は失う』。ネフェルタリ・リリィを復活させるために。」
「またビビ出てくんの?てか、復活って不老不死にする力でしょ?やったら死ぬんじゃないの?」
「死なせない。お気に入りだから。ビビはもっと死なせない。『新世界の女神』だから。」
「しつこいね、尾田くんも。で、最後にルフィとシャンクスは?」
「これも検討中。しかし、ルフィにはもう一つ死ぬ結末がある。『ゴア王国国王ステリーに殺される』。」
「クズ中のクズの1人じゃないですか。しかも雑魚。ルフィ殺せないよ。」
「しかし最もモンキー・D・ルフィを憎んでいるキャラクターだ。ムー以上かもしれない。英雄譚の大抵の最後は英雄のあっけない死だ。理由は『大団円は現実にはあり得ないから』。」
「いや読者が納得いかないよ。」
「スターウォーズは大団円だったはずが、続編を作り、実は平和が訪れておらず、元主人公すら戦死する。NARUTOも平和な世界にならず元主人公生死不明。BLEACH 獄頤鳴鳴篇。結局平和はない。何のために主人公は戦ったのだ?作品への未練が残るなら主人公をきっぱり殺しておいた方が、作者もけじめが付くんだよ。」
「まぁ大団円になることを祈ります。」
「まぁ、地獄に逝く前にイム様と話せて楽しかったよ。オレ、生前はロクな事無かったからな。」
「ムーはいつになったら解放されるのやら。何度か言っているがムーは笑えない。『イムは笑う事が出来ないキャラクター』だ。ワンピースのキャラクターはよく笑う。それは作品テーマである『生命の尊さ』の表現。生を謳歌している証拠。キャラクターの性格故に笑ってないキャラもいるが。
五老星は笑っていない。世界に絶望している故に。ムーも笑っていない。世界にいる存在の中で最も深く世界に絶望感を抱いているが故に。」
「何というか『お大事に』としか言えないよ。イム様確実に地獄逝きだから地獄であったら、また話そうよ。」
こうして、オレは地獄に逝ったんだ。
でも、最後にイム様がこう言った。『現実で、もうすぐ世界大戦が起こる。』って。
ネタバレじゃないよね?ヤクネタじゃないよね?ただの全てに絶望している存在の被害妄想だと信じたいよ。
まぁオレ死んだから関係無いんだけどさ。