~ユリアシティ~
アグゼリュスの崩落後、ルーク達はタルタロスでユリアシティへ移動した。
ティア「いつまでそうしているの?皆、市長の家に行ったわよ」
ルーク「どうせ皆、俺を責めるばっかりなんだ・・・行きたくねぇ」
???「とことん屑だな!出来損ない!」
声をかけたのはアッシュだった。
ルーク「お、お前!どうしてお前がここに!?
アッシュ「はっ!裏切られてもまだ『
ルーク「・・・裏切った?じゃあ、本当に
アッシュ「くそっ!俺がもっと早くヴァンの企みに気付いていればこんな事にはっ!お前もお前だ!何故、考えもなく超振動を使った!?」
ルーク「お、お前まで俺が悪いって言うのか!?」
アッシュ「悪いにきまっているだろうが!ふざけた事を言うな!」
ルーク「俺は悪くねぇっ!俺は悪くねぇっ!俺は・・・」
アッシュ「冗談じゃねぇ!レプリカってのは脳ミソまで劣化してるのか!?」
ルーク「レプリカ?そういえば
アッシュ「お前、まだ気付いてなかったのか?はっ、こいつはお笑い種だな!」
ルーク「な、何だ・・・何なんだよ!」
アッシュ「教えてやるよ。『ルーク』」
ルーク「アッシュ!やめて!」
アッシュ「俺とお前、どうして同じ顔してると思う?」
ルーク「し・・・知るかよ」
アッシュ「俺はバチカル生まれの貴族なんだよ。七年前、ヴァンという悪党に誘拐されたんだ。」
ルーク「・・・ま・・・さか・・・」
アッシュ「そうだよ!お前は俺の劣化複写人間なんだ。ただのレプリカなんだよ!」
ルークはジェイドが言っていた事を思い出す。
ジェイド『あなたは私を殺したい程憎むかもしれません』
ルーク「ジェイドは俺がレプリカだと知っていた・・・?ティア!お前も知っていたのか!?俺がレプリカだって!」
ティア「・・・アグゼリュスでアッシュに聞かされたの」
ルーク「俺は・・・
アッシュ「そうだよ!」
ティア「アッシュ!」
ドクン
真実を知ったルークは何かが壊れた。
ルーク「・・・殺す」
ティア「・・・ルーク?」
ルーク「俺はヴァンを殺す」
ティア「っ!?」
アッシュ「何言ってやがる。お前ごときが・・・」
バキィィッ!
アッシュ「がっ!?」
ルークは一瞬でアッシュを殴り飛ばした。
ティア「アッシュ!?」
アッシュ「な・・・何だ?この力は・・・」
ガクッ
アッシュはそのまま気絶した。
ルーク「じゃあな」
ルークはその場を去ろうとした。
ティア「ルーク!何処へ行くの!?」
ルーク「ヴァンを殺すために俺はここを出る。だからお前らとはここでお別れだ。」
ティア「待ちなさい!」
ティアはルークを止めるためにルークの右手首を掴んだ。
ルーク「触んじゃねぇ!」
ブオオン!
ティア「きゃああっ!?」
ドカァッ!
ルークはティアを放り投げ、ティアは壁に激突した。
ティア「かはっ・・・」
ミュウ「ティアさん!」
ミュウはティアに駆けつけ、ティアもそのまま気絶した。
ルークはその場を去った。そして・・・
ガイ「ティア!ティア!」
ティア「うう・・・ガイ?」
ティアはガイに起こされ、目を覚ました。
ナタリア「アッシュ!しっかり!」
アッシュ「く・・・ナタリアか・・・俺たちは一体・・・」
イオン「ルークとティアがいつまでも来ないので戻ってきたらお二人が倒れていたんです」
アニス「何があったの!?」
ジェイド「説明してください」
ティア「実は・・・」
ティアはガイ達に事情を説明した。
イオン(ルークは僕と同じだったんですね)
アッシュ「くそ・・・あのレプリカ野郎・・・」
ガイ「何言ってんだ。ルークがおかしくなったきっかけはお前だろうが。俺がルークの側にいてりゃ・・・」
ナタリア「ガイ!そんな言い方は!」
アニス「そうよ!悪いのはルークじゃない!」
ガイ「アッシュを信じるなんて無理な話だろ。こいつは本物の『ルーク』でありながら幼馴染みだった俺やナタリアまで殺そうとしたんだぞ。皆は自分を殺そうとした奴を信じることができるのか?」
ナタリア「・・・っ!」
アニス「そ、それは・・・」
ジェイド「常識的に考えて無理ですね」
ガイ「仲間に見捨てられ、更に自分が作り出された存在だと聞かされたら精神が耐えられるはずがない。ティアもどうしてアッシュを止めなかった!?」
ティア「ごめんなさい・・・」
ジェイド「ガイ、ティアを責めても仕方ありません。遅かれ早かれルークが自分がレプリカだと知ることになっていたでしょう。」
ティア「大佐はルークがレプリカだとずっと前から気付いていたんですか?」
アニス「そうなんですか!?」
ジェイド「ええ、ルークが七年前の誘拐される以前の記憶が無いと聞いたときにもしやと」
ナタリア「ルークはどうしたんですの?」
ミュウ「ご主人様は・・・」
アッシュ「奴はヴァンに復讐するつもりだ。」
イオン「復讐って・・・」
ティア「ルークは兄さんを殺すと言ってたわ」
アニス「総長は凄く強いのよ!一人じゃ無理に決まってんじゃん!それに六神将までいんのよ!」
アッシュ「もう奴に何を言っても無駄だ。アレはもう、お前達の知っている『ルーク』じゃない」
ガイ「原因はお前だけどな」
ナタリア「ガイ!」
男性「ティア!」
一人の男性が現れて声をかけた。
ティア「何かあったんですか?」
男性「気になる事があってな。さっきそこにいる赤い髪の少年と同じ顔した少年に会ったんだ。」
ガイ「それってルークだ!」
ティア「何処へ行ったんですか!?」
男性「多分、もうユリアシティにはいないよ。外郭大地に出る方法を聞かれたからね。ユリアロードの事を教えたんだ。」
ティア「そんな・・・」
男性「それに何か凄く怖い顔をしてたんだ。何かを憎んでるって感じで・・・」
アッシュ「間違い無くヴァンに復讐しようとしてるな」
ジェイド「放っておきましょう。今は一人にしておいたほうがいい」
ナタリア「え!?」
ガイ「あんたなぁ!」
イオン「ジェイド、さすがにそれは冷たいんじゃ・・・」
ジェイド「ルークは償いよりも復讐を選んだ。そんな彼に説得しても無駄でしょう。それに我々もヴァンを追いかけるのですから彼に再会できる可能性もあります」
ガイ「そうするしかないのかよ・・・」
ナタリア「ルーク」
アッシュ「その名前で呼ぶな。今の俺はアッシュだ。」
ナタリア「では・・・アッシュ、ファブレ家に戻りませんの?」
アッシュ「ああ、父上と母上にも会うつもりはない。」
ナタリア「どうして!?」
アッシュ「もう遅いんだよ。俺が戻ったとしでもレプリカの代わりになるようなもんだ。それにレプリカの奴も戻らないだろう・・・ルーク・フォン・ファブレは死んだんだよ。ナタリア、結婚相手は別の奴にするんだな」
ナタリア「そんなのって・・・」
アッシュ「戻れないんだよ。
結構時間かかった~