「 Now I'm ready,I'm ready to go」
キングキャンデラーや
「花が咲く時が来たんだ」
「なんだ?」
姿が変わった相手への興味がある。
変化があったのは多少の外面のみ。赤と黒を基調にしたアイドル衣装のようなアンダースーツやタイトスカートの上に、銀色の装甲を纏っているが、無防備な箇所も多い。
あるいは流れ出す歌への警戒心か。
それでも聞こえてくる声に身体が蝕まれる感覚もなければ、心が支配されるような感覚はない。ただの声。なんの意味もない歌。
どこまでいっても人間でしかなかった。
キングキャンデラーは見下しながら剣を構えた。
狙うは鎧で覆われていない咲季の顔。右眼を星に見立て、蒼の
お互いの距離がまた一歩近づく。
「
そう謳った時、咲季に笑顔が咲いた。
「––––!!」
凶悪な笑顔が牙を剥くと、キングキャンデラーがその顔に衝撃を感じ取る。頬に一撃を喰らったと自覚したのは、背後から景色が流れ込んできたためだ。腰の入った咲季の拳が放つ衝撃は、敵を突き抜け、背後の黒煙に風穴を開けていた。
キングキャンデラーは大剣【キャンデラックスソード】を地面に突き立てて勢いを殺す。眼前にいるのは自分を殴り飛ばした左拳を突き出している少女。
「わかるでしょ」
少女だったもの。
「やってみせる、Make it through 」
そこにいるのは間違いなく戦士だ。
歌が幕間に入ると、戦士は拳から一本指を伸ばしてキングキャンデラーをさす。
「あなた、さっき『本当のアイドル』だとか、『王者ナンバーワン』だとか言ってたわね。この
「はあ? 逃げるわけがねえだろうが」
「いいわ! だったら、勝った方が本当のナンバーワンよ!!」
プライドがぶつかり合うとき、ふたりの意思は別の場所へと移されていた。
そこが何なのかは咲季には分からなかった。目線だけを軽く泳がせれば、巨大スクリーンや照明機器、スピーカーの数々が見つかる。ふたつのライブ会場が向き合って
言うならば、対決のリング。
相対する会場に立つキングキャンデラーが、大剣に真紅に燃える炎を漲らせる。
二人を見つめるのは
いざ掴め!
ナンバーワァァァァァアアアアアン!!
「負けも知らねえ容赦もねえ!!」
阿修羅の面はなりを潜め、戦士は炎の剣を巧みに操り名乗りをあげる。己の炎で顔が照らし、猟犬を連想させる鋭利な瞳で咲季を突き刺す。
舞踊に合わせて
「ブライダン特攻隊長! 殲滅のぉぉおお――ファイヤキャンドル!!」
指に辺りを照らす火を灯す。
「俺の炎で根こそぎ滅却してやるよ」
フレーーー!!
スポットライトを浴びて、歩き出すは未来の女王。
「頑張れお姉ちゃぁぁぁあん!!」
威風堂々。
大切な妹がいる姉は目を背けずどこまで前を向く。昂ってきた
「走った先の完全勝利、強気なアナタを超えて掴んでみせる!!」
四葉の花が咲いた胸の装甲へ右手に持つ武装【テガジューン】を掲げると、尽き果てない闘志と共に銃口を天に向ける。
誰にも屈さない、立ち向かい続ける。
––––だって、わたしは……!
「未来のトップアイドル 花海咲季!!」
咲季は臆することなく微笑みかける。
「準備体操はお済みかしら?」
No. 1 battle!!
Ready………GO!!
開戦のアナウンスが告げられるのと、ふたりの身体は崩壊した学園に戻っていて標的めがけて肉薄する。
「速い……」
一歩の踏み込みが焼けこげた地面を沈め、観客となった佑芽の眼を置き去りにする。すでに人間が追える速度を逸脱していた。
人外の領域の中でも佑芽には分かるものがあった。
「その指輪! てめえの指ごともぎ取ってやる!!」
「 I'm fighting my way,I'm fighting my way!」
響く歌声と姉の煌めき。
キングキャンデラーが放つ火炎弾を
【テガジューン】のトリガーを押すと、エネルギー弾と実弾を融合させた特殊弾丸が銃口から飛び立つ。火炎弾を貫いたあとも焼滅せずキングキャンデラーへ飛翔を続け、その阿修羅の装甲に火花をあげる。
その攻撃は先ほどまでも受けていたもの。
「このッ」
「 夢の未来 Ay-ay 」
しかし咲季の意志に呼応するように銃弾は、
「洒落せえ!!」
キングキャンデラーは大剣を振り上げ、雄叫びとともに前進を続ける。
けれど、脅威も止まらない。叫びを上げるしかなかったはずの少女だった者は、炎を模る堅牢な装甲の奥に的確にダメージを与え、衝撃で巨体のバランスを奪っていく。
––––あの剣の一撃は受けてはいけない。
「 信じて進むだけ」
敵地に飛び込む咲季は、【テガジューン】の側部から伸びる刃でキングキャンデラーの腹部を切り付ける。噛み締めるように力む歌声に合わせて、ブレードが赤紫の閃光を宿す。
「 誰にも絶対、負ける気なんてない!」
「舐めんなッ!」
輝きを増す咲季の攻撃が標的の装甲を深く斬り付ける。
反撃とばかりにキングキャンデラーが横薙ぎに剣を振るう。
咲季は大剣の上を踊るように乗り越えながら蹴りを二撃浴びせると、着地の瞬間に体を捻ってもう一撃。掬い上げるような回し蹴りが、キングキャンデラーの手を襲い大剣を空へ放り上げる。
自身の顔にまで迫る脚。その奥に見えたのは獲物を食い尽くそうとする狩人の微笑み。胸の奥が鷲掴みにされるような圧迫感が炎の化け物に迫った。
逃げ遅れた人たちが歓声を上げる。見守る佑芽は恐怖を忘れて息を呑む。
歌声は響き続ける。
「 キミに見せたいの彼方の景色を」
「そんな景色、燃やしてやるよ!」
蹴り上げられた両腕をすぐさま咲季に向け直す。
吹き出すのは灼熱。火炎放射器と化した両腕は咲季を上から押しつぶすように炎と共に迫りくる。
「 恋に踊れぇーッ!」
けれど、怖くない。
往くべき道筋が脳裏に浮かぶ。
ステップを刻んだ咲季の脇を炎が通過する。地面を舐めるように進む炎は、もはや無人となった校舎を飲み込む前に熱風だけで吹き飛ばし、瓦礫を灰に変えていく。
「 情熱全てぇーッ!」
昂る想いが歌声を介して熱となって広がる。
行け、と誰かが囁く。
悪魔の業ともいうべき炎を前に臆さず突き進む咲季の足取り、目線、歌声は周囲の人達を強く惹きつける。
「行ッけえええ! お姉ちゃん!!」
ただ周囲を押さえつけるだけの炎に負ける咲季の熱ではない!!
「 もっと先を知りたい」
揺れる髪、旗めくマントの軌跡を示すように炎が流れた。咲季は空間跳躍など必要もなく立体的な動きでキングキャンデラーを翻弄する。吹き荒れる炎すら咲季の一挙手一投足、斬撃銃撃すべてを彩る演出になる。
「 もっ止まれない Ay-ay!」
逃げ遅れた人たちの声が咲季が動くたびに声を張り上げる。悲鳴に支配されていたのが嘘のように炎より熱い熱狂が渦を巻く。
熱を帯びる空間にキングキャンデラーは、一歩後ろに下がる。咲季は火炎放射のお返しだと言わんばかりに、炎を飛び越えると飛び蹴りを放つ。重心が後退していたのもあり、炎の巨体はよろめいた。
「なっ」
「 I will lead the way 」
ついに【テガジューン】の刃が強靭な装甲を捉えた。
「 Just come along my way ––––Hey!」
歌声と共に強く光を放つ斬撃を喰らわせれば、深い傷痕からバチバチと火花が散る。
「 Don't kill my vibe 」
咲季は抉れた胸部に容赦なく銃口を這わせる。
トリガーを引けば、炎の化け物を銃弾が穿つ。
たまらずキングキャンデラーは膝をつき、自分を見下ろす咲季の姿に驚愕する。
「俺が……膝をつかされただと……!!」
許せないのが震える声から伝わってくる。
歌声が沈み、観客の背筋が凍ると、鐘の音が鳴り渡った。それは鐘を模した怪人達が現れる合図。
キーンコーンカーン。
咲季がキングキャンデラーに開けた風穴に
銀色の鐘の頭部をもつ者達。
けれど、怪トンネルはひとつだけではない。
「お姉ちゃん、後ろッ!!」
根本から折れてしまった庭木を取り囲む円形に並べられたレンガが淡く光ると、鐘の音が響き、アーイーたちが出現。
円形レンガから飛び出た怪人は咲季の背後をとった。
振り向くことも間に合わない––––なら、そのまま打てばいい。
(えっ……)
困惑したのは咲季自身。
三つの穴が開いたマントが揺らめく。
気づいた時には【テガジューン】を左脇下に通して、背後から迫るアーイーたち3体全てを射抜いていた。
(なに呆けてるのかな)
(この声、クオンさん!?)
(当然だ。素人が銃をうまく扱えるわけないだろ)
咲季の正確無比な狙撃は融合したクオンの補助によるものだ。咲季の狙いに合わせて、神経単位で調整することであらゆる攻撃を撃ち落としていたのだ。
(これでもプロデューサーだからね。アイドルのサポートは得意だよ)
(それもそうだけど、そこじゃなくてなんでクオンさんの声が頭から聞こえてくるの!?)
(その話は後だ、来るぞ)
咲季は脳内での会話にため息をつくと、蠢くアーイーたち……その奥で体勢を立て直そうとするキングキャンデラーを捉える。
浮かんだ言葉を、咲季は言う。
慣れ親しんだ言葉を、クオンは告げる。
「お前は僕の獲物だ」
アーイーたちがシャンパンボトル型の武器【シャンバーン】を手にして咲季の下に殺到する。棍棒のように振りかぶる者、銃のように構える者、様々だ。
「リンリン!」
弾けた炭酸のような尾を引く銃弾を咲季は首を右に傾けて避ける。
「 KIRA KIRA 雫弾けた…… 」
十体のアーイーが円陣を組んで咲季を取り囲むと、先陣を切って棍棒をふりあげる者を掴ませないよう陣形を崩さないまま走り回る。
誰から来ると咲季は身構える。
「 Ah 神の思し召しだ」
へえ、とクオンが囁くと、咲季の脳裏に次の行動が浮かぶ。
「連れてくよ Make you high 」
咲季は強化された脚力で容易く3メートルを越えるほど飛び上がると、【テガジューン】の銃口から火花が散る。下方へ散乱するように放たれた弾丸は十体のアーイーすべてを撃ち抜いた。
周囲を細かく見つめ直す。
まず倒すべき獲物、キングキャンデラーは体勢を立て直しつつある。そばには他のアーイー達と違い金の鐘の頭部をを持つ者がいた。
円陣の外のアーイーたちは熱狂を生み出す者たちに手を出そうとしていた。
(––––佑芽!)
「後悔はさせませんわ」
咲季が––––厳密にはクオンが–––取り出したのは赤い仮面の指輪。【テガジューン】の中指のスロットに【ゴジュウウルフリング】をセットして、銃身を撫でる。
咲季の旋律に合わせたピアノの音色の中に銃弾をこめる機会音が混じる。
「カン!!」
「フンッ! 超えるんだ–––– 」
「コーンー……」
着地の瞬間を狙うアーイーを前蹴りで一蹴すると、咲季は【テガジューン】のトリガーを押す。
《ゴジュウジャー!》
【テガジューン】のブレードが真紅に染まる。突き出した左脚でそのまま踏み込むと、咲季は【テガジューン】を横薙ぎ一閃。
放たれたのは三日月型のエネルギー刃。
(吠の指輪だと、この技が出るのか)
「––– Boundary 」
近くで倒れていた女子生徒に肩を貸そうとする佑芽。
そこに襲いかかるアーイー三体を、エネルギー刃は真っ二つにしたまま止まらない。独楽のように回転しながら宙を裂いて動き回り、周囲の人達を襲うアーイーたちを一刀両断する。中庭だった周囲で幾つもの爆発が上がる。
「 so now let's start the war!!」
抑揚つけて歌いあげる咲季の声に呼応して周囲の熱が膨れ上がる。
熱を帯びた咲季はキングキャンデラーめがけて地面を踏み締め、砕く!
「 I'm fighting with myself 」
立ち塞がるアーイーたちには攻撃さえさせない。アーイーたちが予備動作に入る寸前、咲季が的確に当たりをつけて先回りして銃弾を放っていた。
(もうコツを掴んだか)
(当然! なんたってわたしは花海咲季よ! 狙うはこんな奴らじゃないわ、早くアイツを倒さないと)
そう、お前達ではない。
見つめるのは炎の化け物。
「 I'm fighting with myself 」
わたしや佑芽たちを傷つけた貴方を圧倒する。
暑苦しく鬱陶しい貴様を一撃で終わらせる。
「負けなんてない Ay-ay 」
キングキャンデラーの前に立つ金アーイーが構えるのは、槍と斧が一体となったハルバード。斧部で銃弾を受け止め、打ち払いながら咲季へ迫る。
「 勝負受けて立つだけ」
クオンの意識が咲季の右眼に宿る。
銀アーイーたちの群れは再度生まれるが、他の人間に敵意が向かうことなく咲季にだけ集まっている。銃弾を撒き散らせば、それだけでまとわりつこうとする有象無象を貫く。
キンコンカン。
だが、ヒトガタで生み出した壁は咲季の脚を一瞬堰き止めた。その緩やみに金アーイーが上空からハルバードを振り下ろす。【テガジューン】を掲げて受け止めるが、その場に打ち付けられる。
キンコンカン。
大気が激震し、あたりに燻っていた炎が掻き消える。
鳴り続けていた鐘の音が吹き飛ぶ。
金アーイーが見つめるのは【テガジューン】にはめられた【ゴジュウウルフリング】だ。
「それは禍いをもたらす破滅の指輪……! 消えてもらうぞ!!」
更に力が込められ、咲季の脚が地面に沈む。
(いったいなんなのこの指輪……)
咲季は赤い指輪を見つめる。
分からないことだらけだ。
だとしても、やるべきことはひとつだけ。
「もう自分以外私に勝てない!」
このままで、いい。
鐘の音が真横から鳴る。視界の端で銀アーイーが倒れ、爆発していた。その爆風に煽られながら空気を突き破るのはひとつの、
「銃弾!?」
ハルバードを支える両手のうち、右手を貫いた。
無造作に放った
「 キミがいれば何度も立ち上がるわ」
咲季は力を入れ直して、押しかえす。ハルバードを両手で掴むと、前のめりになった金アーイーごと振り回す。咲季はジャイアントスイングの要領で自分を取り巻くアーイーたちを切り刻みながら吹き飛ばした。
「このままではやられん!!」
金アーイーは爆散する直前、取り出した小槌で自身の頭部を叩く。
すると咲季の足元に不自然な影が生まれる。
その影と炎の化け物が戦線に復帰したのは同時。
「偽の指輪や破滅の指輪もろとも、ここにある指輪はぜんぶ渡してもらうぜ!」
(…………)
キングキャンデラーが構えを取り始めた途端、咲季の視界は闇に封じられた。明かりをくれるのは全てが闇に染まる寸前に滑り込んできたアーイー三体が担ぎ上げる特大サイズの【シャンバーン】の砲弾。炭酸の尾が弾けるたびに灯りになる。
歌声が途切れると、人々の歓声に上擦った悲鳴が混じる。
(な、なんなのよこれは!)
三本の光の尾が咲季を追う。
(アーイー共の技だ。奴らの頭みたいな檻に閉じ込められたわけだ)
(そんな冷静でいいわけ!? さっきの短剣は!?)
(使えない)
走り回りながら【テガジューン】のブレードで砲弾を斬りつける豪胆な咲季だが、内心冷や汗が流れている。
なにせ自分たちは闇の中。対して敵は自分たちのタイミングで攻撃を仕掛けられる。キングキャンデラーは大技を放つため、力を溜めているに違いなかった。
けれど、クオンは強気だ。
(だけど関係ない、切り裂け!)
咲季にある光景が浮かぶ。
敵を引き裂き、その中に潜むもうひとりに手を伸ばす赤い戦士の姿。
それがクオンからの導きなのは明白で、理解するよりも先に身体が動いていた。
「 愛を歌え」
歌声を響かせつづける。
「 想い全て」
主導権は握らせない。
「 逃げたくはない 待てない」
歌声は闇を引き裂いて––––
–––––聞こえてくる。
その願いに指輪が応える。
「そんな……!?」
佑芽が肩を貸している女子学生は既に絶望した顔をしていた。他の逃げ遅れた人たちも同じ。大砲を構えるアーイーたちが人々を見つめ始めた。他のアーイーたちも襲撃を再開しようとゆっくりと前進する。
けれど、佑芽は違った。
「クオンさん……お姉ちゃん……!」
聞こえてくるのだ。
歌声が。
まだ止められない。
「お姉ちゃんが終わるはずがない!!」
アーイーたちの視線が一斉に動いた。
突然、鐘型の檻に一筋の光が漏れた。光は加速度的に閃を増やしていき、
「 まだ終われない Ay-ay!」
歌声と共に檻は砕かれた。
檻を破ったのは無数の閃光だ。エネルギー刃は檻の残骸とともに竜巻状に周囲に拡散するとアーイー達だけを仕留める。
檻から解き放たれた狩人は跳び上がったままキングキャンデラーに迫る。
「 I need you to stay 」
「ハッ!!」
身を削るエネルギー刃を物ともせず、キングキャンデラーは待っていたと言わんばかりに大剣に炎を纏わさる。
「
「 You make me feel okay!」
二振りの斬撃が虚空に浮かび上がった。
それは人間にさえはっきりと見えるほど、深く爪痕を残していた。
「うっ、ぉぉあぁ……!?」
呻くのは炎の怪物。まるで無数の
そして、致命傷であることもまた、全員が理解した。
咲季は最前で浮かんだヴィジョンと同じ傷跡だと素早く認識して、その中に手を差し出した。
「掴んで!!」
咲季が告げると、手に助けを求める感触が伝播してくる。握り返して、力任せにキングキャンデラーから引き剥がす。
バチバチと火花を立てる炎の化け物は咲季に手を伸ばす。
「俺が負けた……?」
「そう、貴方は負けたわ。わたしたちの王者の指輪にね」
「この俺が……嘘だろおぉぉぉぉ!!!」
咲季は四谷リリを抱えたまま、ぐるりと佑芽たちに振り向いて自信満々に笑う。
「 It's time to shine.行こう、空の上まで!」
爆散したキングキャンデラーがあげた火柱が曇天を突き抜ける。その先には心地よいまでの青空が広がっていた。
熱を背にして、咲季はナンバーワンを掲げる。
「わたしこそ、王者ナンバーワンよ!!」
WINNER!
HANAMI SAKI!!
皆さんの興味について聞きたいです
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学マスもゴジュウジャーも知ってる
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学園アイドルマスターだけやってる
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ゴジュウジャーだけ見てる
-
どちらも知らない