ソードアート・オンライン the death's scythe   作:時計固定

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遅くなりました(´・ω・`)
忙しかったんです(´・ω・`)
最後の方ばーっと書いちゃったのでてきとうかもです(´・ω・`)


―偽りのないデス・ゲーム―

町の北側に鬱蒼と生える木々。そこがリトルペネントのポップ場所

現段階でのレベルは4。負けることはないが辺りを警戒しつつ森を進んでいく

時刻は夜とあって、奇妙な鳥の声と自分が草を踏む音以外特になにも聞こえない、薄気味が悪いな。これがデス・ゲームと分かっているからこその恐怖感なんだろうか。

周りを警戒していると隣の草木の陰から何かが動く音が聞こえてくる。

俺はサイスを構えその音が近づくのを待つ

数秒後、草木の陰から現れたのはつぼみ状態のリトルペネント。

「つぼみかぁ~、まあいいか。肩慣らしついでにその身体?蔦?たたっ斬ってやるよ!」

そう言い放ち、リトルペネントとの距離を詰めつつ、大鎌初級スキル「ダブルスレイン」を発動する

大鎌が赤エフェクトを纏い、スキルが貯まる効果音が鳴り響く。

リトルペネントの蔓でなぎ払う攻撃を、ジャンプをして避けそのまま空中でリトルペネントの身体を横に二回刈る。

「雑草はさっさと……消えろッ!」

リトルペネントの身体に血のような赤いエフェクトが横に二つ付く、それと同時にリトルペネントは真っ二つになり、破壊時の効果音と共に消える。

「ちょろいちょろい、これなら10体ぐらいいっぺんに来ても大丈夫そうだな」

軽口を叩いている時だった。

「なんで、なんでこんなことをするんだ!」

少し高い声が森の中に響いていく。

俺は迷わず声がした方向に向かってダッシュした。あたりから何体かのリトルペネントがポップする音が聞こえてきたが、そんなことには構ってられないような、何が重大なことが起きていると俺の勘が囁く

草木が生い茂る中、俺の目には一人の男性プレイヤーがリトルペネントに囲まれているのが見えた。

そして、その男性プレイヤーの向く方向に、〈隠蔽〉スキルを使って、リトルペネントから逃げ出そうとしているプレイヤー。

だが、そこで俺は一つ疑問に思ったことがある。

〈隠蔽〉スキルというのは、視覚的に捉えづらくするスキルだ。つまりそれは、視覚的に捉えず、嗅覚聴覚などでターゲットを探すMOBには効果がない、という意味も同時に表している。

(ここで、隠蔽をしてもなんの意味もないんじゃ……)

そう思っていた矢先だった。

逃げていた男性が大量のリトルペネントに囲まれ……

HPゲージが左端まで減った

男性プレイヤーはポリゴン片と化して砕け散っていってしまった。

「……、う、うそ……、だろ?」

目の前の事実を把握できていない俺は、ただひたすらに困惑するだけだった。

この世界での死は現実での死を意味する。

茅場はそう言っていた、つまり彼は『死んだ』……。

呆然としている俺を放置して、残ったリトルペネントはもうひとりの男性プレイヤーの元に寄って行っている。

「ダメだ……、やめろ……」

無意識に俺は呟いていた。

そして、男性プレイヤーのもとに全速力で走っていく

「か、が、めええええええええ!!」

俺がそう叫ぶと、男性プレイヤーは、咄嗟のことにも関わらずその場にしゃがんだ

大鎌を振るモーションを構え、俺の今出せる最高の敏捷力で上空に飛ぶ。シックルが青白いエフェクトに包まれ、自分を軸にしてそれを思いっきり一回転させる。

大鎌初級の第二スキル『サークルスレイン』自分の半径5m以内の敵をまとめて攻撃する剣技だ。

このスキルはかなりの範囲攻撃だが、スキル使用後の硬直が初級スキルの中で長い方に分類されるのが、痛いところではある。

男性プレイヤー付近にいたリトルペネントが真っ二つに斬れ、そのまま消滅していく

しかし、それだけで集まったリトルペネントが全部倒せたわけではなかった。スキル硬直で固まっている俺に対し、蔓を突き刺そうとしてくる。

(やばいな……、避けきれね……)

あと数センチで蔦が俺に突き刺さる時。

「やらせるかっ!」

目の前で、蔓はとまりそのまま消滅していく。

「せあっ!」

掛け声とともに、男性プレイヤーがリトルペネントを片付けていく。

かなり強い。それだけは言える。

リトルペネントの攻撃をたやすく弾き返し、片手剣初級剣技の『スラント』でリトルペネントを葬っている

あたりから、リトルペネントがいなくなると男性プレイヤーは剣を鞘にしまい、俺に近づいてくる

「あ、ありがとう。助かったよ……」

「悪いな、結果的に俺の方が助けられちまう形になって」

「いや、アンタがあらかた片付けてくれたおかげさ……」

「この辺にしよう、ずっと続くぞこれ?」

俺が笑いながらそういうと、やっと男性プレイヤーにも笑顔が見えるようになった

「それもそうだな……。と、自己紹介してなかったな。俺はキリトだ」

「おー!やっぱ、お前がキリトか。随分可愛らしい顔してんだな」

馬鹿にしたように言うと、キリトは嫌な顔をする。

「うるさいな……、アンタは誰だよ?俺のことを知ってるってことはベータテスターか?」

「ああ、悪い悪い。クロックだ、何回かパーティ組んだだろ?」

「クロックか、大鎌使ってるし間違いなさそうだな」

「なんだよ、疑ってんのかぁ?」

和やかな雰囲気になってきたところだったが、俺は先ほどの光景を思い出してしまった。

その雰囲気を察したのか、キリト顔が暗くなっている

「……、さっきのやつは?」

「アイツは、コペルって奴。ベータテスターらしくてね、アニールブレイドを取りにこのクエストを受けたらしい。俺より先にここに来ていたみたいで、協力して『花付き』を倒そうって話になってたんだけどな。………アイツはわざとリトルペネントを集めたんだ。実を攻撃して」

「っつーことは、MPKを……?」

「多分そうだと思う……、でもアイツは知らなかったんだろうな。リトルペネントには隠蔽スキルが通用しないことを。それで……、さっきの状態になったんだ」

「……、そう、だったのか」

「でも、本当に助かったよ。ありがとうクロック」

「気にすんなよ、俺はキリトを探しに来てたんだ。」

「俺を?」

「そうそう、フレンド登録しようと思ってな、ついでに花付き出るまで一緒にクエストすすめるか」

「え、いや、悪いからいいよ……」

「気にすんな気にすんな。一人二人の方が効率いいだろ?このクエストに関してはさ」

というのも、リトルペネントの花付きはなかなかポップしてこない。かなりの量の実つきリトルペネントを狩らないと出ないことになっている。

例えるならば、必死にメ○ルスラ○ムを探すようなものだ。

「んー……、じゃあ甘えようかな。宜しくクロック」

そう言うと、キリトは俺にパーティー申請を送ってくる。

「はいよ、宜しくなキリト」

○ボタンを押したあと、俺とキリトは1時間ぐらい森にこもっていた。

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