英雄症候群に治す治崎君っ!   作:シュガーマン

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最近頻度がとんでもない事になってる……洸汰君の漢字は変換に出にくいから打つのめんどいよね!(あるあるを上げて話をすり替えていくスタイル)


洸汰君の話

朝日が俺の顔を照らし、目が覚めた……なんて事はなく朝日が出るよりも前に起きた。

 

「おはよう治崎君!」

「……あぁおはよう。」

 

……寝不足だ。睡眠時間が足りない……

 

「お前夜中に一度起きてなかったか?寝ぼけててあんまり覚えてないんだが……」

 

「…あぁ。見ていたのか轟。喉が渇いて目が覚めたんだ。」

「そうだったのか。」

 

見られていたか。だが寝ぼけてたならよかった。

 

「よしみんな!今日も張り切っていこう!夜にはレクリエーションもあるらしいからな!」

 

「「おう!」」

 

飯田の声とともに全員が動き出した。

 

 

_____________

 

 

「あのさ治崎君、相談があるんだけどいいかな。」

 

訓練場に行くまでの道中、緑谷が話しかけてきた。

……一体なんだ?

 

「どうした?」

「洸汰君の事なんだけど……」

 

そう前置きをして緑谷は話し始めた。

 

緑谷の陰嚢を破壊していた洸汰は最近両親を亡くしていたらしい。ヴィランとの戦闘による"名誉の死"だったようだ。世間はその死を讃えた。そりゃそうだ。ヒーローが命をかけて一般人を守った。褒められて然るべき行為だ。だが、その家族はそうは思わない。自分より一般人の方が大切だったのか、なんて考えてしまっただろう。

 

「そして自分の両親を殺した"ヒーロー"という存在を嫌悪するようになった。という事か。」

 

「うん……何か僕にしてあげられる事はあるかな……?」

 

「ないな。全くない。」

 

「えぇ?!」

 

緑谷は驚いて声を上げた。だがなぁ……

 

「俺達が何か口出ししたって意味はない。だって俺達は"ヒーロー"の卵なんだからな。ヒーローの卵がヒーローを肯定したところで何も心に残らない。」

 

「それはそうだけど…」

 

「だが、唯一できる事がある。」

「え?」

 

「いつか洸汰がヒーローに助けを求めた時。そのヒーローが"デク"であれるようにする事だ。(ヴィラン)の蔓延るこの社会ではいつか必ずヒーローに助けを求める瞬間が来る。それは十年後かもしれないし"今日"かもしれない。そんな時に緑谷出久ではなくデクとして助ける事。それが唯一できる事なんじゃないか?」

 

俺にはこんな事しか言えないな。

だが、緑谷はいつの間にか俯いていた顔を上げ俺に目を合わせた。

 

「っ!うん!ありがとう治崎君!」

「礼には及ばん。」

 

……こいつはヒーローなんだな。

 

_______________

 

今日も終わりが見えなかった訓練をなんとか終わらせ、合宿所近くに集合した。

 

「今日の訓練お疲れ様!それではそれでは!みんな楽しみにしてたレクリエーション!肝試しの時間だー!!」

 

「ウェーイ!」

 

「その前に補習組は今から補習だ。」

 

「ウェ?」

 

「思ったより進みが遅くてな。この時間を削る事にした。」

 

「そんな!相澤先生〜!!」

 

補習組が縛られて連れ去られていった。

無慈悲すぎる……が仕方ないな。

 

 

「それじゃあ今からくじを引いて、ペアを〜〜〜」

 

 

ふぅ。

 

 

これから、俺は……

 

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