問題児達と英雄神が異世界から来るそうですよ。 <更新停止> 作:丘の麓で本を読む人
ここは何処だろうか?
確か僕は今日は学校に行くために歩いていたら意識が突然遠のいてここにいたと。
うん、全く分からん。
そんな時に突然後ろに人の気配がしたと思ったら
?「すいませんでした!」
何故かもの凄い勢いで土下座された。
白髪の幼女?のような人だ
迅「えっと、君は誰かな?」
神「私は神です。」
迅「はぁ!?」
うん、突然「神です。」何て言われて理解する方が難しいよね。
迅「まず現状を教えてくれないかな?」
神「実はちょっとした間違いで君を死なせてしまったんです。本当にごめんなさい。」
迅「マジで!?」
うーん死んだと言われても実感がわかないなぁ。
神「なので代わりに好きな能力を持って好きな世界に行くことができる。」
迅「うん、分かった。」
ここはこう言うのが打倒だろう。
神「では、どんな能力にするかを3つ決めてくれ。」
どうしよっかなぁ
よし!fate/に関するものにしよう。
迅「じゃあ、
『fate/extraのコードキャスト全て』
『fate/extraのサーヴァントの能力全て』
もうひとつは適当で」
神「それでよいのだな。」
迅「ああ。」
神「では、その能力は行く世界が決まったらその世界で使える様にしておく。」
迅「それでいいよ。」
神「それで、行く世界は決めておるのか?」
迅「ああ。『問題児達が異世界から来るそうですよ!』の世界で!」
神「その世界良いのか?」
迅「その世界なら退屈することが無さそうだからな。」
神「それでは『問題児達が異世界から来るそうですよ!』の世界にお主を飛ばすぞ。」
迅「分かった」
神「では、この手紙を開いてくれ」
迅「?分かったけどなんで」
神「開けば分かる。」
その手紙にはこう書いてあった。
――『悩み多し異才を持つ少年少女に告げる。
その才能を試すことを望むならば、
己の家族を、 友人を、財産を、世界の全てを捨 て、
我らの【箱庭】に来られたし』―
と
それを見た瞬間視界がまわった。
そして
「わっ!?」「きゃっ?!」
「えっ!?」「にゃっ?!」「うわぁー!」
少しばかりの悲鳴が木霊する。
彼らの四人+一匹の目の前に広がっていたのは、完全無欠に異世界だった。
辺りの風景はまるっと切り替わり、見たことのないような風景が広がっていた。
今の時代コンクリートジャングルの多い町中でこれだけの自然を見たことのある者がどれだけいるだろうか。
青々と生い茂る草木に静かに流れる小川。
その向こうには栄えているであろう近未来的な街が存在している。
好奇心を揺さぶられる光景に両手放しで喜びたいのだが、そんな余裕はない。
何故ならば――
――俺たちは上空4000mからのパラシュート無しスカイダイビングをしているのだから。
迅「めちゃくちゃ怖えぇぇぇ!」
想像異常に異世界への移動は怖いものだと思った。」
一瞬の内に着水。湖には4つの水柱と1つの小さな水柱がたてられた。
湖から自力であがった俺たちは、というか問題児たちは、口々に文句を言い始める。
?「し、信じられないわ!まさか問答無用で 引き摺り込んだ挙句、空に放り出すなんて!」
?「右に同じだクソッタレ。
場合によっちゃその場でゲームオーバーだぜコレ。
石の中 に呼び出された方がまだ親切だ。」
?「石の中じゃ動けないでしょ」
?「俺は問題ない」
?「そう、身勝手ね」
?「此処.........どこだろう?」
?「さあな。まあ、世界の果てっぽいものが見えたし、どこぞの大亀の背中じゃねえ か?」
どうしてこうも皆は落ち着いていられるのかなぁと、どうしても思ってしまう。
服から水を絞り終えたのか、十六夜が髪をかきあげ俺たちの方を向いて喋り始めた。
?「まず間違いはないだろうが…オマエらにもあの変な手紙が?」
飛「えぇ、そうよ。だけどまずその【オマエ】って呼び方やめてくださる?私は【久遠 飛鳥
くどう あすか
】よ」
飛鳥は十六夜にそういうと、今度は座って猫を拭いている少女に視線を向けた。
飛「そちらの猫を抱えている貴女は?」
耀「…【春日部 耀
かすかべ よう
】。以下同文」
飛「そう、よろしく春日部さん。そこの野蛮で凶暴そうな貴方は?」
ん~……散々な言われ方だなぁ……
俺ならキレる自信があるね。
十「高圧的な自己紹介をありがとよ。見たまんま野蛮で凶暴な【逆廻 十六夜
さかまき いざよい
】です。粗野で凶悪で快楽主義と三拍子そろった駄目人間なので、
用法と用量を守った上で適切な態度で接してくれお嬢様?」
飛「そう。取扱説明書をくれたら考えてあげるわ、十六夜君」
十「ハハ、マジかよ。今度作っとくから覚悟しとけ、お嬢様」
十六夜はそういうと、俺の方を見た。
確かに自己紹介は大切だよな。
十「そこのあんたは?」
迅「英神 迅 唯の一般人だ出来れば宜しくしていただきたい」
しばらくして十六夜が苛立たしげに喋り始めた。
「……で、呼びたされたのはいいけどなんで誰もいねえんだよ?
この状況だと誰か説明する奴ぐらいいるんじゃねえか?」
「そうね。何の説明もないままでは動きようがないもの」
「……。この状況に対して落ち着きすぎているのもどうかと思うけど……」
「まぁ、仕方がないんじゃないかな?」
すると、十六夜はしばらくためたあとに
「――仕方がねえな。こうなったらそこに隠れているやつにでも話を聞くか?」
少し大きめな声でそういった。
「なんだ貴方も気づいていたの?」
「当然。かくれんぼじゃ負けなしだぜ?春日部と英神も気づいていたんだろ?」
「……風上に立たれたら嫌でもわかる」
「諸事情でね。」
「へぇ……おもしれぇなお前……」
目の笑っていない十六夜。
まさか、ターゲットにされちゃったかな?
そんななか気配の主――黒ウサギがでてきた。
「や、やだなあ御四人様。
そんなら狼みたいに怖い顔で見られると黒ウサギはしんじゃいますよ?ええ、ええ、古来より孤独 と狼はウサギの天敵でございます。
そんな黒ウサギの脆弱な心臓に免じてここは一つ 穏便にお話を聞いていただけたら嬉しいでございますョ?」
「断る」
「却下」
「お断りします」
「話は手短に」
「あっは、取りつくシマもないですね♪」
バンザーイ、と降参のポーズを取る黒ウサギ。
しかし、黒ウサギの目は俺たちを値踏みするかのようにしていたのを俺は見逃さなかった。
そんな中で春日部さんは黒ウサギに近づいて行き、その頭についているウサギ耳を掴むと力一杯引っ張った。
「えい」
「フギャ!」
気の抜けたようなしかし、切実な黒ウサギの悲鳴があがった。
「ちょ、ちょっとお待ちを! 触るまでなら黙って受け入れますが、まさか初対面で遠慮無用に黒ウサギの素敵耳を引き抜きに掛かるとは、どういう了見ですか!?」
黒ウサギは自らの耳を護るように手をあげると春日部さんに問い掛けた。
「好奇心の為せる業」
「自由にも程があります!」
黒ウサギは今度は俺に視線を向けると必死の表情で言った。
「どうか……どうかお助け下さい!!」
まぁ悪いことした訳じゃないし助けるかな
「春日部さん、その変にしときなよ。
まず、話を聞くのが先だろ。」
「分かった。」
そう言って春日部さんは黒うさぎから離れた。
「ありがとうございます。
それではいいですか、御四人様。定例文で言いますよ?言いm「さっさと言え」……ようこそ、【箱庭の世界】へ!
我々は御四人様にギフトを、与えられた者達をさだけが参加できる【ギフトゲーム】への参加資格をプレゼンさせて頂こうかと召喚いたしました!」
「ギフトゲーム?」
「そうです!既に気づいていらっしゃるでしょうが、御四人様は皆、普通の人間ではございません!
その特異な力は様々な修羅神仏から、悪魔から、精霊から、星から与えられた恩恵なのでございます。【ギフト ゲーム】はその【恩恵】を用いて競い合うためのゲーム。そしてこの箱庭の世界は強大な力を持つギフト保持者がオモシロオカシク生活できる為に作られたステージなのでございますよ!」
大げさに両手を広げ、俺たちに説明していく黒ウサギ。
飛鳥はその説明に対して質問するために手をあげていた。
「まず、初歩的な質問からしていい?
貴方の言う【我々】とは貴女を含めた誰かなの?」
「Yes!異世界から呼び出されたギフト保持者は箱庭で生活するにあたって、数多とある【コミュニティ】に属していただきます♪」
「嫌だね」
十六夜はコンマ数秒で拒否を口にした。
「属していただきます!!!
そして【ギフトゲーム】の勝者はゲームの【主催者】が提示した賞品をゲットできるというとってもシンプルな構造となっております」
「………【主催者】って誰?」
「様々ですね。暇を持て余した修羅神仏が人を試すための試練と称して開催されるゲームもあれば、コミュニティの力を誇示するために独自開発するグループもございます。
特徴として、前者は自由参加が多いですが【主催者】が修羅神仏なだけあって凶悪かつ難解なものが多く、命の危険もあるでしょう。
しかし、見返りはおおきいです。【主催者】次第ですが、新たな【恩恵】を手にすることも夢ではありません。
後者は参加のためにチップを用意する必要があります。参加者が敗退すればそれらは【主催者】のコミュニティに寄贈されるシステムです」
「後者は結構俗物ね……チップには何を?」
「それも様々ですね。金品、土地、利権、 名誉、人間、……そしてギフトを掛け合うこ とも可能でしょう。ただし、ギフトを掛けた戦いに負ければ当然ご自身の才能も失われるのであしからず」
黒ウサギはその笑みのなかに黒さを混ぜる。
これは俺たちを怖がらせようとしているのだろうか?
もしそうならあまりにもお粗末過ぎる。
飛鳥はその持ち前の挑発的な声音で黒ウサギに質問をする。
「そう。なら最後に一つだけ質問させてもらってもいいかしら?」
「どうぞどうぞ♪」
「ゲームはどうやったらは始められるの?」
「コミュニティ同士のゲームを除けば、それぞれの期日内に登録していただければOK!商店街でも商店が小規模のゲームを開催しているのでよかったら参加して行ってくださいな」
「………つまり【ギフトゲーム】はこの世界の法そのもの、と考えてもいいのかしら?」
案外鋭い飛鳥の問いに黒ウサギは感心したかのような声をあげてまた喋り出す。
「ふふん?なかなか鋭いですね。
しかし、それは八割正解、二割間違いです。我々の世界でも強盗や窃盗は禁止ですし、金品による物々交換も存在します。
……が、しかし! 【ギフトゲーム】の本質は全く逆!!一方の勝者だけが全てを手にするシステムです。
店頭に置かれている賞品も、店側が提示したゲームやクリアすればタダで手に入れることも可能ということですね」
「そう。なかなか野蛮ね」
「ごもっとも。
しかし、【主催者】は全て自己責任でゲームを開催しております。
つまり奪われるのが嫌な腰ぬけは初めからゲー ムに参加しなければいいだけの話でございます」
そう告げると黒ウサギは一枚の封書を取り出した。
「さて、皆さんの召喚を依頼した黒ウサギ には、箱庭の世界における全ての質問に答える義務がございます。
……が、それら全てを語るには少々お時間がかかるでしょう。 新たな同士候補である皆さんを何時までと 野外に出しておくのは忍びない……。
ここから 先は我らのコミュニティでお話させていただきたいのですが………よろしいですか?」
「……待てよ、俺がまだ質問してないだろ?」
今まで清聴していた十六夜が黒ウサギに向かって真剣な顔で話しかけた。
「……どんな質問でしょうか?ルールですか?それともゲームそのものですか?」
「そんなのはどうでもいい。
俺が聞きたいことは一つ。
――この世界は面白いか?」
十六夜の言葉に俺を含む全員が黒ウサギを見詰め次の言葉に耳を傾けた。
「――Yes。【ギフトゲーム】は人を超えたものたちだけが参加できる神魔の遊戯。箱庭の世界は外界より格段に面白いと、黒ウサギは保証いたします♪」
黒ウサギは目を輝かせ楽しそうにそして嬉しそうに自信満々で答えた。