それは白き森のシルヴィの最後のおはなし

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MDで絵違いディアベルスターが出たので初投稿です

「罪なき財宝」のイラストを確認した上で、感動を壊したい人だけ先に進んで下さい


悔いとは、取り返せない何かを惜しむこと

ーーー本当に、よかった。

 

アステーリャもリゼットも本当に頑張った。

「すごく頑張ったね、ありがとう。」って抱きしめて褒めてあげたいだけど、もう私は彼女達に触れる事ができなくて、彼女達も私に触れる事ができなくて…それがとても寂しい。

 

でも、言葉は、心は、伝える事ができた。

 

見習い魔女は、いつかは師から旅立つ物。

私達の別れは少し他とは違うのかもしれないけど、それが魔女の慣わし…彼女達はもう「見習い」じゃない、一人前の「魔女」だ。

 

だからせめて、姉弟子として笑って彼女達を見送りたい。

そして、旅立つ彼女達を私が消えてしまうまで目に焼き付けよう。

 

目に…焼き付け…

(アステーリャの腕が、太いっ!!!)

 

これが年頃の乙女の姿か…?と疑問に思ってしまうぐらいには太い!*1

ナイフというには少々大きい獲物を振り回し、ゴブリンを片腕で掴み上げ(スネークアイ追走撃)ることができるぐらいの力があの腕にはある。

 

彼女は真面目で頑張り屋さんだった、今の今までずっと全力だった。

その結果が私達の仮初の肉体(罪宝)だったのだが…

(でもそれ(筋肉)は違うでしょう!)

 

仕方ない…仕方がなかったのは分かってる。

あの子が1人で生き抜くには魔法だけでは足りなかったのだから。

まだ子供の頃から1人で生き抜く為に、私達やリゼット(家族)を取り戻すにはあの子の拙い魔法だけでは足りていなかった。

 

それでも私は、あの子はかわいいあの子のまま育って欲しかった。

 

(今までは私が邪魔をしていたけど…)

はたして、真面目なあの子がこれから先も手を抜くだろうか?

むしろ、ストッパーとなっていた私がいなくなる分、更にエスカレートしてしまうのではないだろうか?

 

巷では「罪宝狩りの魔女」と呼ばれていたけど、このままでは「筋肉な魔女」となりかねない!!*2

 

それだけじゃない、リゼットも問題だ。

あの子は口では素直じゃないのにアステーリャの事が大好きで、あの子がやっている事はなんでもやりたがった。

 

「私、そんな面倒な事はしないの。」とかなんとか言いながら、裏でこっそりやる姿が目に浮かぶ。

(このままじゃ、リゼットまでムキムキにっ…)

 

それに、彼女達はもう魔女だ。

いつか弟子を持つ日が来るだろう…そして伝えるのだ、自らの術と余計な物(筋肉)を。

 

(そんなの絶対にイヤッ!!)

(と、止めなくちゃ…伝えなきゃ…!)

 

そんな想いとは裏腹に身体は崩れていって、私は「悔い」の意味を悟るのだった…。

*1
攻撃力2500

*2
フィリアス・ディアベルを使えば攻撃力は3000、某伝説のドラゴンと同等




ディアベルスターの設定画のムキムキイヤーッ!!が好きすぎて書きました、反省はしません
ヴァリアブルブック買っていないので、その後のディアベルスターの腕の太さはどうなっているかはわかりませんが…絵違いのイラスト、いい感じに二の腕が見えないんですよね?

だからそうさ、筋肉ムキムキお姉さん黒魔女も存在する…!

拙い文かもしれませんが、読んでいただきありがとうございました
そして、罪宝関連のカードを見る度に…ムキムキイヤーッ‼︎を思い出せ…!

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