一方のミカちゃん。彼女はお兄ちゃんである虎杖悠仁からの紹介で、とある人物と出会っていた。
その人物は金髪七三分けの髪型であり、実年齢は一応 虎杖先生より若いはずなのだが、虎杖先生が老けないこともあり…虎杖先生より年上に感じる。
「俺の恩人で一級呪術師の七海建人さんでーす!!気軽にナナミンって呼んであげて!!」
「虎杖くん。立派になりましたが、そう言うところは五条さんに似てきましたね」
その人物は七海建人。アダ名はナナミンであり、相手や物体に対して強制的に弱点を作り出す十劃呪法という術式を持つ凄腕の呪術師だ。しかし、彼は約18年前、まだ高校1年生だった虎杖先生の前で特級呪霊に殺されてしまい、命を散らしてしまう。
だが、ナナミンはこうして生きているということは、髙羽か天子くんちゃんの力で甦ったのだろう。髙羽はナナミンを知らないはずだし、間違いなく天子くんちゃんの力でだ。
「はじめまして!ナナミン先生!!虎杖ミカです!!」
「はじめまして、ミカさん。七海建人です。宜しくお願いします。それと、私は先生ではありませんよ」
「しかし、虎杖くん。話には聞いてましたが…もうアレから19年ですか。そう言えば、伏黒くんの息子さんはミカさんと同級生だと」
しかし、そこでナナミンはとある事実に気付く。人間の妊娠期間は約10ヶ月。グレートティーチャー五条悟と家入さんの娘である輝パイセンは現在18歳の高3、そして天子くんちゃんとミカは今年16歳の高1。つまり…
「まさか伏黒くんが授かり結婚するとは」
「うん。俺も聞いたときは驚いたよ」
伏黒パパと伏黒ママ、高専時代に授かり結婚して天子くんちゃんが爆誕したのだ。
「しかしです、虎杖くん。後で腸相くん達も言うと思いますが、天子くんに死者蘇生を多用しないように伝えてください」
だが、1人の大人の先人として、ナナミンは虎杖先生とミカに告げなければならないことがある。それは天子くんちゃんが拡張術式で得た、日本神話の十種神宝の再現であり…死者蘇生だ。もちろん、死者蘇生が自在に出来るのだから呪術上層部もありがたがるだろう。なんせ、呪術師は昔から多くの呪術師が若く死んでいった。死者蘇生が出来るなら、死ぬことは怖くない。
「呪術師だけではない。この日本、いいえ世界中で若く亡くなる命が多くあります。
扮装などの被害、犯罪に巻き込まれて殺された、事故、病、数えれば限りはありません。それはキヴォトスでも同じでしょう。彼の力が広まれば、遺族はこぞって彼に頼みます。そして…あの子は優しすぎる…今まで会ったことがない私や夜蛾先生さえも蘇生した。
頼まれていないのに、虎杖くんや他の人の大切な人だから彼は行う。頼まれればあの子は喜んで力を行使するでしょう。しかし、あの子は優しすぎる…見返りもないのに行う」
息子を蘇生して!娘を甦らせて!もし、天子くんちゃんの力が公にされたら?間違いなく人々は大切な人を復活させるために天子くんちゃんに頼むだろう。日本でも呪い関係なしに、多くの若い命が様々な理由で亡くなっている。
一方の天子くんちゃん達、天子、ナギサ、そしてみんなのブラザーである東堂葵はミレニアムサイエンススクールの中を見学して進む。
日本を遥かに凌駕する技術の最先端。見学して進んでいけば、建造途中の宇宙船だったり、巨大ロボットだったり、様々な未知のテクノロジーが使われた最先端が広がっていたのだ。
「わぉ、ガンダムみたい!」
「ブラザーに見せたら喜ぶだろうな!」
夢にまで見たSFの世界観に出てきそうな、宇宙船だったり、ロボット技術の最先端を見せつけられて、男である天子や東堂は心を刺激させられる。ナギサは天子や東堂程ではないが、トリニティの貴族社会では見ることは叶わなかったトンデモ技術の数々を見せられて、目を丸くしてしまう。
まあ、全部の技術の最先端がロボットだったり、宇宙船だったりする訳ではない。中には…
「見てくれ!ステルス迷彩の下着が出来たぞ!!」
ステルス迷彩の機能を盛り込んだステルス下着。しかし、ステルス迷彩の機能が働くのは下着だけであり…機能を使うと全裸に見えてしまう。恥ずかしくて、ぶっちゃけ着たくない!!そんな下着を着るのは合法的に全裸に見せたい変態だけだろう。
「完璧だ!う○こ味のカレーだ!!」
う○こ味のカレー!!男子なら下ネタで子供のころ、こんな会話をしたことが有るだろう。う○こ味のカレーを食べるか、カレー味のう○こ…どっちが食べたいと?そんな究極の二択の1つをここに導きだしてしまったようだ。
確かにう○こ…特に草食動物のう○こは栄養満点という話は良く聞く。事実、牛糞には固有の旨味成分が含まれていることが発表された。しかし、ぶっちゃけ食べたくない!!
「あれって革新的?」
「小学生の延長戦ね」
技術は素晴らしいが、全裸に見せたい下着やう○こ味のカレーを見て、珍しくツッコミを入れる天子くんちゃんと呆れるナギサちゃんであった。
「というか東堂さん、天子くん。私達がここに来た目的は呪髃のフレームや外装の勉強や素材集めです」
「そうだったなマドモアゼルナギサ」
「あっ、そうだった」
しかし、彼らがここにやって来たのはう○こ味のカレーではない、ステルス迷彩下着でもなく、宇宙船でもない。呪髃のフレームや外装に使う素材などの収集や勉強の為にやって来たのだ。
「お困りのようだな、呪術高専」
と天子くん達に話しかける人物が現れた。その人物はロボット人間であり、ミレニアムサイエンススクールの制服を着ており…男子学生だろう。
「俺はミレニアムサイエンススクール生徒会 セミナー所属、生徒会長の究極メカ丸だ。優秀なメカニックを1人知っている。デザインはアレで、私生活はポンコツだが、素質はある」
メカ丸と名乗ったミレニアムの生徒会長は1人のメカニックを紹介してくれるようだ。
「ほう…ならば連れてきてくれ」
「それは無理だ東堂葵。彼女は今頃、廃棄弁当の空容器に埋まっている。寮部屋を教えるから、迎えに行ってやれ。これが彼女の寮部屋、念のため俺の連絡先も渡そう」
メカ丸はそう言うと、優秀なメカニックの寮部屋の番号が書かれたメモを天子に手渡す。そして念のためなのか、メカ丸の連絡先も教えてくれた。これで困ったときはメカ丸に連絡出来るだろう。
「お前、名前は?」
「僕?伏黒天子さ!!宜しくね!!」
「良い名前だ。行くなら早くした方が良い。彼女の膀胱が限界に近付きつつあるようだ」
どうやら優秀なメカニックは膀胱が限界に近付きつつあるのだが、コンビニ弁当の空容器の山に埋もれてしまい、動けないようだ。このままでは優秀なメカニックがお漏らしして恥ずかしさで死んでしまう!!
「オッケー!!ありがとね!!」
「早く行きましょう!ありがとうございました」
天子くんとナギサは早足でその場から去っていく。そして…
「性癖、言えるようになったか?」
「ッッ!?なんのことだ?」
東堂が懐かしむようにメカ丸に言い、なにやら動揺するメカ丸。
「いや、気にしないでくれ」
そして東堂も天子くんを歩いて追いかける。
「そうだな…頑張り屋で髪の毛が水色の女性だよ」
去っていく東堂に向けてメカ丸がそう言い、答えを聞いた東堂はニヤリと笑みを浮かべる。
その時、プルプルと東堂が右手に着けているApple Watchにメッセージが届く。差出人はメカ丸のようだ。
『盗聴されてるかも知れないからメッセージで伝える。東堂葵、気をつけろ。
キヴォトスの大人達は曲者揃いだ。信頼できるのは夜蛾先生や一部だけ。大半は生徒をどう利用しようか、搾取しようか考えている』
メカ丸から届いた警告。そう、キヴォトスの大半の大人達は曲者揃いであり、中には生徒を利用したり、或いは搾取しようとする黒い人物も多いのだ。
「ミレニアムにトリニティの生徒が来ていますよ。トリニティという傘からはぐれたお嬢様…捉えて利用するなら今ですね」
「そうだな。ミレニアムと言えば未開発の場所で古代の遺産も多い。研究のしがいがあるだろう」
黒い服の人物、カイザーグループのお偉いさんは黒い話を行う。
だが、黒い服の人物は知らない。後日、はぐれたナギサを浚うことに成功するが…完全にぶちギレた天子くんちゃんの手で
『術式反転天照…極の番 スサノオユニット装着。更に術式順転…極の番 神降ろし 魔虚羅融合装着』
『術式反転召喚 迦楼羅…焼き尽くせ』
太陽が顕現する。
術式反転使うとどうなるの?光使えます→天から光速でサテライトキャノンが大地を焦がします。
天子くんちゃんにやってもらいたい必殺技!
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日輪よ、死に随え
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親子?フーガ!!
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マッスルドッキング!!
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東堂「裏の裏さ!」
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八束の剣カリバー!!
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最終兵装開放!!
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東堂「プルスウルトラァァア」