新暦前8500年ごろに人類が初めて小麦を手にしたときを描いた新暦前5000年ごろの物語風歴史書である。
九千世界
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小麦物語
昔昔あるところに小さい花があったそうだ。そこは我々、生物にとっていずらい不毛な土地であった。だがそこには我々の先祖が住んでいたらしい。当時の先祖は一日食べるのに必死だったらしい。なので先祖は肉や魚、果実などの狩猟採集で生活していたらしい。神聖歴前5210年10月、月が赤かったとき先祖があの花があった付近で狩猟採集を行ったときに、突然ナロアの使者様がその地に降りてきてなさった。使者様はあの花を「ころに小さい花があったそうだ。そこには我々の先祖が住んでいたらしい。当時の先祖は一日食べるのに必死だったらしい。なので先祖は肉や魚、果実などの狩猟採集で生活していたらしい。神聖歴前21年10月、月が赤かったとき先祖があの花があった付近で狩猟採集を行ったときに、突然ナロアの使者様がその地に降りてきてなさった。使者様はあの花を「神のお菓子であり、それは神の信仰の証である」とおっしゃった。先祖はそれが神聖な花だと気づいた。それから使者様が「それを回収し、水のある川で育てなさい」とおっしゃったそうだ。先祖はすぐに行動に移した。川から水を引き、神聖な花を植える。それから育つまで毎日見守った。育ってきたある日、また使者様が告げた。「種を拾い、また植えよ」。それを聞いた先祖はそれを拾い、また川の付近に植えた。すると数が前植えたよりも増えた。ある程度増えた時に食べた。味は良かった。果実よりもお腹が膨れ、体から力が湧き出てくるようだった。それからケアフを増やし続け、もはや狩猟採集はいらないものとなった。人がいっぱい増えた。その後、ケアフは神から与えられた神聖な食べ物とされ、今でも我が地方とミャーノにも食べられている。現代我々が食べているのは、それらを加工したものだ。我々は神なしでは存在すらしなかっただろう。だが神は与えてくださったケアフに異を唱える愚か者がいる。どうやら連中はこれは神からではなく、異民族が持ち出した我々を破壊する毒物と主張している。彼らは農奴であり、日が落ちるまで常にケアフを見ていた。やがて彼らの力が大きくなった時、王は彼らを処刑するように命じた。王は神の代理人だ。都市中の兵士が彼らを処刑上へと連行した。そして兵士が彼らにケアフを食べさせた。だが、半数以上がそれを断った。王はそれをすれば特別に解放すると言ったはずなのにだ。それは仕方ない。彼ら殺した。神の代理人に名にかけて。モノ・ケア・ナロア。