アクシズの影に産まれた少年 ― アイオスクラトニック
作者:

原作:ガンダム
タグ:オリ主 残酷な描写 Zガンダム ガンダム ガンダムZZ ハマーンカーン
宇宙世紀。
強化人間として搾取され、実験台として番号で呼ばれていた少年がいた。
名前はアインス。
のちの “アイオス・クラトニック” である。

彼は選ばれたわけでも、運命に導かれたわけでもない。
ただ宇宙世紀の悲劇に、最も近い場所で巻き込まれてしまった子どもだった。

フォウとの別離。
ハマーンとの出会い。
ミネバを守るための逃亡。
そして、ZとZZの戦場で、原作主人公たちとすれ違いながら
誰よりも深く傷ついていく少年の眼がある。

「救うって言ったじゃないか……!
 カミーユさんも、ジュドーさんも、アムロさんも……
 どうして、誰も、誰も間に合わないんだよ……!」

主人公はカミーユ・ビダンであり、ジュドー・アーシタである。
だがその裏側で、
“誰にも見えなかったはずの涙”が確かに流れていた。

これは宇宙世紀の歴史を変えない。
ただ、その痛みのすべてを少年が知っているだけの物語。

彼は英雄ではない。
理想もない。
ただ、愛されたくて、誰かを守りたくて、
宇宙世紀の過酷な現実に焼かれていくひとりの少年の記録だ。

原作の裏側に存在した、もしもの可能性。
“誰も救えなかった世界”で、それでも生きようとした少年の物語。

  破滅()
  不再生2026年01月11日(日) 02:12
  メビウスの輪
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