ドラゴンボールIF もしもブロリーが記憶を失ったら   作:ドドロット

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良い子のみんな、よーく読んでおけ


第五話 伝説の超サイヤ人

「たった今からこの星は、ボージャック様のものになる。」

 

ボージャックの隣に立つ彼の部下、ブージンが言う。

 

「北の銀河の地球こそ、このお方が支配するのに相応しい。」

 

その反対側に立つ女、ザンギャが続け

 

「逆らう奴は…皆殺しだ。」

 

ブージンが締めくくった。

 

「俺たちを…舐めるなよっ!!!」

 

彼らの演説が終わるや否や、ヤムチャと天津飯はボージャック達に突撃する。しかし、3人とも一瞬で目の前から消え、背後からブージンの奇襲によって蹴りを食い、そのまま壁に吹き飛ばされ、2人はそのまま気絶した。

 

「…。」

 

仲間達がやられ、無言で目を開きながら怒りに震える悟飯。そんな彼をドス黒い笑みを浮かべて見る敵達。

 

「お前達…許さない…!!!」

 

そういうと悟飯は超サイヤ人へと変身した。黒髪は逆立った金髪へと変化し、金色のオーラが彼の周りを纏っていた。

 

「…。」

 

ザンギャは邪悪な笑みを浮かべ、小さく頷き、隣のブージンへと合図を送り、2人で悟飯へと突撃する。

 

カキィン

 

それを彼は両手の拳でそれぞれを殴り飛ばし、一旦背後の壁を突き破って距離をとった。

 

ブージンが再び突っ込んでくるが、悟飯は腕を掴んで投げ飛ばす。しかし彼は地面スレスレで体勢を持ち直した。その直後にザンギャも突撃してくる。

 

「はぁっ!!!」

 

悟飯は気弾を生成して放つが、彼女は片手で打ち払い、それは地面で炸裂した。

 

「うぉぉぉ!!!」

 

ボージャックが突撃するとともに他の2人も同じ様にして悟飯を壁へと押し込んだ。

 

ドガアンッ

 

すると壁が割れて中世の街風エリアへと入った。

なおもつづく攻防戦。しかし悟飯は徐々に追い詰められていた。

 

 

「…っ…。」

 

少し時間は流れ、ブロリーは目を覚ました。

 

「悟飯の気が…ダウン……し続けている…っ…!!!」

 

彼はどんどん下がり続ける悟飯の気を、本能的に何かはわからないが、察知したのだ。

 

「くそぉぉぉ!!!」

 

ブロリーは叫び、再び超サイヤ人へと変身した。

ボージャックにやられてた怒り、そして悟飯を傷つけられる怒り。それらが再び彼を持ち直させたのだ。

 

「悟飯っ!!!……はっ!?」

 

気を頼りに探索していると、変身したのだろうか、肌の色が白い緑になったボージャックに締め付けられている悟飯を発見した。

 

「そろそろ親父のいるあの世が見えてきたか?」

 

ボージャックが薄気味悪い笑みを浮かべつつ言う。そんな様子を見て、ブロリーの怒りはますます高まっていた。一年間とはいえ、自分と共に日々を過ごし、友情を深めた者が死にそうになっているのは耐え難かった。しかし、今ここで突っ込んでも勝ち目はない。

 

「呆気なかったな…では死ねぃ!!!」

 

「あっ、あっ…!!!あっ………。」

 

悟飯は限界が来たのか、ボージャックに締め付けられたまま気を失った。

 

 

「はぁ…はぁ…!」

 

ブロリーの中で、怒りとともに何かが、絶えることなく高まり続けていた。

 

「はぁっ…!ううっ…!あぁっ…!」

 

それはどんどん高まり続ける。そして、

 

「っ!!!おおおおおおおおおおおおおおおおあああああああああああああ!!!!!」

 

彼の中で限界に達し、爆発した。

ブロリーから発せられた気が、島全体を揺らす。

 

 

「!?」

 

ボージャックは膨大な気が現れた方へと目を向けた。

 

「なっ!?」

 

そこにいたのは、三メートル以上まで巨大化し、筋肉も膨れ上がり、白目を剥いたブロリーだった。

 

「…………。」

 

ブロリーは無言で彼らを睨んだ。

 

「い…行けぇ!!!」

 

ボージャックは額に汗を浮かべながら部下達に命令する。そしてザンギャとブージンは突撃した……のだが

 

ドゴォン

 

ブロリーのストレートを腹に喰らって、そのまま爆散した。

そして、彼は笑みを浮かべながら言い放った。

 

「ボージャック……お前を血祭りにあげてやる……。」

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