【お知らせ】憑依転生者南雲ハジメの青春記録。 作:無気力キャルちゃんマン
【お知らせ】
というわけで予約投稿ミスって知られてしまったのでお知らせします。
現在、憑依転生者南雲ハジメの青春記録。をリメイク作成中です。
最近、食わず嫌いをしていたAIを触る機会がありまして、「なんやこれ便利やないかい」と実感しました。
続きの執筆の手も止まっているし、ランキングで気になる作品も減ったことだし、という感じで「AIで自給自足するしかねぇ!」ってわけです。
賛否両論あるでしょうが、このまま未完結でいるよりはとAI活用に踏み切りました。
さらにAIくんなら三人称視点でもカロリーが高くても問題ないんです。
というわけで文章量を増やしてお届けできればと。
とはいっても出来てる量は学校建造までです。
ハジメくんが目覚めてから時系列にして1年間分の簡易プロットはあるので、とりあえず1年間分書き溜めたら順次公開予定です。
たぶん今のペースだと半年弱ぐらい掛かる計算なので気長にお待ちください。
失踪するときは出来た分だけでも投稿しておきますね。
以下、文章量を稼ぐためのプロローグ(体験版)。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
プロローグ(体験版)
黒いトレンチコートの裾が瓦礫に触れ、かすかな音を立てた。白髪の短髪が乱れ、右の黒い眼帯の隣人である左の赤い瞳が状況を理解して鋭く光る。左腕の《義手型アーティファクト*1》が、銀と黒の機械的な輝きを放ち、赤いラインが淡く脈打つように見えた。
ハジメは軽く首を回し、ため息を漏らした。
どうやら
これで何度目になるだろう。経験を積み重ねるごとに、驚きは薄れ、代わりに淡い諦めと合理的な計算が頭を支配するようになった。
「はあ……今回も唐突だな」
ハジメは愚痴を零しながら、体を起こした。黒の長袖トレンチコートが、埃を払うように軽くはためく。機能的で戦闘向きの服装――グレーベストに白シャツ、黒ネクタイ、タクティカルパンツ、そして重厚なブーツ。すべてが、
そこでハジメは気付く。今までの経験から言って、転移直後は大抵「生き延びろ」モードになるが、今回は体が妙に軽い。コンディションが良いという意味ではなく、有るべき存在感が薄いとでも表現すればいいのだろうか。有るべきものがない。だが具体的に何がと言われると弱いのだが……。そんなあやふやな感覚の理由を、うだうだ考えても仕方なのでさっさと思考を打ち切る。
とりあえずは装備の確認。右手の人差し指に嵌めた指輪《宝物庫*2》はほぼ無事だったが、一部アイテムが影も形もないのと自身の能力に制限がかかっている感触がある。おそらく、トータス*3でのクソ神*4と戦う前あたりの水準だろう。
心の中で両親の声が響く。
『そんな装備で大丈夫か?』
『大丈夫だ。問題ない』
……相変わらず頼りになるな、と思った。
ハジメは家族を思い、小さく笑った。
ひとまず右手の指輪を輝かせ、《日記型アーティファクト》を起動させる。妹たちがあとで見返せるように、見聞きしたこと、考えたことを記録する習慣だ。双子の妹――南雲ウイ*6はきっと、これを「兄さんの青春記録w」と笑いながら読み漁るだろう。脳を焼かれている妹のためにも、しっかり残しておかねばならない。……あとはまあ、
まあ後々の事は後で考えればいいだろう。まずは廃墟の周辺を軽く探索する。同じような崩れた建物が延々と続き、世界特定につながる手がかりは見当たらない。感知範囲を広げ、敵意や生命反応を探る。いない。だが、空に浮かぶ巨大な円環――光の輪のようなものが、妙に気にかかる。記憶のどこかに引っかかるビジュアルだった。
それからも適当に歩き続け、徐々に街並みが変わっていく。少しずつ生気を取り戻していく風景から、進む道はこちらで正解だったようだ。死んだ街を抜け、そこでおそらく人であろう気配を感じ取った。アポカリプス世界ではないことに安堵しつつ、その方角へ向かう。感知範囲に妙な反応。獣のような二足歩行、そして機械的な気配。多種族共存の世界か?
薄暗い路地を慎重に進む。足音を殺し、影に溶け込む。しばらくすると遠くから喧騒が聞こえてきた。人の気配、銃声らしき音も混じるが、致命的な殺気はない。喧嘩の延長か。便利な世界だ。
路地の角からそっと覗くと、微かな光がチカチカと輝く街並みが広がっていた。看板には日本語に見える文字が並び、制服姿の少女たちが銃を携えて歩いている。頭上に淡く光る謎の輪――ヘイロー。そして、当然の如くその光輪を浮かべる女子高生たち。
ハジメの脳裏に、妹の顔が浮かんだ。
あっ、
〈了〉
誤字、脱字、違和感などあればお気軽に御指摘してください。気になることや未履修でわからないことでもok。