お久しぶりですね!!!(クソデカボイス)
ブルアカ大好き偉大なる先生方に読んでいただき俺も、
嬉しみのあまり、膝がガクブルですわ。
ガチャ天井したので、初投稿です。
本日は、なんとトリニティ総合学園に来ている。
アビドスの時みたいに賞金首が逃げた訳じゃないが、最近世話してる子達が真面目に修行してるし、着実に実力も上がってきているので、女の子だしここらでご褒美でもとお菓子を買いに来た訳だ。
トリニティは見てわかる通りザ・お嬢様学校と言った感じで、道や街並みは綺麗だし、カフェやスイーツ店が多く思える。
仲間の一人、弁天がトリニティ出身というのもあって、おすすめスイーツの店を紹介してもらった。
かなりの有名店らしく、店の外まで行列が並び、約一時間程並んで人数分のスイーツを買うことができた。
「あの、限定スイーツを」
「申し訳ございません。あちらのお客様で売り切れとなりました」
「う、うそ……あんなに並んだのに、売り切れ……っ!」
すぐ後ろに並んでいたトリニティ生達からの、殺気を孕んだ視線が集中する。
何やら穏やかじゃない雰囲気に、剃でその場から逃げ出したくなるが、折角買ったスイーツが台無しになるのでそれもできない。
「私達だって毎日頑張ってるんだ!」
「そのご褒美を楽しみに今まで我慢してきたのにっ!」
「食べ物の恨み……ゆるせん!!」
「サクラコ様!私共が限定スイーツを取り返してまいります!」
「えっ?ちょっ……!」
「スイーツ置いてけコラァ!!」
いかん、甘味に飢えた暴徒が生まれてしまった。
トリニティ生のお嬢様と言えど、やはりキヴォトス。
治安は最悪、問答無用で銃火器を構えては俺に向かって撃ってきた。
危なっ!?スイーツに当たったらどうすんだ!?
「手に入らないならいっそ!」
「撃たれたくなければおとなしくそれを渡しなさい!」
「スイーツスイーツスイーツスイーツスイーツスイーツスイーツスイーツスイーツスイーツスイーツ!」
最後の奴怖っ。
とりあえず話し合いができる正気の奴はいない。店の迷惑にもなるし、実力で鎮圧しても問題ないな。
テラス席のテーブルを倒して即席の遮蔽物に身を隠し、テーブルに差してあったパラソルに覇気を流して黒色化した武器を確保。
「スイーツはここに置いておくか、よし」
銃撃の弾幕が途切れた一瞬の隙に、テーブルの影から飛び出してパラソルを下に暴徒のど真ん中に落下。
石畳の地面は陥没する程の衝撃波を生んで周囲にいた生徒も軽く吹き飛ぶ。
敵勢力の隊列が崩れた所で、近くにいた者を掴んでは武器として投げ、或いは振り回して、たたんだパラソルで薙ぎ払い、銃撃がくれば盾にする。
ブラックマーケットで培った外道戦法をするには若干申し訳ないが、理性のない獣に慈悲は無用。ものの数分で暴徒の鎮圧が完了した。
「で、まだやるか?」
「い、いえ!私に戦闘の意思はありません!」
「そうなの?部下に指示を出してたからてっきり……」
鎮圧が完了したのは良かったが、一人だけ戦わずに残っていたシスター服姿の生徒によると、彼女達の大半はトリニティの治安維持部隊『正義実現委員会』の部員達や、主要派閥の『シスターフッド』のシスター達らしい。
つまり、周囲から見れば悪者は俺として映るのだそう。
そんな馬鹿なと思ったが、実際の戦闘理由など関係なく、この二つの秩序側の勢力と戦い圧倒してしまったのが問題らしい。
「やあ諸君、お困りの様だね」
そこに現れたのは眩しい金髪と手元が見えないくらい長い袖、真上に伸びた狐の耳を持つ、どこか儚げな雰囲気を纏う少女だった。
傍らには青い髪の、看護師だろうか?改造されたナースの様な制服に、ライオットシールドを携えた生徒が付き従っている。
「シスターフッドの次期首長が一般人相手に問題を起こしたとなっては外聞も悪いだろう。どうだね?この場は私に預からせてもらえないだろうか?勿論、この事は公にはしないし、彼の身柄も此方で保護させてもらう。ああ、正義実現委員会の方には私から委員長に直接説明しておくよ」
あれよあれよという間に、狐耳の少女が現場を収め、俺はなんとかスイーツを回収して、少女二人に連行される事となった。
場所は移り、厳かな雰囲気漂う豪邸の一室で面子は変わらず、俺と狐耳の少女と従者の様な少女の三人。
ここは彼女の自宅らしく、何人かの行儀見習いのメイド少女達や、恐らく狐耳少女の同じ派閥の生徒達。
あまり覚えていないが、トリニティ総合学園には名前の通り幾つもの学園が統合された自治区で、生徒会を始め、多くの部活にも各学校や派閥の影響が及んでいる。
外からは品行方正なお嬢様学校に見えても、テーブルの下では他人を蹴落とし貶め、陰湿な虐めが横行している伏魔殿。
元トリニティ生の子がそう言っていた。自主退学を選んだ理由も、そんな学園生活に嫌気がさしたとか。
つまりだ。弱みを握られた俺は、既に彼女達の掌の上という……。ゾクッと戦場でもないのに感じる得体の知れない恐怖に、背筋を冷たい汗が流れた。
「そんなに怖い顔をしないでほしい。我々は決して君を騙そうとか考えていない。信用してくれ」
「なんだ。俺はてっきり、他派閥の暗殺なんかをさせられるのかと」
「るとは──って、今の私が言うのもあれだが、君はどんな想像を。いや、それよりも些か他人を信用し過ぎじゃないか?」
「嘘をついてないんだから、信用するしないの話は俺の中ではもう終わってるんだよ。それに、今気になるのは、お前の名前だよ。あんなタイミングで介入してきたんだ。俺の名前は把握してるだろうが改めて、乙事ススムだ。名前は?」
「……フッ。大した度胸だ。いや、あれ程の実力があるなら当然か。申し訳ない、名乗るが遅れたね。トリニティの生徒会、『ティーパーティー』の末席を汚す百合園セイアだ。君とはこれから長い付き合いになりそうだよ。よろしく」
「私は『救護騎士団』所属の蒼森ミネです。先程の戦闘、お見事でした」
「おや、ヨハネ分派の次期首長、とは名乗らなくていいのかい?」
「私には政治がわかりません。ですので、トリニティの政に関わる気もありません」
「はは。君のそういう包み隠さない姿勢には安心すら覚えるよ。だからこそ、今日この場に呼んだのだがね」
おっと、黙って聞いてればミネも隣のセイア同様トリニティの次期トップ候補?本当に何で俺が呼ばれたかわからない。
「居心地は悪かろうが、我慢してくれ。本題に入ろうか。乙事ススム、君をここに呼んだ理由だが──キヴォトスを救ってほしい」
本当に何で俺?
「えぇと、キヴォトスを救う?何から?というか何で俺?」
「ははは。順を追って説明しよう。私にはね、未来が見えるのだよ」
セイアは悪戯が成功したような表情でそう言った。
「無論、未来の全てを把握しているという訳ではない。荒唐無稽な話だと思うが、まずはこれを念頭に置いて聞いてほしい」
用意された紅茶を少し口に含んで喉を潤す。まるで、これから話す事に緊張して喉が渇いているみたいに。未来を知っているならそんなことをする必要もないだろうに。
「近い未来、そうだね、具体的には数年後にキヴォトスでとある災害が起こる。これはトリニティだけではない、キヴォトス全体を巻き込む大災害だ。私はそれを食い止めたい」
「そこで密かに仲間を集めている。君の様な、何処の学園にも所属していない、自由な戦力をね」
「だけど、困った事にまずはトリニティの内部を掃除しなければ、先の災害を食い止めるなど夢のまた夢。私は順当にサンクトゥス分派の首長へと祭り上げられるだろう。表立って動けないが権力者として秘密裏に最大限の援助はできる。そんな私の代わりに君に助けてほしい訳だ。さて、ここまで理解できたかい?」
「……話が壮大だし、話し方も小難しいから合ってるかわからないけど……えぇと、未来にヤバい事件が起きるから、それをどうにかしたい。でもトリニティはまとまりがないからそれを解決したい。そこで俺がセイアの部下として動くってことか?具体的には俺に何をしてほしいんだ?」
「ふふ、君を見ていると誰かさんを思い出すよ。っと失礼。そうだね、あまり多用はできないが、連絡手段が欲しい。君の仲間にも私の事を伝えてくれて構わない。時期が来れば、こちらから使いを出すよ」
「わかった。セイアとミネのことを、あいつらに伝えればいいんだな」
「それと、それまでに君自身が強くなり、多くの者と交流してほしい。嫌いな相手まで仲良くなれとは言わない。だが、その繋がりが我々の力になる。君には、キヴォトスの架け橋となってほしい」
「……知り合いを増やせってことか?」
「ああ、その解釈で構わない。それと、君自身が強くなることも忘れないでくれたまえ」
出会った時とは違い、連絡先を交換したらすんなり解放されて拍子抜けだった。
帰り際に「仲間の子にも食べさせてあげるといい」と、手土産で持たされた高級感漂う紙袋が、元々買っていたスイーツ店のより凄そうなのは何だか複雑だ。
──
「セイア様。彼は信用できるのですか?既にブラックマーケットで幾つもの企業を壊滅させた新興集団のボスですよ」
「君の心配もわかるがね。彼は元々学籍を持たない孤児だ。あそこで生きていくにはそうするしかなかった。それに、彼は根っからの善人だよ。私の予知が保証しよう」
「わかりました。でしたら今日の業務は終了ですね。少々無理をなさったのでもうお休みください。ただをこねる様でしたら……私自ら『救護』致します」
「それは遠慮しておくよ……」
三千文字って、実は少ないのかしら?
最近、そう思う和ん子なのでした。
誰か、文章の書き方教えてクレメンス。
ガキ使見ないとやっぱ新年明けた気がしませんね……
では皆さん、
新年明けましておめでとうございます。
これからも、よろしくお願いします。
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