──自分を、鬼の子だなんて言うな。胸張って生きろ。誰が何と言おうと俺の弟、ポートガス・D・エースなんだからよ。ゴフッ。
──聞け!……サボは生きてる。ここから逃げたら、革命軍のイワンコフに聞け……はぁ、はぁ。
──あと、これだけは……愛してる。生まれてきてくれて……ありがとう。
──頂上戦争は、エースを取り逃した海軍の大敗により決着がついた。
乱入した黒髭海賊団に続き、何としてでもエースと白髭の命を狙う赤犬が修羅の如く迫るが、寸での所で間に合った冥王レイリーと、彼を乗せてきた赤髪海賊団が戦争に介入。
彼らによって戦争は終結となった。
海軍の裏切者──叛骨の魔猪、乙事ススムの身柄は彼の保護者だったガープより赤髪のシャンクス、冥王レイリーに引き渡され、彼ら経由でルフィとエースの元へ大切に届けられた。
彼の亡骸は新世界の海のとある島にて埋葬され、彼の死を惜しんだ参列者は、この場だけは敵も味方もなく、静かに喪に服したという。