古畑任三郎「ンン^〜おかしいですねぇ^〜えー、貴方。トレーナーさん。
被害者のヒシミラクルさんは「輪っか状のスナックが指から抜けなくて困ったことがある」と伺いました。そんなことありえるのでしょうか?
奇妙じゃありませんか?
ウマ娘は人よりも力がある存在だと描かれていますぅ〜。ええ、コレは。トレーナーさん。あなたがおっしゃったことですよ?確かに、そうだとはっきりおっしゃっていました。
それに抜けなくなったスナック。割ってしまえばいい、齧り付いて食べてしまえばいい。ただそれだけのことじゃあないですか。ではなぜ、「困った」のか
私が思うにね、誰かに見られたくなかったんじゃあないでしょうか。そのため、誰かに見られそうになって、気が動転していたんです。
食べてしまえばいい、割ってしまえばいい、そんなことにさえ気づかぬほど気が動転していた。そうだとしか考えられないんです。
では、なぜ見られたくなかったのか。これは簡単です。輪っか状のスナックには何かしらの意味かメッセージがあったからです。
だから、誰かに見られそうになって、気が動転してしまった。その証拠隠滅を図りスナックを抜こうとした、でも抜けなかった。だから「困った」わけです。
指、リング、意味。
ええそうです。被害者のヒシミラクルさんは左手の薬指にスナックをはめていた。お菓子の結婚指輪とでも言いましょうか
左手の薬指にはめたリングは婚約や結婚という意味を持つことは周知の通りです。
ですが、ヒシミラクルさんは結婚していたという事実も、婚約者の存在も否定されています。トレセン学園は全寮制の女子校ですから、むしろ当然でしょう。
ですから、必然的に「誰かを想って輪っか状のスナックを指にはめた」ことになります。違いますか?いいえ違わないんです。そうじゃないとおかしいんです。
そしてこれなら納得もいきます。なんせお菓子とはいえ、被害者にとっては結婚指輪ですから、壊すことなど到底できません。
では、被害者のヒシミラクルさんは、誰を想っていたのでしょうか?誰に見られそうになったのか?
ご存知ありませんか?彼女と最も近しく、そしてお菓子の結婚指輪を目撃できた人物……よーくご存じのはずです
まだ分かりませんか!?トレーナーさん!!あなたしかいないんです!!最も親しい異性もあなた!!見られて困るのもあなた!!全ての証拠があなたを指しているんですよ!!
……まだ、続けるおつもりですか?