AION REAGALIA(アイオン・レガリア)   作:ネネカ大神

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【絶対王】アル・ゼノン・エテルナ

 

1. 通常状態:帝王の静謐(エンペラーズ・サイレンス)

 

通常時のアル・ゼノンは、その圧倒的な星韻(せいいん)を内側に完璧に封じ込めています。腰に下げた王権具『万劫の針(アイオン・ニードル)』は、一見すれば細身で華奢な、儀礼用の金細工の長剣に過ぎません。しかし、その一振りは「物理的な斬撃」ではなく「存在の固定」を目的としています。剣筋が走った空間の座標は、王の意志によって一時的にロックされ、敵は回避行動を取ることさえ物理的に不可能となります。

 

「余が振るえば、そこに標的があるのは当然のこと」

 

という理屈に基づき、攻撃は必中となります。また、受動的な権能として、王の周囲には常に「静謐の領域」が展開されており、敵意を持つ者が放つ毒、呪い、あるいは次元干渉などの負の概念は、王の肌に触れる前に霧散し、無害な光へと中和されます。

 

 

2. 刻印具解放:万劫の針(アーティファクト・リリース)

 

王が『万劫の針』の真名を開放した状態です。剣身から黄金の星韻が溢れ出し、王の背後には直径数十メートルに及ぶ、巨大かつ複雑な黄金の時計盤「アイオン・クロック」が光の輪として出現します。

 

この段階において、アル・ゼノンは「世界の法則(ルール)」を局所的に上書きする権利を行使します。

時計の針が時を刻む「カチリ」という音と共に、周囲の物理現象は王の望むままに再定義されます。

 

例えば、迫りくる極大火炎を「心地よい春の風」に書き換え、自身の肉体の質量を「ゼロ(虚数)」に設定することで全ての物理干渉を透過させるといった、戦場そのものの「設定変更」が可能です。

 

この段階の王に挑む者は、戦う以前に「火は熱い」「剣は硬い」といった前提条件そのものを奪われる絶望を味わうことになります。

 

3. 神理昇華:アイオン・レガリア・ゼロ(ロジック・サブリメイション)

 

アル・ゼノンが宇宙の基幹システム(OS)そのものと完全に同期し、その全管理権限を掌握した究極の姿です。

背後の時計盤は無数の数式と光の粒子へと分解され、王の瞳は右目に黄金の全演算、左目に藍色の慈愛を宿した「神の眼」へと変じます。

この領域において、ゼノンはもはや「現象」を操作するのではなく、

「記述(コード)」そのものを書き換えます。

 

神理技【万劫なる法典:零地点(アイオン・レガリア・ゼロ)】が発動すると、世界から全ての色彩が失われ、対象は宇宙という壮大な物語から「不要な一行」として検索され、物理的・概念的・歴史的に一括削除(デリート)されます。この状態の王が放つ言葉は言霊を超えた「真理」となり、

 

                         数式

                     Reality= Zeno's Will

 

(現実はゼノンの意志によって定義される)が文字通り成立します。敵がどれほど強大な神であっても、王が「貴公は、最初から生まれていない」と定義し直せば、その瞬間にその存在は因果律の彼方へ消え去り、他者の記憶からも抹消されます。これは「勝利」ではなく、宇宙からの「抹消(パージ)」です。

 

 

四星天将

 

1. 【蒼穹】イシュタル・ド・アステリア

 

役職:四星天将筆頭 / 王の理性(ロゴス)

刻印具:星辰理杖(せいしんりじょう)『アストラル・レイ・マグナ』

 

通常状態:理の否定(ロジック・ネゲイション)

 

彼女が戦場に立つだけで、その周囲は「王の理性」に支配された領域となります。敵が放つ魔法や超常現象は、彼女の肌に触れる前に計算式を強制的に書き換えられ、ただの光の粒子へと分解されます。彼女自身は理杖を用いた精密な打撃を行い、物理的な法則のみで敵を圧倒します。

 

刻印具解放:理杖『アストラル・レイ・マグナ』

 

杖が巨大な光の天秤と化し、世界の全事象を「有効」か「不要」かに仕分けます。この段階では、敵のスキルの発動プロセスそのものを「無効なデータ」として強制終了させることが可能です。神の奇跡ですら、彼女の前ではただの「プログラムエラー」として処理されます。

 

神理昇華:天理の審判官(ジャッジ・オブ・ロゴス)

 

王の理性を完全に代行し、宇宙のOSそのものにアクセスする姿。彼女が「その存在は不当である」と断じた瞬間、対象は宇宙の記述から物理的に切り離されます。

 

神理技:【天理剥奪(ロジック・アウト・デリート)】

 

対象を「この宇宙に存在してはならない致命的なバグ」として定義。対象の全権能、全記憶、および存在確率を「完全なゼロ」に固定し、因果律の果てへ追放します。

 

 

2. 【金剛】バシュタール・フォン・ガルムガルド

 

役職:王の盾 / 不変(スタティック)

刻印具:金剛輪廻黄金盾(こんごうりんねおうごんたて)『ヴァジュラ・イージス・フルマナ』

 

通常状態:絶対不透過(パーフェクト・イムニティ)

 

物理、魔導、概念を問わず、如何なる干渉も彼の肉体を傷つけることはできません。彼にとって核爆発の衝撃波は「心地よい微風」に過ぎず、神殺しの刃ですら彼の肌を掠めることさえ不可能です。彼はただそこに立つだけで、王を守る難攻不落の絶対障壁となります。

 

刻印具解放:黄金盾『ヴァジュラ・イージス・フルマナ』

 

盾が幾重にも展開され、王と部下を包み込む「不動領域」を生成します。この領域内では、あらゆる事象の「劣化」と「変化」が禁止されます。傷は癒える必要さえなく、受けた瞬間に「無傷の状態」へと固定され、毒や呪いも「変化」の一種として無効化されます。

 

神理昇華:不動の天界門(エターナル・ガーディアン)

 

バシュタール自身が宇宙の「定数」そのものと化した姿。彼の半径1キロメートル以内では、「破壊」という概念の存在そのものが許されなくなります。

 

神理技:【金剛不壊・万劫の檻(ダイヤモンド・ステイシス)】

 

敵が放った全エネルギーを「自身の防御力の強化」へと変換。同時に対象を「決して壊れることのない彫像」として時間軸ごと凍結し、永久に封印します。

 

 

3. 【煉獄】アグニオセオス・プロメテア

 

役職:王の剣 / 破壊(エントロピー)

刻印具:断焔双剣(だんえんそうけん)『スルト・ロゴス・ムスペル』

 

通常状態:分子加速(サーマル・オーバードライブ)

 

周囲の熱エネルギーを自在に操ります。敵の武具を触れることなく溶解させ、あるいは大気中の熱を奪って絶対零度の氷の礫を形成します。双焔剣を用いた剣技は、熱膨張による超高速の踏み込みを伴い、回避は困難を極めます。

 

刻印具解放:双焔剣『スルト・ロゴス・ムスペル』

 

二振りの剣が一本の巨大な焔の巨柱となり、宇宙の「熱力学第二法則」を局所的に支配します。対象を一度絶対零度に凍てつかせて分子構造を「静止」させた後、一転して数千万度の超高熱を叩き込むことで、物質を原子レベルで「蒸発」させ、この世から消し去ります。

 

神理昇華:終末を告げる太陽(アポカリプス・レイ・フェニックス)

 

全分子運動を王の意志で制御する、宇宙の熱死(エントロピーの極大)を司る姿。彼の周囲では物質の流動が停止、あるいは暴走し、存在そのものがエネルギーへと還元されます。

 

神理技:【恒星爆発(ノヴァ・ギガス・イグニッション)】

 

指定した座標の全熱量を一点に爆縮させ、擬似的な超新星爆発を引き起こします。耐えられる物質はこの宇宙のどこにも存在しません。

 

 

4. 【虚無】ゼロス・ヴァン・ニヒリティ

 

役職:王の寵愛 / 虚無(ニヒリティ)

刻印具:呑虚短刀(どんきょたんとう)『エンプティ・ノート・ゼロ』

 

通常状態:忘却の残滓(ロスト・アーカイブ)

 

ゼロスが視線を向けた対象から、徐々に「情報」が剥落していきます。敵は剣の握り方を忘れ、魔法の詠唱を忘れ、最終的には自分が「誰」で「なぜ戦っているのか」さえも失い、ただの空虚な抜け殻へと成り果てます。

 

刻印具解放:短刀『エンプティ・ノート・ゼロ』

 

短刀が空間に「空白」を刻みます。それは物理的な切断ではなく、世界の記述からその場所の情報を消し去る行為です。吸い込まれた魔力、質量、そして時間は全て虚無へと還り、再生や修復といった概念さえも適用されなくなります。

 

神理昇華:虚無の深淵(アビス・エンド・レクイエム)

 

王が「不要」と断じた全てを飲み込む、宇宙の最終排出口としての姿。彼が歩む場所は、物理法則そのものが消失した暗黒の淵となります。

 

神理技:【忘却の晩餐(レクイエム・イーター・ゼロ)】

 

対象の「存在理由(アイデンティティ)」を捕食します。歴史の中からその存在が成した全ての足跡、記憶、功績が抹消され、その者は「最初から生まれてこなかった」ことに書き換えられます。

 

 

時辰十二翼

 

一:子の刻【潜影】

 

正将:ゼフェル・カイン

 

通常状態: 存在確率の最小化。誰の意識にも登らず、光学・魔導的な全探知を無効化して敵の背後を取る。

 

刻印具解放(影葬魔鎌『ノスフェラトゥ』)

 

敵の「影」を物理的に切断・収穫する。影を失った対象は、存在の拠り所を失い、肉体が希薄化して崩壊を始める。

 

神理昇華: 【影葬・虚無の境界】

 

自身を「この世に存在しない数式」として再定義し、敵の攻撃をすべて透過させつつ、一方的に敵の存在理由を刈り取る。

 

 

副将:カイル・レム

 

通常状態: 認識阻害の極致。自身と随伴する軍勢の存在感を「風景の一部」として定義し、神の目を持ってしても探知不能な隠密状態を維持する。

 

刻印具解放(隠者の聖衣『ハデス・シェード・マント』)

 

影の中に無限の容量を持つ非実体空間を構築する。味方全員を影の中へ引き込み、あらゆる物理干渉を透過しながらの高速移動を可能にする。

 

神理昇華:【亡霊の隠れ家(ファントム・ハイヴ)】

 

戦場全体の「光と影」の概念を反転させる。敵を実体のない「影」へと定義変更して攻撃を無力化し、自分たちを「実体ある闇」として一方的に蹂躙する。

 

 

二:丑の刻【剛力】

 

正将:バラム・バルドス

 

通常状態: 絶対的な腕力。一撃で山を穿ち、衝撃波だけで周囲の敵を粉砕する。

 

刻印具解放(破城爆震槌『ミョルニル』)

 

槌が触れた瞬間に、対象の「硬度」という情報を一時的に「0」へ書き換える。どんな防壁も豆腐のように砕く。

 

神理昇華: 【惑星砕き(プラネット・バスター)】

 

物理破壊ではなく、物質の「構造定義」そのものを破棄する。彼が叩いた場所から世界は「砂の城」のように崩壊する。

 

 

副将:ヴァレリ・ギガ

 

通常状態: 不動の肉体。惑星直撃級の衝撃をその身一つで受け止め、1ミリの退却も許さない絶対的な防衛線を構築する。

 

刻印具解放(不動巨城『アイギス・フルメタル・バリアー』)

 

自身の質量を操作し、重さを一時的に「惑星一個分」に設定する。これにより、大地そのものを物理的に固定し、空間の歪みさえもその重圧で封殺する。

 

神理昇華:【金剛不壊の理(ダイヤモンド・ロウ)】

 

自身に「傷つく」という概念が存在しないことを宇宙の法典に記述する。全ダメージを「0」として処理し、受けた衝撃をそのまま敵へと反射する。

 

 

三:寅の刻【神雷】

 

正将:ラージャン・シン

 

通常状態: 反射神経の限界突破。常に雷と同期しており、敵の動作を「停止」しているかのように知覚する。

 

刻印具解放(迅雷神理双剣『アグニ・ガンド』)

 

全身が純粋な雷エネルギーへと変じ、光速の刺突を繰り出す。

 

神理昇華: 【神殺しの牙(ライジング・ノヴァ)】

 

因果律さえも置き去りにする。「斬った」という結果が、「斬る」という動作より先に発生する。

 

 

副将:シュラ・ベスタ

 

通常状態: 超並列演算。正将ラージャンが動く際に生じる数兆の因果を全て計算し、最も効率的な勝利への弾道をコンマ数秒で提示する。

 

刻印具解放(神算の眼『ラプラス・アイ・プロセッサ』)

 

敵の魔力回路および脳内信号をハッキングする。魔法の発動を強制的に暴走、あるいは物理的な神経伝達を遮断して敵を沈黙させる。

 

神理昇華:【全知の電子海(アカシック・リンク)】

 

戦場すべての情報を掌握し、未来予知に近い精度で敵の動きを完全に見切る。敵の回避確率を数学的に「0%」に固定する。

 

 

四:卯の刻【空間】

 

正将:フィオナ・エインズ

 

通常状態: 空間跳躍。距離という概念を無視し、敵の眼前にいきなり現れる、あるいは数光年先を直接斬り裂く。

 

刻印具解放(虚空断層細剣『デュランダル』)

 

剣を振るった軌道に「空間の裂け目」を固定し、それを多次元的に展開して同時着弾させる。

 

神理昇華: 【次元の葬送(ディメンション・エンド)】

 

対象が存在する座標の「存在許可」を取り消し、永久に世界の表側から消去する。

 

 

副将:ミラベル・ピコ

 

通常状態: 重力操作。局所的に重力を数万倍に高め、飛来するあらゆる飛び道具や魔法を、王の前に届く前に地面へと叩き落とす。

 

刻印具解放(重力定規『イヴェント・ホライゾン・メジャー』)

 

空間の密度を操作する。自身と味方の周囲の空間を「硬化」させ、透明かつ不可視の、如何なる刃も通さない空間の壁を形成する。

 

神理昇華:【重力特異点(シンギュラリティ)】

 

敵の足元に事象の地平線を強制発生させる。光さえも逃げられない虚無の底へ敵を引き摺り込み、その存在を一点の塵へと圧縮して消滅させる。

 

 

五:辰の刻【焦熱】

 

正将:フェイロン・アシュタ

 

通常状態: 体温操作。周囲数キロの大気を瞬時に加熱し、呼吸するだけで肺を焼く死の領域を作る。

 

刻印具解放(焦熱龍神槍『サラマンダー』)

 

槍から放たれる業火が龍の形を成し、自動的に敵を追尾し、魂ごと焼き尽くす。

 

神理昇華: 【龍王の超新星(プロミネンス・バースト)】

 

自身を疑似的な恒星へと定義し、視界に入る全ての物質をプラズマ化させて蒸発させる。

 

 

副将:ナバール・リン

 

通常状態: 推進力制御。正将フェイロンが発する熱エネルギーを純粋な運動エネルギーに変換し、自身の移動速度を爆発的に高める。

 

刻印具解放(龍翼推進器『イフリート・ジェット・ブースター』)

 

他者の熱量を「奪う」ことで対象を絶対零度で強制凍結させ、奪い取った熱を自身の魔力、あるいは味方の推進力へと変換・還元する。

 

神理昇華:【光速推進(ワープ・ドライブ)】

 

莫大な熱量をすべて座標移動のエネルギーに置換する。部隊全体を「時間軸」を飛び越えるほどの亜光速移動へ至らせ、敵が認識する前に戦場を制圧する。

 

 

六:巳の刻【因果毒】

 

正将:オフィール・ゼム

 

通常状態: 腐食の瘴気。触れた物質だけでなく、魔法の術式さえも「腐らせて」崩壊させる。

 

刻印具解放(万魔猛毒鎖『ウロボロス』)

 

鎖で繋いだ対象と自身の「苦痛」を共有、あるいは反転させる。

 

神理昇華: 【因果の壊疽(パラドックス・エッジ)】

 

敵の「最強の攻撃」を「最大の弱点」へと定義変更し、攻撃した瞬間に自滅するように仕向ける。

 

 

副将:ナイア・セルペン

 

通常状態: 石化の魔眼。視界に入れた対象の魔力循環を一時的に物理的な石へと変え、魔力による抵抗や移動を封じる。

 

刻印具解放(蛇神の魔眼『メデューサ・オリジン・レンズ』)

 

自身の肉体を液体化(蛇化)させる。物理ダメージをすべて無効化し、敵の傷口や毛穴から体内に侵入して、内側から石化を進行させる。

 

神理昇華:【蛇神の石縛(メデューサ・エンド)】

 

肉体のみならず「精神」や「思考の回転」を石化させる。敵は永遠に思考停止したままの石像となり、解呪不能な「静止」を与えられる。

 

 

七:午の刻【瞬刻】

 

正将:アル・ザヒド

 

通常状態: 神速の刺突。一瞬の間に数万回の突きを繰り出し、敵を微塵切りにする。

 

刻印具解放(閃光重聖槍『ロンギヌス』)

 

槍が貫いた座標の「時間」を停止させ、再生や修復を物理的に不可能にする。

 

神理昇華: 【瞬刻の奉仕(ロイヤル・パッシブ・エンド)】

 

「突く」という因果を宇宙の法典に直書きする。回避も防御も「計算上ありえない」として却下される。

 

 

副将:フェリス・シド

 

通常状態: 時間遅延。自身の周囲数メートルの時間を100分の1に遅延させ、敵の攻撃を完璧に見切り、味方の攻撃を必中に導く。

 

刻印具解放(加速懐中時計『クロノス・マスター・ギア』): 対象の「全盛期の状態」を現在に固定する。味方が負傷しても、一秒前の「無傷の状態」を無理やり現在に上書きし続け、実質的な不死身を与える。

 

神理昇華:【加速の極致(クロノス・オーバードライブ)】。 味方全体の時間を数万倍に加速させる。世界が完全に停止したかのように見える中で、王の進軍の邪魔になるすべてを排除し終える。

 

 

八:未の刻【夢幻】

 

正将:ネルガル・アリエス

 

通常状態: 催眠の芳香。吸い込んだ者の戦意を喪失させ、幸福感の中で膝を突かせる。

 

刻印具解放(夢幻銀糸『パピヨン』)

 

銀糸が敵の五感をジャックし、自分たちを「愛する者」の姿に見せかけ、反撃を封じる。

 

神理昇華: 【夢の終着点(ラスト・ファンタジア)】

 

現実を「夢」として定義する。敵が「斬られた」という夢を見た瞬間に、現実の肉体が同様に両断される。

 

 

副将:ソフィア・ハマル

 

通常状態: 精神の盾。あらゆる洗脳、恐怖、誘惑といった精神干渉から味方の魂を完璧に防衛し、常に平常心を維持させる。

 

刻印具解放(安息の揺籃『モーフィアス・ヴェール』)

 

受けた負傷や死という事実を「ただの悪い夢」として処理する。現実の肉体からダメージの記述を抹消し、瞬時に全快させる。

 

神理昇華:【安息の聖域】

 

戦場を「王の寝室」として再定義する。その領域内ではあらゆる暴力行為や殺意の存在が許されず、敵は幸福な眠りに落ちる以外に道はなくなる。

 

 

九:申の刻【変幻】

 

正将:サルマン・ハヌマ

通常状態: 如意棍の自在伸縮。棍の長さを数キロメートルに伸ばし、あるいは質量を数万トンに増やして叩き潰す。

 

刻印具解放(変幻如意棍『エンテン』)

 

棍を数万本に分裂させ、意志を持つかのように敵を自動で追尾し粉砕する。

 

神理昇華: 【万軍の主(ヘラクレス・レギオン)】

 

自身が一万体の実体を持つ分身へと分裂する。それぞれが王の星韻を宿した最強の戦士。

 

 

副将:マイラ・ヴァジュ

 

通常状態: 動作模倣。敵の武術や体術、あるいは初歩的な魔法を一目見ただけで完璧に写し取り、さらに洗練された精度で即座に撃ち返す。

 

刻印具解放(万象の鏡『ヤタ・ノ・カガミ・リフレクター』)

 

敵が放った魔法やスキルの「術式」をそのまま反射する。反射時に威力を10倍に増幅させ、本人の力を以て本人を撃破する。

 

神理昇華:【神理模倣(ロジック・コピー)】

 

敵が持つ「神の権能(神理)」さえも一時的に解析・コピーする。本人よりも高い出力と効率でその権能を発動し、敵を絶望させる。

 

 

十:酉の刻【烈風】

 

正将:ガルダ・ハクロン

 

通常状態: 大気操作。真空の刃を作り出し、視界に入る全ての物質をミクロ単位で切り刻む。

 

刻印具解放(劫火鳥翼扇『フェニックス』)

 

猛烈な突風と摩擦熱により、酸素を吸い込んで燃え上がる「炎の暴風」を引き起こす。

 

神理昇華: 【大気の断頭台】

 

大気そのものを「死の概念」へと変える。呼吸をした瞬間に、敵の体内の空気が爆発して内側から崩壊させる。

 

 

副将:アヴェスタ・ヴィ

 

通常状態: 飛翔と重力無視。三次元を無視した自在な軌道で飛び回り、落下速度を衝撃波へと変えて死角から敵を翻弄する。

 

刻印具解放(旋風の翼『ガルーダ・ウィング・ブースター』)

 

周囲の空気の振動を一点に集束させる。自身の踏み込みに合わせて惑星直下型の圧力を敵の脳天に突き刺し、内部から粉砕する。

 

神理昇華:【衝撃の超越(インパクト・マキシマム)】

 

全ての運動エネルギーを「純粋な破壊」へと変換する。自身が触れる、あるいは風を切るだけで対象を粉塵へと変える。

 

 

十一:戌の刻【氷結】

 

正将:シリウス・ヴォルク

 

通常状態: 冷気の波動。自身の周囲の時間を「凍りつかせる」かのように遅延させ、絶対零度の刺突を見舞う。

 

刻印具解放(氷結魔牙『ガルム』)

 

噛み付いた(斬った)部位の分子運動を停止させ、再生はおろか「動くこと」を不可能にする。

 

神理昇華: 【絶対零度の断罪(コキュートス)】

 

熱という概念を宇宙の法典から削除する。魂の振動さえも停止し、無へと還る。

 

 

副将:シグルド・フェン

 

通常状態: 氷壁構築。如何なる熱量攻撃も吸収し、自身の強度へと変換する永久氷の盾を作り、王への道を塞ぐ。

 

刻印具解放(永久の氷壁『ニヴルヘイム・バリアー』)

 

戦場全体を「氷の牢獄」に変容させる。敵の機動力を完全に奪い、絶対零度の冷気で生命力を秒単位で削り続ける。

 

神理昇華:【永久氷壁・ヘイムダル】

 

宇宙が終焉を迎える際の「熱死」を先取りした冷気を呼び出す。因果律ごと敵を氷の中に封印し、宇宙が滅びるまで溶けない檻に閉じ込める。

 

 

十二:亥の刻【激震】

 

正将:ギガス・ヴァハル

 

通常状態: 激震の踏み込み。一歩ごとに地震を引き起こし、敵の体勢を崩して大地の槍で貫く。

 

刻印具解放(震槌『ガイア・クエイク』)

 

槌が触れた対象の「固有振動数」に自身の星韻を強制同期させ、内側から物質を爆発・粉砕させる。

 

神理昇華: 【地軸粉砕(ガイア・ブレイク)】

 

惑星そのものの質量と回転を味方につけ、一撃で大陸そのものを沈める破壊の極致。

 

 

副将:パンサ・デュロ

 

通常状態: 衝撃の吸収と放出。敵から受けた衝撃を自らの肉体に一時的に蓄積し、自身の攻撃に乗せて数倍の威力で撃ち返す。

 

刻印具解放(共振の震指『シヴァ・ビート・ディスラプター』)

 

触れた物質の分子結合を「微細振動」で緩ませる。どんなに強固な神金であっても、素手で握りつぶせるほどに脆くさせる。

 

神理昇華:【共振消滅(ハーモニック・ゼロ)】

 

対象が持つ「存在の拍動」を完全に打ち消す逆位相の振動を放射する。生物、無機物を問わず、跡形もなく分子レベルで消滅させる。

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