広大な砂漠が広がる大陸の象徴、黄金の都「時極帝国・エテルナ」。
そこは、万物のエネルギーである「星韻(せいいん)」を、絶対的な王の意志によって「時間の法」へと昇華させた、神の庭とも呼べる理想郷である。中央にそびえ立つ聖時計塔『クロノス・マギ』が時を刻む限り、この国では死さえも王の許可なく訪れることはない。

【主人公:アル・ゼノン・エテルナ】

エテルナを統治する、史上最強の王。
世界の因果を司る王権具(レガリア)『万劫の針(アイオン・ニードル)』を携え、一瞥だけで万象の時間を停止させ、指先一つで物理法則を書き換える。あまりに強大すぎるその力は、彼から「戦いの高揚」を奪い、日々の退屈を加速させていた。

【最強の軍団:四星天将と時辰十二翼】

王に仕えるのは、王から時の力の一端を分け与えられた28名の精鋭たち。
王の直属であり世界の属性を司る四人の怪物。
十二の刻を冠し、将と副将がペアとなって一国を滅ぼす武力を誇る二十四人の精鋭「時辰十二翼」。
彼らは王を「神」として崇拝し、王の日常を汚すあらゆる不浄を、一瞬のうちに歴史から抹消する。

【物語の奔流】
物語は、近代科学の力で「魔法の時代」を終わらせようと画策するガリア連邦の侵攻から幕を開ける。しかし、最新鋭の魔導艦隊は、エテルナの精鋭わずか四人を前にして、爆発することさえ許されず灰へと還された。
この圧倒的な武威の誇示は、大陸中の諸国を恐怖に陥れる。

「一人の王に、世界の未来を委ねるわけにはいかない」

恐怖に突き動かされた近隣諸国は、かつてない規模の軍事同盟『反王同盟』を結成。王の「静かなる日常」を壊すべく、禁忌の兵器や策謀を巡らせてエテルナへ挑む。
だが、真の脅威は人間たちの争いの裏側で密かに目覚めていた。
空の亀裂から現れる、神話時代の覇者たち――「神代の版図・ゼノビア」。
今の世界を「偽りの歴史」として否定する古代の神々に対し、アル・ゼノンは再びから立ち上がる。

「時間は、余の許可なく進むことを許さない。……世界の終わりさえも、余が決めることだ」

最強の王と、彼に命を捧げる二十八人の精鋭。
彼らが綴るのは、未来を奪い合う人間たちの抗争か、それとも神話の再来か。
理(ロゴス)を書き換える王の覇道が、今、始まる。

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