はい、メリクリです。(んなプレゼントいらねーよって方はブラウザナウでよろしくお願いします)
なんでこんな作品見てくれてるの……?(嬉しさ半分驚き半分)
なんか知らんけど好評っぽいので第二話です。少しグダったかも……
「大いなる道を往き、総てを司る男……大道 総司だ」
「っ…………」
僕を助けてくれたカブトムシの人─“仮面ライダーカブト”って言うらしい─こと、大道さんの圧倒的なオーラによって僕は息を呑むしかなかった。人差し指を天に向けると、雲の割れ目から大道さんに向けて光が差し込んで後光があるようになってるから余計にオーラに圧倒されるしかなかった。
「君、怪我はないか?」
「えっ?えっと……は、はい大丈夫です」
「……」
大道さんは僕をじっと見て屈んだかと思ったら、膝の上まで裾を上げた。
「怪我しているな。ちょっと待っていろ、絆創膏を貼る」
そう言って腰のポーチからガーゼと絆創膏を取り出して膝の擦り傷の手当てをしてくれた。僕が我慢しているの分かってたのかな。
「あ、あの、何で助けに来てくれたんですか……?」
「ん?」
手当てをしてくれている大道さんに僕は質問をした。
「あっ、ここって人がいなくて、助けを呼んでも来ない事が多いのに、どうして……」
僕が最後の言葉をどう言おうか迷ってもごもごしていると、大道さんは立ち上がって話し始めて、さぞ当たり前かのように一言言った。
「助けを求める声が聞こえたからだ」
「声が、聞こえたから……」
大道さんは続けた。
「【子供の夢は未来の現実】と言う。子供がいなければ世界が無くなってしまうからな」
「未来の、現実……」
『僕もオールマイトみたいなヒーローになる!!』
小さい頃からの夢を思い出す。
“無個性”と言われた時に不可能だと思った「ヒーローになる」と言う夢を、まだ諦めてはいけないと言う気持ちを……
この人なら……!!
「大道さんッ!!!」
大道さんは僕を見つめている。
「僕も……“無個性”だとしても……!!」
「ヒーローになれますか!!?」
「……とある人が言っていた。【世界は自分を中心に回っている。そう思った方が楽しい】と。お前がヒーローになれると言うのなら……」
「ヒーローになる」
「ッ……!!!」
僕は“無個性”だ。そうだとしても“なる”と断言してもらえた事に、涙を流す事を忘れて感激していた。
「ただ1つ、言うべき事がある」
「1つ……?」
「それは“強さ”だけでヒーローになれると思わない事だ」
大道さんから言われた事は今のヒーロー社会とは真反対の事だった。今日のヒーローは、日々ヴィランとの戦いなどで強い“個性”のヒーローが多くいる。“強さ”だけとはどう言う事なのだろうか……
「言葉の意味が分からなくてもいい。これから鍛えていく中でその意味を見つけていけばいい」
「これから……って、え?」
「どうした?」
僕の聞き間違いでなければ、大道さんは「これから鍛ていく」と言っていた。つまり……
「大道さんが、僕を鍛えるんですか!?」
「そうだが、何か?」
何で「当たり前だ」みたいな顔してるのこの人!?ま、まぁ大道さんの様な立ち回りができる人に教えてもらえるのなら、僕としても良いかもしれないのだけれど……
「とりあえず、このヴィランは縛り上げておこう」
そう言って大道さんは捕縛テープを懐から出して……何で持ってるのこの人……
「……何見ているんだ?見たところで面白いものはないぞ」
「い、いや、何で普通、ヒーローが持っている捕縛テープを持っているのかなぁ〜と……」
「言ってなかったか?俺はこう見えてヒーロー免許を持っている」
「え?」
「え?」
な、なんてこった!?僕とした事がヒーローの名前を知らないだなんて……!!“仮面ライダーカブト”“仮面ライダーカブト”……ダメだ思い当たる節が全然ない……かと言って昨日まではいなかったから今日からと考えて不思議じゃない。海外のヒーローと思ったけど、大道さん自身歴とした日本人だからその線は薄いか……つまりは───」
「おい」
「ひゃいっ!?」
「途中から声に出ていたぞ。それとヴィランの対処もできた。後は警察に任せるとして、君を家まで送るとしようか」
「あ、はい、ありがとうございます……」
その後は大道さんの赤いバイク─カブトエクステンダーで僕の住んでいるマンションまで送ってもらったんだけど、帰っている途中で特徴的な形をした青いオフロードバイクとすれ違った気がする……
「そう言えば、名前はなんだ?」
「えっと、緑谷 出久って言います……」
「“出久”か。良い名だ」
大道さんから名前を褒められて嬉しく思う。僕の幼馴染からは“木偶の坊のデク”って言われてたからそんな事を言われて、心が晴れやかになった。
帰ってくると、お母さんに心配かけさせちゃったのか大泣きしていたし、僕の事を鍛えると大道さんが伝えるとお母さんが
「本当にいいのでしょうか…?」
「子供達の夢を叶えさせるのもヒーローの務めです。俺が出久君の【ヒーローになりたい】と言う夢を叶えさせます」
「ありがとうございますぅぅぅぅぅぅ!!!」
と、この様に大号泣で僕の事を託してくれたから、お母さんを絶対に喜ばせると決めたのだった。
それと師匠の料理はどこのレストランよりも美味しかった。お母さんには負けるけどね。
「とある人が言っていた。【病はメシから。食べるという字は、人が良くなると書く】ってな。しっかりと食べて、怪我を治すといい」
って言いながらいつの間にか買っていた材料で色々料理を作ってくれたんだけど、大道さんって何者なんだろう……
「おはようございます、師匠!!」
「おはよう。朝食は食べてきたか?」
「はいっ!」
師匠─大道さんと出会ってから数ヶ月。中学生となった僕は師匠の下で鍛錬を積んでいた。この数ヶ月の間に色々な事があったなぁ……
例えば、海岸に不法投棄されていた粗大ゴミを体力と筋力の鍛錬として僕1人でやったんだよね。師匠からは力のかけ方や腰の入れ方などを教えられて、時間はかかったけど今の綺麗な海岸になったんだ。
後は師匠がプロヒーローとして活動している事かな。最近は「仮面ライダーカブト」って小さい子達が言っているのをよく耳にするから、子供ウケはかなりいいらしい。それどころか一部の大人達からの熱烈なオファーによってプラモデル化したりとかなりの人気を誇っていた……師匠も師匠でノリノリだし。
と、こんな感じでかなり濃密な数ヶ月を過ごした僕だけど、まだまだ課題が残っていた。それは───
「エイィッ!!」
「遅い。もっと予備動作は少なくしろ」
「ハァッ!!」
「良いストレートだが力が逆に入りすぎている。肩の力を抜け」
……と、師匠からかなり多くのダメ出しを食らっていた。それに加えて──
「グヘッ!!」
「避けるのは上手くなった。だが攻撃がすぐ来ないとは限らない」
師匠からの攻撃を防ぐ訓練がかなりキツい……師匠はかなり手加減しているみたいだけど、ほんの少し前まで一般人だった僕にとっては格闘家と戦う様なものだから、毎回怪我をしてしまう。けれど最初に比べたら格段に良くなっているし、師匠も「上達したな」と褒めてくれるから頑張れる。
「そろそろ時間だ。放課後、しっかりと訓練するぞ」
「は、はいッ!!」
師匠が言っていたけど、【人の道を歩むのは人の道。その道を開くのは天の道】だって。師匠のおかげで僕は強くなっているからこそ、期待に応えられるように頑張って誰でも助けられるようなヒーローになる。僕はそう決めたんだ。
最後、総司中々やってますね。ちなみにプラモデルって何処の
できればですが、アンケート答えてくれると嬉しいです。次の話に繋がるかもなので……
感想待ってます。
ガタック……いる?
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いるね
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いらないね