有り難いことに、高評価やしおり、感想をいただいております……
こんな無計画な作品を読んでくださって、更に褒めてくれるだなんて思ってもいませんでした。
本当にありがとうございます!
※追記 書いていた内容に誤りがあったので修正しました。報告ありがとうございます!
どうも、無職になるかわりに生き延びることができたと思ったら、無職になった上でいつ死んでもおかしくない世界に叩き込まれていた私です。
そのかわりに得たものは究極美少女なNewBodyなわけですが、この世界が
ドンファンと出会う少し前、洗面台の前で「わーい吸血鬼だー」ってなっていたんですが、都市に存在するのは吸血鬼ではなく血鬼………
図書館に出てきた血染めの夜ことエレナさんや、幻想体のノスフェラトゥ。リンバス6.5章のワープ列車で大暴れしてたちいかわみてぇなやつ、カセッティくん。
あと7章で沢山出てきた素敵な皆様がそれに該当するわけです。あと、主人公組の1人+αね。
そりゃ美少女になるよねぇ、だってあの人たち全員美形なんだもの。まあ1人残らずやらかしてるわけですが! そして私はそんな危険人物の仲間入りをしてしまったんですが!!!
いやどうすんのこれ、ホントに。ただでさえ生きることが厳しい世界なのに、余計な死因ぶら下げちゃってるんですけど。しかも特大の厄ネタなんですけど。場合によっては即処刑案件だよ。
可愛い子猫でさえ踏み潰された上でタップダンスで追い討ちかけてくるような場所なのに、これでどうやって生きていけばいいんだッ!
……ふー、落ち着いて私。クールダウンだよクールダウン。
確かにどうしようもない状況ではあるけども、だからって生きるのを諦めたくはない。頭の中を整理するためにも、まずは思い付く問題点を並べていこうか。
脳内で大雑把に整理して、取り分け優先すべきものを5つに分けたので1つずつ確認していくことにする。
まず1つ目、衣食住のうち衣と食を失ってること。いきなり大きすぎる問題だけど、これは頑張れば何とかなるかもしれない。
まだ小学生だった頃に使ってた裁縫道具があるから、それを使ってクローゼットにある服を解体して、今の体に合うように作り直せばその場しのぎはできる。
食については、近くにスーパーが無いか探して、そこで買えば暫くは大丈夫だと思う。少しくらいなら手持ちがあったはずだし、一週間は食べていけるんじゃないかな?
2つ目は、仕事やら免許証やら、社会人に必須のもの全てを失ったこと。これも大きすぎる問題、しかもこれについては直ぐに解決する方法が思い付かない。
どこかでアルバイトでもできれば良いんだけど、誰が自分の店に見ず知らずの幼女を雇うというのか。ほぼ確実に断られるだろうから、その日暮らしができる程度に稼げる手段を速急に見つけないといけない。それも、この小さな体でも可能なこと限定で……だ。
3つ目は、この家の家賃について。前世?ではローンを組んで手に入れたマイホームだったんだけど、それが都市に来てどう変わったのかが全く予想がつかない。
以前までのローンは消えている、というか支払う先が別世界だから無視するものとして、こっちでの家賃やら土地代やら、その辺を調べておかないと遠からず追い出される可能性がある。
そもそもこの家は都市のものではないから家賃は関係無いかもしれないけど、建ってる場所はどこかの巣の中なのは絶妙さんとの会話で確定してるから急いで調べなければ。
これくらい教えてくれてもいいのにね、したたかさんはケチンボさんだよ。
4つ目は私自身、血鬼っていう都市の中でも厄介さでは上位に来るようなものになってしまったことが判明したわけだけど、その問題点を挙げだすとキリがない。
代表的なものとしては、血液に対する異様なほどの渇望。血鬼にとっての血液は、生命を維持するための食料としての役割だけでなく、生きる意味や幸福そのものといえるから、どの血鬼も例外無く血を欲している。
都市に突然現れた血鬼である私の場合はどうなるのか不明だけど、幸いなことに今のところはそういう衝動は感じていない。
誰の眷属でも無いからリンバス7.5章で起きたような出来事は起こらないはずだけど、時間が経つにつれて血鬼の本能が目覚めるかもしれないし、対策は考えておきたい。
では、最後の5つ目だけども…… 私が抱えてる幾つもの大問題の中でもこれが1番やばい。これをどうにかできなかったら、かなり高い確率で私は死ぬか、もっと恐ろしい目に遭うだろうからね。
それが何なのかというと、今私がいるこの都市が
例えば今がロボトミの段階だったと仮定すると、最後の50日目で『白夜黒昼事件』が発生する事になる。これ自体はまあ良いんだけど、その直後に
そして、忘れちゃいけないのがローラン夫妻を地獄に叩き落とした存在。9区の裏路地に現れたねじれ、ピアニスト。こいつの正確な出現タイミングはわからないけど、30万人規模の被害を出してるから同じく立ち入り禁止としておく。
次作のルイナだった場合、まずV社の巣は絶対に入っちゃいけないし、ここがそうなら今すぐにでも離れないといけない。だって、焼き餃子に焼き尽くされるからね……
他にやばそうなところは多分無いと思うけど、白夜黒昼事件のせいでねじれが発生するようになったから、描写されてないだけで危険度は数段跳ね上がってると思った方がいいね。
リンバスの場合は、ぶっちゃけ図書館の時と危険度は変わらないと思う。強いて言うなら火牛さんが暴れまわる予定のK社の巣は避けたいってくらい。7章の舞台になるP社の巣も危険ではあるんだけど、ラ・マンチャランドに入りさえしなければ安全なんじゃ………
いや私血鬼だから絶対ダメじゃん。狩られたくないからP社の巣は厳禁だね!よし!
さて、一通り並べ終えたわけだけども……
何でかな、整理した筈なのに余計に悪化したような気がする
こうして自分の置かれた状況を再確認して自覚できたけど、笑えるくらい絶望的で膝もぷるぷる笑ってるよ。
あまりにも終わりすぎてて、数千の壁が目の前に整列してるような気分なんですが、クールダウンどころか脳ミソがオーバーヒート寸前なんですが。
可愛い幼女になれたことはプラス要素だとは思うよ?まるで人形みたいに綺麗な肌してるし、ずっとこうならスキンケア不要だし。
しかしねぇ、それにくっついてる諸々が全っ然良くないんですわ。実質これ解除不能の時限爆弾なんだもん!
更に酷いことに、その1つに最悪なオマケが5つも着いてきてるからプラスマイナス0どころかマイナスに突き抜けてる!!
こんなの落ち着けるが何枚あっても足りないよ、9枚全部落ち着けるにしても落ち着けないくらいヤバイですオリヴィエさん乱獲させてくださいお願いします。
………いや、まだ、まだ大丈夫。まだ私は舞えるはず、きっと、おそらくそう、きっとそう、メイビー
そうだ、裁縫しよう。着る服は必須だからやらないといけないし、良い現実逃避になる。えーっと確か押し入れの奥にしまってあっ、ヤバイ足が震えてうまく歩けn…
えー、盛大に転んで額を強打しつつも無事裁縫道具を発見できましたので、これより衣服の作成に取りかかりたいと思います。
私の新たな服の素材となってもらうのは、いつも着回していた古めのお洋服たち。切る箇所に予め印をつけておいて、そこを裁断ばさみでジョキジョキ切っていく。次に切り分けたものを丁寧に縫い合わせて、できるだけ違和感が生まれないように仕上げていきます。
だいたい縫い終わったら、一度広げて細部をチェック。多少ズレてるくらいなら良いけど、肌が見えちゃうくらいの隙間があったらその箇所はやり直しになる。
上に何か羽織れば誤魔化せるかもしれないけど、肌が露出してると気分的に良くないからね。気になってまともに歩ける気がしないから細かいところもしっかりやっておきたい。
手が小さいせいでやりづらい事この上ないけど、この頑張りは私が社会的死を迎えないようにする為のもの…… 痴女のレッテルを貼られたくなければ、頑張るんだ私!
―――そして、何時間か経った後
「やった……!ついにできたぁー!」
歓喜の叫びと共に、出来上がった服を頭上に掲げる。よーく見るとガタガタな部分はあるけども、パッと見ただけではわからない程度に違和感を抑えられた。
素材と糸の色は同じものを使ってあるから縫い目は目立ちにくいだろうし、デザインもそんなに悪くない。我ながらなかなかの出来映えである。
「よし、それじゃあ早速お買い物だ!丁度よくセールとかやってると嬉しいな~♪」
新たな装いに身を包み、サイズもぴったりであることを確認していざ出発。無駄使いはできないけど、あの都市のスーパーで買い物をするという貴重な体験、プロムンの作品を愛する者として楽しまずにはいられないっ
どんなものが売られているのか、隅々まで堪能し尽くしてやるぞー!!
「お嬢ちゃん、コレじゃ商品は買えないよ」
「ほぇ……?」
そうだね、都市のお金は日本円じゃなくて
つまりこの諭吉と漱石さんはただの紙くずってことになるね。
…………
……………ははっ
朗報 ロリ血鬼ちゃん最低限の尊厳を確保!
やったね!(何も良くなってない)