R-18同人ゲーム「セックス実習のある島で」の二次創作SS、季節外れのバレンタインネタです。でも直接的な性描写はありません。
このゲームに関しては色々と賛否ありますがこれだけはいいたい、もぶまちとまどしょうはいいぞ、最高だ。
あと自分のことが嫌いでも大根翔太の事だけは嫌いにならないでください!

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登場人物紹介

・茂部太郎
主人公。巨根。選択肢で会話する男。宮本さんと相性バッチリ。幸せになれ。独自設定としてルックスはあの世界での上の下。
・宮本まち
ヒロイン。主人公のペア。主人公の事が好き。エロゲーに舞い降りた少女漫画主人公。幸せになれ。
・大根翔太。
もう一人の主人公。主人公と同い年だけどどう見てもショタ。色々哀れな役回りな苦労人。幸せになれ。
・石黒円
もう一人のヒロイン。翔太のペア。飄々とした文学少女でツルペタロリな負けヒロイン脳。幸せになれ。

・小幅優香
都会出身の女の子。ギャルゲーメインヒロイン属性ど真ん中だがメインヒロインではない。料理上手で小悪魔なブラコン。
・藤崎
優香のペア。少年雑誌の愛読者。小幅に惚れ気味。
・花田理世
東北出身の白ギャル。文性両道、コミュ力最強とまさに”超人”。将来の夢は官僚。
・川合
理世のペア。毎日彼女に搾られ息も絶え絶え。
・内藤日鞠
おもしれー女その1。ピアノと容姿以外はポンコツ。大食い乙女。吹奏楽部の先輩に恋慕中。
・森
日鞠のペア。工作が趣味で日鞠に勉強を教えるなど1-2男子の中でもしっかり者。
・ゾーヤ
おもしれー女その2。爆乳が持ち味でコンプレックスなフィンランド人。
・村井
ゾーヤのペア。爆乳好き。

・末永ひらり
交島学園の保険医にして性指導教員。多分このゲームで1番”自由”。


第1話

2月14日、バレンタインデー。

清水県の離島、交島にある交島学園の生徒達もその熱に浮かれていた。

今回はこの学園のクラスの一つ、1年2組の生徒達の一部始終を見て見よう。

 

 

➀小幅優香の場合

 

 2月14日、昼休み。男子たちが小幅優香の用意したチョコを囲っていた。

 

優香

「えへへ…せっかくのバレンタインだからみんなの為に作って来たの。よかったら食べて!」

 

 うおおおおおおお(優香の手作りチョコレートに男子たちが群がる)

 

翔太

「もぐもぐ…小幅さん、藤崎くんだけじゃなくて僕らにまで作ってくれるなんて…とても嬉しいです!」

 

→ありがとう、小幅さん!

 喜んで食べさせてもらうよ

 

優香

「ありがとう!茂部くんと大根くんにも喜んでくれて、作って本当に良かったな」

 

 もぐもぐもぐ(そんな様子を優香のペアの藤崎がチョコを食べながら離れて見ている)

 

藤崎

(チョコは全員に配布かぁ…まあ、小幅らしいけど…)

(…小幅にとっちゃ、ペアもみんなも変わらない扱いなのかなぁ…寂しい……)

  タッタッタッタッ スッ(優香が藤崎に近づき、隠れて特別なチョコを手渡す)

「……えっ?」

優香

「みんなには内緒ね❤」

 

 ピト(優香が自分の人差し指を唇に当て、口止めのジェスチャーをする)

 

藤崎

「……は、はひっ………」

(小幅っ…や、やっぱり好きだっ……!!!)

 

優香

(さて、あとは茂部くんと大根くんに作った分を靴箱の中に入れておこっと…!)

(私の顔と”私を食べて❤”って彫ったチョコ…どんな反応するかなぁ…♪)

 

 

 無論彼女に悪意は全くないし、藤崎と二人のチョコは同じもの。

 小幅優香、恋多き罪な女である。

 

 

 

➁内藤日鞠の場合

 

日鞠

「も…森くん…!!せ、セノオーマートで買ってきたの…!!数量限定高級チョコ…!!」

「だ、だからっ…バレンタインだからっ…!!ペアであるあなたに、日頃の感謝も込めてっ……!!」

「あ、あげっ…あ……ぐ、あぐううううううっ………!!」

 

 ダラダラダラダラ(日鞠が森にチョコを差し出すと同時に血涙とよだれをダラダラと流しまくる) 

 

森

「内藤!!!もういい!!!食べろ、お前が!!!」 

 

 1-2の男子生徒、森はペアの幸せそうに食事する姿を見てほっこりする癖の持ち主である。

 近頃はクラスメイトの茂部太郎に手作り料理の教えを請うているそうだ。

 

 

③花田理世の場合

 

理世

「川合~!はい、ハピバレ~!」

 

 文性両道の超人、花田理世からペアの川合にチョコレートが手渡された。

 

川合

「お、おう…ありがとう…って、手作り!?」

理世

「そりゃバレンタインだし!ペアには特別手間をかけたいって思うのは普通じゃん?」

川合

「ううっ…花田、こんな不甲斐ない俺の為に…」

理世

「とゆーわけで!…三倍返し❤」

川合

「…は?三倍返しって、ホワイトデーまではまだ……」

理世

「それまで待ってらんないって!」

 

  ガッ ずりずりずりずり(理世が川合の肩を掴み性実習室で連れて行く)

 

川合

「いや、ちょっと、待って…まだ昨日の分が回復して…いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

 その後、性実習室に川合の嬌声が響き渡った後ミイラになった状態で出てきたという。

 

 

④ゾーヤの場合

 

ゾーヤ

「もぐもぐもぐ…」

 

 ゾーヤはペアの村井を尻目に、自分の机で自分用に買ったチョコを貪っていた。

 

村井

「あいつ、バレンタインをチョコを大食いしていい日だと勘違いしてないか?」

「まあ、ゾーヤも俺にちゃんとくれたし…サルミアッキだけど…どうしよこれ……」

「…ええい、俺も漢!ペアがくれたお菓子なら食べないでどうする!完食するぞ!!」

 

 

 その後、あまりの味の合わなさに昏倒している村井が見つかったという。

 

 

 

⑤宮本まちの場合

 

 2月14日早朝。宮本まちは親友の石黒円から高級なチョコレートを貰っていた。

 

まち

「こ、これは朱希ちゃんが言っていた、この日の為にセノオーマートに仕入られたという高級チョコ…!」

「よ、よよよよろしいんですか!?こんな貴重なものを…!?」

円

「友チョコって奴。あ、お返しは気にしなくていーよ?うちがやりたくてやっただけだからさ♪」

「…そういや、茂部にはどんな形で渡すわけ?」

まち

「え、ええと…実は……」

円

「まちの事だから、まだあげてないんだろうけどさ。ま、困った時はうちがどうにか根回しを…」

まち

「実は、もうあげてしまったんです…登校の前に茂部くんの家に寄って…」

円

「…………へ?」

 

まち

「茂部くん、学校じゃきっと朱希ちゃんや会長さん、二年の先輩達からもチョコを貰うでしょうし、

 それだと私なんか一気に埋もれるでしょうし…」

「だから、とても不躾ですがペアとして一番槍をかけてみるべきかなと思いまして…」

円

「ほ、ほう……すごいじゃんまち…」

まち

「チョコも手作りでは、あるんです…拙い技術の見よう見まねでしかないですが…」

「茂部君は勿論喜んでくれました…でも…私は失敗してしまったんです…」

円

「し、失敗…?何の?」

まち

「わ、私は…今の関係が崩れてしまうことを恐れるあまり……」

「ハート形に手を出す勇気がでませんでした!!私は、私はヘタレですっ……!!!」

「で、でもそんな私に茂部くんはありがとうって言ってくれたんです!私は、本当に幸せ者で……」

 

円

「ーーーーーーーーー………!!!」

 

 

親友のあまりの惚気に、円の負けヒロイン脳は一気に崩壊した!!

 

 

「お、お、お……お幸せにっ…………!!!!!」

 

 ダッ ダダダダダダダダダダ(円が血涙を流しながらクラスから出ていく)

 

まち

「円ちゃーーーーーん!?どこ行くんですかーーーーーー!!?」

 

  タタタタ…(一足遅く翔太が教室に入ってくる)

 

翔太

「ま、円ちゃん!?宮本さん、今円ちゃんが泣いて出てったけどどうしちゃったんですか!?」

まち

「お、大根くん!!追いかけてあげてください!!どうか!!!」

翔太

「わ、分かりました!!円ちゃーーーーん!!!」

 

 ダダダダダダダダ(翔太がすぐさま円を追いかけていく)

 

まち

(そ、そんな…!私、また円ちゃんに何か気に障る事を…!?)

 

 

そんなことはない。ただ石黒円のメンタルが耐えきれなかっただけである。ゆっくりとお幸せに。

 

 

⑥石黒円の場合

 

 2月14日、バレンタインの放課後。

 早朝錯乱した石黒円は平常心を取り戻し、自分の机で思案していた。

 既に1-2の昼休みでバレンタインのチョコ手渡しは大体終わり、残るは円と翔太のペアである。

 

円

(…小宅先輩らには板チョコ配った、ウィッティングトン先生にもチョコ代わりのマタタビやった…)

(まちには奮発してちょっと高級なチョコ、茂部にも補給が簡単にできるチョコフラッペを…あとは……)

 

 ドサッ(茂部が翔太に沢山のチョコを渡している)

 

翔太

「ええっ!?ま、また僕へのチョコが来たの!?」

 

→三年生の人達から渡してくれって頼まれて…!

 あとなんか男子からもチョコが来てる…!

 

まち

「す、すごいです…多分クラスで一番チョコを貰ってるんじゃないでしょうか」

理世

「ダイコン、上級生にもたびたび搾られてっからその縁かもね~♪

 ていうか単純にカワイイ系な意味で顔が良いのもあるかな?だから男子からもチョコ貰ってんでしょ」

まち

「そ、それは否定できませんが…でも、人は顔だけじゃないと思います…」

理世

「まぁまぁ、ダイコンだってメンタルよわよわだけど、性格悪い訳じゃないから…」

「…?…!ふふ~ん…」

 

「まち、茂部も普通にイケメンだと思うけど?」

まち

「えっ、はっ…!?」

 

 ボンッ(街の頭が真っ赤になり爆発する)

 

「そ、それは…そうです…!!それは事実ですけど…!!」

(あああああ聞かないで、聞かないでください茂部くん!!

 わ、私は茂部君の外面…だけじゃなくて!優しくて頼りになる所が、す、すきに……)

 

 

→……?

 また宮本さんが面白い事になってるな…

 

 

翔太

「ど、どうしよう…こんな量一人じゃどうにもならないよ…」

今吉(1-2の女子生徒、麻倉もものペア)

「いいじゃないか、大根甘いもの好きだろ?」

村井

「そうだよ、俺らなんて自分のペアと小幅からのチョコぐらいしかもらってないし…羨ましい限りだぜ」

翔太

「そ、それなら今からでも僕のをみんなに分けて…」

今吉

「やめろぉ!!!同情なんかぁ!!!」

村井

「わかるもんか!!大根に俺ら非モテの気持ちなんてわかるもんかぁ!!!」

 

 うわあああああああ(今吉と村井が泣き叫びながらクラスから飛び出す)

 

翔太

「い、今吉くん!!村井くーーーーんっ!!!」

「と、とんでもない地雷を踏んじゃったのかも…」

 

→い、一応自分も食べるの手伝うから…

 二人にもちゃんと後で謝りに行こう…

 

翔太

「も、茂部くん…本当にありがとう…」

 

 

円

「……………」

 

 ガンッ(円が机の上で頭をかかえる)

 

(……翔太にあげるタイミング掴めねぇ~~~………!!!!)

(どんだけだよ翔太、渡す奴多すぎだろ!あいつそんなにモテたの!?…いや、モテるのは分かるけど…!!)

(あいつ自身がこんなバタバタしてちゃムードもクソも…)

 

→そういえばペアからのチョコだけど…

 大根は石黒さんからはもう貰ったの?

 

円

「……!」

 

翔太

「そ、それが…」

「まだなんだ…。そもそも円ちゃん、そういう話題おくびにも出さなくて…」

 

円

(そうじゃねえよ、ただタイミングが掴めねえだけだよ…!!これもお前にちやほやする連中が多いのが…)

(…あークソ、たかが翔太の事で何でこんなにグチャグチャにならなきゃならないんだ、うち…!?)

 

翔太

「そういう茂部くんは、宮本さんからはどうだったの?」

 

→手作り貰ったよ!

 めっちゃくちゃ嬉しかった!!

 

翔太

「そうなんだ…いいなぁ…」

「やっぱり、円ちゃんは僕にそういう事するのは嫌なのかな…?」

 

円

「……っ!!」

 

 ガタッ(その時、円が急に立ち上がる)

 

 カツカツカツ ガシッ(円が厳つい顔で黙ったまま翔太の肩を掴む)

翔太

「え!?ま、円ちゃん!?」

円

「…屋上」

翔太

「はひ…!?」

円

「屋上へ行こうぜ…久しぶりにキレちまったよ…」

 

 ずりずりずりずりずり(そのまま円が翔太を力づくで屋上に連れて行く)

 

翔太

「い、一体どうしたの!?茂部くん、円ちゃんがなんか変に…」

 

→い…いってらっしゃい!

 どうか気を付けて!

 

「茂部くううううううん!!!?」

 

 ずりずりずりずりずり(翔太は抵抗できずにそのまま二人して教室から去っていく)

 

まち

「…あの…失礼な物言いになりますけど、大根君はもっと円ちゃんを信じてもいいような…」

 

 →まあ、大根の不安も分かるけどね

  自分も石黒さんにチョコ貰った身だし…

 

まち

「でも、でも…あれは円ちゃんが可哀想で……」

 

→きっと大丈夫だよ

 だってあの二人だもん

 

 

 

 

 

 交島学園、屋上。円と翔太、今日は二人以外に誰もいない状況であった。

 ちなみにたった一人の野球同好会、通称ホームランちゃんは風邪で休みである。

 

翔太

「ど、どうしたの円ちゃん。いきなり…」

円

「…食えよ」

翔太

「へっ?」

円

「食えって言ってんの!!!」

 

 バクッ(円が力づくで翔太の口にチョコレートを入れる)

 

翔太

「もごっ!もぐもぐもぐ…ごくん」

「…お、おいしい…」

円

「…お世辞なんていいよ。どうせ市販のチョコ溶かして固めただけだし…」

翔太

「で、でも…チョコ、僕の分まで持っててくれたんだ」

「えへへ…それだけでも僕うれしいな」

円

「……!」

「嫌なわけねえだろ!!!」

翔太

「ひっ…ま、円ちゃん!?」

円

「お前にチョコ渡すの嫌なわけねえだろ…!せっかくのバレンタインだぞ!?

 翔太に渡そう渡そうって、ずっと機会待ってたんだよ!!」

「うち、翔太に度々ムード大事にしろって言ってるくせにそれ蔑ろにできねーし、

 それこそ渡すタイミング外したらこっぱずかしいし…だから…でも、でもさ!!」

 

「…うちはお前のたった一人のペアだぞ……見損なってんじゃねーよ…」

 

 ジワ…(顔を真っ赤にした円の目に涙がにじむ)

 

翔太

「…あ…っ」

「ご、ごめんなさい円ちゃん!僕も、円ちゃんの事何も考えないで、一人でやきもきして…」

「それで、こんな…泣かせるような真似させちゃって…本当にごめんなさい!!」

円

「…本当にすまないって思ってんのかよ」

翔太

「う、うん…!円ちゃんの為ならどんなことでもするよ!」

 

円

「ほーう、言ったな?」

 

 ニッ(泣きそうな顔から一点、円が邪悪な笑みを浮かべる)

 

翔太

「えっ?………えっ!?え、え、えっ!?」

 

 ムクムクムクムクムク…(チョコを食べた翔太の股間がみるみると膨れ上がっていく)

 

「え、円ちゃん!?あのチョコ、一体何入ってたの!?溶かして固めただけって…」

円

「あー、固める時に精力剤混ぜといたんだよ」

「ま…ムードって言ってたのはこういうのもあったり。こんなのみんなの前じゃ食べさせられねーだろ♪」

翔太

「う、うぅぅ…円ちゃん、痛い…苦しいよぉ…」

円

「準備は万端ってとこか…にしし、こりゃ随分持ちそうだな」

「…あ、お前の薄情な発言に傷ついたのは本当だからな。償いはしっかりしてもらうぞ」

翔太

「す…するっ!するから円ちゃん…助けてぇ…」

円

「よし…そんじゃ、性実習室、行くか❤」

 

 

 タッタッタ… バタンッ(1階に降りた二人が性実習室に入っていく)

 

 

 

 あっ円ちゃ、そこは…… ひぎぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!

 

 

 

 

 数時間後。

 肌がつやつやした円と干からびた翔太が性実習室から出てきた。

 

 

翔太

「うぅ…つ、疲れた…動けない…でもやっと落ち着いたよ…」

円

「いやー、一日で一週間分やったなこれ…うちも熱くなりすぎたわ」

「…ほい」

 

 スッ(円が翔太にチョコレートを渡す)

 

翔太

「え?円ちゃんそれって…しかも、手作り…」

円

「…あんなのだけじゃなくて、普通のも渡そうと思ったんだよ」

「うちだって、セックス抜きで翔太が喜ぶようなこと、したいし…」

翔太

「円ちゃん…」

円

(…自棄になって無理矢理食べさせちまったやつ…そういう時の為に初めて使おうと思ってたんだよな。

 はぁ、うちって結局、好きな男とセックスでしか繋がれない女でしかねえのかな…)

「ま、帰ったら貰ったチョコの残り食べるんだろ?それで精力回復しとけよ」

「…どうせあんな大量なチョコの前なら、うちのチョコの事なんて…」

翔太

「そんな…円ちゃんのチョコは一番最初に食べるつもりだよ」

円

「は…?」

翔太

「僕の為に作ってくれた手作りチョコ…帰って一番に味わいたいから」

円

「…………」

「ったく、似合わねえんだよそんなキザったらしい言葉!」

 

 げしげしげし(顔を赤くした円が肘で翔太の脇腹を小突く)

 

翔太

「いたたた…痛いよ円ちゃん…!」

円

「…それによ、これで終わりだと思っちゃいねえよな?」

翔太

「え…どういうこと?」

円

「3月14日……わかんだろ?」

翔太

「……あっ!その日って…」

円

「言葉通りの意味だよ。3月はうちが満足するような最高のホワイトデーにしろよ」

「舌の方も、シモの方も…三倍返しだからな❤」

翔太

「うぅ……」

「は…はい…頑張らせていただきます…」

 

 他愛ない会話を交わしながら、円と翔太の二人は寮へと帰っていく。

 凸凹のようでピッタリな二人。これから先も上手くいくことを祈ろう。

 

 

 




 おまけ

⑦末永ひらりの場合

 翔太と円がペアの営みをしていた時の事。
 保険医のひらりちゃんの根城である保健室は沢山のチョコレートが並ばれていた。

ひらりちゃん
「なんか女子から沢山チョコレート渡されてくんだけど…」

→それは良かったですね
 ひらりちゃんはみんなの為に頑張ってますから

ひらりちゃん
「うん、本当に嬉しいし本当にありがたいとも」
「でもさぁ!?こっちだってまだ乙女のつもりなわけよ!?男同然の扱いはごめんなわけよ!?
 あとせっかくのチョコレートならチョコレートボンボンの方がいい!!」

→ボンボンは無理ですよ…
 学校にお酒類持ってきちゃいけないし…
 
ひらりちゃん
「何をー、色々ここにお酒持ってくる茂部くんが言えた口かね?」

→そこを突かれると痛い…
 み、見逃していただければ…

ひらりちゃん
「ま、それも他ならぬこのひらりちゃんの為。他の先生に見つからないならうちから咎めるつもりはないけどね~」

 →それで、自分を呼んだ理由って…

ひらりちゃん
「ああ、食べきれない分あげようと思って。いる?」

  精いっぱい食べさせていただきます
 →一番初めは宮本さんのチョコからですが!

ひらりちゃん
「…うーん、本当にこの時代に生まれたのが不幸だよなぁ君達二人」

 →?
 
 こうして、ひらりちゃんに貰った多くのチョコレートは茂部太郎の胃袋へ入っていく。
 そして、数多の物づくりに必要な精力の源になっていくのである!

 そして、茂部太郎は語る。
 宮本さんのチョコが自分にとって一番おいしかった…と!


 そして翌日。
 溢れんばかりの茂部と大根の分を食べたかったと
 内藤日鞠の嘆く声が1年2組の教室に響き渡ったという。

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