四葉だけど私は好きに生きる   作:想夢

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出来レースは殆どが嫌がる物

 九校戦の会場に着いた夕方に九校戦参加選手達によるパーティーが始まったが私は憂鬱だった。

 危険人物が私達を狙っているのがわかっていてもそれを防ぐ事が出来ないジレンマで私から情報を伝えられた十文字先輩も同じように憂鬱だった。

 

 九校戦に参加している選手達を見て私は1人の選手に目をつけた。

 その人物は一条将輝、クリムゾン・プリンスというあだ名を持っている程の人物でかなりの有力な選手で軍との関わりを持つ彼に無頭龍の情報を渡すのはある意味では良いかもしれない。

 

 (十文字先輩。クリムゾン・プリンスにちょっと伝えます。)

 

 (大丈夫なのか?どうやって伝えるつもりか?)

 

 (そこら辺は大丈夫です。スパイのように自然と情報を渡します。)

 

 十文字先輩にそう伝えてから素早く情報をメモに書き器用に折りたたんで一条将輝に話しかけた。

 

 「貴方がクリムゾン・プリンスですね。私は四葉霊夢と申します。」

 

 一条将輝は私が話かけてきた事に驚いたようですが少し無視して握手をしてほしいように振る舞います。

 

 「君が四葉霊夢か、僕は一条将輝だ。」

 

 一条将輝は応じそして握手をした時に素早くメモを一条将輝の制服の袖の中に送り込みます

 

 (ここで話すには問題しかありませんなので深夜に話をします。)

 

 私はそう伝えて離れていき

 

 (メモを渡しました、深夜に話をする事にします。)

 

 十文字先輩にそう伝えた。

 

 それから少しして九島老師による挨拶があると伝えられて九島老師にもこの情報を伝えようと思う。

 九島老師は最初にお茶目なイタズラを仕掛けてきた。

 

 「もし私がテロリストだったら防げていたのはたったの数人だ。」

 

 そんな事を言っていたが現在犯罪シンジケートに狙われている私達には笑えない冗談だった。

 九島老師にはサイオン信号をモールス信号風にして放つ事で伝えた。

 

 そして深夜、みんなが殆ど寝てる時間に私は一条将輝と九島老師に話をする事が出来た。

 

 どちらも無頭龍の情報には驚き狙いが九校戦を利用した賭け試合だと知ると将輝は怒りだし九島老師は呆れた。

 将輝は自分達が勝たされるという努力を無駄にされるという事で九島老師は犯罪シンジケートが攻撃をする理由がただの賭け試合という事に。

 

 妨害工作の方法は精霊魔法による可能性が高いと伝えた時に

 

 「確かに精霊魔法には電子金蚕という電子機器に干渉する術があるから可能だ。」

 

 九島老師は精霊魔法の知識から使われる術を判明してくれた。

 そして電子金蚕についての情報を知りその性質から仕掛けるのは検査の時が一番可能性が高いと判断した。

 

 「なるほどでは私が運営の中のネズミを取ろうとしよう。ちょうど知人もいる事だし知人にも手伝ってもらおうか。」

 

 運営の中にいる無頭龍は九島老師が捕まえると告げた。

 その時の顔はまさに歴戦の魔法師と呼べる顔だった。

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