掌上世界   作:ツバメボール

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第12話 誰が味方か

シャーレビルに戻った先生、ショウカ、メリンの三人は、改めて状況の確認を行っていた。

「懸念点は、デウス・エクス・マキナ工業高校です。『アビドスに対する』と言う名目を連邦生徒会が使って介入するのですから、同じ名目を使う彼女達も確実になんらかの行動を起こすでしょう」

「"最悪のシナリオは、両方がアビドスから離れることだね…"」

執務室のホワイトボードに各種情報を書き込みながら、三人は頭を限界まで稼働させて懸念や問題を出力していた。

「トリニティとゲヘナも厄介ですよね…シャーレの名前だけを見ているんですから」

ショウカはため息をついてホワイトボードを見る。

アビドス、カイザー、トリニティ、ゲヘナ、デウス・エクス・マキナ、連邦生徒会、シャーレと各々に情報が書き込まれている。

アビドス単独の力でも、シャーレの強権でも解決が極めて困難な現状、他学園の力を借りるしか方法はないにも関わらず、信用出来ない相手が多すぎた。

「それに、それぞれがバラバラ過ぎて…あまりにもまとまりがないと言うか…」

カイザーの目的は『キヴォトスを覆すモノ』の確保。

デウス・エクス・マキナの目的もおそらく『キヴォトスを覆すモノ』の再確保あるいは破壊。しかし、同校がカイザーの影響をどの様に排除するかは一切が不明となっている。

一方で、トリニティとゲヘナの目的は『カイザー防波堤』の維持及び外部圧力の除去。

そして、その除去対象がシャーレとなっている。

しかし、両校が団結しているのか単独での行動が偶然連動してしまっているのかは不明である。

「集団の思考も思想も異なる以上、同一方向へ向かう敵となり得ないのは、致し方ない事です」

メリンは当然の事の様に言う。

「絶対悪、絶対善と言った一昔前の言葉は、今や存在しません。その時、誰が、どうであるかは、その過程での取捨選択の結果でしかないのです」

「主人公の正義価値観で、悪役を倒す物語は単純単調な世界ってことですか…」

ショウカは、幼い頃に憧れていたものを脳裏に浮かべながら呟いた。

(自分の正義や論理で事がはこび、相手を屈服させられるとしたら、どれほど楽な生き方になるのだろうか)

ショウカは、ふとして考える。

(連邦生徒会に絶対的な力があって、連邦生徒会長の失踪など露ともしない組織だったら、私はどんなふうに振る舞うだろうか)

「或いは、その様な擬似独裁こそ人が真に望む展開なのかもしれませんね」

突然耳に届いた言葉にショウカは音源へ顔を向けた。

その言葉の主はメリンだった。

「私の知る限り、連邦生徒会長は莫大な力を持っていましたが、横暴な手段を取ることはありませんでしたよ」

「"やっぱり、すごい子なんだね。連邦生徒会長は…"」

先生は、やや萎縮した様な声で呟いた。

連邦生徒会長に招かれた、キヴォトスの外からやって来た大人と言う唯一の立場がもたらす苦悩を感じさせた。

「成そうとしている事の度合いで測るならば、先生も連邦生徒会長も差して変わらないと思いますよ」

「荒唐無稽の感は大いにあるけどね」

「え?」

ショウカは、後ろから届いた声に驚いて振り向いた。

執務室の入り口に、エバーグリーン色のメッシュが入った黒髪をポニーテールにまとめた人物が片腕に分厚い紙束を持って立っていた。

 

「いやぁ、メリンが来るくらいなら直接私が来た方が安全だったからね」

開口一番、ミルは言い放った。

連邦生徒会情報管理責任者、D.U.区のみならずキヴォトス全体の情報を管理する責任者がミルである。

「それにしても…良い建物を持ったね。うちなんか、小さな資料部屋でやりくりしてるのに」

周りを見渡してからミルは、自身の右手で小ささを強調した。

執務室に入ったミルは、先生に近づいた。

「あなたが、ここの顧問か。よろしくね」

「"よろしく。ミル"」

ミルが差し出した右手を先生は動じる事なく握り返した。

険悪な雰囲気は無い。

ミルは、ショウカに視線を移した。

「君がショウカちゃんか…」

「よ、よろしくお願いします」

ショウカは握手をするものだと考え、右手を準備していたが、ミルはショウカの肩に手を乗せて目線の高さを合わせた。

ショウカの眼前には、エメラルドを彷彿とさせる透き通った美しい色が広がった。

「あ、あのー…」

予想外の展開にショウカは小さく声を出すとミルは数度瞬きして顔を離した。

「いや、すまない。聞いてはいたが、なるほどメリンが気にかけるわけだね」

「歌岡さん。その話は関係ないと思いますが」

ミルの言葉に、メリンはいつもよりやや語気を強めて言う。

その理由に察しはつくが、メリンが知られたく無い部分にミルは平然と踏み込んだ様だ。

「さて、私も長居は出来ない身だからね。可愛い後輩と、頼れる大人を確認できた事だし、本題に入ろうか」

「初めからそうしていただけると大いに助かるのですが」

メリンがクギを刺したが、ミルは気にする事なく続けた。

「まず、アビドス高校の対策委員会だったかな?その認可だが、連邦生徒会としては出来ない事はないが、現状不可能と言い切って良いレベルだね」

「その理由は?」

「まあ、単純。たかだか五人しか居ないような学校の事を考えるのも馬鹿馬鹿しいし、生徒会が自然消滅するようなお粗末な学校に構ってる暇はないんだよ」

ミルの言葉にショウカは眉を歪ませた。

当然と言いたげな口調で、アビドスを見捨てる事を決定事項としている事実に沸々と怒りが湧いていた。

「トリニティ総合学園とゲヘナ学園が、アビドス高等学校に介入しようと画策している事は把握されていますか?」

「知ってるよ。それが、アビドスのためにならない事も」

「そこまで把握しているならどうして…!!」

ショウカは、我慢ならず言い放った。

ミルの態度が、窮地の中必死に抗い続けるアビドスの五人を馬鹿にした様に感じられる事もあって、その勢いは激しかった。

「まあ、聞いて?条件を幾つか達成出来るなら出来ない事はないよ」

「条件…?」

ミルは組んだ両手に顎を置き、口角を不気味に吊り上げた。

「他学園との協力関係の構築、アビドス自治区内の治安維持、生徒数の改善、砂漠化に対する明瞭な態度、と言ったところでしょう?」

「なんで、先に言っちゃうかな!?」

台詞を奪われたミルは、先ほど整えた雰囲気を態々破壊して叫ぶ。

「おほんっ…ま、まぁ、そう言う事。要は───」

「学園としての形、連邦生徒会の定める基準に数項目でも入れば、残りは力技でも可能。と、言う事ですね?」

「だあぁ、かあぁ、らあぁ!!なんで───」

「現状のアビドス高等学校は、言ってしまえば学校とは言えない状況です。その状況さえ、改善出来れば希望は生まれます」

「…もう、いいや…」

先の報復と言わんばかりのメリンにミルは演技だと思われるが涙を浮かべて俯いた。

「いや、なんでミル先輩をボッコボコにしたんですかメリンさん!?」

「酷いよ〜…」

いつの間にかミルは、ショウカの隣に移動して肩に頭を預けていた。

「"…条件の中で、生徒数と砂漠化に関する部分は実現不可能とメリンは見ているんだね?"」

先生の言葉に、メリンは眉を極僅かに上げた。

「そうですね。特に生徒数に関しては、実現する難易度と制限時間につり合いません」

「はぁ、私来る意味あったかなぁ…」

「よしよしです…ミル先輩」

「ありがと〜ショウカちゃ〜ん」

真面目に思考する二人と涙目の先輩と頭を撫でる後輩というあまりにも可笑しな空間で、時計の針は確実に進んでいた。

「はぁ、一つだけ…これだけは聞いておきたい」

ミルは、ショウカにくっ付いたままメリンに声をかけた。

「先生に聞いても…まあ、想像出来るからメリンに聞くけど。シャーレにとって、誰が味方か…ね?」

「返答は、予想されているのでは?」

間を置かず、メリンが答える。

数秒の沈黙が訪れ、ミルとメリンは互いを見つめあっている。

ミルは少し笑うとショウカの頭を数回触った。

「良い先輩を持ったね」

「良い後輩ですから」

何故かメリンが答えると、先生は二人を交互に見やり、最後にショウカを見て苦笑いをしていた。

 

「じゃ、また機会があれば」

ミルは手を振りながらシャーレビルを後にしていった。

「なんか…不思議な人でしたね…」

まだ若干触れられた感触の残る髪の毛に手を置きながら、ショウカは呟いた。

触れたれた時は特に何も感じなかったが、ミルを見送った後では、言い知れぬ不気味な何かが頭の中を渦巻いている感覚だった。

「"ショウカ、大丈夫?"」

「あ、はい。ちょっと違和感がありますけど…」

「"シャワーで流した方がいいんじゃないかな?"」

「その方が良いですかね…」

ショウカの様子を心配する先生、その様子を眺めるメリンだったが、彼女の内心はどう感じているのかは分からなかった。

「もし、気になるのであれば一度頭を洗った方が良いでしょう。呪いで無ければ、ですが…」

「そんな恐ろしい事をされてたんですか!?」

「冗談です」

「ちょ、ちょっと流してきます!」

体を反転させてシャワー室に走って向かうショウカを先生とメリンは見送った。

「先生、出立前にもお伝えしましたが、この問題は相応の困難が待ち構えています。しかし、相手方は短期的な状況改善…状況の振り戻しを狙っています」

メリンは、先生にだけ聞こえる様に腹話術を駆使して話した。

「"みたいだね…"」

先生も可能な限り小さな声で返答する。

「聞くまでもないかもしれませんが…」

メリンは声量を戻して、先生の方を見つめた。

「こんな様でも、先生は我々を信頼してくださるのですか?」

まるで、試すかの様なメリンの問いに先生は力強く頷いた。

「"もちろん"」

先生の返答が満足のいくものだったのか、メリンは僅かに視線を伏せて笑った。

「それは、よかったです」

メリンは、視線を上げて空を見た。

気温のそれよりも冷たい風が髪を揺らし、分厚い灰色の雲が空を覆っている。

見慣れた青空は視界の端に僅かに見ることができる程度だった。

「…雨が降りますね」

アビドスの光景に見慣れてしまったため、D.U.区では見慣れていたはずの高層建築物や空を覆い尽くす雲が新鮮に感じられる。

「ああ、先生。こちらをお渡しするのを忘れていました」

「"?"」

メリンは、コートの内ポケットからディスクが丁度入る程度の大きさの人差し指と親指で挟むのに違和感の無い薄さの灰色の箱を取り出した。

「"これは…?"」

先生は、箱を受け取ると表と裏にはを確認する様に手首を回した。

箱は極めて単純な作りとなっており、両側面部一帯が押し込み可能な可動部となっており、その可動部を真ん中から割る様に外殻部に線が入っている。

おそらく、可動部がボタンと同じ役割を果たし、上面部が開く様になっていると思われた。

「些か近代的なお守り…と、でも評しましょうか。誰の親切心かは分かりませんが、先生の事を気にかけている生徒がいる様です」

メリンは、箱の危険性の有無は確認したものの中身については分かっていないらしく、抽象的な説明に留めた。

しかし、とある言葉が先生にとって疑問の感じるものだった。

「明確な敵意や殺意の無い…言わば、平和を望む会話の中であれば、その箱は効果を発揮するとの事です」

「"戦場以外でのお守りって事かな"」

先生は、自分自身が納得出来ていなかったからこそ、メリンに確認する様な口調で呟いていた。

メリンも、先生が感じ取った違和感と同種のものを感じていたのか、一瞬表情を伺うと僅かに頷いた。

「"そう言えば…砂漠化の原因は、温暖化とかかな?"」

「それらもあると思いますが──…なんとも言えませんね」

先生とメリンが言葉を交わしていた頃、ショウカは危機的な状況にあった。

「あれ?タオルがない…」

 

翌日、三人の身はアビドス校舎へ戻っていた。

「おはようございます」

「皆さん。おはようございます」

出迎えたのは、ノノミとホシノだった。

ホシノは、椅子を二つ並べて寝る場所の代わりとして、頭をノノミの太ももの上に乗せていた。

「ホシノ先輩、気持ちよさそうですね…」

「うへ〜、ノノミちゃんの膝枕は柔らかくてサイコーなんだよ〜。私だけの特等席だもんね〜」

ホシノは起きていたらしく、ショウカの羨ましそうな声に反応してノノミの太ももに顔を押し付けて主張していた。

「私の膝は先輩専用じゃないですよぅ〜」

子供をあやすようにホシノの頭を撫でながら、ノノミは困った様な声音で言った。

ホシノは、そんな事を気に留めていないらしくそのまま首を振って場所の所有者としての意地を示していた。

「他の方々は、どちらに?」

「ん〜、シロコちゃんはおそらくトレーニングでしょうし、アヤネちゃんは図書館でしょうか…」

「奥空さんも不在ですか…」

ノノミの返答にメリンは何か考えている様だった。

おそらく対襲撃用の設備類について話したかったのだろう。

「ノノミ先輩やホシノ先輩は何を…?」

「ノノミちゃんは校舎の掃除とか教室の整頓してくれたんだ〜。もちろん、私はここでダラダラしてたよ〜」

眠そうな声で、ホシノが答えた。

(そう言えば、ホシノ先輩が昼寝以外で好きな事とかやってるの見た事ないな)

ショウカは、目の前でまぶたを擦る桃髪の先輩の姿を見ながら内心で呟いた。

初めて会った時から、基本的に昼寝、昼寝でその他の趣味らしいものを知る機会が無かったことにショウカは気がついた。

「ホシノ先輩は、何かなさらないんですか?」

「無理無理〜。おじさんの体はもう無理がきかないんだよ〜」

「ホシノ先輩って本当に17歳なんですよね…?」

ショウカは、時折メリンからも感じることではあるが、二年の差とはそこまで体に負担のかかる時間差なのかと首を傾げた。

メリンは、ショウカの様子から何を考えているか察しをつけていたが、肯定も否定もせずホシノの事を見ていた。

「うへ〜、私はこの辺でドロンかな」

「どこにいくんです?」

素早く体を起こして出入り口に向かうホシノにショウカは声をかけた。

「良いところ、だよショウカちゃん。何かあったら連絡ちょ〜だい」

ホシノは軽く手を振ると素早くどこかへ行ってしまった。

「あれは、昼寝ですね」

「ええ、そうだと思います」

メリンが呟くとノノミは苦笑しながら答えた。

「…ホシノ先輩も、以前と比べてだいぶ変わりました」

ノノミは嬉しさだけでなく、様々な思いが混ざり合った声で言った。

「初めて会った頃のホシノ先輩は、全ての事から追われて潰れてしまいそうな雰囲気でした」

「あのホシノ先輩が…」

眠気と攻防を繰り広げる今のホシノの姿を見慣れているショウカ達にとって、ノノミの言葉は意外なものだった。

「…十六夜さんの仰る通りです。私が来た当初、小鳥遊さんからは敵意を感じましたから」

同時に、ホシノと同学年で主流とは言えない道を歩かざるおえなかったメリンもほぼ同じ答えに辿り着いていた。

「そう言えば…ホシノ先輩はアビドス最後の生徒会長の事を知っているとか」

ノノミは、人伝に聞いたかつてアビドスに存在していた生徒会と最後の生徒会長、その引き継ぎを行ったホシノの話をショウカ達に話した。

「なるほど…」

話を聞き終えた三人の中で、メリンのみは詰まり物がなくなった様な空気をまとっていた。

「でも今は、シャーレの皆さんが居ますし、以前は他学園と関わる事を嫌っていたホシノ先輩も丸くなりました」

ノノミは、窓から見える空へ視線を向けた。

昨日のD.U.区から見上げた曇り空とは異なり、アビドスの空は快晴だった。

「…二年前、あの日もまたこの様な快晴であったと記憶しています」

窓辺に移動したメリンは、過去を僅かながらに口にした。

二年前、デウス・エクス・マキナ工業高校の突如の連邦生徒会からの離脱と新体制構築の宣言が行われてからその年は厄災そのものだった。

「あの日…速報として報じられた内容は連邦生徒会にとって悪魔そのものでした。言い訳を申す訳ではありませんが、あの瞬間にアビドス高等学校のみならず、ゲヘナ学園もトリニティ総合学園も連邦生徒会の視野内から消え去ったのです」

この場にいるギウォトスでの年長者とあって、その言葉の重みはかなりのものがあった。

「小鳥遊さんが、他を信用出来ないのは当然でしょう。あの日以来、連邦生徒会は正義を着飾った暴力の警戒をせねばならず、多くの学園が尚この影響を受けているのですから」

ノノミやショウカと言った二年、一年生組にとっては『ギウォトスが転覆しかけた日』として教えられた出来事は、当事者達たる三年生組にとっては簡素な言葉で言い表せない事だった。

「ここから空を見上げていると、今まで正しいと思っていた事が間違っていた様に感じます」

ショウカはメリンを見つめ、眉を僅かに寄せた。

連邦生徒会は正しいと言う漠然とした認識が、崩れ始めているのはメリンだけでは無かった。

「"大丈夫だよ。何が正しいかなんて、重要じゃない"」

先生は、首を横に振る。

「"見て、感じた事を理解しようとする事が大切だと思うな"」

似たような経験があるのか、先生は諭す様に言った。

メリンは、ショウカやノノミの表情を一瞬見てから、先生の方へ視線を向けた。

「ありがとうございます、先生」

短く返答した言葉は、鼓膜を長く震わせる。

ショウカ達に対する申し訳なさと自身の不甲斐なさが混ざった声だった。

「メリンさん…」

気落ちした先輩の姿に、ショウカは名前を呼ぶが、後に続く言葉は直ぐには出てこなかった。

ノノミも同様らしく、少し困った表情を浮かべて状況を静観している。

彼女であれば、連邦生徒会へ恨み節の一つ程度言ったとしても疑問は無い。

だが、事の関係者が悔いていると分かった以上、必要を越える非難の声を浴びせる気持ちは無い様だった。

「"ねぇ、ショウカ…"」

先生は小声でショウカに声をかけた。

「?」

ショウカは先生の方へ顔を向ける。

先生は左手の手のひらを上へ向けて、人差し指と中指を立てた右手を上下に動かした。

「あっ…!」

ショウカはその意図を悟り、首を縦に振った。

「メリンさん」

先程の弱々しい声では無く力のこもった呼びかけに、メリンは質問が来ると思ったのか静かにショウカの言葉を待った。

「あの時の約束、柴関ラーメン食べに行きませんか?」

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