ごめんなさい!!!!!!
あと評価バーが赤色になって驚いたのは俺なんだよね
評価、UAありがとうございます!!!!!!!!!!!!!!!
励みになります!!!!!!!!!!!
どーも、シャーレの事務員こと狐塚イナリです
現在俺は......
「わぁ~!!もふもふです~!!」
「......くぅん」
キツネの状態でアリスさんに全身をもふもふわしゃわしゃされてます
どうして......
ここキヴォトスには、数は少ないが特殊な能力を持つ生徒さんが存在する、例えばアスナさんの超感覚だとかコユキさんの開錠能力だとか.........セイアさんの予知夢だとか、とにかく俺もそんな生徒さんたちと同じように特殊能力を使うことができる
それが今俺の使っている”獣化”だ
「わうっ.........わふっ」
「わぁ~.........」わしゃわしゃ
それよりアリスさん撫でるのうまいな…思わず声が…
「よしよし…♪」もふもふ
あっあっ
「ここが気持ちいいんですか?よしよし…♪」
あっあっ(仰向けになっておなかを見せる)
「わふ~~~~~~♡」(完墜ち)
っと!!危ない危ない…変な扉を開いてしまうところだった(手遅れ)…ていうかそんなことより!
「?イナリ、どうしたんですか?」
バッと立ち上がり身振り手振りで背中に乗るよう指示するがそう上手くは…
「!アリス、理解しました!イナリに騎乗すればいいんですね!」
いかないこともなく、さすがの理解力で理解してくれたアリスさんが背中にまたがり、体をしっかりと固定する
「ライドオン、です!!」
アリスさんの声に合わせて立ち上がり、四肢にあらんばかりの力を籠めると
「―――えっ」
ドォン!!と轟音を立て地面のコンクリートが割れるほどの勢いで跳躍した
周囲のビルを軽く飛び越すと、沈みかけている太陽が体を照らし金色の体毛がキラキラと輝く、上空からみた街はオレンジ色の陽の光を吸収し幻想的な雰囲気が漂っていた
「わぁ…!」
その景色を見たアリスさんは目を輝かせ、首を振り街を見渡していた
ビルの屋上に着地し再び四肢に力を籠め別のビルに飛び移る、それを繰り返しミレニアムへとできるだけ早く足を進めた
「す、すごいですイナリ!とっても早いです!」
「わふわう!」
褒められたおかげでさらにスピードが上がってしまう
そうこうしているうちにミレニアムに着き、背中に乗っているアリスさんが降りやすいように地面に伏せる
「今日はありがとうございました!!!!!!!」
「わうっ」
さっきのライドのせいでやけに興奮したアリスさんをミレニアムに送り届け帰路に就く
現在時刻は16時57分…いやほんとにギリギリだったな…とかそんなことを考えながらシャーレへと歩を進めた
「うおっと…」ボフンッ
シャーレについたところでちょうど獣化が解けた、と同時にとんでもない倦怠感が体を襲う
獣化をあまり使いたくない理由の一つがこれだ、能力を使うと、とっってつもなく疲れるのだ
まぁ血反吐吐くわけじゃないから別にいい…わけねぇだろ俺の力なんだから自由に使わせろや…(悪態)
なんてことを考えているとやっとシャーレの部室前につき、疲労と安堵感で思考力がどんどんと下がっていくのを感じながら部室のドアを開けた
「せんせぇ…すいません…おくれ…ましたぁ…」
「あっ、イナリやっと帰ってきた.........ってなんでそんな疲れてるの!?」
”あー…この感じは…イナリ獣化、使ったね?”
「はい…このケジメは…つけますので…」
”そんな物騒なことはしなくていいよ!?”
”今日は仕事も少なかったしイナリいなくても大丈夫…ではなかったけど…
まぁ!最近書類仕事ばっかりでイナリ全然休めてなかったし久しぶりの休みだと思って…”
”それに何か事情があったんでしょ?”
「.........はい…」ぽわぽわ
「すっごい眠そうだね………」「!」
「イナリ?そんなに眠いんだったら私のひざの上「.........じゃあ…しつれいします…」…で…?」
そう言い終わるより少し前にイナリがカズサの座っているソファに近づいたかと思うと流れるようにひざの上に頭を乗せ、すぐに眠り始めてしまった
「.........んぇ?」
”あー…”
「zzz...」
「…?……??…………?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?」
カズサは口をパクパクさせながら真っ赤になった顔で助けを求めるように先生へと目線を向けた
……が
”……すー……じゃあ私はリンちゃんに完成した書類を届けてくるからイナリのことよろしく頼むね!!!!!”
「えっ先生ちょっと待っ、って早!?」
【カズサside】
変に空気を読んだ先生が出て行った扉へと伸ばしていた手を力なく下ろし、ひざの上で眠るイナリを見下ろす
「ん~……くぅ……」
「……ふふっ」
気持ちよさそうに眠るイナリを見て思わず笑みがこぼれる
「こんなにすぐ寝ちゃうなんて、そんなに疲れてたんだ……」
そう言いながらイナリの頭に手を伸ばし、髪や大きな耳を乱さないようにやさしくなで始める
「わっもふもふ……」
思ったよりも触り心地のいいイナリの毛並みに少し夢中になり、先ほどより雑になで始める
「んぅ……ん~……?」
「わっと…」
イナリが眠りから覚める予兆を感じ反射的に頭から手をはなす
「ん…すぅ…すぅ……」
「ほっ…」
再び寝息をたて始めたイナリに安堵し、もう一度頭に手を伸ばしたところでイナリが寝返りを打ち、横向きから仰向けに体勢を変えた、穏やかな寝顔が瞳にうつる
「きれいな顔…肌もちもち…」
思わず言葉が口からこぼれ出てしまう
「…こんな近くでイナリの顔見たの初めてかも……」
一度意識してしまうと急に恥ずかしくなってきてしまい顔に熱が集まってくるのを感じる
「ほ、ほらイナリ!もうそろそろ起きよう!?」
多分真っ赤になった顔で必死にイナリの肩をユサユサと揺らすが起きる気配はない、完全に寝入ってしまったのだろう、その証拠に先ほどまでは薄く浮かんでいたイナリのヘイローが完全に消えてしまっている
「ど、どうしよう……」
(い、いやでも!イナリすごい眠そうだったしこのまま起きるまで待つってい手も……」
そこまで考えたところでハっと今の自分の状況をかえりみる
密室で男女二人きり..................1out!
そこでひざ枕........................2out!!
ひざ枕をしているほうは顔が真っ赤....3out!!!!!!!!!
こんな状況でイナリが起きるまで待つ………?
誰がいつ入ってくるかわからないこの部屋で………?
(だめだこれ!?!?入ってきた人にぜっっっっっったい何か変な誤解される!?)
この場に留まるという選択肢が使えなくなったことによって頭を抱える
何とかしてこの場を動かなければならないが依然イナリが起きる気配はない
「んぐぐ……も、もうこれしか方法ないかも……」
ふー、と息を吐き覚悟を決めると片腕をイナリのひざ裏に、もう片方の腕をイナリの肩へとまわし足に力を籠め抱える……いわゆる”お姫様抱っこ”の状態になった
「軽っ………ちゃんとご飯食べてるのかな………」
同年代の男子とは思えないほど軽いイナリに思わずつぶやく
先ほどよりさらに急接近したイナリの顔にますます熱くなる頬の感覚を無視し
できる限りはやく歩を進める
ドクンドクンと早鳴る心音のままシャーレの部室を飛び出し同じビルの中にあるイナリの部屋を目指した
「お、おじゃましま~す………」
部屋の前についたためイナリの首にかかっている名札をスキャナにかざしカギを開け誰もいない室内にそう声をかける、電気をつけたどたどしい動きで一歩ずつ前へ進んだ
そうこうしていると寝室を見つけたため中に入りその中にあったベットにイナリを寝かせる
「はぁ………」
何とか誰にも見られずイナリを運べたことに安心しため息が出てしまう
「それじゃあね、イナリ」
「んぅ………」
最後にイナリの頭をひと撫でし別れを告げる
(………っていうか今思ったけど私今イナリの部屋にいるんだ………)
一息ついたせいで頭が冷静になり今まで気にすることのなかった情報が脳になだれ込んで来る
ようやく引いてきた熱が再び集まってきてしまう
「お、お邪魔しました!」
できるかぎり早く玄関へ向かい外へ飛び出す
閉まったドアを背に床へ座り込み熱くなった顔を両手で覆う
「………明日からどんな顔してイナリと話せばいいのさ///………」
そんな少し熱を含んだつぶやきは、すっかり真っ暗になった廊下に吸い込まれ消えていった。
イナリ「シャーレ帰ってきてからの記憶ないしあれからカズサさんがそっけないんですけど俺なにしたんですか????」
全部見ていた先生「^^」