英雄にしかなれない男、転スラに行く   作:ちゃがまくら

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短め!


神格化 後編

リムル視点

 

しばらく話し合い、結論が出た。

 

ヴェルドラが確率操作で避けられる確率を下げ、俺とギィとミリムで広範囲波状攻撃を行う。

 

他の面々はサポートをしつつ、ラインハルトの妨害をしてもらっている。

 

前衛はダグリュール、グラソード、ディーノ、ベニマル、ゼギオン、ヒナタ、ピコ、ガラシャ。

 

…この数相手できるのやっぱバグだろ!?

 

『泣き事言ってないで撃ち続けてください』

 

はい…

 

『先ほど作ったこれを放ってください!』

 

うへぇ…なにこれ…

竜種の姉二人の魔素を使えるだけ使うつもりじゃん…

 

『はい!ぶっ壊しましょう!』

 

まあ、ラインハルトにならいいか!

 

「原子加減速砲(アトミックケイオス)!!」

 

ラインハルトはこっちをチラッと見て回避行動を取った。

それを見たシエルさんはヴェルドラに確率操作を指示した。

 

『ヴェルドラ!確率操作です!』

 

『うむ!ハァ!』

 

ヴェルドラが確率操作を行うとミリムとギィが退路を防ぎ、ラインハルトに原子加減速砲が炸裂した。

 

「やったか…?」

 

「おいそれを言ったら…!?」

 

『何をしておるミリムよ!?』

 

「残念だけど…ここからは俺のターンだ」

 

「『精霊世界(アルフヘイム)』」

 

ラインハルトが何かをすると冥界に結界が組み上がり、この場にいる全員を閉じ込めた。

 

宙には100や1000では効かない数の上位精霊達が受肉して飛び回り、その中には精霊王までもがおり…どうしようもなくない!?

 

『時空間操作の使用を提案します!』

 

やってくれ!俺は攻撃の対処するから!

 

『分かりました!』

 

時を止め、全方位から放たれる魔法の数々を喰らいつくし、ラインハルトを見ると動いていなかった。

 

『驚きました…まさか時をラインハルトが掌握していなかったとは…』

 

みたいだな…初めから時止めしてたらよかったんだ…

 

「ラインハルトくんの相手するなら時間を与えたらダメ!」

 

クロエにそう叫ばれるも、遅かった。

 

「へぇ…これが止まった時間の中か…」

 

ラインハルトが時の止まった世界でも動き始めた。

 

「適応速すぎだろ…」

 

「フン!」

 

適応が早すぎるラインハルトに驚いていると、剣を振って斬撃を出した。

だが、止まった世界で斬撃は進まないので、ラインハルトの斬撃は進んでいる。…え?進んでる!?

 

なんで斬撃が動いてるんだよ!?

 

「なんで斬撃を…!?」

 

「なんかやったら出来たよ」

 

「んな滅茶苦茶な!?」

 

「先生!空間ごとラインハルトくんを!」

 

「よし!分かった!」

 

「させないよ!」

 

「いーや、させるとも!《確率操作》ァ!!!」

 

「グッ…」

 

「チッ…肩だけか…!」

 

「…やるじゃないか」

 

《細胞からラインハルトのスキルを解析します!…究極能力『精霊之王』!能力は加護を与える、もしくは得ること、そして精霊の絶対的支配能力です!》

 

精霊の支配能力?正義之王の天使系能力の絶対支配みたいな?

 

《はい!ですが、命令すればすべて聞くというわけではなく、行うかどうかは精霊に委ねられているようです》

 

なるほど?

加護を俺たちが得るとかできるか?

 

《獲得は不可能です。模倣も防ぐ加護があるようです…いつか絶対に獲得してみせますが、直ぐには不可能です。代わりに、スキルを組み合わせて似た効果の能力は作れそうです!》

 

OK!じゃあ、攻撃が絶対に当たる能力か絶対に避けられない攻撃になる能力を作ってくれ!当たらないと、どんなに強い攻撃も無駄になる!

 

《無茶言いますね!攻撃軌道予測を自動で発動しておくのでその間は任せます、マスター!》

 

任せろ!

 

ラインハルトの斬撃が飛んでくる。

避けても避けても追ってくるし、こちらの反撃は当たらない。

 

十秒もあれば百を超える斬撃が迫ってくる。

避けつつ、少しずつ刀に斬撃を当てて減らしていく。

 

流石クロベエ作の刀だ。

全く刃毀れもしていない。

 

それから、ギィやクロエ達と斬撃の対処をしているとシエルさんが能力を作り終えた。

 

《ユニークスキル「絶対攻撃」を作成しました…!!!》

 

サンキュー!ギィたちにも分けてくれ!

 

《はい!!!》

 

絶対攻撃の能力は『必ず攻撃が当たるようになる』。

それだけだ。

 

だが、この局面ではこれだけで十分だ。

 

ヴェルドラをもう一度、珠にして刀にセットする。

 

『もう一回行くぞ!』

 

『ああ!かましてやれ、リムルよ!』

 

『ラインハルトに、リベンジよ…!』

 

『存分に姉弟の力使って…!』

 

シエルさん!貫通力に特化させて極冷熱防風斬を改造してくれ!虚無崩壊も使ってくれていい!

 

《わかりました!…『無竜混沌突き(ケイオスパイク)』でいかがでしょう!?》

 

いいな!それ!

 

「死ぬなよ?」

 

「…へぇ、どうやら何か策ができたようだね。なら、受けて立とう」

 

ラインハルトが剣を構えずに、だらりと腕をおろしている。

だが、隙がない。

 

しかし、直ぐに防御するというわけではなさそうに見えた俺は周りの精霊をクロエとギィに任せると伝えて、ラインハルトに放った。

 

ラインハルトは剣の側面を用いて受け流そうとしていたが、虚無エネルギーが剣を崩していき、半ばで折れてラインハルトに刺突が直撃した。

 

ラインハルトの体が崩れていき、勝負は終わった。

 

そんなはずなかったのに…

______________________

ラインハルト 視点

 

あっぶねぇ!?

 

続・不死鳥の加護さん流石っすね!

 

俺は現在、よくわからない空間にいる。

そこには2つの棺と大きな扉。

 

一つの棺には竜種に匹敵する大きな魔素量が宿っている。

そして、もう一つには何か入っているということしかわからなかった。

 

規格外の魔素量が入った棺をコンコンとノックすると開いて、銀髪の長身の男が出てきた。

 

「貴方が俺を呼んだのか?」

 

「ああ、僕が作った能力にはない力…『加護』だったかな?それが興味深くてね」

 

「そうなんですか、それを見るために?」

 

「うん、それを使えば死んだ者は生き返るのかな?」

 

生き返る?

確かに生き返るが、死ぬ前に加護共有をしておかないと生き返ることはない。

 

「死ぬ前に得れば生き返ることができますよ」

 

「そうか…それなら君にもう用はない。じゃあね」

 

いきなり胸を貫いてきた。

 

だが、それで終わるわけないので逆に腕を斬り落としてやろうと斬りに行くが、既に引き抜かれており攻撃が当たらなかった。

 

「いきなり何をする」

 

「やはり、僕は全人類、全生命を殺し、ルシアの魂を集め直さなければならない…残念だよ」

 

ルシア?誰だ、それ?

まず、コイツも誰だ〜…?

 

「名前は?」

 

「僕のかい?僕の名はヴェルダナーヴァさ。それとも、星王竜の方がわかりやすいかな?」

 

ヴェルダナーヴァだってぇ!?

やっば、マジかよ!?

 

取り敢えず、おさらばするぜ!!

 

俺は即座に首を斬って、不死鳥の加護で冥界に逃げた。

 

「ふぅ~、一大事だ!!集まれ!!」

 

「はぁ?どうしたんだよ、いったい?」

 

「聞いて驚け?」

 

俺はキョトンとした顔をしているみんなを見回して言った。

 

「星王竜が生命滅ぼすってよ」

 

この時の俺はまだ気づいていなかった。

胸を貫かれた俺は星王竜の力の一部を奪えていたことを…




覚醒フラグはこれくらいでいいや…

もうちょい書きたかったけど、長くするだけになりそうだし物足りないかもしれないけどごめんね?
あと今回で神人に覚醒してないけど、そこもごめんね?

結末のあらすじは頭の中で決まったから、そろそろ本編は解決に進めていく予定

New!『時の加護』止まった時間内でも動ける。〇〇を使うことで使った〇〇分、???????することが可能。

New!『星の加護』???

ルシアの蘇生しちゃう?

  • する!!!!
  • しないほうがいい曇らせがあるよね?
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