青娥を狙った地獄の使者を撃退し、俺の知る禁忌の叡智と引き換えに尸条書を手に入れてから数週間が経った。
魔導書を回収する事が出来た代わりに仮の師弟とでも言うべき関係を結んでしまい、当初の目論見とは異なって中々青娥から離れられなくなってしまった。しかしこれは自分で下した決断なので、後悔するつもりは無い。
元々、妹紅や知り合いを遠ざけて同胞の痕跡探しに旅立った理由は万が一にも禁忌の叡智に触れるような事をさせたく無かった為。僅かと言えど既に触れてしまっている青娥は、逆に俺の近くに居てもらう方が良いかもしれない。
こうして縁が出来てしまった以上、俺には先達として狂気の世界に踏み込まないよう導いていく責任が有る。
旅に青娥が同行する形となったが、俺の目的自体はあまり変わらない。
むしろ、尸条書から『我等』の同胞の存在がほぼ確定的になった以上は更に目的が鮮明な物となったと考えるべきだろう。
……まあ、目的がはっきりすると同時に気苦労も増えた。言うまでも無く青娥に因る物であり、最近は色々な面で精神的に疲れる。
「……さっきの村でやった事は確かに凄かったが、半分以上詐欺の所業だろう」
「あらあら。水不足に悩む村に泉を湧かせてあげたのよ、詐欺だなんて言われたら私泣いちゃう」
そう言って、わざとらしく顔を隠して泣き真似を始める青娥。
ここ数週間の旅で彼女のそんなリアクションも見慣れた物、よく飽きないなと呆れつつ言葉を続ける。
「あの村、あと数日も有れば自然に水が湧き出た筈だ。それをさも永遠の渇水に苦しむ運命を覆したかのように振る舞うのは……」
「別に誰にも迷惑はかけてないわよ。信仰の対象が誰とも知れない神から私に移るだけの事だしね。
それとも、数日でも早く村人に水の有る喜びを与えるのは駄目だって言うのかしら? 酷いわ田澤さん……」
「そうは言っていない。確かに誰かが迷惑を被った訳でもないし、過ぎた事だからこれ以上は何も言わないけどさ」
俺達が話題にしているのは、つい先程まで滞在していた村で青娥が起こした神秘について。
慢性的な水不足に悩まされていた村を訪れた俺達……と言うより青娥が張り切って、高らかに祝詞を唱い上げ渇いた大地から湧水を呼び出したのだ。
そこだけを抜き出すと、青娥が文字通りの聖人のようだが……何もせずとも数日後には泉が湧く状態で、それに僅かな手を加える事で自らの手柄にしてしまったのだから釈然としない。
おかげで青娥が救いの神のような扱いをされ始めた時、俺は一人蚊帳の外だった。恐らく、村人から俺は青娥のオマケ程度の印象しか持たれなかっただろう。
このくらいの出来事はまだ良い方で、青娥は基本的に厄介事を進んで引き起こし、なし崩し的に俺も巻き込む。
仙人と言う種族の関係上、単なる人間以上に妖怪や妖獣に襲われやすいのは理解しているのだが……青娥は自ら危険に踏み込んでいくし、俺が巻き込まれるのを見て楽しんでいる節が有るので性質が悪い。
尸条書をもらったと言う義理、禁忌の叡智に関する情報を管理できると言う打算、狂気の世界に踏み込まないように導くと言う責任感、これらが無かったら俺はとっくに別れを告げていただろう。
「そうよ、過ぎた事を何時までも悩むなんて男らしく有りませんわ」
「悩ませる原因の君にだけは言われたくないな」
だが現時点ではこれも旅を刺激的な物にする、と好意的に捉える事にしている。
多少では済まない疲労も覚えるとは言え、新鮮な体験である事に違いは無い。色々と油断ならない相手だが、こうして軽口を叩きあうのも面白い。
「ええ、理解したわ。この力の基礎に有るのは、歪んだ信仰なのね」
「それで概ね正しい。根底に有る共通した信仰から、自分で都合よく御利益を改変しているような物だな」
「……私にはその宗教観に対しての知識が浅いと言うのが困り物ね。扱うとすれば、道教の神々にでも請願すれば良いのかしら」
道中の休憩がてら、ここ数週間の日課にもなった魔法指南をする。とは言え、禁忌の叡智に関わる術式を直接教えている訳ではない。
この段階で飽きてくれれば良いなと言う下心も多少は有るが、一番の理由は最初から触れるのに抵抗が有った為。現時点ではソロモン72柱の悪魔達の概要や、その力を借りる術式の仕組みを数週間かけて少しずつ青娥に説明している。
どうやら今回の説明分で、青娥はこの力の基礎については理解してくれたようだ。尤も理解したせいで再現の難しさにも考えが回ったようだが、すぐにアレンジを検討し始める辺りは流石に頭の回転が速い。
「その試みは効果的だと思う。俺が扱っているのはソロモン72柱の悪魔だが、この術式自体は幾らでも応用が利く」
ただ、青娥にも伝えているが実際には俺が扱っている術式を本来の形で教えている訳ではない。
俺の魔法の全てを教える訳にはいかないと言う小物じみた理由も含まれているが、この術式はそもそもが『俺』の特殊性に依存している為にそのままでは他の誰にも扱えないのだ。
よって本来の術式から『俺』でなければ行えない行程を省いた上で用途を限定、代わりに儀式的な要素を増やし召喚術の多様性を犠牲にする事で可能な限りの再現を図った似て非なる術式を教えている。
具体的には俺の術式のように悪魔を直接召喚するなどと言った事は行えず、単にその能力を自身の物として発動するだけだ。
……普通に考えればそれだけでも汎用性は十分に高いし、物質的な媒体や大掛かりな準備を必要とせず魔力のみで瞬間的に悪魔や神の力を行使出来ると言うのは割と凄まじい事なのだが。
「ふふふっ、これを上手く扱えるようになれば面白そう。教えるのも良いけど、教わる立場も楽しい物ね」
「ああ、君も仙人として弟子を取った事が有るのか。……君の弟子がどのように育ったのか気になるな」
「それ、少し失礼な言い方では有りません? まあ、私が言うのもおかしいですけれど至極真っ当に学ばれた御方でしたわ。
数百年前の都で政を司っていた権力者、豊聡耳……いえ、今となっては聖徳太子と言った方が通りが良いのかしら」
「は、はあ? 聖徳太子って……」
また凄まじいビッグネームが出てきたな。実際に会った事は勿論無いが、その伝説的な偉業は幾つも聞き及んでいる。
青娥が嘘を吐いているようには見えないし、そうだとすると彼女はあの聖徳太子に物を教えた文句なしに自慢出来る経歴の持ち主と言う事に……うん?
「聖徳太子は国を治める為に仏の力を借りた筈では? 君が教えたとすれば道教由来の仙術だろうし、どうにも折り合いが悪いような」
「ああ、すっかり騙されてるわね。太子殿は人々を従わせる為に仏教を用いたけど、自身は道教を信仰していたのよ。
修行によって超人的な力を身に付ける事が出来て、不老不死をも目指せる。支配者として君臨するには、仏教よりも道教の方が都合が良いでしょ?」
「……もしかして、仏教を民衆の平定に道具として用いる事を提案したのは君か」
「あら、良く分かったわね。あの方も利便性を認識してくれたみたいで、私の意見をすぐに受け入れてくれたわ」
何と……『かぐや姫』の裏話と言い、俺の歴史観が悉く覆されていく。
数々の偉業を成し遂げ、この国の政と文化の基礎を築いたと言える聖人の裏側には青娥の介入が有ったとは……いよいよ以て彼女の底が知れなくなってきた。
「あの方は真なる統治者として復活するべく、自らの死を偽装し霊廟にて一時の眠りに就かれたわ。予期せぬ邪魔も入ったようだけど、やがて再び現世に戻ってこられるでしょう」
「……凄い事をしてるなあ」
それしか感想が出てこない。真なる統治者やら死を偽装やら随分と気合の入っている聖徳太子、そしてその知識と能力を与えたであろう青娥。どちらもこの国の歴史に関わるスケールの大きい事をしている。
今更ながら、青娥に俺の魔法を教えて大丈夫なのだろうかと不安になってきた。この能力で次の権力者に妙な事を吹き込んだりしないだろうな……また一つ、心労が増えた。
「む、そう言えば。君は聖徳太子を弟子にしたとの事だが……その際、尸条書を見せたのか?」
唐突にその事へ思い至った。俺に道教を勧めてきた時も尸条書を見せびらかしてきたし、正式な弟子としたらしい聖徳太子に見せていないとは考えにくい。
もし仙術の指導に尸条書を用いたのならば、その禁忌の叡智は彼にも伝わった事になる。習熟の度合いによっては、尸条書その物より彼の方が危険になるかもしれないのだ。
そう考えて内心焦りつつ青娥に質問すると、良い意味で思ってもいない答えが返ってきた。
「見せたけど、内容には触れなかったわ。あの方が目指していた仙人像は人の上に立つ超人としての姿だったし、記された術の方向性が妖術に近いこの書はお気に召さないだろうと思って」
「そうか、君自身が『真っ当に学ばれた』と言っていたしな」
「道教にはこう言う方面の知識も含まれている、という例を示した際に表紙を見せただけね。更に言えば、少なくとも私が手に入れてから内容については他の誰にも見せてないわ」
「ふむ。それは有りがたい」
「どういたしまして。所で肝心の尸条書だけど、私があげてから熱心に読み進めているじゃない? 内容は全て知っているのではなかったの?」
俺の疑問は解決したと判断したのか、今度は青娥が質問してきた。ここ数週間は暇を見つけては尸条書を精読するようにしていたので、それを不審に思ったのだろう。
確かに世界で一番詳しいと豪語しておきながら、夢中になって読みふける姿を見ては仕方ない事か。疑問を解決してやるべく、事情を説明する事にした。
「最初にも言ったが、俺が完全に内容を把握しているのは原典とそこから派生した近い写本だ。この書の記述を一言一句正しく覚えている訳ではない。
最近俺がこの尸条書を精読していたのは内容の把握と言う事も有るが、原典からどれだけ内容が異なっているかを参考に、この書の起源と由来を調べていたんだ」
「へえ、そんな事を…… 今分かっている段階では、どのような経緯で著された書なのかしら?」
今日までの断続的な精読の結果、既に書の起源は見当が付いている。まだ確実とは言えないが、この書が辿ってきた経緯はほぼ確定的だ。
「原典からの情報の欠損具合を考えて、この書は複数回、少なくとも4回以上の翻訳を経ている。
原典の『キタブ・アル・アジフ』よりギリシャ語版写本、そこからラテン語版『ネクロノミコン』。これをベースとしてドゥリアック語版写本、そこから現在の形『尸条書』として訳されたようだな」
情報の欠損具合、特徴的な訳し方、原典に存在しない記述、単なる誤記や落丁等から、この書の辿ってきた翻訳・編纂の過程には予測が立てられる。
「しかし『尸条書』となってからも複数回の改編が成され、そこで原典からの乖離が進んだようだ。
敢えて行ったのか、それともやむを得ない事情が有ったのかは分からないが、意図的に内容を書き換えた形跡が見受けられる」
記述を段階的に道教的な表現に置き換え、それに併せて削除・加筆する事で道教の教本としての体裁を整えている。
訳者が禁忌の叡智をそのままの内容で広める事を忌避したのか、或いは逆に間口を広くして多数の者に触れさせる為か。
そのどちらかまでは言い切れない物の、間に複数回の翻訳過程を経た事も影響しこの尸条書は正式には『ネクロノミコン写本』と言い切れない魔導書だと言える。
強いて名付けるならば『道教的解釈版ネクロノミコン断章』とでもなるだろうか。この書自体は直接的に『我等』の同胞に言及している訳ではない。
「じゃあ、元の内容からは大きく離れていると言う事? それはそれで興味深いわね」
「幾つかの術式に特徴を残してはいるが、元の情報は酷く劣化しているな。最も記述が詳しいのは死者蘇生に関する部分だが、それも殆ど別物だ」
原典に記された死者蘇生の呪文は、条件を整えれば死した魂や肉体を完全な状態で呼び戻す。しかしその記述を道教の秘術で補完した結果、キョンシー作成の術とほぼ同一の物となっている。
似たような事は全体に言え、記された呪文の中で厳密に元々の形を維持している物は無い。神格の招来に関する記述に至っては跡形もなく削除されていて、その点は俺にとって都合が良いとさえ言える。
しかし、遠回しに示唆する程度ならば下級の奉仕種族から『我等』が主にまで数行の解説が有る。記された術も禁忌の叡智に影響されている物ばかりだ。有害な書で有る事には間違いない。
ネクロノミコンの写本としては不完全な魔導書だが『我等』の神話に対するガイドブックの役割を果たすと考えれば危険である、と言うのが最終的に俺が下した結論である。
「……それにしても、キタブなんとかにネクロ? 西の異国風な名前なのね」
「原典はそちらの国々が発祥だからな。交易品に紛れ込んで、ここまで流れ着いたんだろう」
「と言う事は、そこに向かえば遡って原典の魔導書を手に入れられるかもしれないのね? ……ふふふっ」
青娥は不穏な事を呟いて薄く笑った。調子に乗って要らない事まで教えてしまったかと後悔しつつ、何とか考えを改めさせようと取り繕う。
「どこに散らばったとも知れない本を探して骨を折るより、俺の方が確実で手間のかからない情報源だぞ」
「それはそうかもしれませんけど、現物として手元に置いておきたい気持ちも有りますわ」
魔導書を捜索する事の無意味さを説いてみる物の、所有する事自体に意味を見出しているようで反応は芳しくない。
相手によってはこのまま説得を続けるのだが、青娥の場合あまり強硬に行くと思いもよらない行動に出そうで怖い。主導権を握れる内に対応を変えるべきか。
「今の所明確に目的地が有る訳でも無いし、そこまで言うのなら構わないが。もし魔導書を見付けたとしても、まずは俺の判断に従ってもらいたい」
「師匠の御判断ですもの、逆らいは致しません」
「……返事は素晴らしいんだがな」
これで文句なしに信用できる相手ならここまで苦労はしていないが、一応の言質は取れた。
青娥も俺の協力無しでは魔導書捜索が上手くいかない事を理解している筈なので、露骨にこの条件を無視はしないだろう。適当な物品を見付ければ満足はしてくれると思う。
「故郷からこっちに出て来た時も心躍ったけど、更に離れた異国へ旅する事になるなんて楽しみね。ああ、今から胸が高鳴るわ」
「まあ、それが旅の醍醐味だ。未知の世界に足を踏み出すのは、どんな時でも興奮する物だな」
早速目的地に思いを馳せ始めたようで、うっとりとした表情で浮かれたように呟く青娥。
俺としてもその気持ちには共感したので、素直に同意する。俺の本来の目的を考えれば浮かれてばかりもいられないとは言え、せっかくの旅を気が滅入ったままにしたくはない。
……よく考えてみれば丁度良いタイミングでは有ったのかもしれないな、『我等』が同胞の痕跡を探すとすれば避けては通れない筈の場所だし、青娥が同行していると言うのも悪い事ばかりではない。
「それじゃあ、まずは大陸に向かう船を探す所から始めるべきね」
「船? 海の上を飛んでいけば問題は無いだろう」
「……確かにそうですけど、幾らなんでも大雑把過ぎではないかしら?」
青娥は大陸に渡る為に船を探す事を提案したが、俺にはその発想が無かった。
基本的に俺の旅は身一つで歩いたり飛んだりと言った物で、そうでなければ転移魔法や『扉』を使う。交通機関に類するような移動手段を使う習慣が俺には皆無なのだ。
しかし落ち着いて考えてみれば、手間がかからないとは言え海上を直接飛行していくのは旅の風情が感じられない。必要に迫られている訳でもないし、波に揺られて進んでいく船旅も良い経験になるだろう。
「ふむ、それもそうか。せっかくだし、今回は魔法を使わずに移動する事にしようかね。
……それにしても意外だな、俺としては君の方こそ船に乗って海を超える姿が想像出来なかったんだが」
「海を生身で飛び越えて行こうと言う発想の方が中々出てこないように思いますけど。やっぱり、田澤さんもどこか浮世離れしてるわね」
「そこまで突飛な考えだろうか……」
それこそ仙人ならば何かしらの術で飛んでいけそうな物だと思っていたのだが。
まあ、これについては俺の勝手なイメージだ。実際の仙人が全てそうなのかは分からないが、少なくとも青娥にとっては一般的ではない判断だったらしい。
「私も仙人になって長いけど、まだそこまで自由な発想は出来ないわ。元々が人間だと、どうしてもその頃の習慣に考えが引きずられるのかしらね」
「ん? それって、俺が人間ではないみたいな言い方じゃないか」
「事実人間ではないでしょう? 私の知る人間は夢と現実の両方で意識を保ったり、神の御利益を都合の良いように弄ったりする種族ではないわよ」
「いや、確かに今の自分を正真正銘の純粋な人間だと主張は出来ないが。俺は人間として考え、行動しているつもりだぞ」
「そう言えば最初に名乗った時、わざわざ人間って強調してたわね。それ程の力を持っているのに人間を装って行動するなんて勿体無いわ」
「……装うも何も、俺は心情的に人間だしな。俺がさも生まれながらの妖怪か何かみたいな前提で話を進めないでくれ」
青娥が何気なく放ったであろう言葉に内心酷く反応する。
『人間を装う』、八雲にも初対面の時に似たような事を言われたが、装うまでもなく人間であるつもりの俺としてはあまり聞きたくはない言葉だ。
……尤も、聞きたくないと考えている時点で無意識の内には不自然さを認めているような物か。
「それってつまり田澤さんも元々人間で、私みたいに修行か何かで結果的にそうなったって事かしら?」
「概ねそんな所だ。それこそ、こうなってからは最低でも数万年は経ってしまったがな」
「数万年? ……初耳ね。まだまだ先の話だから想像も出来ないけど、それだけ生きれば確かに色々と超然とする物なのかも」
嘘は吐いていない。『田澤昴』は元々純粋な人間だったし、『俺』がこうして旅を始めるに至ってから主観で数万年は確実に経過している。
「今更ながら、凄い人に出会った物ねえ。私と田澤さんの遭遇は縁に結ばれた運命だったのよ」
「凄い人だと思ったのなら、これから少しは大人しくしてくれよ……」
自称とは言え俺の年齢のインパクトが大きかったらしく、青娥の疑問と違和感は一先ず氷解したようだ。
俺にとってはあまり嬉しくない運命を嬉々として語りながら、流し目を送ってくる青娥。その様子に安堵と疲労の混ざった妙な溜息を吐きつつ、大陸へ向かう船を探すべく歩き出した。
文章量も少なく、動きが無い話で申し訳ありません。次回から大きく動いていきますが、この章は今回で既に折り返し地点だったりします。