「きみのためならなんでもできる」
少女は、今日も距離感を間違える。

戌井レオナは、寡黙で無愛想なアイドル。
生放送で居眠りをし、受け答えも最低限。
やる気がないように見える彼女は、しかし決して無能ではない。

執着しているのは、
年上の小説家・小鳥遊咲姫ただ一人。

幼い頃から隣にいて、
守られて、世話をされて、
当たり前のように一緒に生きてきた。

レオナにとって「好き」はまだ言葉にならない。
でも、行動だけが異常なほど過剰になる。

一方の咲姫は、
レオナを「特別」と分かっていながら、
それを恋だと認めることを避け続けている。

アイドルグループ〈Flor de León〉の活動が進むにつれ、
距離の近さは周囲の目を引き、
無自覚な独占欲と、意図しない誤解が少しずつ積み重なっていく。

そして、ネットが騒ぎ始める。

これは、
言葉にしない獣みたいな少女と、
分かっていて踏み出せない大人が、
すれ違い続けながらも同じ場所に戻ってくる物語。

ラブコメで、
不器用で、
でも全部、本気。

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