無個性です。ただ、ホワイトスネイクという悪霊が取り憑いています。 作:通りすがりのファイヤー
2日後──── PM 0:50
昼食を食べ終えて5限目のヒーロー基礎学に備える。
僕は初回の戦闘訓練の授業を休んでしまったけど空いている時間に補習として雄英の教員達とみんながやったような戦闘訓練を行なった。
無論ヒーロー/ヴィラン側両方とも勝ったよ。まあ、先生方が手加減してくれていたのと初見殺しが刺さったのが勝因だろうね。
多分いい評価貰えたんじゃなかろうか。
そして、これからUSJで災害救助の訓練が始まるわけだけど•••USJに行くにあたって1つ目的がある。
それは13号先生を手助けして負傷させないこと。
そして、親密な関係になること。
別にイヤらしい意味じゃないよ。
理由はこの世界の引力について教えて欲しいから。
1番手っ取り早く理解出来るのは13号から教わるのが良いという判断である。
お茶子ちゃんにも聞いてみたけどダメだった。元から期待なんてしてなかったけど。
『無重力』については色々聞けたんだけどね。
記憶のDISCを抜き取るという案もあるんだけどリスクがあるし現状は怪しまれる行動をしたくない。
それに奪うタイミングもない。
黒霧から生徒を守る役割があったはずだから序盤で奪ったら黒霧の相手をするプロヒーローが居なくなる。
そうなると原作がどうなるか分からなくなってしまう。
13号が負傷した後に奪うにしてもお茶子ちゃん辺りがそばに居たはずだからホワイトスネイクを見られてしまう恐れがある。
これらの理由で純粋に手助けして仲良くなるという結論になった。
オールマイトが現役の時はホワイトスネイクの存在を知られたくないからね。慎重にならざるを得ない。
もし、身近で個性や記憶の消失事件が起これば彼は絶対に動く。
残念ながら僕たちにはオールマイトを倒せる術を持ち合わせていない。
仲間に勧誘しているキャラはいるけどまだ少数••• 戦ったらまず負ける。
しょうがない、今は大人しくしててやる。
「今日のヒーロー基礎学だが••• 俺とオールマイトそしてもう一人の3人体制で見ることになった」
「(見ることになった•••? 特例なのかな)」
「ハーイ! なにするんですか!?」
瀬呂くんって結構喋るよね。別に良いんだけど•••
「災害水難なんでもござれ人命救助訓練だ!!」
うん、原作通り•••USJに行ったあと大変だけど頑張ろう。
「レスキュー••• 今回も大変そうだな」
「ねー!」
「バカおめーこれこそがヒーローの本分だぜ!? 鳴るぜ!!腕が!!」
「水難なら私の独壇場 ケロケロ」
「トウカちゃんってレスキューPが1番高かったよね! 80ポイントも取っちゃうなんてすごいやん! しかも、その時は個性まだ無かったんやろ? まさに
席が隣のお茶子ちゃんがキラキラした目でそう言ってくる。女子の中で1番話すかもしれない2番目は八百屋さん•••
い、出久くんから寝〇ったみたいな感じに見えるけど•••大丈夫だよね•••
最高のヒーロー目指すんだったら女の子にうつつを抜かしちゃダメだからね••• はははっ•••
僕? ヒーローになる気ないから。
「えへへ•••/// 困ってる人がいたらほっとけなくて」
「私そう言うの好きだな! 私もトウカちゃんみたいな人を助けられるヒーローになりたい なんて•••///」
「お茶子ちゃんならきっとなれるよ•••! 一緒に頑張ろう!!」
「おい、まだ話の途中」ギロッ
「「あ、すいません」」
「まったく、今回コスチュームの着用は各自の判断で構わない 中には活動を限定するコスチュームもあるだろうからな」
「訓練場は少し離れた場所にあるからバスに乗っていく 以上準備開始」
「ん? デクくんは体操服だ コスチュームは?」
「戦闘訓練でボロボロになっちゃったから•••」
「修復をサポート会社がしてくれるらしくてね それ待ちなんだ」
「トウカちゃんは神父服•••? なんかカッコいいね•••!」
「そういえば、トウカちゃんのコスチューム初めて見るんだった! すごい似合ってるよ•••!」
「そう? ありがとうね 色々悩んだんだけど好きな漫画の人物の衣装を参考にしたんだ 十字架と聖書もあるよ コスチュームにも少し細工が施されてるんだ」
「へえ〜、どんな細工がしてあるん?」
「んー、それはのちに分かると思う」
「(話に参加できない•••僕のバカ•••)」
「何か懺悔したい事があれば僕に言えばいいよ 内容聞いてあげるから」
「チッ、神父気取りかよ」
「爆豪、君も今までの罪を懺悔するなら付き合うけど?」
「ケッ、誰がするかよ」
まったく、君と言う人間は••• 文字通り救いようがないね。
たとえ懺悔しようとも許さないけど。
「バスの席順でスムーズにいくよう番号順に二列で並ぼう」
「飯田くんフルスロットル••••••!」
「飯田くん、張り切ってるところ申し訳ないけど••• そういうの必要のないタイプのバスだよ?」
「くっ!こういうタイプだったか くそう!!!」
「イミなかったな!」
飯田くんどんまい。でも率先して皆を纏めるのは大事だからあまり落ち込まんといて。
ちなみに僕は奥の方にお茶子ちゃんと八百屋さんという美女に挟まれながら座っている。
ふっ、どうだ羨ましいか童貞ども。
あ、僕も童貞だった•••
そんなバカな事を考えていたら出久くんへの尋問が始まった。
「私思った事を何でも言っちゃうの緑谷ちゃん」
「あ!? ハイ!? 蛙吹さん!!」
「梅雨ちゃんと呼んで」
「あなたの”個性”オールマイトに似てる」
「そそそそそうかな!? いやでも僕はそのえーっと•••」
いや、きょどりすぎでしょ••• バレないものもそれじゃバレるよ。
僕は参加しないぞ、フォローもしない。知らないって設定だから。
「待てよ梅雨ちゃん、体力テストの時も言ったけどよ オールマイトはケガしねぇぞ」
「似て非なるアレだぜ」
「(ふぅ•••)」
切島くんに救われたね。まあ、分かるワケないよ。受け継がれる”個性”なんて想像つかないし。
「しかし増強型のシンプルな”個性”はいいな! 派手で出来ることは多い!」
「俺の『硬化』は対人じゃ強ぇけどいかんせん地味なんだよなー」
「僕はすごいカッコいいと思うよプロにも十分通用する”個性”だよ」
言っちゃ悪いけどサポート型の”個性”が多いこのクラスの中じゃ派手でしょ君の個性は。サポート型の連中の方が地味寄りだと思うぞ。
言っちゃ悪いけど•••
分かりやすいシンプルな個性だからこそ強いと思うよ。
頑丈だから無茶できるしね。
近距離に限定されるのはネックだけど。
「プロなー!しかしやっぱヒーローも人気商売みてぇなとこあるぜ?」
「僕の『ネビルレーザー』は派手さも強さもプロ並み」
「でもお腹壊しちゃうのはヨクナイね!」
「ぐぅ•••」
ヒーローを職業や商売として扱うのはとてもよろしくない。
そこら辺はステインと同じ考えかな。
ヒーローが見返りを求めちゃダメでしょ。
生活するためにお金が必要なのは分かるよ?でもそれは何か仕事を作って稼げばいいし•••
現に僕なんて小学生の頃から個性のサポート道具とか発明してそれをどこかのサポート企業に提供して収入得てるんだから。
それで億は稼いでる。
全てのプロヒーローがそうと決めつけてるワケじゃないけど、殆どのヒーローは地位や名誉、金の為にヒーローやってる節があるよね。
欲の無いヒーローがいたとしても大体弱いし。
強くて欲の無い『真のヒーロー』って確かにオールマイトだけだわ。
一般人にも危害を加えてるならアレだけど粛清してるのはヒーローやヴィランだけっぽいし『ヒーロー殺し』何も間違ってないよ!一緒にこの世界を作り変えようぜ!(なお既に勧誘済みな模様)
最近ホワイトスネイクにも異名が付いたんだよ?『個性殺し』ってね。
なんか幻想殺しみたいだね。
どちらかと言うと個性を抹消できる相澤先生に付けるべき異名だね•••
「派手で強ぇっつったらやっぱ轟と爆豪、夜桜だな」
「ケッ」
「いや、爆豪のは派手なだけでしょ」
「ンだとコラァァ!?」
「個性使わずとも勝てる気がする」
「舐めてんじゃねぇぞやるかァ?女男ォォ!?」
「いや結果は見えてるので」
「死ねええええ!!」
(皆さん覚えておいて下さい主人公は個性無しで爆豪に勝てます)
「爆豪ちゃんはキレてばっかだから人気でなさそ」
「梅雨ちゃんそれ同意! ヒーローの人気って子供人気が殆どだから爆豪じゃ難しいよ」
「ンだとコラァ!出すわ!!」
「出せても精々ランキング15位だよ(笑)」
「クソが•••!殺すぞ!」
「「ホラ」」
「この付き合いの浅さで既にクソを下水で煮込んだような性格と認識されてるってすげぇよ」
「てめぇのボキャブラリーは何だコラ殺すぞ!」
「(かっちゃんが集団でイジられてる•••!!! 今まで冬華くんぐらいしかイジれなかったのに••• 信じられない光景だ 流石雄英•••!)」
「低俗な会話ですこと!」
「ほんと•••某かっちゃんは品がナイですことよ! 雄英の質が失われますわ」
「トウカちゃんも会話を参加してたよ•••?てか、なんでお嬢様口調•••」
「うっせえ、黙れ死ね」
「爆豪くん 君 本当 口悪いな」
「おいお前ら もう着くぞいい加減にしとけよ」
「「ハイ!!」」
「すっげ─────!!」
「USJかよ!!?」
「水難事故、土砂災害、火事••••••etc あらゆる事故や災害を想定し僕が作った演習場です その名もウソの 災害や 事故ルーム!!」
「「USJだった!!」」
「スペースヒーロー13号だ!」
「災害救助でめざましい活躍をしている紳士的なヒーロー! 冬華くん!確か好きだったよね!」
「え、あっ••• うん•••!!」
(こいつ下心ありきですよ)
どちらかというとベストジーニストの方が好き。
「トウカちゃんも好きなの? わ──── 一緒だね! 私も好きなの13号!」
うがぁ••• そんな眩しい笑顔で僕を見ないで••• 一時は親しくなったところを襲おうとか考えていたんだ••• だから屈託のないその笑顔を向けないで 惨めになる僕が••• ごめんあ〇ねる••• 違うお茶子ちゃんだった•••
(最低•••懺悔すんのはお前だよ)
「13号オールマイトは? ここで待ち合わせるはずだが」
「先輩それが•••通勤時に制限ギリギリまで活動してしまったみたいで仮眠室で休んでいます」
「不合理の極みだなオイ」
「(まあ••••••念の為の警戒態勢•••) 仕方ない始まるか」
「えー始まる前にお小言を一つ二つ•••」
「三つ•••四つ•••」
「「増える•••」」
「皆さんご存知だとは思いますが僕の”個性”は『ブラックホール』どんなものでも吸い込んでチリにしてしまいます」
「その”個性”でどんな災害からも人を救い上げるんですよね」
お茶子ちゃんめっちゃ首振るやん•••首振り人形か。
「ええ••• しかし簡単に人を殺せる力です 皆の中にもそういう”個性”がいるでしょう」
「超人社会は”個性”の使用を資格制にし厳しく規制することで一見成り立っているようには見えます しかし一歩間違えれば容易に人を殺せる”いきすぎた個性”を持っていることを忘れないで下さい」
「相澤さんの体力テストで自身の力が秘めている可能性を知り オールマイトの対人戦闘でそれを人に向ける危うさを体験したかと思います」
「体力テストはともかく、対人戦闘は僕 個性無しでイレイザー&マイクコンビを完封したけどね セメントス先生のサポートありきだけど」
「「え、先生達とやったの!!??」」
「特別にオールマイトともやらせて貰ったけど超手加減された状態で引き分けだった」
「やっぱあの人化け物だね」
「おい、夜桜それは皆には言うなといっただろ」
「相澤さん!彼教員の方と戦ったんですか!? そして貴方負けたんですか!? そこら辺詳しく教えて下さい•••!」
「うるさいぞ13号 夜桜の負傷は俺••• 学校側の責任だ 多少不合理だが校長の判断で戦闘訓練は教員陣とやって貰った 皆この優遇は多めに見てくれ」
「まあ、夜桜のやつ大変だったって言ってたしな」
「超羨ましいけど•••しょうがないか」
「え、夜桜!先生に勝ったの•••?」
「認めたくはねぇが•••体術においては女男が1番強え••• 認めたくねぇけどな」
「流石ですわ•••!夜桜さん!」
「••••••」
「夜桜くんは実技試験のレスキューPの方も優秀な成績を収めたと聞きます••• もしかして僕が彼に教えることってない•••?」
「と、とと冬華くん! オールマイトとやったってところ詳しく聞かせて!」
出久くんがとんでもない速さで近づいて僕の肩を物凄い力で掴んでそう言ってきた 力加減考えろバカ 『O F A』使ってないだろうな
「うるさいナードちょっと黙ってて 今それどころじゃない」
「え、ナード•••」
スズ••• ズ•••
「間違いない!相澤先生•••! この施設に何者かが侵入しています 人数は100人以上•••」
「なにっ•••? お前の電磁探知か••• 皆一かたまりになって動くな」
「え•••?」
「中央の広場の方!電磁反応を探知しました 何かが•••来る!」
ズ••• ズ••• ズ
「13号!!生徒を守れ」
「何だアリャ!?」
「また入試ん時みたいな もう始まってんぞパターン?」
「動くな•••あれは••••••
「くっ、電磁探知が出来なくなりました 恐らくあの中に電波妨害か電磁遮断できる個性持ちがいる」
「通信はさせないってことか•••」
何者かに電撃操作が妨害されている••• ヴィラン連合に僕の個性が割れているとは思っていたけど••• こんなにも詳細に割れているなんて••• 電磁探知が一切できない。 ホワイトスネイクには僕の個性の情報を漏らせとは言ってない。 青山くんか•••? でも彼は補習で行われた戦闘訓練を見てないはず••• ここまで詳しいことは分からない。 教員陣にも居たのか内通者が••• これで原作の流れが変わって死亡者が出たら戦犯行為だぞ バガが•••
物凄い嫌な予感がするんだけど•••大丈夫•••?
戦闘訓練の相手と相方、結果は以下の通り
1回目
ヒーロー側 夜桜•セメントス ヴィラン側 イレイザー•マイク
ヒーロー側 win!
2回目
ヒーロー側 エクトプラズム•スナイプ ヴィラン側 夜桜•セメントス
ヴィラン側 win!
3回戦
ヒーロー側 オールマイト•ブラドキング ヴィラン側 夜桜•セメントス
引き分け!
この中で曇らせたい(酷い目に遭わせたい)ヒロインを1人決めなさい。 ヤオモモは確定
-
1. 芦戸三奈
-
2. 蛙吹梅雨
-
3. 麗日お茶子(N〇R)
-
4. 耳郎響香
-
5. 葉隠透
-
6. 拳藤一佳
-
7. 波動ねじれ