皆、おはよう。
僕は今起きてリビングにいるわけなんだけど……。なんかリビングに黒くて丸い球体があります!
なんかブラックホールみたいだね。
ハル「なんだろ……これ……?」
触るのが怖いっていうか近づくのが怖くて、これが何なのか分からない状態が30分くらい続いてる。
チルノ「おぉ。ハルか。どうしたの?」
ハル「チルノ?このブラックホールみたいなのは何?」
チルノ「多分ルーミアだな!」
ルーミアって確か闇を操る的な能力を持ってるんだっけ……。
てことはこれって闇の塊みたいなものなのかな?
チルノ「ルーミアが寝てる時はいつもこうなんだぞ。」
ハル「そうなんだ………」
闇の中にいたら光が入って来ないから寝やすそうだ……。
羨ましい……。
今度アユミに頼んで作ってもらおうかな……。そういう変な物……。アユミって頭良いからそうゆうの作れそう。いつも変なの作ってるし……。
ハル「チルノ?僕そろそろ学校に行かないとだから、お留守番をしておいて!………………今度は何も凍らかせないでね?」
チルノ「わ、分かった!安心しろ!!」
本当に大丈夫だろうか……?下手したらルーミアもイタズラに加わって大変なことになりそう……。ルーミアってチルノの友達らしいし……。
でも、学校には行かないとだしね………。
僕は今度は大丈夫であることを祈りながら家を出た。
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ハル「おはよー……。」
カケル「おー。何かハル元気ないな?何かあったのか?」
ハル「なんでもないよ?」
カケル「ほんとかなー?」
アユミ「ハル君とカケル君………おはよう…………」
カケル「何かアユミも元気なくないか?」
アユミ「うん……疲れたよ……」
カケル「ハル?昨日何かあったのか?」
ハル「何が?」
カケル「ほら、アユミがハルの家まで着いて言ってたじゃん。」
ハル「あー、うん。そーだねー」
カケル「返事が素っ気ない……。」
ハル「ところでアユミ?」
アユミ「ハル君……どうしたんだい……?」
ハル「どんな光をも遮断する闇みたいなの作れない?」
カケル「それどんなお願いなんだ?」
アユミ「あー………。多分できないことも無いんじゃないかな?……というよりルーミア君に頼んで作ってもらえばいいじゃないか?」
ハル「そうした方が良いのかな……」
カケル「ちょっと待てい!!」
アユミ「どうしたんだい?カケル君。ちょっとだけうるさいよ………私疲れてるんだから静かにして欲しいよ……」
カケル「ルーミアって誰なんだ?もしかしてアユミのマッドサイエンティスト仲間?」
アユミ「カケル君……私はマッドサイエンティストじゃないんだよ……」
……違ったんだ。アユミいつも危なくて変な物作ってくるからマッドサイエンティストなんじゃないかって思い始めてたよ……。
アユミ「ルーミア君は…………。ハル君?これって伝えてもいいやつなのかい?」
ハル「めんどくさい事になりそうだからやめておいて?」
カケル「ちょっと?俺だけ仲間外れにするつもり?」
ハル「そうじゃないけど……。なんかめんどくさそう。」
カケル「ひどい……」
アユミ「別に、そんなこと思ってないだろう?」
カケル「バレたか…………てか一つだけ2人に聞きたいことあるんだけどさ……。」
なんだろ?カケルが僕たちに聞きたいことって結構珍しい気がする。
カケル「昨日2人が少女に追いかけられてるとこ見たんだけど何かあったの?」
…………え?あの時にカケルっていたの?
これは何とか誤魔化さないとだけど、アユミ………大丈夫かな……?
アユミ「別に………。ただ注意したら逆ギレして来たから逃げただけだよ………」
アユミ、ナイスだ……!僕少しだけ、アユミのこと見直した……!
カケル「そうなんだ……。でも追いかけられてる時に何か辺りが暗くなってったけど………」
ハル「多分、街灯が消えちゃったんじゃない?」
カケル「そうなのかな〜……。」
ハル「うん。そうなんだよ…………多分」
カケル「……後1つ聞きたいのが、ルーミアって人の事が俺にバレたらめんどくさいってどういうことなんだ?」
ハル「だってカケルってすぐ噂にして広めるじゃん……。」
アユミ「失礼かもしれないけど、私もそう思うよ……。」
カケル「2人ともひどいな………。別に……俺は噂は広めるけど、詳細なことまでは広めないぞ?」
ハル「………そうなの?」
カケル「あぁ。だって詳細な事を広めて、そのせいで誰かが不幸になったら嫌じゃん?俺はあくまでも噂を広めるだけで、それをどう捉えるかはそいつ次第だと思ってるぞ。」
ハル「………そっか。今まで勘違いしてたよ……ごめんね……」
アユミ「私からも謝るぞ……。すまなかったな……カケル君……」
カケル「別に全然気にしてないからいいぞ!」
アユミ「だとしたら気になることがあるんだが…………」
カケル「どうした?」
アユミ「この前カケル君が、『アユミがクーラーボックスを凍らせた』って噂を広めたって言っただろう?」
カケル「言ったな。」
アユミ「アレは冗談という事かい?」
カケル「いや、あれは本当だぞ?」
アユミ「それは本当なのかい!?」
カケル「だってアユミってさ、皆から天才で変な幻想少女って言われてるんだぞ?だから今回も『またか……』ぐらいにしか思われてないよ。」
アユミ「その評価は喜んでいいのかな……?」
ハル「多分いいんじゃないかな?」
それにしても『天才で変な幻想少女』か………。
文字だけみたら変だけど、アユミにはピッタリな言葉だと思う。アユミは頭が良いけど変で、いつも不思議なものを持ってくるからね。
カケル「……ハル?」
ハル「?……どうしたの?」
カケル「いつかそのルーミアって人の事教えてくれよな。噂として広めないからさ……。」
ハル「カケルが広めないって言うなら別に教えても良いんだけどね……」
カケル「そうなのか?」
ハル「だけど…………絶対に広めないでね?」
カケル「安心しろ!俺は友達との約束は破らねーよ!」
ハル「じゃあアユミ?補助とか頼んだよ……」
アユミ「分かった。任せておくれ!」
そうして僕とアユミはルーミアの事を、そしてチルノの事を事細かにカケルに伝えた。
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カケル「へー。闇の妖怪と氷の妖精か!」
ハル「まぁ、簡単に言えばそうなるね……。」
カケル「だから2人が追いかけられてる時に暗くなってたのか……。後アイスボックスが凍ったのも妖精のせいと……。」
アユミ「そうだよ……。流石に私にはアイスボックスを凍らせる趣味はないよ……。」
カケル「ハル?……俺その2人?の事気になるから今日お前の家に行っていい?」
ハル「え?いいけど部活は……?」
カケル「今日は部活がない日だからさ。」
ハル「そういうことね。」
アユミ「あ、じゃあ私も暇だから行っていいかい?」
ハル「いいけど………家が凍ってたら2人にも手伝ってもらうからね?」
カケル「流石に家が凍ることはないだろって!w」
2回も凍ってるんだよなぁ………。
アユミ「それが本当なんだよ……昨日も凍ってて、私も片付けを手伝ったんだよ?ハル君曰くその前にも1回凍ってるらしいし……」
カケル「へ〜。二度あることは三度あるって言うし、今回も凍ってるんじゃね?」
それだけは切実にやめて欲しい……。