僕の幻想的な非日常記録   作:春雨豆腐

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#17 光が導く霧の中

本日は水曜日!昨日はゲーミングボールがなんで光っているのかが分かった!

 

今後は危険な事が迫っても事前に察知出来るね!それを回避出来るかは別として……。

 

今日はなんかジメジメする気がする…………。まだギリギリ冬だよね?外を見てみると、今日の天候は霧でした。

 

前回みたいに真っ黒な霧じゃないよ?ちゃんと白い霧です。なんか濃すぎる気もするけど。これが濃霧ってやつ?初めて見たよ……。

 

今日は普通に学校はあるみたいだから、早めにご飯を食べて準備しないとね……。

 

僕は準備をしてからリビングに向かった。

 

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

 

ハル「おはよー……」

 

チルノ「おはよー!」

 

ルーミア「ん……おはよう……」

 

チルノ「今日もハルは学校なの?」

 

ハル「うん。金曜日までは学校だよ。」

 

ルーミア「大変そうだね……」

 

チルノ「学校って何時間あるんだ?」

 

ハル「大体朝の8時から3時までだね」

 

チルノ「えー!?寺子屋より長いぞ!アタイだったらすぐに逃げ出しちゃう!」

 

ルーミア「慧音の歴史の授業は凄い眠くなる……」

 

ハル「その、けいねって人が教えてるの?」

 

ルーミア「うん。慧音が一人で教えてるのだ。」

 

ハル「一人で!?」

 

一人で授業を教えてるの!?…………教えるの大変そうだな……生徒のみんながみんな真面目って訳でも無いんだろうし……

 

チルノ「普通は1人じゃないの?」

 

ハル「流石に違うよ?僕の学校は……大体教える人が30人くらいかな?」

 

チルノ「そんなにいるの!?そんなに慧音がいたらアタイ頭が爆発しちゃう!」

 

ルーミア「慧音が30人…………考えるだけで恐ろしいのだー…………」

 

ハル「そんなにその人嫌われてるの?」

 

ルーミア「いや…………普通の授業は面白いんだけど……歴史の授業だけは眠くなる……」

 

チルノ「慧音はアタイが寝てると頭突きしてくる!」

 

わーお…………今の時代で頭突きは体罰とかでややこしい事になりそうだ…………幻想郷ってそういう風習とか無いのかな……

 

というか寝るチルノもチルノで悪い気がする……

 

ハル「今からご飯を作るから、ちょっとまってて!」

 

┈┈┈┈20分後┈┈┈┈┈

 

ハル「出来たよ!」

 

チルノ「ありがとう!」

 

ルーミア「ありがとうなのだー。」

 

僕らは朝ごはんを食べた。今日も美味しく作れた気がする!難しいのは作れないから、今後は難しいのにも挑戦していきたいな……。

 

ハル「じゃあ、そろそろ行ってくるね!」

 

チルノ「行ってらっしゃい!」

 

ルーミア「行ってらっしゃい……!」

 

さてと…………今日はどんな事が起きるのかな?

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

玄関を開けたら、先が見えないほどの霧が広がっていた。

なんか自分だけ知らない世界に来たかのようだ……。

 

ハル「これ学校に辿り着けるのかな……」

 

ちょっとだけ自信が無くなってきた。というか、こんな天候だったら休校にもなりそうだけど……。多分前の霧のせいで学校側の休校のハードルが上がっちゃったんだね……。

 

とりあえず、覚えてる範囲で学校まで行かないと……

 

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

 

すみません。やっぱ無理でした。

 

うん。普通に無理だよね。先が見えないんだよ?多分数cm先まで見えない。どうしよう…………。……!そうだ!

 

ハル「この時のためのお守り……!」

 

忘れてたよ!僕にはこのお守りがあるんだ……。きっと学校まで導いてくれるはず……!

 

…………………………。

 

ダメだ……光の度合いが変わらない……。

仕方がない…………一旦引き返すか……。

 

…………?

 

なんか光が弱まった?

 

もしかして、学校に続く道以外は光らないのかな?

ヤバい……これが本当なのか、確かめようがないよ…………。

でも、時間もやばいしな………………。

 

仕方ない!とりあえずこの光を頼りにして進もう!

 

┈┈┈┈┈10分後┈┈┈┈┈

 

やったー!着いた!

やっぱり学校に続く道に対して光ってたみたい!

良かった……ギリギリセーフだ……。

 

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

 

ハル「おはよー…………」

 

アユミ「今日は遅かったね。何かあったのかい?」

 

カケル「寝坊でもしたか?」

 

ハル「いや、霧がヤバすぎた……」

 

カケル「あー……でもそんなにヤバかったか?」

 

アユミ「いや……そこまでだった気がするよ?」

 

ハル「本当に?数cm先まで見えないくらいに酷かったけど……」

 

カケル「マジで?」

 

アユミ「また、何かしらの予兆だったりするんじゃないかな? 」

 

ハル「…………また居候が増えたりする?」

 

アユミ「流石に増えたりはしないんじゃないかな……。」

 

カケル「てかハルってどうやって学校に来たんだ?霧ヤバかったんだろ?」

 

ハル「このお守りが導いてくれたよ!」

 

アユミ「その玉ってナビ機能までついてたのかい?」

 

カケル「その玉色々とチートだな。」

 

ハル「ナビゲーションゲーミングボール…………」

 

カケル「名前にしたら色々とやばいな。」

 

アユミ「少なくともこの世に存在しなさそうだよね。」

 

ハル「存在するんです……!なんせこのボールは幻想から来てるので……!」

 

カケル「てことは、ナビゲーションゲーミングボールfrom幻想産ってことか?」

 

アユミ「幻想ね…………チルノ君達が住んでいる世界ってどんな所なんだろうね……。私は気になって仕方がないよ!」

 

ハル「カケル?これって面倒くさくなる?」

 

カケル「多分な。頑張れ!ハル!」

 

アユミ「こうなったら……カケル君!一緒にハル君の家に行くよ!」

 

カケル「俺も巻き込まれるの??」

 

ハル「2人とも……もうすぐチャイム鳴るから、昼休みにまたこの話をしよう?」

 

カケル「もうそんな時間か。」

 

アユミ「何故か上手く話をきられた気がするよ……」

 

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

 

時が経って昼休みになった。

 

アユミ「さぁ!朝の続きをしようじゃないか!」

 

ハル「アユミのテンションが高い……。」

 

カケル「仕方ねーよ。アユミだぞ?」

 

アユミ「今日ってカケル君は部活が無かったはずだよね?」

 

カケル「そうだな。でもだからと言って、俺が付いてく意味ってあるか?」

 

ハル「うーん…………何となくじゃない?」

 

アユミ「それは……私達はチームじゃないか!」

 

ハル「そうなの?」

 

カケル「しらね。」

 

アユミ「2人とも酷いじゃないか!」

 

ハル「とりあえず、今日は僕の家に来てからチルノたちに異世界の話を聞くって事でいい?」

 

カケル「それで良いんじゃね?」

 

アユミ「ハル君は良いのかい?」

 

ハル「うん!大丈夫!」

 

アユミ「……♪放課後が楽しみだよ!」

 

カケル「めっちゃ機嫌いいな。」

 

アユミ「当たり前だよ!だって異世界の話を聞けることなんてそうそう無いしね…………。それに、既存の物理法則が通用しない世界……なんてロマンチックなんだろうね!」

 

ハル「アユミって幻想的で素敵な物が好きなんじゃ無かったっけ?」

 

アユミ「あぁ。常識が通じない異世界ってなんだか幻想的な感じがしないかい?」

 

ハル「……そういう事ね……。」

 

カケル「じゃあ、また放課後は頼むぜ!」

 

ハル「分かった!」

 

┈┈┈┈放課後┈┈┈┈┈

 

僕たちは校門の前に集まっていた。

朝と変わらずに霧は濃いままだった。

お守りが無いと帰れなさそうだな……。

 

僕はお守りをカバンから取り出した。

 

カケル「なんか霧濃くね?」

 

アユミ「確かに……異様なまでに濃いね……」

 

ハル「朝こんな感じだったんだよね……。」

 

カケル「マジで?こりゃ迷うわな。」

 

アユミ「それじゃあ、行こうか?」

 

ハル「うん。…………?」

 

カケル「どうした?」

 

ハル「なんか、お守りが一定のリズムで光ってる。」

 

なんて言ったらいいんだろう…………。

 

心臓の鼓動みたいな感じ、まるで意志を持った生き物みたいだ。

 

アユミ「本当だね…………。」

 

カケル「なんかに近づくとリズムが早くなったりするんじゃね?」

 

ハル「確かに…………じゃあこの光が導くものを探してみる?」

 

カケル「冒険か……別にいいぞ?」

 

アユミ「そうしよう!」

 

ハル「いいの?」

 

カケル「俺はどうしてもいいぜ。」

 

アユミ「最悪、明日に異世界のことを聞けばいいしね……。まずはこれが導くものを探してみよう!冒険も楽しそうだしね!」

 

ハル「分かった!えーっと…………こっちかな?」

 

お守りの光るリズムが少しだけ早くなった!どうやらこっちであってるみたい!

 

一体この光が導く先には何が待っているんだろう?

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