大妖精「ハルさんの家って後どのくらいで着くんですか?」
ハル「うーん………後10分位かな?さっきの所って僕の家と真反対の方向だからね。」
大妖精「そうだったんですね……じゃあハルさんは何でこっちの方向に?」
ハル「なんかこの石が光ってる方向がこっちみたいだったからね。」
大妖精「石ですか?」
ハル「うん。これなんだけど、一昨日に拾ったんだよね。何か七色に光り輝いてる石が落ちてたから拾ったの。」
大妖精「なんだか不思議な気配がしますね……」
ハル「ルーミアが言うには、霧の湖にあったらしいけど、大ちゃんは覚えてないの?」
大妖精「はい………覚えてないですね。というより、よくこんなものを拾おうと思いましたね……。」
ハル「前の僕なら拾わなかったかな。でも、最近チルノとかが来たからね……。普通では考えられない不思議な物も怖くなくなっちゃったんだよね。」
大妖精「チルノちゃん………チルノちゃんはハルさんの家ではどんな感じなんですか?」
ハル「この世界に来た最初は僕の家を完全に凍らせたりしてたね。でも、今はたまに氷の像みたいなのを作るだけで、大きな被害はないね。」
大妖精「そ、そうなんですか……。えーっと、ルーミアちゃんは………?」
ハル「ルーミアは僕の家の中を闇で埋め尽くしたくらいだね。」
大妖精「……………………チルノちゃんとルーミアちゃんがすみません……チルノちゃん達に悪気は無いんです!」
ハル「大丈夫だよ!確かに、悪気は無いんだなって事は分かるしね。」
いやー……本当に最初は大変だったな………大ちゃんは何か変な事をしないといいんだけど……。
ハル「あっ。僕の家に着いたよ!」
大妖精「ここがハルさんのお家………。」
ハル「うん!早速入ろうか?」
大妖精「……………そうしましょう!」
大ちゃんは緊張しているのか深呼吸をしていた。
チルノ……大ちゃんとあったら、嬉しすぎて他の家具凍らせたりしないかな……………大丈夫だと信じよう!
僕らは家の中に入った。
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チルノ「あ!ハルが帰ってきた!!おかえ………ってえぇぇぇぇぇぇええ!?大ちゃん!?!?」
大妖精「ち、チルノちゃん………!」
ルーミア「……………?大ちゃんなのかー?久しぶりなのだー。」
大妖精「ルーミアちゃんも……!2人とも久しぶり!」
チルノ「大ちゃんもこっちの世界に来たの!?」
大妖精「うん、そうみたい。私が霧の中で迷ってる時にハルさんが見つけてくれたの……。」
チルノ「ハル!!ありがとう!!大ちゃんとは幻想郷に帰るまで会えないかと思った!!」
ハル「うん。どういたしまして!」
ルーミア「ハルー?私お腹空いたのだー。そろそろご飯食べたい……。」
ハル「……………今4時半くらいだよ?あともう少し待てる?」
ルーミア「むー………分かったのだー……。」
チルノ「大ちゃん!!あっちの部屋で遊ぼー!」
大妖精「うん……!分かった!」
ハル「じゃあ僕はご飯の準備でもし始めるよ。」
チルノ、ルーミア、大ちゃんはチルノたちの部屋に遊びに行って、僕はご飯の準備をすることにした。
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それから順調に料理が進んだ!結構な量になったな……。
今月の食費足りるかな……。
段々と食費が足らなくなってきた。
今度親に食費をもう少し貰えないか頼んでみようかな……。
僕がそう考えてる時だった。
大妖精「チルノちゃーーーん!??!?」
ハル「?????????」
大妖精の悲鳴に近い叫び声が部屋から聞こえてきた。
それと同時に、ゲームの効果音でしか聞かないような、物が凍る音がした。
絶対チルノが何かしたじゃん……。
僕初めて聞いたよ、こんな音。片付けが楽だといいんだけど………。
これでチルノ達に何かあったら嫌だし、部屋に向かうか……。
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僕は今階段に居るんだけど、何か上から冷気が来る。
部屋が凍ってる事はこれで確定したね!
多分、久しぶりの友達に会えたことでチルノの気分が高まっちゃったんだろう。
いや、気持ちは分からなくもないけどさ……。
凍らせることは無いじゃん……。
恐らくだけど、結構酷い具合に凍ってると予想する。
つまり、部屋が酷く凍ったって事は両親の部屋が無くなったことを意味する。親にどう言い訳しようかな……。
高校の友達が氷の爆弾持ってきたとでも言うか……。
それで、部屋が無くなったとでも言おう。
何か、段々とこの現象になれてきている自分がいる……。
慣れって怖いね。
僕は部屋の前に行って扉を開けた。
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大妖精「あっ!は、ハルさん!助けてください!ルーミアちゃんが……!」
ハル「えーっと……?これどういう状況なの??」
チルノ「あ……。ハル……ごめん……。また部屋が凍っちゃった☆……!」
大妖精「ハルさん……すみません。私止めようとしたんですけど、逆に悪化しちゃいました……。」
ハル「そのことは良いんだけどさ………ルーミアこれどうなっちゃってるの?……生きてるよね?」
僕が扉を開けて目にしたものは………。氷に閉じ込められたルーミアだった。
なんで?これ生きてるよね?大丈夫だよね!?
チルノ「ルーミアなら大丈夫だぞ!たまに凍らせちゃう事があるからな!……でも今回はちょっとやりすぎたかも……。」
大妖精「そういう意味じゃないと思うよ……チルノちゃん……。」
ハル「ルーミアってよく凍るの?……本当に大丈夫なの?」
大妖精「そういう訳じゃないんですけど、たまに弾幕ごっこをしてチルノちゃんがルーミアちゃんを凍らせちゃうんですよね……。弾幕ごっこで死んじゃう事はないと思うんですけど…………。大丈夫かな……。」
ハル「本当に大丈夫!?」
大妖精「…………あっ!呼吸があるので死んではないですね!」
ハル「そ、そうなんだ……良かった……というより、僕今までよく凍らされなかったな……。それと、弾幕ごっこって何?」
チルノ「簡単に言えば、勝負みたいなものだぞ!」
ハル「えっ?その勝負みたいなのを部屋でしたの?」
チルノ「うん!だってハルの家には暇を潰すものがほとんど無いからな!」
ハル「トランプ無かったっけ?」
チルノ「飽きた!!!!」
大妖精「幻想郷にも、トランプってあるんですよね。」
ハル「……………今度何か買ってくるか……。」
大妖精「それで、ハルさんはどうしてここに来たんですか?」
ハル「夕ご飯が出来たから呼びに来たんだけど……ルーミアの分どうしよ………。」
チルノ「とっておけばいいんじゃない?」
ハル「そうするか……。」
チルノ「大ちゃん!ご飯食べに行こー!」
大妖精「うん!ハルさん、何から何までありがとうございます!」
ハル「いいんだよ……大ちゃん達が帰るまでは泊めてあげるから!それに……」
大妖精「それに……?」
ハル「こんな非日常を楽しんできてる僕もいるからね!」
大妖精「……非日常ですか……私はこの世界に来たばかりなので、詳しい事はよく分かりません。今後も迷惑をかけるかもしれませんが、よろしくお願いします!」
改まってそういう大ちゃん対して、僕は
ハル「もちろんだよ!」
そう元気に言い返した!
チルノをこの家に泊め始めた頃から覚悟なんてしてる。
片付けは大変だけど、毎日が飽きないからね!
僕達はリビングに行って夕ご飯を食べた。
大ちゃんは、外の世界の料理を初めて食べたからか、凄い感動してた。
幻想郷には調味料たるものが無いらしい。
幻想郷って料理する時どうしてるのかな……。
毎回料理のお供として調味料を使ってる僕からしたら、信じられない事実だった。
しばらくしたらルーミアがリビングに来たので一緒にご飯を食べた。氷溶けるの早くない?3分も経ってない気がする。
最初の頃は中々溶けなかったのに………。
もしかして氷の溶けやすさは、チルノの気分次第ってこと?
……チルノも怒らせたくないな……。
食卓を片付けている時に、冷静になって考えてみたけど、僕の家には妖精2の妖怪1って事?
普通じゃ考えられないね。
僕は部屋に戻って明日の準備をすることにした。
切り替えが早いって?慣れだよ慣れ。
え?………部屋の後片付け???………知らないね!!
だってさっき見たら床水浸しだったんだよ?
絶対めんどくさいじゃん!!!!
後は全部明日の僕に託そう……。
頑張れ……!明日の僕……!