僕の幻想的な非日常記録   作:春雨豆腐

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#20 ゲーミングミラー

今日は木曜日!

今日含めて、あと2日学校に行けば休みだー!

 

僕はご飯を食べるために部屋から出た……が!廊下が水浸しだった。

 

……そうだった。今両親の部屋水浸しだったな……。

 

水がこっちまで来ちゃってるよ。片付けるの大変だね、これ。今片付けないとシミになったりするかな?でも、あと少しで学校に行かないとだし……。

 

……………………。

 

……大ちゃんに頼んでみようかな……。

チルノとルーミアに頼んだら悪化しそうだからね……。

大ちゃんはまだ真面目そうだし、悪化することは無いだろう!

 

そうと決まったら早速頼んでみよう!

僕はリビングに向かった。

 

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

 

ハル「おはよー!」

 

大妖精「ハルさん。おはようございます!」

 

ハル「あれ?チルノ達はまだ起きてないの?」

 

大妖精「チルノちゃん達はまだ寝てますよ。」

 

ハル「……そういえば、チルノ達の部屋って水浸しだった気がするけど、どうやって寝てるの?」

 

大妖精「昨日私が片付けたので、今は水浸しじゃありませんよ!」

 

ハル「そうなの?でも、廊下が水浸しだったよ?」

 

大妖精「あれ?もしかしたら、まだ溶けてなかった氷が溶けたのかもしれませんね……。」

 

ハル「ちょっとお願いがあるんだけどさ。廊下の水を片付けてくれない?」

 

大妖精「分かりましたけど……ハルさんは……?」

 

ハル「僕はすぐに学校に行かないといけないから、片付けが出来ないんだよね……。ごめんね。」

 

大妖精「学校……?」

 

ハル「あー……。寺子屋の事だよ!」

 

大妖精「寺子屋……!そうだったんですね!勉強頑張ってください!」

 

ハル「うん!とりあえず、ご飯を作るから待っててね。」

 

大妖精「ご飯なら、もう作っておきましたよ!……私はあまり料理をしないので、自信はないんですけど……。」

 

ハル「そうなの!?作ってくれるだけでもありがたいよ!早速食べよう?ご飯はどこにあるの?」

 

大妖精「えーっと……。あのひんやりする白い箱の中に入ってます!」

 

ハル「ひんやりする白い箱……。冷蔵庫の事ね!」

 

大妖精「あれ冷蔵庫って言うんですか?」

 

ハル「うん。食べ物を保存しておける機械だよ!」

 

僕は冷蔵庫の中にある料理を持って、食卓に置いた。

大ちゃんって料理の才能があるんじゃないの?

そう思うくらいに、料理の見た目が綺麗だし、普通に美味しそう……。

 

大妖精「機械…………。確か幻想郷にも、機械を作る河童がいた気がします……。」

 

ハル「幻想郷にも機械ってあるんだね。それに……河童が作るの??」

 

河童…………。

 

あまり詳しくは知らないけど、頭にお皿を乗せてる、きゅうりが好きな妖怪だっけ?

間違ってたら河童にごめんだけど。

 

ハル「それじゃあ……いただきます!」

 

大妖精「いただきます!」

 

僕達は大ちゃんの料理を食べたのだが……普通に美味しかった!お店で出てくるレベルなんじゃないかってくらいに美味しかった。

 

……この子料理の天才なんじゃないの?

 

ハル「大ちゃんって凄い料理が上手なんだね!」

 

大妖精「そ、そうですかね?」

 

ハル「うん。どうやったらそんなに上手になるのか、教えて欲しいよ………………。」

 

大妖精「うーん…………感覚……ですかね?」

 

ハル「わーお……プロの言葉だ……。」

 

大妖精「そこまで言います?」

 

ハル「うん。」

 

大妖精「そうですか……それよりも、時間大丈夫なんですか?」

 

ハル「……?ほんとだ!もうこんな時間……。」

 

ちらっと時計を見ると、僕がいつも家を出る時間になっていた。

 

ハル「じゃあ僕行ってくるよ!廊下の片付けお願いね!」

「行ってきます!」

 

大妖精「はい!行ってらっしゃい!」

 

僕は大ちゃんに片付けを託して、学校に向かった。

流石に今回は何も起こらないだろう!

部屋の片付けは何も起きなかったみたいだからね。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

ハル「おはよー!」

 

アユミ「おはよう。」

 

カケル「おはよー。」

 

アユミ「昨日私の家の倉庫で、変な手鏡を見つけたよ!」

 

ハル「変な手鏡?」

 

カケル「どんな手鏡なんだ?」

 

アユミ「簡単に言えば、ゲーミングミラーだよ!」

 

ハル「ゲーミング系の物ってまだあったんだ……。」

 

アユミ「こんな感じだよ!」

 

カケル「おー……鏡の部分だけ七色に光り輝いてんな。」

 

ハル「これ鏡なのかな?何も写ってないけど……。」

 

アユミ「分からないけど、形状的に手鏡っぽくないかい?」

 

カケル「確かにな……。これも、あの石と同じように、何か機能があったりするんかね。」

 

アユミ「石は確か……能力検知機能と、ナビゲーション機能であってるかな?」

 

ハル「うん。そうだね。」

 

アユミ「あの時の石に感じられたような不思議なオーラが、この手鏡からも感じられるよ!!」

 

ハル「カケル……どう思う?」

 

カケル「アユミが言うんなら違いないんじゃね?」

 

そういうものなのかな……。

普通の人はオーラ何か分かんない気がするけど……。

 

でも、霊能力者って人もいるらしいから、アユミもそういう類何だろう。だってアユミだしね。何があるか分かったもんじゃないよ!

 

ハル「じゃあ………どうする?」

 

アユミ「どうすると言うと?」

 

ハル「この手鏡は誰が持つのって話だね。」

 

カケル「ハルでいいんじゃね?」

 

アユミ「確かに、ハル君は石を扱えているからね。」

 

ハル「扱えてるのかな……。」

 

カケル「扱えてるだろ!あと、ハルの家にいるチルノ達とかに、この手鏡の正体を聞けばいいんじゃね?」

 

アユミ「前回の石の正体もそれで分かってるしね。それが妥当かもしれないよ。」

 

ハル「うーん………段々と僕の家が異次元ハウスへと変貌してきてる気がしてやまない………。」

 

カケル「異次元ハウス………ね。」

 

ハル「カケル?何か悪いこと企んでない?」

 

カケル「気のせいだろ!」

 

ハル「そうだといいんだけど……。」

 

アユミ「あっ!そうだった!」

 

カケル「……どうした?」

 

アユミ「今日ハル君の家に行こうかと思っていたけど、用事ができたからね……。明日に行ってもいいかい?」

 

ハル「もちろん!大丈夫だよ!」

 

カケル「てかさ、ハルとアユミがゲーミング系見つけてる訳じゃん?」

 

アユミ「普通に考えたら、何を言ってるのか全く分からないけど……そうだね。」

 

カケル「次俺の番じゃね?」

 

アユミ「次はどんな物が見つかるんだろうね!」

 

ハル「石……手鏡………。」

「……ペンじゃない?」

 

カケル「ペンか……。ワンチャン筆箱に入ってたりしねーかな。」

 

アユミ「入ってるかい?」

 

カケル「入ってないわ。多分来週じゃね?」

 

ハル「1週間毎に見つかるの?」

 

カケル「感覚的に?」

 

ハル「僕の家変な物で埋まっちゃうって!」

 

アユミ「その場合は私が引き取るよ!気になって仕方が無いしね……。」

 

ハル「じゃあ、この手鏡……」

 

アユミ「それはハル君が待っておいて!」

 

ハル「………なんで?」

 

カケル「そもそもとして、幻想に戻らなきゃいけないのは、ハルの家に居るんだからハルが持っといた方がいいだろ。」

 

アユミ「そういう事だね。」

 

ハル「なるほど……。」

 

僕あんまり、このゲーミング系を家に置きたくないんだよね。なんでかって?

 

だってさ、もしもゲーミング系とチルノ達の能力が、共鳴とかして暴走し始めたら、僕の家無くなっちゃうよ?

 

親に怒られる所の騒ぎじゃないって!

 

………というか、親っていつ出張終わるんだろ……。詳しい事は聞いてないんだよね。

………帰る的な事は聞いてないし、まだ大丈夫かな……?

 

まぁ、そんな事は置いておいて……

 

ハル「とりあえず、この手鏡も僕が持っておくって事でいい?」

 

アユミ「もちろん!」

 

カケル「それでいいと思うぜ。」

 

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

 

そして、放課後になった。

 

帰ったらチルノ達に、この手鏡について聞いてみようかな……。

 

もしかしたら、この手鏡が、1つの手掛かりになるかもしれない!

 

着々と手掛かりが見つかってきてるね!……でも、手掛かりが見つかっても、どうやって幻想郷に帰るんだろう?

 

幻想郷から来た物が見つかっても、肝心の帰り方が分からないと意味が無い気が……。

 

細かい事は気にしたらダメって言うし、まだ考えなくていいかな………。

 

……大ちゃん……廊下片付けれたかな……。

流石に大丈夫だと思うけど、少し心配だ……。

 

まぁ、悪化してなければ、まだ大丈夫かな……。

大ちゃんの能力が何なのかは分からないけど、何かを操る系ではなさそうだしね!

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