チルノ「ハル?アタイ外の世界が気になる!!」
土曜日の朝、僕が部屋で二度寝をしようとしたら、チルノが部屋に突撃してきた。
ハル「外?急にどうしたの?」
チルノ「暇になったから!」
ハル「……………。」
確かに、僕の家には暇つぶしをする物が無いもんね。
そりゃいつか暇になっちゃうよね。
ハル「散歩ならいいかもしれない……」
チルノ「……!」
ハル「けど!外で能力とか使わないでね?変に目立っちゃうから。」
チルノ「分かった!じゃあ2人にも伝えてくる!」
そう言ってチルノは部屋を出ていった。
今日デパートに行って何か暇を潰せるもの買っておこうかな……。後食材だね!
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ルーミア「ハルもう行く?」
ハル「今から準備するから玄関で待ってて!……あと大ちゃんに羽隠すように言っておいてくれない?」
ルーミア「分かったのだー」
とりあえず、財布とカバンとその他諸々と……。鏡どうしよう?置いていくのは気が引けるし……。
そういえば、アユミってデパートのアイス屋でバイトしてた気がする……。
アイス屋に行ってからアユミに渡すか……。風邪治ってるといいんだけど……。
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ハル「じゃあ行く?」
大妖精「はい!行きましょう!」
ルーミア「楽しみなのだー。」
チルノ「ルーミアって元々外にいなかったっけ?」
ルーミア「あの時は夜だったから、あまり周りが見えなかったの。」
僕は玄関を開けて外に出た。
チルノ「ハル?今日はどこに行くんだ?」
ハル「デパートに行って暇を潰せるものを買おうと思ってさ。食材も買いたいしね。」
大妖精「食材ですか……。前から思ってたんですけど、お金ってどこから来てるんですか?ハルさんは働いてる訳では無さそうだし……。」
ハル「両親がお金を入れてくれてるんだよね。」
ルーミア「ハルに親がいるの?見た事ないけど……。」
ハル「今遠いところにいるからね。」
チルノ「………死んでる人からお金を貰ってるの?」
大妖精「チルノちゃん……!」
ハル「死んでないからね???海を越えた遠いところにいるってこと!」
チルノ「海ってなんだ?」
ハル「え?」
大妖精「幻想郷に海って無いんですよね……。」
ハル「海ないの!?それどんな世界……。」
チルノ「なぁ!海ってなんなんだ?」
ハル「海は…………」
僕海の説明した事ないから難しいね。なんて言ったらいいんだろう?
ハル「塩水が沢山ある湖?」
間違っては無いよね!多分だけど!
ルーミア「そーなのかー……。」
チルノ「今からデパートに行くんだよな?」
ハル「そうだね。」
チルノ「アユミってアイス屋で働いてるんじゃなかった?」
ハル「うん。まずは、アイス屋に行ってから、鏡を返してくる。」
ルーミア「持ってきたの?」
ハル「うん。布で包んでるから、鏡が反応することも無いだろうしね!」
チルノ「アイス買ってもいいか!?」
ハル「そっか、前は買わずに帰っちゃったんだっけ?」
チルノ「やったー!」
大妖精「……!あの大きい建物がデパートですか?」
ハル「もう着いたのか……。そうだよ!入ろうか?」
ルーミア「そうするのだー。」
僕達はデパートに入って、アイス屋へ向かった。
ルーミアと大ちゃんは自動ドアとかエスカレーターとかに驚いてた。そういえば、チルノも最初はすごく驚いてたな……。
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アユミ「おや?ハル君じゃないかい!……チルノ君達もいる……。外に出て良かったのかい?」
チルノ「暴れないならいいって言われたぞ!」
アユミ「そうかい……。もうアイスボックスは凍らせないでおくれよ?もう怒られるのはコリゴリさ……。」
ハル「もう風邪は大丈夫なの?」
アユミ「あぁ。一日で完治したよ!」
ハル「そっか。じゃあ、まずアユミに渡したいものあるんだけどいい?」
アユミ「ものによるね。」
ハル「この鏡返したいんだけど……。」
そう言ってカバンから鏡を出した時だった。偶然……本当に偶然、布が鏡から外れた。その時の僕はアユミ……の後ろにあるクーラー?みたいなのに鏡を向けていた。
だからかな…………鏡が音を立てたのと同時に、アイスボックスがカチコチに凍った。
アユミ「………………え?」
ハル「あ。やっちゃった。」
アユミ「えーっと?その鏡は危ないヤツだったのかい?」
ハル「アイスを4つください。」
アユミ「ハル君???これハル君が凍らせたやつだよね?」
ハル「味は……とりあえずバニラとチョコを2つずつで!」
アユミ「アイスの料金10倍くらいにしてあげようか?」
ハル「ぼったくりだ!!!」
アユミ「本当に勘弁しておくれよ……!また私店長に怒られちゃうじゃないか……!」
ハル「頑張って!それじゃあアイスください。」
アユミ「…………はい。お値段は1万円です。」
ハル「ちょっと!ごめんじゃん!」
アユミ「流石に冗談だけどさ……もう私は腹を括るから、後日ご飯でも奢っておくれ。」
ハル「分かったよ。ごめんね?アユミ。あとは頑張って
!」
アユミ「うん…………また月曜日だよ。ハル君!」
そのままアユミに鏡を渡して、買い物をしに行くことにした。
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チルノ「荷物多くない?」
ハル「まぁ…………色々買ったからね。」
僕達は無事に買い物を済ませて帰路についていた。
想像していた倍の量になってしまったから、チルノ達にも荷物を持ってもらっている。
帰り際にアイス屋を覗いて見たけど、アユミが後始末をしていた。何か被害が拡大してた気がするんだよね。
もしかしなくても、アユミが鏡で何かしちゃったんだろうね。僕も手伝おうかと思ったけど、荷物があったので帰ることにした。ドンマイ!アユミ!
チルノ「それにしても、本当にこの世界は不思議だよな……。」
大妖精「そうだね……。自然が少ない気がするね……。」
ハル「うーん。多分、チルノ達の世界よりも、こっちの世界は技術が進んでるのかもね……。」
ルーミア「…………?ハル?遊園地ってなんなのだ?」
ハル「遊園地?どうして急に……?」
ルーミア「あそこの紙に書いてある。」
ルーミアが指さした方向を見ると、そこには掲示板があって、内容が隣町に遊園地が出来るとの事だった。しかも明日開園するらしい。
ハル「あそこの街に遊園地出来るんだ……。」
チルノ「何それ?」
ハル「うーん……遊ぶものが沢山ある場所?かな。」
チルノ「へー……行ってみたい!みんなで行ってみようよ!」
大妖精「でも、お金が必要って書いてるよ?」
ハル「入場料なら気にしなくていいよ!思ったよりも安いしね!」
チルノ「じゃあ行ってみたい!!2人は?」
大妖精「私はハルさんがいいなら……。」
ルーミア「わたしも行ってみたいのだー!」
ハル「分かった!じゃあ、明日に行く?」
チルノ「明日でいいの?」
ハル「もちろん!アユミとカケルも連れて行きたいけど、良い?」
チルノ「もちろんだぞ!人数は多い方が楽しいからな!」
ハル「じゃあ、2人も誘ってみるよ!」
メッセージは……帰ってから送ればいいか。
僕達は明日遊園地に行くことにした!
遊園地…………凄い久しぶりに行く気がする!
楽しみだけど、僕……………………。
アトラクション系苦手なんだよなぁ……。
こんにちは!
前回の後書きに絶叫系の話をしたね。
だからなのか分からないけどさ……。
なんか気づいたら遊園地に行くようにしちゃってたよね。
いやー……本当に何でだろう?