僕の幻想的な非日常記録   作:春雨豆腐

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#23 妖精・妖怪の散歩旅

チルノ「ハル?アタイ外の世界が気になる!!」

 

土曜日の朝、僕が部屋で二度寝をしようとしたら、チルノが部屋に突撃してきた。

 

ハル「外?急にどうしたの?」

 

チルノ「暇になったから!」

 

ハル「……………。」

 

確かに、僕の家には暇つぶしをする物が無いもんね。

そりゃいつか暇になっちゃうよね。

 

ハル「散歩ならいいかもしれない……」

 

チルノ「……!」

ハル「けど!外で能力とか使わないでね?変に目立っちゃうから。」

 

チルノ「分かった!じゃあ2人にも伝えてくる!」

 

そう言ってチルノは部屋を出ていった。

今日デパートに行って何か暇を潰せるもの買っておこうかな……。後食材だね!

 

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

 

ルーミア「ハルもう行く?」

 

ハル「今から準備するから玄関で待ってて!……あと大ちゃんに羽隠すように言っておいてくれない?」

 

ルーミア「分かったのだー」

 

とりあえず、財布とカバンとその他諸々と……。鏡どうしよう?置いていくのは気が引けるし……。

 

そういえば、アユミってデパートのアイス屋でバイトしてた気がする……。

 

アイス屋に行ってからアユミに渡すか……。風邪治ってるといいんだけど……。

 

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

 

ハル「じゃあ行く?」

 

大妖精「はい!行きましょう!」

 

ルーミア「楽しみなのだー。」

 

チルノ「ルーミアって元々外にいなかったっけ?」

 

ルーミア「あの時は夜だったから、あまり周りが見えなかったの。」

 

僕は玄関を開けて外に出た。

 

チルノ「ハル?今日はどこに行くんだ?」

 

ハル「デパートに行って暇を潰せるものを買おうと思ってさ。食材も買いたいしね。」

 

大妖精「食材ですか……。前から思ってたんですけど、お金ってどこから来てるんですか?ハルさんは働いてる訳では無さそうだし……。」

 

ハル「両親がお金を入れてくれてるんだよね。」

 

ルーミア「ハルに親がいるの?見た事ないけど……。」

 

ハル「今遠いところにいるからね。」

 

チルノ「………死んでる人からお金を貰ってるの?」

 

大妖精「チルノちゃん……!」

 

ハル「死んでないからね???海を越えた遠いところにいるってこと!」

 

チルノ「海ってなんだ?」

 

ハル「え?」

 

大妖精「幻想郷に海って無いんですよね……。」

 

ハル「海ないの!?それどんな世界……。」

 

チルノ「なぁ!海ってなんなんだ?」

 

ハル「海は…………」

 

僕海の説明した事ないから難しいね。なんて言ったらいいんだろう?

 

ハル「塩水が沢山ある湖?」

 

間違っては無いよね!多分だけど!

 

ルーミア「そーなのかー……。」

 

チルノ「今からデパートに行くんだよな?」

 

ハル「そうだね。」

 

チルノ「アユミってアイス屋で働いてるんじゃなかった?」

 

ハル「うん。まずは、アイス屋に行ってから、鏡を返してくる。」

 

ルーミア「持ってきたの?」

 

ハル「うん。布で包んでるから、鏡が反応することも無いだろうしね!」

 

チルノ「アイス買ってもいいか!?」

 

ハル「そっか、前は買わずに帰っちゃったんだっけ?」

 

チルノ「やったー!」

 

大妖精「……!あの大きい建物がデパートですか?」

 

ハル「もう着いたのか……。そうだよ!入ろうか?」

 

ルーミア「そうするのだー。」

 

僕達はデパートに入って、アイス屋へ向かった。

 

ルーミアと大ちゃんは自動ドアとかエスカレーターとかに驚いてた。そういえば、チルノも最初はすごく驚いてたな……。

 

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

 

アユミ「おや?ハル君じゃないかい!……チルノ君達もいる……。外に出て良かったのかい?」

 

チルノ「暴れないならいいって言われたぞ!」

 

アユミ「そうかい……。もうアイスボックスは凍らせないでおくれよ?もう怒られるのはコリゴリさ……。」

 

ハル「もう風邪は大丈夫なの?」

 

アユミ「あぁ。一日で完治したよ!」

 

ハル「そっか。じゃあ、まずアユミに渡したいものあるんだけどいい?」

 

アユミ「ものによるね。」

 

ハル「この鏡返したいんだけど……。」

 

そう言ってカバンから鏡を出した時だった。偶然……本当に偶然、布が鏡から外れた。その時の僕はアユミ……の後ろにあるクーラー?みたいなのに鏡を向けていた。

 

だからかな…………鏡が音を立てたのと同時に、アイスボックスがカチコチに凍った。

 

アユミ「………………え?」

 

ハル「あ。やっちゃった。」

 

アユミ「えーっと?その鏡は危ないヤツだったのかい?」

 

ハル「アイスを4つください。」

 

アユミ「ハル君???これハル君が凍らせたやつだよね?」

 

ハル「味は……とりあえずバニラとチョコを2つずつで!」

 

アユミ「アイスの料金10倍くらいにしてあげようか?」

 

ハル「ぼったくりだ!!!」

 

アユミ「本当に勘弁しておくれよ……!また私店長に怒られちゃうじゃないか……!」

 

ハル「頑張って!それじゃあアイスください。」

 

アユミ「…………はい。お値段は1万円です。」

 

ハル「ちょっと!ごめんじゃん!」

 

アユミ「流石に冗談だけどさ……もう私は腹を括るから、後日ご飯でも奢っておくれ。」

 

ハル「分かったよ。ごめんね?アユミ。あとは頑張って

!」

 

アユミ「うん…………また月曜日だよ。ハル君!」

 

そのままアユミに鏡を渡して、買い物をしに行くことにした。

 

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

 

チルノ「荷物多くない?」

 

ハル「まぁ…………色々買ったからね。」

 

僕達は無事に買い物を済ませて帰路についていた。

想像していた倍の量になってしまったから、チルノ達にも荷物を持ってもらっている。

 

帰り際にアイス屋を覗いて見たけど、アユミが後始末をしていた。何か被害が拡大してた気がするんだよね。

 

もしかしなくても、アユミが鏡で何かしちゃったんだろうね。僕も手伝おうかと思ったけど、荷物があったので帰ることにした。ドンマイ!アユミ!

 

チルノ「それにしても、本当にこの世界は不思議だよな……。」

 

大妖精「そうだね……。自然が少ない気がするね……。」

 

ハル「うーん。多分、チルノ達の世界よりも、こっちの世界は技術が進んでるのかもね……。」

 

ルーミア「…………?ハル?遊園地ってなんなのだ?」

 

ハル「遊園地?どうして急に……?」

 

ルーミア「あそこの紙に書いてある。」

 

ルーミアが指さした方向を見ると、そこには掲示板があって、内容が隣町に遊園地が出来るとの事だった。しかも明日開園するらしい。

 

ハル「あそこの街に遊園地出来るんだ……。」

 

チルノ「何それ?」

 

ハル「うーん……遊ぶものが沢山ある場所?かな。」

 

チルノ「へー……行ってみたい!みんなで行ってみようよ!」

 

大妖精「でも、お金が必要って書いてるよ?」

 

ハル「入場料なら気にしなくていいよ!思ったよりも安いしね!」

 

チルノ「じゃあ行ってみたい!!2人は?」

 

大妖精「私はハルさんがいいなら……。」

 

ルーミア「わたしも行ってみたいのだー!」

 

ハル「分かった!じゃあ、明日に行く?」

 

チルノ「明日でいいの?」

 

ハル「もちろん!アユミとカケルも連れて行きたいけど、良い?」

 

チルノ「もちろんだぞ!人数は多い方が楽しいからな!」

 

ハル「じゃあ、2人も誘ってみるよ!」

 

メッセージは……帰ってから送ればいいか。

 

僕達は明日遊園地に行くことにした!

遊園地…………凄い久しぶりに行く気がする!

楽しみだけど、僕……………………。

 

 

アトラクション系苦手なんだよなぁ……。




こんにちは!
前回の後書きに絶叫系の話をしたね。
だからなのか分からないけどさ……。
なんか気づいたら遊園地に行くようにしちゃってたよね。
いやー……本当に何でだろう?
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