僕の幻想的な非日常記録   作:春雨豆腐

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#26 本物のお化け屋敷?

┈┈お化け屋敷の前┈┈┈

 

チルノ「アユミ達は何処にいるんだ?」

 

大妖精「まだ着いてないんじゃないかな?」

 

ルーミア「あ。あれじゃない?」

 

ハル「……多分あれだね。」

 

人が多いから絶対っていう保証は無いけど奥から、女性が凄い抵抗してる男性を引きずりながらこっちに歩いてきてる。

 

他の人も「なんだ?」って感じで見てるね。

 

アユミ「お待たせだよ!」

 

カケル「俺絶対におかしいと思うんだよな。」

 

チルノ「何が?」

 

カケル「俺全力で走って逃げたはずなのに、なんでアユミに追い付かれたんだろ?」

 

ハル「遊園地で走ったらダメでしょ……他の人の迷惑になっちゃうよ?」

 

ルーミア「ハルにだけは言われたくないと思うよ?」

 

カケル「本当だよ。ジェットコースターの時災害レベルだったじゃんか。」

 

ハル「そんなに?後そうだとしても、走っていい理由にはならないと思うよ?」

 

カケル「ケチめ。」

 

チルノ「アユミって意外と足速いんだな!」

 

アユミ「意外は余計だね。……まぁ、体力には自信があるほうだからね。」

 

大妖精「普段から、運動してるんですか?」

 

アユミ「普段から危険な事しかしてないからね……体力がないと、すぐに御陀仏してしまうんだよ。」

 

チルノ「そういえば、アユミって何のために研究してるんだ?」

 

ハル「確かに!」

 

カケル「そもそも、アユミがやってるのって研究なん?」

 

アユミ「研究……と言えば研究になるのかな?」

 

大妖精「それで理由って……」

 

アユミって、気になったものにはどんどん追求する、幻想的出不思議な物が好きな人ってイメージだから、考えたことも無かったな……。

 

アユミ「私は、非現実的だったり、幻想的な物が好きなんだよ。」

 

ルーミア「それだけ?」

 

アユミ「あぁ。幻想的な出来事とかって、中々起きないだろう?」

 

ハル「そうだね。」

 

アユミ「無いなら作ってしまえばいいんだよ!今の時代は、非日常は待つんじゃない!作るんだよ!!!」

 

僕のアユミに対するイメージが、完璧に変わっちゃったね。

 

カケル「考え方が完全にテロリスト予備軍なんだよな……」

 

ハル「今のうちに通報しとく?」

 

アユミ「やめておくれよ!チルノ君達からも何か言ってやってよ!」

 

ルーミア「……?よくわかんないけど、頑張ってなのだー。」

チルノ「アユミ!頑張れ!」

大妖精「頑張ってください……!」

 

アユミ「味方は一人もいなかったよ……(´ω`)トホホ…」

 

大妖精「トホホって言う人いるんですね……」

 

カケル「やめたれ。アユミのライフはもうとっくにゼロだ。」

 

ハル「飲み物あげるから、元気だして?」

 

アユミ「ありがとうハル君……君だけが頼りだよ……」

 

ハル「カケルの分もあるよ!」

 

カケル「サンキュー!」

 

アユミ「……これはなんだい?」

 

ハル「……え?ゲキカラ超甘納豆ドリンクだけど……」

 

アユミ「……私がおかしいのかな……大妖精君?このドリンクの名前って分かるかい?」

 

大妖精「えーっと……ゲキカラ超甘納豆ドリンク……ですかね?」

 

カケル「俺この人生で初めて聞いたんだけど?」

 

ルーミア「この人生ってことは、前の人生ではあるのか〜?」

 

カケル「うん。深追いしちゃいけないぞ?」

 

アユミ「ハル君さ、私にトドメを刺そうとしてるよね?」

 

ハル「……いや?」

チルノ「ハルがそんな事する訳ないだろ!」

 

ルーミア「安心して!トドメが刺されても、食べてあげるから!」

 

アユミ「何も安心できないんだけど?大妖精君……助けてくれないかい?」

 

大妖精「頑張ってください!」

 

カケル「ドンマイだな。俺はもう腹を括って、帰ってから飲むぞ?」

 

チルノ「それって、腹を括ってなくないか?」

 

アユミ「私もそうしようかな……」

 

ハル「えー?せっかく買ったのに……」

 

ルーミア「まぁ……いいんじゃない?」

 

アユミ「それじゃあ、もう入るとするかい?」

 

カケル「俺も行かなきゃ?」

 

ハル「もちろん!」

 

チルノ「ハルが頑張ったんだから、カケルも頑張らないとだぞ!」

 

カケル「終わった……」

 

大妖精「カケルさん……頑張りましょう?」

 

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

 

チルノ「……暗すぎないか?」

 

ルーミア「落ち着く……」

 

大妖精「ルーミアちゃんは暗いとこが好きだもんね。」

 

ハル「結構本格的……」

 

カケル「……大丈夫だ……これはお化け屋敷だからな!所詮は人が人を驚かす為だけに作った、ただの施設だ!それに、お化け屋敷の人は触れて来ないもんな!」

 

アユミ「ルーミア君……妖怪の視点から見て、あれってどうなんだい?」

 

ルーミア「慢心か油断?凄く襲いやすい……」

 

ハル「即答だね……。」

 

チルノ「カケル終わった?」

 

ハル「多分?」

 

その瞬間だった。奥の部屋から、バゴーン!!!!!って音が鳴った。

 

カケル「ウワァァァァ!!!!」

 

チルノ「爆発した?」

 

大妖精「何かあったんですかね……」

 

ハル「多分、脅かす様の演出じゃない?」

 

ルーミア「音だけなのか〜?」

 

アユミ「いや……そうでもないみたいだよ?奥の部屋を見てごらん?」

 

チルノ「……?人……?」

 

その刹那、奥の部屋にいた人が凄い勢いで走ってきた!!

……凄い綺麗なフォームで。多分あの人陸上部だね。

 

お化け役の方「グォォォォ!!!!!!」

 

あの叫び方、どこから出してるんだろう?

 

ルーミア「……ハル?あの人の注意を引いてて……」

 

ハル「……?わかった。」

 

ルーミアは僕にそう告げて、お化け役の人の後ろにバレないように行った。

 

そして、その瞬間だった!

 

ルーミアが発光し始めたのだ!!何かよく分かんないけど、ルーミアがパワーアップしそうだ!!!

 

そうして、ルーミアの身長が伸びて、背中から羽のようなものが生えて……簡単に言えば、堕天使みたいになった!!

 

ルーミア「ねぇ……お兄さん……?」

 

お化け役の方「……!?」

 

ルーミア「お兄さんは……」

「食べてもいい人間なのか〜?」

 

ルーミアが目を光らせてそう言った。そういえば、ルーミアの目って光るようになってたね。その姿でも光るんだ……

 

大妖精「る、ルーミアちゃん……!?」

 

チルノ「何か倒れちゃったぞ?」

 

ハル「凄い……流石本場の妖怪だね!」

 

ルーミア「( *¯ ꒳¯*)エッヘン」

 

あ。ルーミアが元に戻った。

 

アユミ「ハル君?」

 

ハル「どうしたの?」

 

アユミ「ハル君は、このお化け役の人を運んでくれないかい?」

 

ハル「え……1人なんだから、一緒に運んだ方が良くない?」

 

アユミ「いや……2人だよ……」

 

ハル「……?」

 

チルノ「あ!なんか、カケルも倒れてるぞ!」

 

嘘?さっきのルーミアので倒れちゃったの?

 

カケル「……はっ!ここは?」

 

ハル「あ、起きた」

 

普通に起きた……起きる速度早くない?

 

アユミ「カケル君?このお化け役の人を運んでくれないかい?」

 

カケル「……?良いけど。何があったんだ?」

 

ルーミア「記憶なくなっちゃってる?」

 

カケル「何かすげー怖かった事だけは覚えてる。」

 

大妖精「思い出さない方が吉かもしれませんよ……」

 

チルノ「それじゃあ、先に進もうよ!」

 

僕達はお化け役の人を連れて、先に進んだ。

 

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

 

チルノ「今度は鏡が多いぞ!」

 

ハル「本物だ。何でこんなに多いんだろう?」

 

アユミ「合わせ鏡みたいなものじゃないかい?」

 

ルーミア「全部割れてる……この部屋に居たの人は、鏡が嫌いなのかな……」

 

カケル「絶対違うと思う。後灯りがロウソクしかねーな。」

 

アユミ「明るくするかい?」

 

大妖精「灯り持ってるんですか?」

 

アユミ「この時のために、ハル君から貰った手鏡を持ってきたんだよ!」

 

ハル「待って!」

 

アユミ手鏡持ってきちゃったの???

というかロウソクに向けたら、このお化け屋敷が火事になっちゃうって!!!

 

アユミ「いくよ!!!!!!!」

 

しかも僕の話を聞いてないときた。……もしかしなくても、詰んだ?すみません……お化け屋敷を作った人……。今日でこのお化け屋敷は、更地になります!!!

 

ルーミア「ま、眩しい……」

 

カケル「お化け屋敷の雰囲気ぶっ壊れてんな。」

 

ハル「燃えなかった?」

 

アユミ「ふっ……どうやら、私はこの手鏡を扱う事ができるみたいだね……」

 

ハル「焦って損した……」

 

大妖精「そんなことより、さっきよりも格段に明るくなりましたよ?」

 

ルーミア「怖い雰囲気が無くなった……?」

 

アユミ「そうだね。元より、お化け屋敷は怖いのが売りなのに、これだと全く怖くないね。」

 

チルノ「というか、アユミ手鏡を持ってきたんだな!!!」

 

ハル「あっ!そうじゃん!!!アユミ危ないって!」

 

アユミ「…………ハル君もボールを持ってきてるじゃないか……」

 

ハル「え?何で分かるの?」

 

アユミ「多分位置的に私しか分からないと思うけど、ハル君のカバンの中から時々光ってるものが見えるんだよね。しかも、驚き要素が来る直前にね。」

 

ルーミア「そーなのかー?」

 

アユミ「あぁ。お陰で、こんなに明るくなくても怖くなかったよ!」

 

カケル「とりあえず、もう出ようぜ?しばらく明るいままなんだろ?」

 

チルノ「……!手鏡を壊せば、暗くなるんじゃない!?」

 

大妖精「確かに……?」

 

ルーミア「早速割ってみる?」

 

ハル「そうしよう!」

 

チルノ「……?やっぱりアタイは天才ね!!」

 

カケル「最悪……俺は走って出口まで行く!!!」

 

ハル「ゾンビ映画とかだと、真っ先に死ぬタイプだね。」

 

アユミ「私達も後を追うとするかい?」

 

チルノ「追いかけるぞー!」

 

ルーミア「待つのだー!」

 

大妖精「2人とも待ってよー!」

 

ハル「ははは……僕達も先を急ごう?」

 

アユミ「そうだね!」

 

ハル「アユミは、お化け役の人の左半分を持って?」

 

アユミ「あの人(カケル君)置いてったのかい!?」

 

ハル「みたいだね……」

 

僕達は頑張ってお化け役の人を引っ張って、出口まで向かった。

 

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

 

出口まで行くと、スタッフさんがお化け役の人を受け取ってくれた。何があったのか聞かれたから、もちろん知らないと答えた!

 

大妖精「あっ!2人が来たよ!」

 

カケル「本当に来たのか。」

 

ハル「……何の話してたの?」

 

カケル「いや?チルノがもうすぐハルが来るって言ってたからさ。」

 

アユミ「……よくわかったね……。」

 

カケル「チルノ曰く、ハルは家族みたいなもんだからって言ってたな。」

 

ハル「家族……何か違くない?」

 

アユミ「え〜?認めた方が、色々と楽だと思うよ?」

 

ハル「脅迫……?」

 

チルノ「あっ!!ハル来たのか!!遅いぞ〜!」

 

ハル「文句はカケルに言ってね!!」

 

カケル「何で俺!?」

 

アユミ「カケル君……お化け役の人忘れてるよ……」

 

カケル「あー……そういや居たな。」

 

ルーミア「……ドジ?」

 

カケル「違う。ハルの方がドジだぞ。」

 

ハル「何でターゲットが僕に……?」

 

アユミ「まぁいいじゃないか!……次はどこに行くかい?」

 

チルノ「次はね…………あっ!あれが気になる!!」




こんにちは!
なんか気づいたら小説ストックが8個になってた。
やったね。
最近はなんかね……1回今まで書いた小説の全てを書き直したいって気持ちがあるんだよね。でもそうするとしたら、とんでもない時間がかかりそうなんだよね……。
………………やる気と時間があったらやります……はい。
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