僕の幻想的な非日常記録   作:春雨豆腐

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#27 本当に???

あれから、チルノ達が乗りたいというアトラクションとかに乗りまくったし、美味しいものも沢山食べた。……ちょっと高かったけど、それは言っちゃいけないお約束だね!

 

そうしているうちに、空には綺麗な星空が広がっていた。

楽しかったから気づかなかったけど、時刻はもう夜のようだ。

時間は過ぎるのが早いね……。

 

カケル「もうこんな時間か……。」

 

ハル「本当だ……。」

 

チルノ「もう帰るの……?」

 

ハル「……後1時間くらいなら大丈夫なんじゃない?良い?2人とも?」

 

アユミ「そうだね!折角だから、最後は観覧車に乗ろう!」

 

カケル「珍しくいい案だな!」

 

ルーミア「……アユミにしてはね。」

 

アユミ「余計な一言だね……」

 

大妖精「それじゃあ、早速乗りますか?」

 

アユミ「その前に……私はあの飲み物が気になるから、買ってきていいかい?」

 

チルノ「凄く並んでないか?」

 

アユミ「いいじゃないか!気になってしまったんだから!」

 

カケル「まぁ……いいんじゃね?俺も気になるし。」

 

ハル「じゃあ、二人で行ってきて!僕はトイレに行ってくるよ!」

 

ルーミア「わたし達はどうすればいい?」

 

ハル「すぐに戻ってくるから、ここで待ってて!」

 

大妖精「分かりました!」

 

カケル「そんじゃ、また後でな!あれ?アユミはどこ行った?」

 

ルーミア「うん……また後で!」

 

大妖精「アユミさんはもう並びに行きましたよ……」

 

ハル「早くない?じゃあ、僕も行ってくるよ。」

 

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

 

トイレが近くになかったし、思ったよりも人が混んでたな……体感15分以上は経ってる気がする……

 

アユミ達は戻ってないだろうし……チルノ達は大丈夫かな?

変なことに巻き込まれてないといいんだけどね…………。

 

僕がさっき居たところに戻った時だった。僕は直ぐに気づいた。

 

ハル「あの人は誰だろう……?」

 

多分警備員であろう人がチルノ達に話しかけていた。

遊園地でも、こんな時間に親が近くにいないであろう小さい子が居たら、保護対象になるのかな?

 

そりゃそうか。誘拐とかあったら大変だもんね。

とりあえず、僕が行って説明しないとだよね。

 

ハル「すみませーん。」

 

警備員さん「……?どうしましたか?」

 

ハル「その子達は僕の連れですね。」

 

警備員さん「…………貴方がこの子達の保護者ですか?」

 

ハル「まぁ……そうなりますね。」

 

警備員さん「…………。」

 

なんか凄い怪しまれてるね!確かに、血の繋がってる家族ではないけどさ。そんなに怪しむほどでもなくない?

 

警備員の方の表情が少し引き攣った気がする……。

気の所為かな?

 

警備員さん「失礼ですが、新手の誘拐かなんかですか?」

 

気の所為じゃなかったね!

 

ハル「違いますね!そんなに怪しまれる程ですか?」

 

警備員さん「はい………えーっと……何歳ですか?」

 

ハル「16歳ですね。」

 

警備員さん「高校生ですか……やっぱり誘拐だったり?」

 

ハル「だから違いますって!」

 

なんでぇ?年齢?年齢がダメなの?

僕がそう戸惑っていると、

 

チルノ「ハル?大丈夫そう?」

 

ハル「え?あぁ。うん。大丈夫だよ!」

 

ルーミア「その割には戸惑ってるみたいだけど……」

 

ハル「何でわかるの?」

 

ルーミアってテレパシーか何かでも使えるのかな?能力が使えるなら使えそうだよね!

 

警備員さん「誘拐ではないようですね。疑ってすみませんでした……」

 

ハル「いえ!誤解が溶けたみたいなら、良かったです!」

 

警備員さん「それじゃあ、来園者の調査的なのをしておいて欲しいと言われたので、一応聞いておきますね。貴方は保護者と一緒に来ていますか?」

 

ハル「いいえ!僕の両親は今は会えない遠いところに居ますね。」

 

警備員さん「何かすみません……では次に、貴方とこの子達は家族ですか?」

 

大妖精「ハルさんとは友達ですね。」

 

警備員さん「友達……ですか?」

 

チルノ「え〜?でも、ハルとは家族みたいなものじゃないの?」

 

ハル「うーん……多分違うんじゃない?」

 

ルーミア「そーなのかー……」

 

ハル「何でちょっと残念そうなの……?」

 

警備員さん「そう……ですか。調査のご協力、ありがとうございました!良い一日を!」

 

ハル「はい!ありがとうございます!」

 

警備員の人は他に仕事があるのか、少し急ぎ足でその場を去っていった。

そうして、警備員さんと入れ違うように、アユミ達が帰ってきた。

 

カケル「ただいまー。」

 

チルノ「遅かったな!」

 

アユミ「なかなか混んでたからね〜。これは仕方が無いことなんだよ。」

 

ルーミア「そ〜なのか〜。」

 

カケル「にしても、何かハルって何かやらかした?」

 

大妖精「……?どうしてですか?」

 

カケル「職質されてた……」

 

ハル「違うよ?」

 

チルノ「職質ってなんだ?」

 

アユミ「とっても怪しい人が、警察の人に質問をされる事だよ!」

 

ルーミア「そんなに怪しい人なのか〜?」

 

ハル「違うからね?」

 

少なくとも僕は真っ当に生きてる一般人だよ?……多分。

 

カケル「てか、会話の内容聞いてたけど、お前ら結構誤解されるようなこと言ってんのな。」

 

………………………?そんな事言ったっけ?

 

チルノ「アタイ達もなの?」

 

カケル「おう。少なくとも、ハル達が孤児院で育ったみたいに感じたな。」

 

ハル「何で?」

 

アユミ「今は会えない遠いところは…………もうそれ天国じゃないかい?」

 

ハル「そう捉えられちゃった?でも、親戚に引き取られた可能性とかない?」

 

カケル「チルノ達が言ってた、家族みたいだけど友達でもないみたいなのは……なぁ?」

 

アユミ「そうだね。完全に孤児院で育ったみたいな言い方だね。」

 

大妖精「そうなんですか?」

 

ハル「まぁ、それは人の感性によるってことで……」

 

ルーミア「確かに、私達は人間じゃないし……それは分からないのだ〜」

 

カケル「それは言ったら終わりじゃね?」

 

ハル「アハハ……」

 

カケル「その乾いた笑いはやめてくれよ……。」

 

チルノ「…………ねぇ。何か周りの人が何かを向けてない?」

 

アユミ「本当だね。周りの人がスマホを向けてるよ。」

 

ハル「本当だ。でも、何で急に?」

 

大妖精「さっきの職質?で集まったんじゃないですか?」

 

ハル「なんか大体高校生?じゃない?多分だけど。」

 

アユミ「多分私達の学校の生徒じゃないかい?噂になってたし。……あ〜……多分カケル君のせいじゃないかい?」

 

カケル「……?何で俺?」

 

アユミ「ほら……だって……ねぇ?」

 

カケル「あー……ハル。ごめんな?先に謝っとくわ。」

 

ハル「え?どうしたの?」

 

カケル「あのな?妖精と友達になったみたいな噂広めたんだわ。」

 

ハル「え。」

 

ルーミア「ハル……怒る?」

 

ハル「よく信じられたね……」

 

大妖精「怒ってないみたいですね。」

 

チルノ「確かに!!!何で?」

 

ハル「え?いや、バレる事に問題は無いんだけど……」

 

チルノ「無いんだけど?」

 

ハル「何かチルノ達が面倒事に巻き込まれそうで心配なんだよね。」

 

チルノ「ハル……良い奴だな!!!」

 

ハル「……話を戻すけど、」

 

アユミ「照れてるのかい?」

 

ハル「違う!」

 

ルーミア「そーなのかー……照れてるのかー。」

 

ハル「……それで、チルノ達が妖精や妖怪だって事が、バレたってことになるの?」

 

カケル「あ〜……多分チルノ達だけじゃなくて、アユミとハルも妖精みたいに見られてるかも。」

 

ハル「僕達も?」

 

それは本当になんで?

 

カケル「俺の友達に妖精出来たみたいな噂広めたって言ったじゃん?」

 

大妖精「言ってましたね。」

 

カケル「多分俺の友達全員妖精みたいな勘違いをされてる。」

 

チルノ「そんな事あるの?」

 

ハル「でも、実際にされてるからね……。」

 

ルーミア「……どうするの?」

 

大妖精「確かに、このままだと観覧車まで行けませんよ?」

 

ハル「強行突破?」

 

チルノ「アタイが観覧車までの道を作ろうか?(氷で)」

 

ハル「バレたからって吹っ切れないで?」

 

アユミ「それは後でカケル君に誤解を解いてもらおうじゃないか!」

 

カケル「え〜?まぁしゃーないか。」

 

ルーミア「それでなんとかなる物なのか〜?」

 

ハル「信じるしかない……?」

 

大妖精「そうですね……それで……どうやって観覧車まで行きます?」

 

ハル「強行突破?」

 

アユミ「ループに入ったのかい?」

 

カケル「普通に行けばいいんじゃね?なんか言われても説明するわ。」

 

ハル「どうやって?」

 

カケル「チルノに相手のスマホを凍らせて壊してもらう。」

 

ハル「カケルってそんなパワー系だったっけ?」

 

チルノ「凍らせるなら何時でもやるぞ!久々に何かを凍らせたい……」

 

ハル「チルノも乗らないで?」

 

アユミ「そんなことより、もう行くかい?」

 

大妖精「そうしましょう!」

 

僕達は観覧車へと歩みを進めた。

 

僕達が観覧車に向かい始めるとそれが合図のように、カメラのパシャパシャというシャッター音が鳴り響き始めた。それと同時にヒソヒソとした話し声も次第と大きくなってきた。

 

アユミ「……スターになったような気分だよ。」

 

ルーミア「そんなに呑気なことを言ってる場合なのか〜?」

 

ハル「多分違うね。」




お久しぶりです!
サボってた……訳じゃないよ?
ほ、本当だからね!?
次はなるべく早く投稿できるようにします……!
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