僕の幻想的な非日常記録   作:春雨豆腐

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#30 ハチャメチャなやりたいこと!!!

チルノ「ハル!!」

 

 日曜日の朝、そんな元気な声が聞こえてきた。

何かあったのかな?

 

チルノ「やりたい事を決めてきたぞ!」

 

ハル「やりたい事?」

 

 チルノ達の迎えが来るまで後2週間くらい。

それまで結構時間がある!という訳でもない。

 

 何故かと言うと、僕は普通に学校があるからだ。でも、来週から春休みに入るので、最後の1週間はそんなことを気にしなくても良さそうだね!

 

ルーミア「邪魔するのだ〜!」

 

ハル「邪魔はしないで〜〜」

 

ルーミア「じゃあ帰るのだー」

 

ハル「待って!? 帰る必要は無いよ!?」

 

大妖精「失礼してますね」

 

ハル「皆来た……」

 

チルノ「アタイ達が、昨日頑張ってやりたい事を考えたんだぞ!!!」

 

ハル「それで……やりたい事って?」

 

ルーミア「これに全部書いてあるよ」

 

ハル「……これに全部?」

 

 ルーミアから手渡されたものは、時代劇とかで見かけそうな巻き物だった。これどっから持ってきたの? 僕の家には無かったはずだけど……。

 

チルノ「中を見てみて!!」

 

ハル「……多くない?」

 

大妖精「100個……くらいですかね?」

 

ハル「後2週間で全部は多分できないよ?」

 

ルーミア「やってみないと分からないのだー!」

 

ハル「えぇ……まぁ最初から見てみようかな。」

 

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

 

1.唐揚げ食べたい

 

ハル「やりたい事……なの?」

 

チルノ「ちゃんとしたやりたい事だぞ!!」

 

ハル「なんか思ってたのと違った」

 

大妖精「どういうの考えてました?」

 

ハル「なんか……こう何処かに行きたいとか?」

 

ルーミア「それは多分別のに書いてるよ?」

 

ハル「そうなの? 後唐揚げくらいなら何時でも作れるし……」

 

ルーミア「これは決定してもいいの?」

 

ハル「別に作っても減るもんじゃないしね……」

 

ルーミア「やった〜!」

 

ハル「じゃあ次を見てみよう!」

 

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

 

9.家を凍らせるぞ!!!

 

ハル「却下で。」

 

チルノ「早くない!? もうちょっと考えてくれたっていいんじゃん!!!」

 

ハル「あの……後片付けが凄いめんどくさい事になりそうだからさ。却下で。」

 

ルーミア「アユミとかの家もダメなの?」

 

大妖精「流石にダメなんじゃない……?」

 

ハル「いいと思うよ?」

 

大妖精「いいんですか!?」

 

ハル「なんかさ……逆に喜びそうじゃない?『私の家がキラキラになったよ!』とか言いそう。」

 

大妖精「確かに……言いそうですね。」

 

ハル「後2~8はどこに行ったの???」

 

ルーミア「どこかに消えてったのだー」

 

ハル「意思でも持ってるのかな……」

 

チルノ「石……?」

 

大妖精「多分その漢字じゃないと思うよ?」

 

チルノ「とりあえず、アタイとルーミアのが決定ね!!」

 

ハル「じゃあ次も見てみるか……」

 

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

 

10.外のご飯屋さんに行ってみたいです

 

ハル「これも大丈夫だね」

 

チルノ「外のご飯屋……遊園地の時行かなかった?」

 

大妖精「他のご飯屋さんも気にならない?」

 

ルーミア「気になりは……する」

 

ハル「じゃあ、最終日の前に行く?」

 

チルノ「そうしよう!!」

 

大妖精「意外とすぐに決まりましたね……」

 

ハル「だね。じゃあ次!」

 

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

 

100.遊園地にもう1回行きたい

 

ハル「もうこれで100個目じゃん!」

 

大妖精「これは皆で決めたものですね」

 

ハル「う〜ん……今月に行けるほどのお金が無いから無理かな……」

 

チルノ「そうなの?」

 

ハル「うん。貯金も無くなったしね。前の遊園地で」

 

ルーミア「カケル達から奪えば?」

 

ハル「友情を壊してまでお金は得たくないかな」

 

大妖精「あはは……」

 

ハル「じゃあこれは無理だね。申し訳ないけど……」

 

チルノ「大丈夫だぞ!!! じゃあ次に行こう!!」

 

ハル「まって? これで終わりじゃないの?」

 

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

 

873.ハルの学校に行ってみたい

 

ハル「うわぁー。もう……ぐっちゃぐちゃだね」

 

チルノ「……? ちゃんと順番に並んでない?」

 

ハル「並んでるけどさ……普通1、2、3とかじゃない?」

 

ルーミア「気の所為じゃないのかー?」

 

ハル「まぁいいや。それで、学校か……」

 

………………………。

 

 今学校では、落ち着いてはいるものの、妖精の噂はまだ続いている。なんなら、僕とチルノ達が友達ということも多分バレてる。つまり……

 

ハル「それだけはダメだね。絶対に!」

 

大妖精「どうしてですか?」

 

ハル「まずチルノ達が来たら、僕がロリコン予備軍みたいに見られるでしょ?」

 

チルノ「ろりこん?」

 

ハル「知らなくていいよ」

「そして、妖精が急に現れたら絶対に騒がれるね」

 

ルーミア「そんなに?」

 

ハル「うん。妖精とか普通だったら見られないしね。多分僕の教室前が人で埋まる」

 

チルノ「そっか……じゃあ行くか!!!」

 

ハル「話聞いてた???」

 

チルノ「つまり、バレなきゃいいんだ!!」

 

ハル「そういう問題じゃないね」

 

大妖精「アユミさんに透明になるものとか作ってもらう?」

 

ルーミア「確かに、それなら安心なのだ〜」

 

チルノ「よし! そうと決まったら……ハル!! すまほ?を貸せ!!!」

 

ハル「ぇ?」

 

 チルノは机の上にあった僕のスマホを取った。

多分アユミにメッセージを送るのかな?

というか、チルノってスマホ使えるの?

 

チルノ「あった! このめっせーじ?ってやつよね!?」

 

大妖精「多分そうだと思うよ」

 

 使えてるみたいだね。……そもそもどうやってスマホのロックを外したの?

 

ルーミア「早速メッセージを送ってみる?」

 

┈┈┈┈【相手:アユミ】┈┈┈┈┈┈

 

ハル『あゆみ!あたいよ!ちるのよ!!!』午前10:30

 

ハル『あゆみにたのみたいことがあるの!』午前10:31

 

ハル『とうめいになるものってつくれない?』午前10:32

 

ハル『はるのがっこうにいってみたいからつくってほしいの!』午前10:33

 

ハル『たのんだわよ!!』午前10:34

 

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

 

ハル「わぁー全部ひらがなだ。」

 

チルノ「漢字なんてあんまり分かんないんだもん。」

 

大妖精「これ……アユミさんが見たら驚くんじゃないんですか?」

 

ハル「多分真っ先にどうしたんだい?って来るね」

 

ルーミア「返事はまだ来ないのかー?」

 

ハル「そんなにすぐには来ないんじゃない?もう少し待ってみようよ!」

 

ルーミア「分かったのだー」

 

┈┈┈┈【10分後】┈┈┈┈┈┈

 

ハル「忙しいのかな?」

 

ルーミア「来ない……」

 

ハル「そんなに落ち込むことでもない気はするけどね」

 

チルノ「何かあったんじゃない?」

 

ハル「否定はしないけど、流石に寝てるんじゃない?それがバイト?」

 

チルノ「そうか! なら大丈夫だな!」

 

ハル「まぁ……明日に聞いておこうか?」

 

大妖精「ありがとうございます!」

 

ルーミア「じゃあ、次の見てみるのだ〜!」

 

ハル「待って? まだあるの?」

 

チルノ「もちろん!えーっと……」

 

大妖精「今5個だから、後45個くらいじゃない?」

 

ハル「合計で100個って事……!? いや、合計でも50個じゃん!」

 

チルノ「細かい事は気にしたら負けなんだぞ!!」

 

ハル「そういう問題なの???」

 

 それからは、チルノ達が考えたハチャメチャなやりたい事を見まくった。

 

 いやー……凄かったね。最初の方はまだ良かった。海を見たいとか、巨大な氷を作りたいとか。……まぁ、海は遠すぎるし氷は作る場所が無いって事で拒否したけどさ。

 

 でも、後半に行くにつれて、どんどんやりたい事が変になってきていた。例えば、街全体を凍らせたいとか、世界を闇で覆いたいとかだね。もうやってることがテロリスト超えてるのよ。

 

 多分凍らせるのと闇で覆うはルーミアとチルノだな。大ちゃんは多分そういうこと書いてない気がする……。2人は大ちゃんを見習って欲しいよ……。まぁあんまり気にしてないけど。

 

 結局2週間の間でやる事は、唐揚げと外食と、家を凍らせるのと、学校に侵入……か。

改めて考えるとヤバいのが2個あるね。

 

 気の所為か。うん。そうだよね!!!

 

 唐揚げと外食は絶対に出来るけど、後の残りの2つは、間に合うかな……。

 

 僕はそんな不安を抱えて、今日一日を過ごした。

明日からはどうなるんだろうか?




( ᐛ )〈こんにちは!!!
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