僕の幻想的な非日常記録   作:春雨豆腐

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#‪α‬6 異世界帰宅RTA

 突然だけど、家族が「異世界に行ってきた」って言ってきたら、あなたはどう思う?

 

 何で急にこんな話をするのかと言うと、私のお姉ちゃんが異世界に行ってきたらしいのだ。信じるのかと言われたら、私は信じる。だってお姉ちゃんなんだもん。異世界くらいは行ってきてもおかしくない。

 

 え? 普通の人は異世界なんかに行けないよ!って? お姉ちゃんは良くも悪くも普通じゃないからね。お姉ちゃんは何でも作れるんだよ!

 

 それで、ハルさん達を家に送る間に、お姉ちゃんが異世界に行った時の話をしてくれるらしい。

 

 正直、私はとっても楽しみ! だって魔王がいるファンタジーな異世界らしいしね!

 

アユミ「じゃあ早速話していきたいけど……まずは前提だね」

 

ハル「前提?」

 

アユミ「あぁ、私が行った世界は、簡単に言えば全世界の人が小さい。多分チルノ君達と同じ身長だね」

 

チルノ「全員が小さいの?」

 

アユミ「そう! そして、普通に魔王が居るという点だね。あと魔法が使える世界だね」

 

カケル「アユミは何時も使ってるからそこは問題ないな」

 

アユミ「私は魔法使いじゃないよ?」

 

ルーミア「そうだったのか〜?」

 

アユミ「そうだよ!! ……それで、魔王が居るってことは、勇者パーティもいるという事だよ」

 

日和「どういう人達だった?」

 

アユミ「名前と役割しか聞けてないから、名前も含めて教えるよ」

 

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

 

博麗霊夢:勇者

霧雨魔理沙:魔法使い

魂魄妖夢:剣士

 

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

 

アユミ「こんな感じだね」

 

チルノ「えっ!? 霊夢達にあったの!?」

 

ハル「あ〜確かに、チルノ達がこの前霊夢は強いって言ってたね」

 

アユミ「そうなのかい? ということは、あそこは幻想郷……?」

 

カケル「パラレルワールドとかじゃね?」

 

日和「確かに、平行世界なら納得できる点があるね」

 

アユミ「日和って幻想郷について知ってるのかい?」

 

日和「うん。ハルさんが迷ってる時に、教えてもらった」

 

アユミ「なるほど……となると、私が迷い込んだのは、幻想郷の平行世界……って事になるね」

 

カケル「そこにゲームブレーカーのアユミが侵入したと……」

 

アユミ「失礼な! 侵入した……のは認めるけど、ゲームは壊してないよ! ……ゲーム? あの世界はゲームとかではないと思うよ?」

 

カケル「それはアユミにしか分からないな。仮にゲームの世界だとしたら、よくバグらずに帰ってきたな」

 

アユミ「そこら辺は私もよく分からないけど、価値観壊してきただけだからじゃないかい?」

 

ハル「世界の価値観壊すは世界壊すのと同義な気が……」

 

チルノ「……?」

ルーミア「……?」

 

大妖精「あの……2人の頭がパンクしちゃってます……」

 

アユミ「まぁ、とりあえず話していくよ」

 

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

 

 ある日、街の中央にあるお城に、勇者たちが王様に呼び出されていた。

 

ハル『なんで物語形式なの?』

 

アユミ『いいじゃないか! こういうの少しは憧れてたんだから!』

 

紫「神に導かれた勇者達よ。今世界は魔王によって侵略されつつあるわ。そこで、貴方達には魔王退治に向かって欲しいの。もし魔王を倒せたら、貴方達が望むものを全てあげるわ」

 

霊夢「本当に何でもくれるんでしょうね?」

 

紫「えぇ。約束するわ。そして、魔王退治に向かう貴方達には、10Gを授けるわ。これで、装備を整えるなりしなさい」

 

カケル『おぉ〜……王道だな』

 

ハル『魔王退治って……鬼退治じゃないんだから……』

 

魔理沙「10Gもくれるのか!? これで皆でメシを食べに行こうぜ!!」

 

妖夢「魔理沙さんったら、そんなことしてたら、すぐにお金が無くなりますよ?」

 

紫「本当に大丈夫かしら……」

 

霊夢「大丈夫よ。私達にかかれば、魔王なんて直ぐにやっつけれるわ!」

 

紫「フフ……頼もしいわね」

 

 その瞬間! 王室の真ん中が光って、中から変な鉄の塊が出てきました!!

 

妖夢「な、ななな、何ですか!? これ!?」

 

魔理沙「……魔王の手下か何かか?」

 

霊夢「皆! 警戒を怠らないように近づくわよ……」

 

霊夢達は慎重に近づいた。無理もない。急に自分達の倍はあるものが現れたら、誰だって驚くものだ……。

 

魔理沙(煙が出てる……燃えてるのか? ……中に何かいる?)

 

魔理沙「2人とも! 気をつけるんだぜ! 中に何かがいる!」

 

妖夢「……!」

 

霊夢「出てくるわね……!」

 

アユミ「けほっごほっ……また失敗してしまったよ……バッテリーも無くなってしまったし……やってしまったね……」

 

妖夢「巨人……ですか?」

 

魔理沙「想像してた巨人と違うんだぜ……」

 

アユミ「ここは……? なんか知らない場所に来てしまったね……」

 

霊夢「ちょっとそこのアンタ? アンタは魔王の味方なの?」

 

アユミ(魔王? ……それにしても、ここに居るのは子供だけかい? そうなると……)

 

アユミ「すまないね、今の私は子供のお遊戯に付き合ってあげれるほどの余裕がないのだよ……」

 

霊夢「なっ!? あ、アンタぶっ飛ばすわよ!?」

 

今にもアユミに殴り掛かりそうになっている霊夢を、妖夢が抑えた。

 

妖夢「霊夢さん、落ち着いてください!」

 

魔理沙「そうだぞ! 霊夢! それにしても、話が通じる巨人か! なぁ! お前はどうして急にここに来たんだ? ここは人間の街の王室だぞ?」

 

アユミ「巨人でもないよ……」

 

紫「……貴方、服装も知らないものだし、別の世界から来たのかしら?」

 

アユミ「別の世界? だから、子供の遊びには付き合ってあげられないんだった……」

 

紫「1度……外を見てみては?」

 

アユミ「外……窓の位置が低いから、見えにくいね……」

 

紫「霊夢? この人を外に連れて行ってあげて。」

 

霊夢「私が!? 嫌よ! 急に子供扱いしてくる奴なんて!」

 

魔理沙「じゃあ私が連れていくぜ! そこのデカイお前! 着いてくるんだぜ!」

 

アユミ「えぇ〜……分かったよ」

 

 そうして、アユミが外に出て目にした光景は異常なものだった。

 

 彼女からしたら、全てのサイズが小さくなっている。建物も、思いっきりジャンプしたら、屋上に手が着きそうだ。それに、木もサイズが小さかった。室内で作られたものかとも思ったが、太陽の暖かさが違うことを教えてくれた。

 

アユミ「本当に別の世界なのかい……?」

 

魔理沙「え? お前さんはこの世界の魔物じゃないのか?」

 

アユミ「まもの?」

 

魔理沙「どうやら本当のようだな……ちょっと待ってろ!」

 

 そうすると、魔理沙はお城の方へと戻って、霊夢と妖夢を連れてきた。

 

霊夢「アンタ……本当にこの世界の住人じゃないの?」

 

妖夢「確かに……服装が全く違いますね。それなら、納得できます!」

 

霊夢「……そうだ。アンタ、この世界の住人じゃないんでしょ?」

 

アユミ「そうだね。思いっきり違うよ!」

 

霊夢「なら、魔王退治を手伝ってくれない?」

 

アユミ「魔王退治?」

 

魔理沙「あぁ! 私達は今から、魔王を退治しに行くんだぜ!」

 

霊夢「それに、アンタが元の世界に戻る方法も見つかるかもしれないわ。」

 

アユミ「私はバッテリーの替えさえ見つかればいいんだよ。」

 

妖夢「ばってりー?」

 

アユミ「あぁ。バッテリーがあればさっきのを使って戻れるからね」

 

霊夢「もしかしたら、魔王が持ってるかもしれないわね……」

 

アユミ「ふふふ……こんなに面白いことになるとは思わなかったよ!!! 異世界帰宅RTA……開始だよ!」

 

霊夢「何言ってるのか分からないけど、さっさと行くわよ」

 

魔理沙(本当に大丈夫なのか?)

 

アユミ「分かったよ!」

 

 そうして、勇者パーティに巨人が加わり、魔王退治が始まるのであった。

 

 それから色々あって、勇者パーティは魔王城の前まで来ていた。そして、色々あってアユミは無事帰れましたとさ。ただし、めでたし……という訳ではなく、アユミが世界の価値観をぶっ壊したので、元の勇者パーティは世界の復興に勤しむのでした。

 

日和『急に説明するの面倒くさくなった?』

 

アユミ『いや、もう時間が無いんだよ……』

 

カケル『じゃあ、簡潔に教えてくれ』

 

アユミ『簡潔にかい?』

 

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

 

始まりの村を出発

           ↓

霊夢がとる予定の伝説の剣をアユミがへし折ってしまう

           ↓

魔法の森の近くにある村を台パンのみで壊滅状態にしてしまう

           ↓

港の街に魔物が侵略してきたので、とりあえず走って魔王軍を壊滅させる

           ↓

なんか仲間が増える←ここ重要!

           ↓

魔王城の前でなんか四天王らしき人が来たけど、ガン無視して中に入る

           ↓

ミミックを持ち帰ろうとしたら、魔理沙と妖夢に怒られる

           ↓

魔王レミリアと闘うことになる

           ↓

なんかよく分かんなかったから、とりあえず魔王城を片っ端からぶっ壊す

           ↓

放心状態のレミリアにへし折った伝説の剣を渡す

        ↓

ついでにバッテリーの替えになる石を貰う(奪う)

           ↓

始まりの村までダッシュで向かって、急いでテレポーターを使って戻ってくる。

 

結果:1日14時間36分54.40秒で帰宅

 

結論:異世界はゴリ押しでなんとかなる

 

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

 

アユミ「こんな感じかな?」

 

カケル「とりあえず荒らしてきたというのが分かった」

 

ハル「なんか楽しそうだね……」

 

日和「台パンって……何があったの?」

 

アユミ「詐欺られた……」

 

チルノ「それだけで壊滅状態にしたらダメじゃない?」

 

アユミ「まぁ細かいことは気にせずに……」

 

ルーミア「誤魔化した……?」

 

大妖精「そうじゃないかな……」

 

アユミ「さぁ! ハル君の家に着いたよ!」

 

カケル「じゃーな! また明日!」

 

アユミ「また明日だよ!」

 

日和「バイバイ!」

 

ハル「またね!」

 

チルノ「うん! またね!」

 

ルーミア「バイバイなのだ〜!」

 

大妖精「また会いましょう!」

 

 そうしてまた一日が幕を閉じたのであった。

 

 私も行ってみたいな……異世界……。出来れば能力が使えて、ランク主義の世界に! 面白そうじゃない?

 

 異世界か……もしかしたら、私達が居るこの世界に似ているパラレルワールドとかもあったりするのかな……? だとしたら、その世界の私に聞きたいことがある。お姉ちゃんはまともなのかをね。あ。でも、必ずしも私がお姉ちゃんの妹になるとも限らないのか……。

 

 こう思ってしまう私も、お姉ちゃんに似てるのかもしれない……。




こんにちは!
皆は異世界って聞いたら何を思い浮かべる?
今回はアユミが幻想郷ではないけど出てくる人物は似ている、全く別の世界の冒険譚のお話でした!
これもいつか小説のシリーズの1つとして書いてみたいな……
途中から説明が雑になったのは、考えるのが面倒くさくなったとかじゃないからね? ……本当だよ???
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