ハル「春休みだぁ〜!!!」
今は土曜日の早朝、昨日終業式があったから今日から春休み!!! 課題は……気にしないとして、今日は何しようか?
ルーミア「そんなに喜ぶ事なのか〜?」
ハル「今日から数週間は学校休みだからね。喜ばない人は居ないと思うよ」
チルノ「今日は何する?」
ハル「うん。何する?」
チルノ「あたいに聞き返されても……」
大妖精「前に作ったやりたい事リストをやっていきませんか?」
ハル「そういえば何かそんな感じの作ってたね」
チルノ「ハルの学校にはもう行ったから、後は……」
ルーミア「アユミの家を凍らせてみる?」
ハル「凍らせるにしても、連絡はしないとだから少し時間はかかるよ?」
チルノ「しなくてもいいんじゃない?」
大妖精「それは流石にアユミさんが困ると思うよ?」
ハル「まぁいっか!」
ルーミア「いいの?」
ハル「うん。アユミだし」
大妖精「じゃあ大丈夫ですね!」
チルノ「早速行くぞ〜!」
ハル「待って!? 僕朝ごはん食べたい」
ルーミア「置いていくよ?」
ハル「そんなに早く行っても、アユミは起きてないかもよ?」
チルノ「もう7時だよ? 流石に起きてるだろ!」
ハル「いや、春休みだからね。多分10時位に起きるんじゃない?」
ルーミア「流石に寝すぎじゃないのか〜?」
ハル「春休みだからね……」
春休みに早く起きる人っているのかな? 考えられる限りでは……僕だね。何か長期休みでも、規律正しい生活を過ごしちゃうんだよね。
多分、アユミとかはお昼近くに起きるんじゃないかな? それかお昼過ぎ位かな? 偏見でしかないけど。
チルノ「それじゃあ行くぞー!」
ハル「待って!?」
何かチルノ達ハイペースじゃない? 僕はもうちょっとゆっくりしたいんだけど……。まぁ後残り1週間位だもんね。なるべく早く行動して、遊ぶ時間を増やしたいんだろう。なら、僕もそれに合わせるまでだね。
僕は急いで準備して、アユミの所にイタズラをしに向かうのであった。いつもの仕返しだね!
┈┈┈┈┈白鳥家の正門前┈┈┈┈┈
ハル「着いたね」
チルノ「早速あたいの能力でこの家ごと……!」
大妖精「待って!」
チルノ「……? どうしたんだ?」
大妖精「やっぱり勝手に凍らせていいのかな……」
ルーミア「心配なら聞けばいいのだ〜」
ルーミアはチャイムを鳴らしに、玄関の方まで飛んで行った。行動するの早くない?
ピンポーン!!
???「はーい!」
ガチャ
日和「あっ! ルーミアちゃん達だ! それにハルさんも!」
ルーミア「久しぶりなのだー」
日和「どうしたの?」
ハル「白鳥家って凍らせて良いのか聞きに来たんだけど……」
日和「……………………えぇ???」
まぁそんな反応になるよね。逆にすぐに答えられたら凄いと思う。流石の僕でもこんな反応になる自信があるもん。
日和「どういう事?」
チルノ「それはあたいが説明する!」
チルノが説明してくれた。あと少しでチルノ達が幻想郷に帰らないといけないということ、それまでは遊び尽くすと決めた事とかね。
日和「なるほど……それで私の家を凍らせようと……」
チルノ「日和の家はデカいし、凍らせがいがありそうだから!」
日和「流石に家全体は……」
ハル「やっぱりだめだよね」
日和「お母さんが許可してくれないと……」
大妖精「そういう問題なんですか?」
日和「でもお母さんに言いに行くのめんどいんだよね……」
ルーミア「何とかならないのかー?」
日和「うーん……お姉ちゃんの部屋だけだったらいいんじゃない?」
チルノ「いいの!?」
日和「うん。お姉ちゃんはいつも実験とかで、自分の部屋を荒らしてるからね。お母さん達もどうも思わないんじゃないかな?」
チルノ「やったぁ〜! じゃあ早速行くぞ!」
日和「私も見たいからついてく!」
┈┈┈┈┈アユミの部屋前┈┈┈┈┈
日和「お姉ちゃん起きてる〜?」
シーン・・・
日和「寝てるみたい」
ハル「やっぱりまだ寝てるんだね」
チルノ「起きるの遅くない?」
日和「春休みだから、怠けてるんだよ」
チルノ「じゃあイタズラするしかないな!」
日和「やっぱりイタズラするの?」
ルーミア「もちろんなのだ〜!」
ハル「僕も日頃の恨みを……」
大妖精「あるんですか?」
ハル「無いね。だけど面白そうだから、僕もイタズラする」
大妖精「入ります?」
日和「そうしよう!」
ガチャ
アユミ「Zzz……」
チルノ「凄い気持ち良さそうにねてる」
日和「そういえば、イタズラと言っても何するの?」
チルノ「凍らせる!」
ルーミア「わたしは……闇を広げようかな」
大妖精「私は見るだけにしておこうかな……」
日和「私もそうする〜」
ハル「僕は……アユミの大事そうな工具を隠しておく」
チルノ「うわぁ……やってる事が酷いぞ!」
ハル「えぇ……じゃあ、この工具凍らせる?」
チルノ「そうする!」
日和「凄い即答だね。いつもこんな感じなの?」
大妖精「チルノちゃんはいつもこんな感じですね」
ピキピキ!!
日和「どんどん凍ってく……!」
ルーミア「もう凍らせ終わった?」
チルノ「あと少し!」
日和「凄い……床と工具だけが凍ってる……」
ハル「意外と器用なんだね」
チルノ「意外とってなに!? あたいは普通に器用だよ!?」
ハル「僕の家もこんな感じに凍ったのか……」
アユミの部屋が凍っていくのを見てると、僕の家もどういう風に凍ったのかがよく分かる。一瞬で凍ったのかと思ったけど、じわじわと凍ってくんだね。もしかしたら、チルノがそういう風にしてるだけなのかもしれないけど。
日和「家が凍っちゃったの?」
ハル「何回かね。あの時は器用の欠片も無かったんだよね……」
チルノ「あ、あの時は仕方ないじゃん! 上手く凍らせることができなかったんだもん!」
日和「大変そうだね」
ハル「大変だったよ……」
大妖精「アユミさん……多分苦労しますね」
ハル「まぁ……アユミなら研究だーって感じですぐに片付けそうだけどね」
大妖精「確かに、そうかもしれませんね!」
チルノ「もう凍らせ終わったぞ!」
よくよく考えたら、アユミよく起きないよね。まぁまぁな物音してると思うんだけど……。眠りが深いのかな?
ルーミア「それじゃあわたしが……」
大妖精「どんどん暗くなっていきますね……」
日和「真っ暗闇だね!」
ハル「何も見えない……」
ルーミア「ん……広げ終わったよ」
チルノ「アユミが起きる前に逃げるぞ!」
日和「撤退だ〜」
僕たちはまぁまぁ荒れたアユミの部屋を後にした。意外と早めに終わったね。もうちょっと掛かると思ってたよ。それにしても、アユミはあれをどう片付けるのかな?
┈┈┈┈┈ロビー┈┈┈┈┈
チルノ「あ〜、楽しかった!!!」
ルーミア「久しぶりに能力を全力で使ったのだ〜」
大妖精「後で怒られませんかね……」
ハル「大丈夫じゃない?」
日和「もう帰るの?」
チルノ「アユミが来るまで待つぞ!」
待つんだ……。自ら怒られるのを待っちゃダメじゃない?
ルーミア「アユミに怒られるよ?」
チルノ「大丈夫! けーねよりは怖くないはずだ!」
日和「お姉ちゃんは怒ったら怖いタイプだと思うよ?」
チルノ「え!?!?」
凄い驚くじゃん。でも、アユミって怒ると怖いのか……僕は見た事ないから分からないけど、妹が言うなら間違い無さそうだね。あんまりイメージ湧かないけど。
日和「まぁ滅多に怒ることないけど……怒ったら凄く怖いよ?」
チルノ「…………」
これからはあまりアユミを怒らせない方が良さそうだね。アユミを敵に回したら終わる気がするし……。
アユミ「うわぁ!?!?」ドンッ!!!!
ハル「多分転けたね」
アユミ「ちょっと日和!? 私の部屋に何かしたのかい!? 真っ暗で何も見えないよ!?」
日和「多分大丈夫だよ〜! 電気つけたら?」
アユミ「もう夜なのかい!? というか、暗すぎて電気のボタンが何処にあるか分からないよ!? あーもう! イタズラも程々にしておくれ!」
ハル「普段からイタズラしてるの?」
日和「私あんまりイタズラしないんだけどなぁ〜……」
大妖精「何で気づかないんでしょう……」
チルノ「あたい達がいるって思わないんじゃない?」
ハル「あるかもね。連絡してないし」
ルーミア「連絡してても、寝てたら気づけないんじゃないのか〜?」
ハル「どっちにしろ結果は変わらなさそうだね……」
アユミ「スマホのライトも付かないんだけど、どうすればいいんだい!?!?」
日和「仕方ないな〜。今から行くよ〜!」
ハル「僕達も行った方がいい?」
チルノ「行ったら驚きそうだから行く!」
ルーミア「確かに……驚きそう」
大妖精「それじゃあ、行きましょう!」
僕たちはアユミの部屋へと向かった。ルーミアの闇ってスマホのライトも意味ないんだね。そう考えると恐ろしい……。じゃあなんで僕の家が真っ暗になった時、ライトはついたんだろう? 今回のルーミアの闇は本気なのかな? 怖いね
┈┈┈┈┈アユミの部屋┈┈┈┈┈
日和「お姉ちゃん大丈夫〜?」
アユミ「少し明るくなった……逆に大丈夫だと思うかい?」
僕達が部屋に着くと、暗闇も少しは見えやすくなったみたい。ルーミアが弱めたのかも?
ハル「おはよう……なんか大変そうだね」
アユミ「あれ? ハル君? 何でいるんだい?」
チルノ「あたいもいるぞ!」
大妖精「私もいますよ」
アユミ「チルノ君達も……もしかして、この部屋凍ってたりするかい?」
アユミはそう言って立ち上がった。その瞬間……
ルーミア「ばぁ!」
アユミ「うわぁ!?」ドンッ!!!!
アユミは急に背後から現れたルーミアに驚いたのか、盛大にズッコケた。床が凍っている事も相まって、勢いがすごいね。普通に凄く痛そうだ。
アユミ「いてて……ルーミア君がいるってことは、この闇はルーミア君のなのかい……?」
ルーミア「うん。イタズラしに来た」
アユミ「反省の色が全くないね。なるほど……今になってハル君の気持ちが分かる気がするよ……」
ハル「本当に?」
アユミ「もちろんさ」
チルノ「ごめん……」
アユミ「……? 何で謝るんだい?」
チルノ「だって部屋を凍らせちゃった……」
アユミ「あぁ。そんな事かい? 私はそんな事で怒ったりはしないよ。それに、これは逆に楽しそうだよ!!! ハル君はいつもこんな楽しい気分を味わってるんだね……これは流石に羨ましいよ」
ハル「アユミ……僕の気持ちのきの字すら理解してないでしょ?」
アユミ「いや! 完璧に理解しているよ! 1年の仲じゃないか!」
大妖精「それじゃあ、お二人はこの光景を見てどう思います?」
ハル「大変そうだね」
アユミ「凄く楽しそうだよ!」
ハル「やっぱり理解してないじゃん!」
アユミ「後片付けなんて、後でどうにでもなるじゃないか。でも、この光景は研究のしがいがあるよ!」
ルーミア「なら、もっと闇を広げていい?」
アユミ「これ以上広げれるのかい?」
ルーミア「うん。ただ、もう戻せなくなるけど……」
アユミ「それだけはやめておくれ。後片付けが出来なくなったら、私が怒られてしまうからね」
日和「ダメな問題ってそこなんだね」
アユミ「いや〜、今日はこれの研究に没頭するとするよ!」
日和「お夕飯までには終わらせてよ?」
チルノ「アユミって夕飯を食べないの? 健康に悪いぞ!」
アユミ「うぐ……善処するよ……」
ハル「多分無理だと思うのは僕だけ?」
大妖精「私もそう思います……」
ルーミア「不健康の極みなのだ〜」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
日和「もう帰るの?」
今の時刻はお昼前くらいだ。アユミはあの後本当に部屋に引きこもってしまった。やることも無いから、帰ることにした。 今は日和が見送りをしてくれている。アユミも見送りぐらいはしてくれてもいいのに……。
チルノ「もうそろそろ昼になっちゃうからな! あたいお腹すいたぞ!」
日和「そっか……またね!」
ルーミア「またなのだ〜」
チルノ「またイタズラしに来るぞ〜!」
日和「いつでも来ていいよ!」
大妖精「……いいんですか?」
日和「うん! お姉ちゃんの反応見るの楽しいし!」
大妖精「そっか……またね! 日和ちゃん!」
日和「またね〜!」
そうして、3人の少女は門の方へと歩いていった。僕も行かないとだけど、日和に挨拶してから行こうかな。
ハル「今日はありがとう!」
日和「別に、さっきも言ったけど、お姉ちゃんの反応が面白かったから、大丈夫だよ!」
ハル「アユミも大変そうだな〜」
日和「いつもの事だよw」
ハル「そっか……じゃあね!」
日和「うん! バイバーイ!」
僕はチルノ達がいる方へと歩いていった。そうして白鳥家へ突撃した1日は幕を閉じた。残りは……後1週間くらいだね! 最後まで楽しみ尽くそう! こんな事が思える辺り、僕ってチルノ達の影響を受けてきてるように思えるよね。
こんにちは〜
何か1話ごとの文字数が増えていってる気がする……