僕の幻想的な非日常記録   作:春雨豆腐

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#34 突撃!!!!!!

ハル「春休みだぁ〜!!!」

 

 今は土曜日の早朝、昨日終業式があったから今日から春休み!!! 課題は……気にしないとして、今日は何しようか?

 

ルーミア「そんなに喜ぶ事なのか〜?」

 

ハル「今日から数週間は学校休みだからね。喜ばない人は居ないと思うよ」

 

チルノ「今日は何する?」

 

ハル「うん。何する?」

 

チルノ「あたいに聞き返されても……」

 

大妖精「前に作ったやりたい事リストをやっていきませんか?」

 

ハル「そういえば何かそんな感じの作ってたね」

 

チルノ「ハルの学校にはもう行ったから、後は……」

 

ルーミア「アユミの家を凍らせてみる?」

 

ハル「凍らせるにしても、連絡はしないとだから少し時間はかかるよ?」

 

チルノ「しなくてもいいんじゃない?」

 

大妖精「それは流石にアユミさんが困ると思うよ?」

 

ハル「まぁいっか!」

 

ルーミア「いいの?」

 

ハル「うん。アユミだし」

 

大妖精「じゃあ大丈夫ですね!」

 

チルノ「早速行くぞ〜!」

 

ハル「待って!? 僕朝ごはん食べたい」

 

ルーミア「置いていくよ?」

 

ハル「そんなに早く行っても、アユミは起きてないかもよ?」

 

チルノ「もう7時だよ? 流石に起きてるだろ!」

 

ハル「いや、春休みだからね。多分10時位に起きるんじゃない?」

 

ルーミア「流石に寝すぎじゃないのか〜?」

 

ハル「春休みだからね……」

 

 春休みに早く起きる人っているのかな? 考えられる限りでは……僕だね。何か長期休みでも、規律正しい生活を過ごしちゃうんだよね。

 

 多分、アユミとかはお昼近くに起きるんじゃないかな? それかお昼過ぎ位かな? 偏見でしかないけど。

 

チルノ「それじゃあ行くぞー!」

 

ハル「待って!?」

 

 何かチルノ達ハイペースじゃない? 僕はもうちょっとゆっくりしたいんだけど……。まぁ後残り1週間位だもんね。なるべく早く行動して、遊ぶ時間を増やしたいんだろう。なら、僕もそれに合わせるまでだね。

 

 僕は急いで準備して、アユミの所にイタズラをしに向かうのであった。いつもの仕返しだね!

 

┈┈┈┈┈白鳥家の正門前┈┈┈┈┈

 

ハル「着いたね」

 

チルノ「早速あたいの能力でこの家ごと……!」

 

大妖精「待って!」

 

チルノ「……? どうしたんだ?」

 

大妖精「やっぱり勝手に凍らせていいのかな……」

 

ルーミア「心配なら聞けばいいのだ〜」

 

 ルーミアはチャイムを鳴らしに、玄関の方まで飛んで行った。行動するの早くない?

 

ピンポーン!!

 

???「はーい!」

 

ガチャ

 

日和「あっ! ルーミアちゃん達だ! それにハルさんも!」

 

ルーミア「久しぶりなのだー」

 

日和「どうしたの?」

 

ハル「白鳥家って凍らせて良いのか聞きに来たんだけど……」

 

日和「……………………えぇ???」

 

 まぁそんな反応になるよね。逆にすぐに答えられたら凄いと思う。流石の僕でもこんな反応になる自信があるもん。

 

日和「どういう事?」

 

チルノ「それはあたいが説明する!」

 

 チルノが説明してくれた。あと少しでチルノ達が幻想郷に帰らないといけないということ、それまでは遊び尽くすと決めた事とかね。

 

日和「なるほど……それで私の家を凍らせようと……」

 

チルノ「日和の家はデカいし、凍らせがいがありそうだから!」

 

日和「流石に家全体は……」

 

ハル「やっぱりだめだよね」

 

日和「お母さんが許可してくれないと……」

 

大妖精「そういう問題なんですか?」

 

日和「でもお母さんに言いに行くのめんどいんだよね……」

 

ルーミア「何とかならないのかー?」

 

日和「うーん……お姉ちゃんの部屋だけだったらいいんじゃない?」

 

チルノ「いいの!?」

 

日和「うん。お姉ちゃんはいつも実験とかで、自分の部屋を荒らしてるからね。お母さん達もどうも思わないんじゃないかな?」

 

チルノ「やったぁ〜! じゃあ早速行くぞ!」

 

日和「私も見たいからついてく!」

 

┈┈┈┈┈アユミの部屋前┈┈┈┈┈

 

日和「お姉ちゃん起きてる〜?」

 

シーン・・・

 

日和「寝てるみたい」

 

ハル「やっぱりまだ寝てるんだね」

 

チルノ「起きるの遅くない?」

 

日和「春休みだから、怠けてるんだよ」

 

チルノ「じゃあイタズラするしかないな!」

 

日和「やっぱりイタズラするの?」

 

ルーミア「もちろんなのだ〜!」

 

ハル「僕も日頃の恨みを……」

 

大妖精「あるんですか?」

 

ハル「無いね。だけど面白そうだから、僕もイタズラする」

 

大妖精「入ります?」

 

日和「そうしよう!」

 

ガチャ

 

アユミ「Zzz……」

 

チルノ「凄い気持ち良さそうにねてる」

 

日和「そういえば、イタズラと言っても何するの?」

 

チルノ「凍らせる!」

 

ルーミア「わたしは……闇を広げようかな」

 

大妖精「私は見るだけにしておこうかな……」

 

日和「私もそうする〜」

 

ハル「僕は……アユミの大事そうな工具を隠しておく」

 

チルノ「うわぁ……やってる事が酷いぞ!」

 

ハル「えぇ……じゃあ、この工具凍らせる?」

 

チルノ「そうする!」

 

日和「凄い即答だね。いつもこんな感じなの?」

 

大妖精「チルノちゃんはいつもこんな感じですね」

 

ピキピキ!!

 

日和「どんどん凍ってく……!」

 

ルーミア「もう凍らせ終わった?」

 

チルノ「あと少し!」

 

日和「凄い……床と工具だけが凍ってる……」

 

ハル「意外と器用なんだね」

 

チルノ「意外とってなに!? あたいは普通に器用だよ!?」

 

ハル「僕の家もこんな感じに凍ったのか……」

 

 アユミの部屋が凍っていくのを見てると、僕の家もどういう風に凍ったのかがよく分かる。一瞬で凍ったのかと思ったけど、じわじわと凍ってくんだね。もしかしたら、チルノがそういう風にしてるだけなのかもしれないけど。

 

日和「家が凍っちゃったの?」

 

ハル「何回かね。あの時は器用の欠片も無かったんだよね……」

 

チルノ「あ、あの時は仕方ないじゃん! 上手く凍らせることができなかったんだもん!」

 

日和「大変そうだね」

 

ハル「大変だったよ……」

 

大妖精「アユミさん……多分苦労しますね」

 

ハル「まぁ……アユミなら研究だーって感じですぐに片付けそうだけどね」

 

大妖精「確かに、そうかもしれませんね!」

 

チルノ「もう凍らせ終わったぞ!」

 

 よくよく考えたら、アユミよく起きないよね。まぁまぁな物音してると思うんだけど……。眠りが深いのかな?

 

ルーミア「それじゃあわたしが……」

 

大妖精「どんどん暗くなっていきますね……」

 

日和「真っ暗闇だね!」

 

ハル「何も見えない……」

 

ルーミア「ん……広げ終わったよ」

 

チルノ「アユミが起きる前に逃げるぞ!」

 

日和「撤退だ〜」

 

 僕たちはまぁまぁ荒れたアユミの部屋を後にした。意外と早めに終わったね。もうちょっと掛かると思ってたよ。それにしても、アユミはあれをどう片付けるのかな?

 

┈┈┈┈┈ロビー┈┈┈┈┈

 

チルノ「あ〜、楽しかった!!!」

 

ルーミア「久しぶりに能力を全力で使ったのだ〜」

 

大妖精「後で怒られませんかね……」

 

ハル「大丈夫じゃない?」

 

日和「もう帰るの?」

 

チルノ「アユミが来るまで待つぞ!」

 

 待つんだ……。自ら怒られるのを待っちゃダメじゃない?

 

ルーミア「アユミに怒られるよ?」

 

チルノ「大丈夫! けーねよりは怖くないはずだ!」

 

日和「お姉ちゃんは怒ったら怖いタイプだと思うよ?」

 

チルノ「え!?!?」

 

 凄い驚くじゃん。でも、アユミって怒ると怖いのか……僕は見た事ないから分からないけど、妹が言うなら間違い無さそうだね。あんまりイメージ湧かないけど。

 

日和「まぁ滅多に怒ることないけど……怒ったら凄く怖いよ?」

 

チルノ「…………」

 

 これからはあまりアユミを怒らせない方が良さそうだね。アユミを敵に回したら終わる気がするし……。

 

アユミ「うわぁ!?!?」ドンッ!!!!

 

ハル「多分転けたね」

 

アユミ「ちょっと日和!? 私の部屋に何かしたのかい!? 真っ暗で何も見えないよ!?

 

日和「多分大丈夫だよ〜! 電気つけたら?」

 

アユミ「もう夜なのかい!? というか、暗すぎて電気のボタンが何処にあるか分からないよ!? あーもう! イタズラも程々にしておくれ!

 

ハル「普段からイタズラしてるの?」

 

日和「私あんまりイタズラしないんだけどなぁ〜……」

 

大妖精「何で気づかないんでしょう……」

 

チルノ「あたい達がいるって思わないんじゃない?」

 

ハル「あるかもね。連絡してないし」

 

ルーミア「連絡してても、寝てたら気づけないんじゃないのか〜?」

 

ハル「どっちにしろ結果は変わらなさそうだね……」

 

アユミ「スマホのライトも付かないんだけど、どうすればいいんだい!?!?

 

日和「仕方ないな〜。今から行くよ〜!」

 

ハル「僕達も行った方がいい?」

 

チルノ「行ったら驚きそうだから行く!」

 

ルーミア「確かに……驚きそう」

 

大妖精「それじゃあ、行きましょう!」

 

 僕たちはアユミの部屋へと向かった。ルーミアの闇ってスマホのライトも意味ないんだね。そう考えると恐ろしい……。じゃあなんで僕の家が真っ暗になった時、ライトはついたんだろう? 今回のルーミアの闇は本気なのかな? 怖いね

 

┈┈┈┈┈アユミの部屋┈┈┈┈┈

 

日和「お姉ちゃん大丈夫〜?」

 

アユミ「少し明るくなった……逆に大丈夫だと思うかい?」

 

 僕達が部屋に着くと、暗闇も少しは見えやすくなったみたい。ルーミアが弱めたのかも?

 

ハル「おはよう……なんか大変そうだね」

 

アユミ「あれ? ハル君? 何でいるんだい?」

 

チルノ「あたいもいるぞ!」

 

大妖精「私もいますよ」

 

アユミ「チルノ君達も……もしかして、この部屋凍ってたりするかい?」

 

 アユミはそう言って立ち上がった。その瞬間……

 

ルーミア「ばぁ!」

 

アユミ「うわぁ!?」ドンッ!!!!

 

 アユミは急に背後から現れたルーミアに驚いたのか、盛大にズッコケた。床が凍っている事も相まって、勢いがすごいね。普通に凄く痛そうだ。

 

アユミ「いてて……ルーミア君がいるってことは、この闇はルーミア君のなのかい……?」

 

ルーミア「うん。イタズラしに来た」

 

アユミ「反省の色が全くないね。なるほど……今になってハル君の気持ちが分かる気がするよ……」

 

ハル「本当に?」

 

アユミ「もちろんさ」

 

チルノ「ごめん……」

 

アユミ「……? 何で謝るんだい?」

 

チルノ「だって部屋を凍らせちゃった……」

 

アユミ「あぁ。そんな事かい? 私はそんな事で怒ったりはしないよ。それに、これは逆に楽しそうだよ!!! ハル君はいつもこんな楽しい気分を味わってるんだね……これは流石に羨ましいよ」

 

ハル「アユミ……僕の気持ちのきの字すら理解してないでしょ?」

 

アユミ「いや! 完璧に理解しているよ! 1年の仲じゃないか!」

 

大妖精「それじゃあ、お二人はこの光景を見てどう思います?」

 

ハル「大変そうだね」

アユミ「凄く楽しそうだよ!」

 

ハル「やっぱり理解してないじゃん!」

 

アユミ「後片付けなんて、後でどうにでもなるじゃないか。でも、この光景は研究のしがいがあるよ!」

 

ルーミア「なら、もっと闇を広げていい?」

 

アユミ「これ以上広げれるのかい?」

 

ルーミア「うん。ただ、もう戻せなくなるけど……」

 

アユミ「それだけはやめておくれ。後片付けが出来なくなったら、私が怒られてしまうからね」

 

日和「ダメな問題ってそこなんだね」

 

アユミ「いや〜、今日はこれの研究に没頭するとするよ!」

 

日和「お夕飯までには終わらせてよ?」

 

チルノ「アユミって夕飯を食べないの? 健康に悪いぞ!」

 

アユミ「うぐ……善処するよ……」

 

ハル「多分無理だと思うのは僕だけ?」

 

大妖精「私もそう思います……」

 

ルーミア「不健康の極みなのだ〜」

 

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

 

日和「もう帰るの?」

 

 今の時刻はお昼前くらいだ。アユミはあの後本当に部屋に引きこもってしまった。やることも無いから、帰ることにした。 今は日和が見送りをしてくれている。アユミも見送りぐらいはしてくれてもいいのに……。

 

チルノ「もうそろそろ昼になっちゃうからな! あたいお腹すいたぞ!」

 

日和「そっか……またね!」

 

ルーミア「またなのだ〜」

 

チルノ「またイタズラしに来るぞ〜!」

 

日和「いつでも来ていいよ!」

 

大妖精「……いいんですか?」

 

日和「うん! お姉ちゃんの反応見るの楽しいし!」

 

大妖精「そっか……またね! 日和ちゃん!」

 

日和「またね〜!」

 

 そうして、3人の少女は門の方へと歩いていった。僕も行かないとだけど、日和に挨拶してから行こうかな。

 

ハル「今日はありがとう!」

 

日和「別に、さっきも言ったけど、お姉ちゃんの反応が面白かったから、大丈夫だよ!」

 

ハル「アユミも大変そうだな〜」

 

日和「いつもの事だよw」

 

ハル「そっか……じゃあね!」

 

日和「うん! バイバーイ!」

 

 僕はチルノ達がいる方へと歩いていった。そうして白鳥家へ突撃した1日は幕を閉じた。残りは……後1週間くらいだね! 最後まで楽しみ尽くそう! こんな事が思える辺り、僕ってチルノ達の影響を受けてきてるように思えるよね。




こんにちは〜
何か1話ごとの文字数が増えていってる気がする……
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