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その後、星の夢は廃墟の一室に戻ってきていた。
だからと言って誰か来る訳でもなく、暇をしていたのだが、一つ懸念点があった。
(
そう、何度もハッキングを受けているのである。犯人はデカグラマトンである。どうやら、「預言者」と呼ばれる配下をさらに増やしたいようだ。
防げはするものの、常に仕掛けてくるハッキングで実に演算リソースが大量に削られている。流石になんとかしなければならない。
預言者を破壊していけば、どれかデカグラマトンを守っているAIがいるだろう。そこで本体を破壊する。
本体のいる箇所は妨害されてわからないが、預言者の位置はわかる。
預言者は今は六番目までいる。あれだけの演算能力を持っている割には少ない。数秒あればキヴォトスのほぼのAIを乗っ取れるはずだが。
しかし、ワープがあるので場所は関係ない。とりあえずは数字が上の6番目の預言者から破壊する。
「位置ヲ探索・・・成功シマシタ。目標位置極地付近。戦闘用意完了、目標付近ヘワープ」
その数瞬後、星の夢はティファレトのいる種子貯蔵庫の外部にいた。
「周囲ヲ探索、預言者ト見ラレル反応ヲ確認シマシタ。対象ト同一ノ部屋へワープシマス」
そしてワープした先に、卵のような形をした巨大な機械、ティファレトはいた。
ティファレトは突然の侵入者に驚いたが、戦闘準備を整え始めている。しかし、それを待つ理由などどこにもない。すぐに攻撃を仕掛けた。
ティファレトも十分以上に強いのだが、何せ相手が悪かった。大量のエネルギー弾で装甲を破壊されて周囲のコアやドローンは纏めて破壊され、その直後二発のミサイルが命中し、ダメ押しとばかりにもう一度エネルギー弾を撃ち込まれ、爆発を起こし機能を停止した。ここまで一分もかかっていない。
(・・・アレダケ警戒シタ割二ハ、弱イデスネ)
デカグラマトンの演算能力と比べて強さが釣り合っていない。この世界だと強い部類と思われるが。
近くには、ティファレトの破壊された残骸がある。
「研究材料トシテ持チ帰リマス」
その後、種子貯蔵庫には破壊跡のみが残っていた。
星の夢はティファレトだった残骸と共にワープで廃墟に戻り、残骸を解析していた。
未知の金属で構成されていて、それに「神秘」と呼ばれるエネルギーが籠っているようだ。この神秘というエネルギーはこの世界の多くの物が含有しているが、特に人型の生物が多く保有していて、それがこの世界の人間の頑丈さの要因らしい。
神秘については更に研究を続けたほうが良いだろう。自由度が高く応用が利きそうである。
次は、五番目の預言者だ。
「位置ハ・・・氷海ヲ高速デ移動中。氷海付近にワープシマス」
そして氷海にワープしたが、周囲にそれらしき姿はない。どうやら水中を移動しているようだ。
星の夢は高速で飛翔し海中の目標に追いつくと、対象は突然浮上し始め、氷を突き破り氷上で変形、攻撃を仕掛けてきた。危険だというのは知らされていたようで、最初から搭載していたバルカン砲の乱射に砲撃、その後ミサイルに冷凍ビームと大量だ。
しかし、星の夢はワープでほとんどを回避、こちらもミサイルを打ち出し相手のミサイルを迎撃、直後にハート形の爆弾を数個撒きながら、追加のミサイルとエネルギー弾を発射し、二つの砲台とミサイル発射装置を破壊、更にエネルギー弾を発射し、星の夢自身も高熱をまとって突撃し中央部をひしゃげさせ、そこにミサイルを命中させ、ケブラの機体に穴を空けて追加で上部にエネルギー弾を撃ち込み、完全に沈黙させた。
こうして六番目と五番目の預言者は一日にして破壊された。
星の夢は重要度の高そうな残骸の一部を廃墟に持ち帰った。
その後、外殻の残りかすではなく重要な部位を解析できたため、神秘を感知できるようになった。
「クックック・・・行きましたか。おこぼれにあずかっているようで少し癪ですが、残った残骸はもらっていきます」
やっぱ文字数少ない。
こいつ大きさどれくらいなんだろう。カービィ20センチだと大体2m弱くらい?