ダンジョン探索の儲け話に首を突っ込むことにした新米剣士セヴルスは、下宿の二階に住む、どこにでもいそうな四十手前の男──ミレニウスに声をかける。

だがこの男、実は想像を絶する過去を秘めていた。

王家と貴族、自国と隣国、人間と魔物、軍隊と傭兵団が入り乱れ崩壊へ向かう国家の影で、古代帝国の遺産を巡る争いは激しさを増し、

ダンジョン探索の小さな冒険は、やがて国を揺るがす大戦争へと姿を変えていく。

陰謀、裏切り、そして思わぬ共闘が交錯する中、剣士たちは世界を形作る秘密と、遠い過去から循環する『真実』に直面する。──その果てに、彼らは何を見るのか。

【登 場 人 物 紹 介】

セヴルス: 若手剣士。剣一本で身を立て、ダンジョンで一儲けすることを夢見ている。

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ミレニウス: 下宿の二階に住む男。いつも気だるそうにしていて、職業不明。

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リラ: 富裕な商人の養女。実は魔法使いの家系。

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カエルス: 剣士志望の少年。勉強はできるがビビリ屋。

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ウラヌス: 傭兵団団長。ミレニウスとは顔見知り。食えない悪党だが情勢を見分ける「嗅覚」が鋭い。

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ルクレア: 修道女。癒しの力を持つ。

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