呪術廻戦×亜人   作:さんずい1

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未知との遭遇

「最後の勝負だ!永井くん!」

「知るか、バカ!」

 

ドボン!

 

「亜人」この世界に存在する不死身の生物

 

その亜人同士で繰り広げられたバトルが今終わろうとしている。

 

 

彼の名はサミュエル・T・オーウェン、

通称佐藤、亜人であり凶悪なテロリスト

 

本来ここで終わっていたはずの物語だが、これは少し違う物語

 

先程まで気絶していた佐藤が目を覚ます

「ゴホッゴホッ」

 

佐藤の意識が覚醒すると同時に苦しそうな表情をする。どうやら肺に水が入ってしまったようだ

 

佐藤はすぐに拘束されていないこと、水中ではないこと、あたりを見渡し人影が見えないことを確認し、自分のIBMに命令する。IBMの鋭い爪が佐藤の首を飛ばす、数秒後黒い粒子と共に新しい頭が生えてくる。

これを目撃した人が居れば発狂して逃げ出すだろう

 

「ふぅ」

 

異変に気付きあたりをくまなく見渡す。

どこかはわからないが一般的な住宅街のようだ

 

「──あれ?永井くんと共に川に飛び込んだはずじゃ?」

 

(川に流されたのかな?いや違うそれならこのような住宅街まで流れないし、ましてや道路の真ん中だ。誰かが助けてくれた?道路の真ん中に放置されてる時点でありえないだろう。幽霊(IBM)が運んでくれたのだろうか?それも違う幽霊(IBM)は水に弱い、川に沈んだ私を引き上げることはできない)

 

佐藤は様々な考えを巡らせるがとにかく情報が足りない永井達から逃げるにしろ、戦うにしろ、ここがどこかを知らなくてはそう思い、立ち上がった瞬間、佐藤の視界に見たこともないモノが映る

 

身長は170センチほど、足らしきものは4本、腕らしきものは見つからない、口が3つに、目が身体中にある白いナニカ、その姿まさに異形

 

「なんだろうアレは?生物なのかな?」

「ァァオカアサン…ドコオオ?…」

 

言葉を発しながら佐藤目掛けて突っ込んでくる。

佐藤はすぐさま臨戦体制を取り、一目散に向かってくる怪物の頭部らしき部位に右フックを喰らわせた

だが怪物はすぐに立て直し、又も一直線に突進

 

「また同じじゃ喰らわないよ」

 

今度は左フック、怪物が1メートル程ぶっ飛ぶ

 

幸い知性は無いようだ、だが佐藤は違和感に気づく

「攻撃が効いていない?」

佐藤の攻撃に怯む様子もなく突進突進突進

 

「だから…それじゃ喰らわな──」

「キエエエエエエエエエエエ!」

(音⁈体が動かな…)

 

なすすべなし、そのまま怪物は佐藤の喉元を食いちぎる。佐藤の体が壊れたマネキンのように地面に倒れ込む

獲物を殺せたのがよっぽど嬉しいのだろう怪物は嬉しそうにぴょんぴょん飛び跳ねている

 

ジュワジュワジュワ

佐藤の体から黒い粒子が湧き出る。黒い粒子と共に肉体が再生し心臓が動き始める

 

continue?

「YESだ」

 

佐藤の意識が回復すると同時に今回のゲームが始まる。ゲームクリア条件はこの怪物を倒すこと

標的が決まると殺されたことなんて関係ないかのようにすぐに立ち上がる

 

怪物は佐藤に背を向けて歩き出している怪物は佐藤を殺したと思っているようだ、このまま後ろから不意打ちなんてことともできるが

そんな事佐藤はしない

 

「いやぁ君すごいねぇ声で体の動きを止められるなんて亜人みたいだよ!」

 

殺したはずの相手が背後から声をかける。

怪物は驚きのあまり又も叫び出す

 

「キ…キエエエエエエ!」

怪物の叫びに佐藤はすぐさま両手で耳を塞ぐ。

 

「やっぱり聞こえないと効果はないみたいだね」

 

「じゃあそろそろ反撃しようかな、腕は耳を塞いでて使えないからね、足で戦うだけだときついから今回は幽霊(IBM)も使わせてもらうよ」

 

ジュワジュワ

黒い粒子と共に黒い人形が形成されていく

 

「いくぜタブス」

"オーケーソニー"

佐藤とIBMは怪物に近づいていく

 

怪物は佐藤に噛みつこうと走り出す。

怪物が佐藤に噛み付く寸前、佐藤は体をひらりと横に捻り怪物の攻撃を避ける。そして怪物の先には鋭い爪を針のように前に伸ばしているIBMが構えていた

あいにく怪物は一度走り出したらすぐには止まれずそのままIBMの腕に突っ込む

 

「グシャ!」っと肉をさく音と共にIBMの腕が怪物の体を貫通する

 

「ァァオカアサンオトウサン」

その言葉と共に怪物が塵になって消えていく

 

「この怪物はなんだったんだろうね死体も残らず消えちゃうし」

 

ゲームをクリアした佐藤は達成感を感じていたが何故この場所にいるのかこの怪物は何なのかと疑問が湧き出る

 

「まぁいっか!」

わからないことを考えていても仕方がない佐藤はすぐに切り替え、情報を手に入れるために歩き出す

 

「シモ・ヘイヘも言ってる」

「よし明日の準備をしようか」

 

そんな佐藤を他所に何物かが佐藤を見つめている

 

「さっそく泳者達が暴れ回ってるみたいだけど、特にあの覚醒タイプの老人、まさか死んでも蘇るなんて、天元のような不死の術式なのかな?それに式神のようなものを出していたし、とても興味深いね。」

 

佐藤と謎の男この2人の運命が交わる時また一つ大波乱が起こるだろう




「亜人」老衰を除き、どのような形で絶命したとしても生き返る生物
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