【安価スレ】転生者ワイ、家の地下にある代物で色々作れるから楽しもうぜw 作:同感するワイト
時は2月24日。春の訪れが近いことを知らせるように少しだけ暖かい風が吹く。日本は、世界はこの地獄の訪れとも言えよう時を待ち望んでいた。
世界中のテレビ画面、モニターにある1人の男が写った。他の誰でもない、厄災の根源、悪の体現者、人の形をした悪魔───、イッチだった。
『さて、聞こえるか?遂にこの時が来た。4ヶ月程度の月日を経て、人類崩却戦争の始まりだ。これから起こることはたかが戦争ではない。人類の存亡を賭けた大戦争だ』
イッチはそう高らかに、どこか楽しそうに愉悦混じりの声色で宣言した。
全世界では既に一般人は地下シェルターに避難させ、地上にはIS軍と専用機持ち達しかいなかった。
『さて、ここで俺が早々直々に出るって訳では無い。ちょっとした事をしてもらう』
その言葉と共に画面には世界地図が映し出された。
サハラ砂漠中心部、アフター・ヘブン、東京都中心区、ポイント・ネモ中心部、グレート・ブリテン島、パリ中心部に赤い点が記されていた。
『この各所に俺が作った無人機、そして随伴機としてカタフラクトとバルテウスを配置した。ゲームで言うところのレイドボスさ』
パチンと指を鳴らし、画面の地図を消し、元の画面に戻した。
『そいつらを全員倒せば俺は出てきてお前らと直接戦う。そんなお前らがそいつらと戦ってる最中に攻撃なんて狡い真似はしないさ。それじゃあ、敵を全て倒して、俺に到達できるか、楽しみにしているぞ』
そう言い残し、画面は消えた。
───
──
─
IS学園第2アリーナ。そこではIS学園に所属している専用機持ち達でミーティングをしていた。
「各自、指定されたポイントにてIS軍と協力し、例の無人機と交戦しろ」
全員のISはイッチとのこれまでの交戦データ、及び機体データを元に第4世代型へと改良され、パイロットたちの調子も良い。万全の状態と言えた。
「これまでのイッチが持っていた既存の機体のデータは全て把握は出来たが、新たに開発した無人機のデータは不明。それにイッチが新たな機体装備で待ち構えていないとは言い切れない。不確定要素が多い作戦だ」
その声は力強さがありながらも不安が混じっていた。
しかし、千冬は深呼吸をし、専用機持ち達をしっかりと、その目に焼きつけるように真っ直ぐ見つめた。
「イッチをロサンゼルスDTLAに誘い込むことが出来れば、《フツマ作戦》さえ遂行出来ればイッチを討つことが出来る」
フツマ作戦。ロサンゼルスDTLAにて、設置した装置を使いイッチを堕とす作戦だ。
成功率は87.4%。12.6%で失敗という危険性を孕んでいながらも、成功すれば確実にイッチを堕とすことが出来る作戦だ。
「イッチがどれだけ強かろうと、私達と同じ人間だ。不死身という訳でもない。だからこそ、イッチは確実に討つことが出来る。だから───必ず、生きて帰ってこい」
千冬は全員に力強くそう言った。
プロトコル
イッチの名前いる?
-
いるに決まってんだろ!
-
いるわけねぇだろ!
-
どっちでもいいだろ!