00の1stシーズン終盤にてロックオン・ストラスがSEED世界に流れ着く、というもの。
突然始まり、突然終わります。
現状ではキャラカップリングや展開については完全に未定。続いたらそう言った描写があるかも?
この作品自体の否定などは構いませんが原作やクロスオーバーということに関しての批判は受け付けません。
また、結構にわか勢が書いてるので内容に間違いや祖語などがあるかもしれませんのでその場合は指摘してください。
Pixivでも投稿します。
「分かってるさ…こんなことをしても、変えられないかもしれないって…元には戻らないって…」
暗い宇宙空間。ほんの少し前まで戦闘があったとは思えない静寂の宙域を漂う一人の男。
その口からは懺悔とも、後悔ともとれる言葉が出てくる。
「それでも…これからは、明日の…」
彼の名前は【ニール・ディランディ】
アイルランドで起こった自爆テロに巻き込まれ、家族を失い、あらゆる戦争を憎んだ。
そして名前と過去を捨てて【ロックオン・ストラトス】を名乗り、戦争根絶を掲げるテロ組織【ソレスタルビーイング】で【ガンダム】と呼ばれる
「…ライルの…生きる、未来を…」
いや、大義名分を掲げようが、そこにあるは個人の願い。最後に残されたただ一人の弟のために戦っていた。
その意思に、行いに対しては後悔はなかった。
だが、破損したパイロットスーツから漏れ出る空気に負傷した自分の身体でもう長くはないことは本人も分かっていた。
ふと、視線に入る一線の光に目をやれば見覚えのある機体。
「刹那…答えは、出たのかよ…」
同じガンダムマイスターの中で幼く、しかしどこか強い心を持った少年が乗るエクシア。
混迷を極める世界で討つべき敵を見極めるために別行動をしていた彼を見て、自分が見極めれなかったモノを得たのかと問いかける。
エクシアもこっちに気づいたのか、真っすぐと向かってきていた。しかし――
≪バチ、バチ…≫
大破した上に無茶をし、さらに打ち抜かれたGNアームズの残骸に迸る電気。
内部のタンクに引火するのも時間の問題――どうやっても、間に合わない。
刹那に悪いな、と思いながらふと自分が生まれ、離れてしまった地球を見た。
「よぉ…お前ら、満足か…こんな世界で…」
GNアームズが小規模な爆発を起こし、誘爆を始める。
それを見て、救出のために最大推力で向かうエクシア。
だが、すべてを、咎を受け入れるロックオンは指で銃を作るようにして、少し呆れたように言った。
「俺は、嫌だね」
「――ろ、―――き――起きろ、ニール!」
「!」
呼びかけられて意識が浮き上がる。
眼を開ければそこにはシャトルの中だった。
顔を覗き込んでるのはキャスケット帽子をかぶった少女。
「大丈夫か、うなされていたぞ」
「あ、ああ…夢見が悪かっただけだ」
一瞬、爆発に巻き込まれて夢でも見てるのかと思ったがあっちが夢だということを整理して意識を覚醒させるために頭を振って眉間を揉む。
シャトルの中を見回せば他の乗客はもう降り始めていた。
「ついたのか?」
「ああ。ついさっきな。私はカトーのところに行くから、お前は」
「モルゲンレーテの工場査察だろ。分かってるって」
立ち上がって座席に座りっぱなしで固まった体をほぐしながらそう言う。
踏み出すと、重力と違う――遠心力によって生み出されている疑似重力の感触を懐かしく思いながら歩く。
後ろをついてくる少女はそれに慣れないようで動きが怪しいが、そのうち問題なく歩けるだろう。
「(しかし、まさか俺が…政府の特務として活動するなんてな)」
―モルゲンレーテ社施設―
「まさか遠路はるばる、特務の方がいらっしゃるだなんて」
「アポなしで悪いな。何しろ急な監査だったんで連絡の手違いがあったようで…見せてもらえるか?」
受付で汗を流しながら「いえ、それは」「ただいま担当の者を」と誤魔化すようにしている施設の責任者。
モルゲンレーテは国営とはいえ、オーブにも様々な派閥がある。
特務は主に首長であるアスハ派の機関でもあるため、今来たら困る理由があった。
「(こりゃ黒だな)」
地球連合にもザフトにも肩入れしない中立として、過剰な戦力は争いの火種となる。
だからこそ、地球連合からの開発委託をモルゲンレーテに依頼されたのをウズミ代表は承認しなかった。
しかし、『モルゲンレーテ内でウズミ代表が承認してないMS開発の動きがある』という話が入ってきた。
その調査が降りて来たのだが――それをどこから聞いたのか一緒に来ていた彼女が耳にすると「私も連れていけ!」と言い出した。
「(しかし、機体はここだとしてもOSは…向うか…?)」
MSはハードである機体、ソフトであるOSで稼働することができる。
モルゲンレーテでは機体製造ができてもナチュラル用のOSのノウハウはない。
だからヘリオポリスの工業ガレッジの教授の方と手分けして調べることになった。
「(まあいい。少なくともデータを持って帰れば任務は――)!!?」
「う、うわ!?なんだ!?」
突然の揺れに襲われるヘリオポリス。
宇宙で地震なんて発生するわけがないし、断続して発生している揺れは緊急事態というのが分かった。
「あっ、あれはザフトの…!?」
コロニー内へと侵入してきたMS。
資料で読んだことはあるがザフトの主力機である【ジン】だ。
飛行しながら工場への発砲をしているところを見るとザフトの狙いもおそらく極秘開発のMSだろう。
「おい!この工場にMSは!?」
「あ、ああっ!連邦に黙って新型を――ひっ!!」
「あっ、おい!!くそっ!!」
工場が爆発したのか激しい揺れに責任者は逃げ出してしまった。
だが、ここまで強烈な侵攻作戦にヘリオポリスが崩壊してもおかしくはない。
止めるためには――
「はぁっ、はぁっ、ここか…!」
工場内へと走って、見つけたのはMS。
もう二度と乗ることはないと思っていたが背に腹は代えられないとコックピットへと座る。
「エネルギー確認、システム作動……はぁ、デュナメスならオートなんだけどな…」
面倒な作業にぼやきながらも手動で起動シークエンスをこなす。
するとコックピットに光がともった。
「ん?ASTRAY…コイツの名前か?…まあ、いい」
操縦桿を握ればそれに応えるように機体が動く。
身体に来る振動はかつてのそれよりもひどいが、似た感覚に気持ちのスイッチが切り替わる。
「ニール・ディランディ!アストレイ、狙い撃つぜ!!」
はい、というわけで思いついて作った『天使は種世界を狙い撃つ』でした。
最近になってあにまんのSEEDの掲示板やYoutubeのまとめ動画でIFやらなんやら見てたらSEED熱が出て来たので初代ロックオンがサーシェス戦後の爆発で異世界に飛ばされた、という感じ話です。
オーブの特務という立場でカガリと一緒にヘリオポリスへGの存在を調べに来たら巻き込まれて、という展開。
ちなみにこの世界のロックオンはハーフコーディネーターみたいに人よりは丈夫だけどコーディネーターではないです。
機体についてはいっその事バスターを奪うか、オリジナルを出すかとも考えたけど続くかもわからんしヘリオポリスにあったアストレイに乗ったことにしてます。(調べてみたらなんかデュナメスカラーのグリーフレームがあった…けど設定上はパーツだったし…うーむ)
ただ、この時は初期ストライクと同じOSのためまともに動かせないため固定砲台でジンを撃破。
その後に調整して、主にアークエンジェルの上で狙撃という脳内設定。
ちなみに目に関してはなぜか完治していている状況です。
続いたらもう少し設定をちゃんと作ってオーブで特務につく話やその頃にアスカ兄妹と出会ったり、アークエンジェル内でキラに刹那やティエリアを重ねたりする展開もあるかも。