言い訳はあとがきで!
第29話
帰宅すると雪ノ下か小町が今日の来客について何か尋ねてくるかもしれないと思っていたがその心配は杞憂だった。
そのおかげもあってよどんだ気持をを安らげることが出来た。もしかしたら俺を察してのことだったのかもしれない。
食事も終え、風呂も入り、一息ついて、いつものように大した会話をすることも無く寝ようと準備していた。
「何かあったのかしら」
不意をつかれた俺は明かりを落とそうとスイッチに伸ばしていた手をそのままに硬直してしまった。
「いや、突然すぎるだろ。珍しく主語が抜けてるぞ」
平静を装ったつもりだが、看破されたかも知れない。いや、俺が帰宅した時点で、あるいはあの二人を連れてきた時点で何か察していたのかもしれない。
おそるおそる雪ノ下の方を見る。
寝る時は以前購入したカーテンで居間を二つに仕切っているので直接見える事は無いが、相手の影くらいは見える。ちなみに小町は雪ノ下側で寝ている。
雪ノ下はカーテンの真ん中から顔をのぞかせるように俺を見ていた。
「なんだよ」
ようやく動いた体を雪ノ下の方へと向ける。
雪ノ下もそれに応えるようにカーテンを開く。
「いえ、由比ヶ浜さんから、比企谷君を気にかけてやって。と連絡が来たから……」
「あぁ、いや別に、あいつの勘違いだろ」
自分の声の調子を確かめるようにゆっくりと声にする。
「……そうね、おやすみなさい」
雪ノ下は腑に落ちない顔のままだったがそのままカーテンを閉めた。
「あぁ、おやすみ」
そう言いながら俺は部屋の明かりを落とした。
「あ、そういえば比企谷君」
「ヒッ……え? 呼んだ?」
割と普通に驚いてしまった。話が終わったと思って完全に油断していた。
「ビビリ谷君、由比ヶ浜さんから伝言よ、困ったら頼って。らしいわ」
少し明るい調子で雪ノ下が言った。
笑っているようだった。
確かに、由比ヶ浜が私を頼って。なんて。不覚にも気を緩めることが出来た。
「あいつほど頼れない奴もいないだろ」
冗談めかして俺は言った。
「そうね、だから……私にも頼っていいのよ」
雪ノ下も冗談めかして……冗談? いや何今の、なんかすっごい恥ずかしいというか緊張するんだけど。さっきまでの和やかな雰囲気一瞬で消えていったんだけど。
「……あのー、雪ノ下さん?」
むず痒くもあり、何か緊張も帯びたような声が出た。
「何かしら」
雪ノ下の方はと言えば普段から変わりがなく、平坦に澄んだ声だった。その雪ノ下に僅かながら卑怯さを感じないでもなかった。
「いや、何でもない……なんというか……何のつもり?」
「そのままの意味よ、借りだと思ってくれて構わないわ」
「お、おう……」
それ以上返す言葉を見つけることは出来ずにただ一言「お休み」とだけ付け加えた。
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翌朝、小町と雪ノ下と朝食をとってからあてもなく街をぶらつく。
小町にはお兄ちゃんが自分から外に出るなんて……何かがおかしい。とか言われたが、適当にあしらった。
あてがないと言ったが、本当に何もあてがないわけではない。
先日一色は言っていた。
動きつつある人間はいる、と。
その候補と行動について目星をつけて、確認をしようと街に出てきたわけだ。
まずは御坂美琴、次に一色いろは。
意気込んでみたもののその2人しか思い当たる節が無い。
御坂美琴に関しては連絡手段が無いからどうしようもない。しかも、そもそもの可能性として、彼女自身が細胞を提供したわけで、クローン製作に間接的にでも携わり、協力者のポジションでいる可能性も否定はできない。
次に一色だが……
昨日の今日で覚悟を決めたというわけではないし、一色の方に連絡すると暗部との繋がりが出来る事にもなる。それは避けたいところだ。彼女を使ってしまうと、やるかやらないか。1か0しかない。
臆病なことを言うようだが、昨日の事で皆わかっていると思う。
逃げ道が無くなるのは怖い。
クローンのために命を張る覚悟も無ければ、義理もない。
正直、出張る必要はなく、出張るとしたら、それはカッコつけでしかないんじゃないかとさえ思う。
そんなことで悩んでいるという時点で、やはり、真正面から関わるわけにはいかない。
そういうわけで、もう一つの可能性であるところの御坂美琴と連絡を取るためには、と思案していると緑の腕章を付けた学生が目に入った。
風紀委員。
御坂美琴をお姉さまと慕っていた風紀委員がいたではないか。
さっそく検索をかける。
爆弾魔事件に関わった風紀委員は……
これだな、事件発生前の予兆を確認し、偶然居合わせた風紀委員が避難誘導を。これは花飾りの、初春と言ったか。彼女の所属する支部は177、柵川中学。
とりあえず探すのは、柵川中学。その道中本人達を見つけられれば吉。そ後は上条、上条に関しては同じ寮で部屋番も確認しているから情報を集めてから、まとまった内容で話した方が協力しやすいだろう。
もし一方通行と対峙するようなことになったら上条の右手以外では搦手でしか勝つことが出来ない。
必須と言ってもいいピースだ。
最近
柵川中学への道のりを携帯端末で表示させながら思った。
見知らぬ高校生が縁もゆかりも無い中学に入るのってどうなの? ただの変質者だった。
ならばやはりこの第七学区をうろつくことしか出来ない。うろつくコマンドはイベントを進めるにあたって重要であることが多い。友情イベントを完遂した後の練習効率も段違いだし、何より相手のステータスが上がる。オート操作時、操作時に関わらず自分に有利な展開から試合を始めることが出来る。高ステータスなキャラを作るために常勝は必至である。ちなみに彼女イベントは体力回復くらいに考えることがコツだ。下手に色んなキャラに手を出すのは避けた方がいい。ソースは明かせないが、イベントが読めないうえに浮気性がついていい事が一つもない。パワプロ、ポケ、どちらにもハーレムエンドは存在しない。ちなみに現実にもハーレムなど存在しない。
でも結構楽しいんだよなぁパワプロの彼女イベント。キャラによっては彼女候補に上がることさえ困難な事もあるからやりめる。あと意外と可愛い。
パワプロの事になると何時間でも語れるから困る。パワポケの野球人形を作る話もかなりオススメ、というかむしろ本編まである。
「じゃねぇ、それだと御坂本人を探すしか無いのか」
だとするとまぁ、能力を使えば見つかるかもしれ無い。
近くにあった植木の横のベンチに腰掛けると、適当に人を見繕って視野を借りる。
視野を借りた人の視野にいる人から借りることもできる。距離にもよるがだいたい4、5人くらいまで追っていける。
しかし今回は距離や今いる位置から見ることが不可能な場所を見るための角度を稼ぐためだけでなく、視野の範囲を広げた搜索をしたい。つまり、同時に複数人の視野を借りる。
そんな都合のいいとこできるのかと問われれば、できないでもない。合成写真のように気持ち悪い透かし画像を見続けるようなものだ。
だから2人まで、ならとりあえずその程度で済む。それこそ4、5人から視野を借りたら気持ち悪くて仕方がない。
さきほど借りた視野とさらにもうひとりを見繕って視野を借りる。
自分を含めて3人だが、自分の目を閉じて2人分だ。
そこからさらに目に付いた人の目に付いた人、という風に視界を借りていく。
「……ぅ……吐きそう……」
想像以上に気持ち悪い。もうやめようかと思い、能力を切る。疲れて目をゴシゴシと擦る。
「大丈夫ですか?」
「えっ、あ、ああ、いや大丈夫です、ちょっと花粉が……あ?」
おどおどしながら顔を上げてもそこには誰もいなかった。
「もしかして見えてます?」
いや見えてない。見えてないが……
「聞こえます」
言ってからふと思ったが、突然声をかけられると正直に答えてしまうが、相手に悪意があれば意外と危ないこともある。例えば店員さんがどこの高校? と尋ねてきて、笑顔でこたえれば、補導される。そんなこともある。
「本当ですか!?」
邪心一つ無い声だった。
「見えますけど、ナニコレ怖い、テレパス?」
「いや、違うんですよ、僕霊体みたいなものでして」
「科学の街で、そんなこと……」
しかし確かにテレパスっぽくはない。なんか前の方から聞こえてくるということもわかるし、なんというか、実在性が感じられる。
「最先端幽霊と言いましょうか、あ、クイズです! 僕は何でしょう?」
ノリ軽ぅ~♪ いや、何でしょうって、分かるか!
ノータイムでわからないと答えるのもかわいそうなので適当に考えたふりして
「ヒント」
「あっ、今考えたふりでしたね? まあいいでしょう! ではヒント! 科学の街、もっと言えば、何の街?」
「何の……? 超能力?」
「正解! では、あなたも含めて異能使い達が無意識に発している〇〇といえば?」
「AIM拡散力場……だっけか」
「はい! まぁ合格ですね」
「いつから面接試験みたいになってんだよ」
「いやーでも、本当に良かったです! 僕生まれてきてから人と話すの初めてなんですよ、マジで」
安定してないな、こいつのキャラ。ってかこいつ見えてないってことは俺1人で話してることになるんじゃね?
「まずキャラを安定させてくれ、あと答え合わせも終わってねえし」
「あぁ、そうですね、これも『実験サンプル』という形ですから、失礼も受け流した俺カッケーってことでお願いします」
……合せづらい。
「まぁ分かった、答え合わせ、どうぞ」
「僕の名前は『風斬水波』、かぜ、斬撃の斬、みず、なみ、でカザキリスイハと申します」
「俺は比企谷八幡と言います、趣味は散歩、ギター笑」
「いや、嘘はいいです」
「うい~~っす」
なぜか全く通じなかった。そういう能力者でもないのに先程から数回思考が読まれている。
「最先端幽霊というのは、AIM拡散力場を集合させて人の形、心を宿した人間の形をした人間ではないという意味です」
驚きを隠せないが、学園都市なら出来てしまうのだろう。現物が目の前に(いるかどうか定かではないがおそらく)いるのだから、否応なしに納得せざるをえない。
「僕自身の発祥にあなたの影響を強く受けていまして、いつも電波的な繋がりを感じていました」
「えっ、まじ? いつから?」
「僕が生まれた時ですから……」
息を呑む。あんなことやこんなことを知らぬ人間(?)に見られていたとなると殺さなくてはならない。殺しはしないが。
「なんか女の人が先輩!っていいながら八幡さんに抱きついていたところくらいからですね」
「あー、うん、おっけー、問題なし」
「?」
「いやこっちの話」
「そうですか、数日で接続、それまでは禁欲ってことでお願いします」
「お前やっぱ知ってんじゃねぇか!!!!!!!」
全力の声だった。
周囲の人間が一斉にこちらを振り返り変な顔をした後でまた歩き出した。
中にはヒソヒソ話して笑っている人間もいた。
「……はぁ……まぁいいや、で、何? 人探しなうなんだけど。無用で声かけたわけじゃないよな?」
「僕が読めるように比企谷さんも読めるんですね」
「いや、読めん、こっちは自前の力だ」
能力獲得以前から長けていた力、自己防衛力にも近い力だ。
と言っても原石らしいから、その時から無意識に力の断片を使っていたのかもしれない。
「用事というか、アドバイスです」
「アドバイス?」
「はい、アドバイス。見たところ先輩はあまり自分自身の能力の本質に気がついていません」
「まぁ確かにピンと来てない」
「以前に、ワイヤーを使う剣士と戦った時にワイヤーを自分のものだと仮定していたり、分身術をつかっていましたよね?」
「ああ、まぁそうだが、それなんで知ってんの?」
生まれたのはつい先日だったと聞いたが。
「一応自我誕生が説明した頃、ということですので」
「だからか……」
「それでですね、なんというかブレっブレです」
自分より後生まれに自分の能力について説明されるのは癪だが、正直確かに自分の能力の扱いにいまいちピンときていない。
「まぁ実践あるのみですし、近くの操車場で練習しましょう」
操車場につくまでの間水波は見えないのでずっと喋っていますね。とか言って本当にずっとしゃべり続けていた。
そして操車場に着き、向きあうように(向き合っているらしい)立つ。
「でははじめに、僕を視認することから始めましょう」
そういうと突然地面の砂利が動きだした。
最初は円を描くように……足か……?
次は砂利が浮いて……手……だな。
「なんだ? 確かに何をしているかイメージできるが、見えるとかそんなレベルじゃあああぶいってぇ!!!?」
持っていたらしい砂利を投げてけてきたらしい。
「いやお前何してんの……」
自分のお腹をさすりながら前を見ると。結構なイケメンがいた。身長は自分より少し大きいくらい。体型は普通。髪型は俺に似ている、顔の造形も似ているが、なんかとりあえず全部自分の上位互換みたいな姿をしていた。
「えぇ〜見たくねぇ〜……」
「比企谷さんの影響を強く受けていますんで」
エヘヘ、と笑う。
姿が見えるとここまで違うのかというほどイメージと違っていた。ただの爽やかイケメン。
「……なんか気に入らんが、まぁ仕方ない……AIM拡散力場の塊にニキビとかあるわけないしな」
「はいはい! 無駄口叩いでないで始めますよ! 最初は理解からです」
「自分の能力のか?」
「いや、そんなの分かったら原石とはよべませんよ」
「じゃあ何をだよ」
「この空間の全てです」
空間のすべて、と言っても見えるものは石、コンテナ、あとは数種類の鉄骨くらいしかない。
「あー、あー、もう全然ダメです。この力は科学サイドの能力者の根幹と言っても過言ではありません。つまり最強。もっと視野を広げて世界に傲慢でもいいんです」
学園都市の能力者は量子論的な超常を『間違った認識』を原点に引き起こしているというのは知っている。
だから……
「俺が最強?」
「いえ、最強というのは嘘です」
「嘘かよ!」
「でも世界に対して傲慢で、というのは大事です。実践してみせますね」
水波は腕を水平に上げて手を銃の形にする……と思った瞬間、本物の銃が現れた。それは物理法則を完全に超越した異能だった。
発火能力者や、発電能力者だって確かにエネルギー保存の法則を無視しているようなものだが、これは段違いだった。
過程が、理屈が、理論の全てをすっ飛ばしているように思えた。
「……どうなって……」
「まずはその固定観念を打ち破ることが大事です。どうなって、なんで、理屈は……その他諸々一切合切無視。無あ、でもちゃんとリソースは使われていますので」
「リソース?」
「あくまで比企谷さんが扱えるものは認識です。世界そのものの認識をすげ替える。それは局所的に『位相』を差し込んでいることと同じ。そんな大それたことをしているのに消費ゼロなわけがないですよね」
「それじゃあ何を使うんだよ」
「認識『される』力、です」
なるほど、それはなんとも俺らしい。そして、皮肉にも思えた。
「理屈等全て無視、と言いましたが、可能な限り理屈をこねるとコストは低く抑えられるっぽいです」
「というと?」
「例えばこの銃、素材、構造のイメージですね」
「そんなこと言われても銃の構造なんか知ってるわけ無いだろ」
実は知らないでもないが、それは中二病時代の豆知識程度のもので役に立つとは思えない。
「そうですね、だから有るものから形を変えて、良くて刀、悪くて棒を作るくらいが今の限界じゃないでしょうか」
「そんなもんか……」
そんなもの。と思いつつも爆風を防ぐために透明の壁を貼ったことがあったではないか。
あの時のイメージを思い出しつつ再現してみる。
「水波、手首が折れない程度に全力で俺を殴ってくれ」
「はぁ……構いませんが、僕は人間とは違うので普通のパンチを期待されては困りますよ?」
「あー、大丈夫大丈夫」
さてはこいつ霊体みたいなもんだから弱いのか。しかし問題はそこではなく、この防壁の耐性と、本当に透明なのか。である。
「行きますよー!」
「こいやぁ!」
ガッシャーンとガラスの割れるような音が周囲に炸裂し、水波の拳はそのまま俺の顔面の中心に叩き込まれ、あろうことか振り抜きやがった。
「ぶべぇっ!!?!?!!」
「……なにか今壁のようなものが……」
「ッ〜〜〜〜!! ぁ、痛っ……」
「もしかしてなんか防壁的なの張ってました?」
「張ってたよ!! お前が驚く予定だったんだよ!! 霊体のくせに一般人のパンチはるかに上回ってるじゃねーか!!」
「いや、だから普通のパンチを期待されてはって言ったじゃないですか……遠慮はしたんですよ?」
「弱いほうかと思ったんだよ……あ、鼻血出てきた、何年ぶりだよ」
「でも……これはすごいですよ」
「お前のパンチがな、マジで鼻折れてんじゃねーの? ばかなの?」
「いえいえ、この防壁もそうですが比企谷さんの耐久性です」
「あ?」
「自己認識の強さが世界の現象と隔絶しているのかも、いやもしかしたら体の周囲にも無意識にバリアを……」
「まてまて、どういうことだよ、防壁はどうなんだよ」
「おそらくですね、比企谷さんは自分の自分に対する認識が確固であればダメージを無力化することすらできるかも知れません、それこそ防壁に頼る必要すらないほどに」
そんな事言われても納得できるわけがない。納得してやる気になれない。もしそれが正しいとしたらそれを通り越して水波はダメージを与えたことになる。
「はぁ、いやなんでもいいけどとりあえず俺に謝れよ?」
「そうですね、すみま……」
途中で言葉が詰まる水波を不審げに睨みつける。
「おーい、何してんだ?」
「すみません、後は任せます、コツは傲慢、ですよ」
そう言うとスっと漂うように消えていった。
「なんだよ……」
突然の消失に戸惑いながらただ佇んでいた。
ドオオオオオオオオオオン!!!!
鼓膜を破らんばかりの低重音……爆発音が音源がどこかわからない程大きく、強く、大気を叩いた。
「なん……だ?」
爆風はしっかりと身を通り抜けていったため原因となる場所はすぐにわかった。
そして、驚異に気づいた時点で逃げるべきだった。
それは身の安全の意味も含め、今後この選択が起源で逃げられるものも逃げず、立ち向かわないとならない。そんな呪いにすら罹ってしまうから。
「アハギャハ!!」
学園都市の
彼が、ミサカから足を太ももから引きちぎった。
その音が、比企谷八幡の耳に届いた時、舞台設定が完了する。
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「先生……」
「あぁ、私達以外の誰かが彼を利用しようとしているのは分かっていたが……まさかここまで手が早いとは……」
「……どうします?」
「うん? 特に問題はないよ、行間が増えたくらいのものだ」
学園都市の闇が徐々に比企谷八幡を黒く染める。
どうも、受験生です。
公立か私立か…私立ならはよ絞れって感じですが、どうしましょう。
はい、いいわけです、すいやせん……
感想くれると勉強ほったらかしでやる気出るみたいです!感想バシバシお送りつけ下さい!