高専を去る夏油   作:カブト丸

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3話

私の名前は夏油傑、元呪術師で京極組の男を磨く者だ。組に入って9〜10年の歳月が経った頃、私は情報屋の風谷と話をしていた

 

「風谷、星漿体の暗殺計画を企てた計画犯の事で聞きたいんだけど良いかい?」

 

「それなら、既に集めてあるよ」

 

嘗て学生時代の時に星漿体:天内理子という少女が天元様との同化を軽く思わない誰かが伏黒甚爾に依頼をして、高専を辞めた私は星漿体の関する情報を集めて。盤星教に辿り着いたが肝心の計画犯の事は掴めなかった、組に入ってから理子ちゃんの暗殺計画を企てた猿の事が気になっていた

 

今回、私は風谷に盤星教の計画犯について聞くと風谷は既に情報を集めていた

 

「夏油さんが教えてもらった盤星教についてだけど、星漿体の暗殺計画を企てたのは園田茂って代表役員だよ」

 

「そうか、ありがとう風谷。金は色を付けておくよ」

 

私は風谷に金を渡して組に帰り

 

「夏油の兄貴、兄貴関連の事なんですが」

 

組に帰ってきた私に声を掛けてきたのは舎弟の浪岡、そんな浪岡の近くに居たのは如何にもひ弱そうな少年がいた。私はその少年をジッと見て

 

「(見るからに呪力量が多い、しかし何故この少年が私に?それに呪われている)浪岡、この子を応接室に」

 

「はい」

 

私は京極組に訪れた少年に呪力があると同時に目の奥に見て、何かに思い詰めていると感じて。浪岡に少年に応接室を案内するように指示をする

 

「(少年の背後にいる呪霊は並の呪霊じゃない恐らく特級過呪怨霊だろう、本来なら高専受け持ちのはずだが。何故高専ではなく京極組に)」

 

私は案内しながら少年の事で考え、応接室に入った私と浪岡と少年は椅子に座り

 

「名前を教えてもらっても良いかな?」

 

まず私は少年に優しく声を掛け、少年に名前を聞く

 

「僕の名前は乙骨憂太って言います」

 

「そうか、じゃあ乙骨君。京極組に訪れた理由(わけ)を教えてくれるかい?」

 

少年は乙骨憂太と名乗り、私は乙骨君に何故京極組に訪れた理由を尋ねた。乙骨君は

 

「夏油さんはこの世ならず者を見えるんですよね?」

 

「君、夏油の兄貴がしつm「良いんだよ、浪岡」すみません」

 

私の質問に質問を返す乙骨君に浪岡は注意をしようとするが私は静止する

 

「質問を質問で返すとは思ってもみなかったよ、その質問はYESだ」

 

乙骨君の質問に私は答え

 

「君の質問に答えたけど、私の質問に答えてくれるかい?」

 

「はい、実は……」

 

乙骨君の話をすれば幼少時代に折本里香ととある病院で出会い、結婚しようと約束をするが不運にも折本里香は交通事故で亡くなり。その際に呪いへと転じて乙骨に取り憑いて、今に至る

 

私は右手の親指を額に触れ、呪いに転じた里香を私に解呪を頼みに来たってわけか。私は乙骨君を見て

 

「非常に悪いけど乙骨君、()()()()()()()

 

「それはどういう意味ですか?」

 

「言葉通りの意味さ」

 

私は乙骨君に事実を述べる、乙骨君は食い下がるように言い寄り

 

「夏油の兄貴、それは流石に」

 

「良いかい浪岡、私は高専を途中で辞めた身だ。そんな中途半端な者が解呪なんて出来ない」

 

浪岡も私の言葉を聞いて反論するも私は高専を途中で辞めて、そんな三流以下が解呪なんて夢のまた夢

 

「じゃあ僕はどうすれば良いんですか」

 

絶望する乙骨君を見る私は

 

「簡単に諦めるのはまだ早いよ、乙骨君」

 

「夏油さんも言ってたじゃないですか、夏油さんはその高専を辞めた身だって!!」

 

「だから、君がその呪術高専に行けば良いんだよ」

 

私は諦める乙骨君に諦めるのは早いと言い、乙骨君は私が言っていたように高専を辞めたと。だから私は乙骨君に高専に行くように勧めた

 

「僕が呪術高専に?」

 

「そう、毒をもって毒を制するように呪いを持って呪いを制するんだ」

 

私は椅子から立ち上がり

 

「浪岡、私はこの子と一緒に高専に行くね」

 

私は浪岡に乙骨君と一緒に高専にいくと告げ、浪岡は

 

「夏油の兄貴、それは良いんですが」

 

「分かってるよ」

 

浪岡の言いたい事は分かる、現組長である日下の親父は不在で五十嵐のカシラに会って報告するつもりである。

 

「乙骨君、高専に行く前に寄りたいところがあるけど良いかい?」

 

私の問いに頷く乙骨君、私は乙骨君と一緒にカシラに会いに行き

 

「カシラ、時間空いてますか」

 

「夏油か?時間ならいつでも空いてるが」

 

「実は」

 

私は乙骨君の事と高専に行く事を五十嵐のカシラに伝え

 

「夏油の言いたい事は分かった、呪いを学ばせる為乙骨を高専に行かせると」

 

「はい、途中で高専を辞めた私よりずっと高専に勤めている彼らなら乙骨君と一緒に解決出来るかと」

 

私の話を聞いた五十嵐のカシラは

 

「夏油、良いのか?お前は高専を辞めてこの組に入っている。そして術式である呪霊操術を組の為に使っている、高専側の奴らはお前を呪詛師として認定してるかもしれない」

 

「えぇ、それは百も承知です」

 

「そうか、なら止めねぇ。気をつけるんだぞ夏油」

 

五十嵐のカシラは私の心配してくれて、高専側では私の事を呪詛師認定されているとも言っていた

 

「乙骨君、行こうか」

 

「はい」

 

私は乙骨君を連れて事務所の外へ向かう中

 

「夏油の兄貴、何処に行くんですか?」

 

「今から母校でも行こうと思ってね、一緒に来るかい?虎徹」

 

私に声を掛けてきたのは久我虎徹、虎徹は出掛けようとしている私と乙骨君に声を掛けて。私は虎徹に誘う

 

「夏油の兄貴の母校ですか!?行ってみたいです」

 

「なら行こうか」

 

私と乙骨君と虎徹と3人で高専に車で行き、呪霊で行くと天元様の結界のアラート音がなるからね

 

〜東京都呪術高専〜

 

高専前に着いた私達は車から降りて

 

「虎徹は此処で待っててくれるかい」

 

「着いて行かなくても良いんですか?」

 

「うん、あとこれを掛けとくようにね」

 

私は虎徹に車で待つように言い、ついでに虎徹に便()()()を渡して高専の校舎の通りに進み

 

「相変わらず此処は変わらずだね」

 

私は母校である高専の通りを見て、関心していると

 

「何の用だ、傑」

 

聞き覚えのある声が聞こえ、私は声がする方向へ向くと嘗ての親友である悟の姿があった

 

「やぁ、久しいね悟」

 

「質問に答えろよ、何故ノコノコと高専に戻ってきた」

 

()()()()()?違うよ悟、私はね高専(ここ)に戻ってきたんじゃない。この子を高専に送ってきただけだよ」

 

私は立っている悟を見るが臨戦体制を取っていた

 

「その子をこっちに預かっても、傑だけは返す訳にはいかない」

 

「やはりね、でもねそう簡単に捕まる訳にはいかないよ」

 

私は乙骨君を悟に引き渡し、私の背後から数百メートル離れた場所からカメレオンの様な舌が私の胴体に巻き付き。そのまま引っ張られ、悟はいきなりの事で出遅れ。一つ手紙が落ちて悟はその手紙を開いて中身を見た

 

〔じゃあね悟、出来れば腐った上層部の猿共に私の呪詛師を取り下げて欲しい。出来なかったら

 私が悟の代わりに上層部の猿共を皆殺しにしてあげる

 

 

 

 

 

 ps 上層部の猿共を皆殺しって言ったけどあれはうそだお〕

 

「嘘かよっ!?」

 

悟は読み切った手紙を握り締め、そのまま地面に投げ捨て。私は車を運転している虎徹と一緒に乗っていた

 

「いやぁ、夏油の兄貴の呪霊を見た時は驚きすぎて腰を抜けかけましたよ」

 

「私も初めて呪霊を見た時驚いたけどそこまではないね」

 

「あの乙骨っていう子は高専に預からせて良かったんですか?」

 

どうやら虎徹は呪霊が見えるメガネを掛けて、私の呪霊を見る事が出来。そして乙骨君の事で聞き

 

「大丈夫だよ、今の彼は優し過ぎる。だから高専で学ぶ必要がある、出来れば私みたいに道を誤らなけばいいんだけど」

 

私は車の窓越しで外の景色をゆっくり見ていた、この時の私は謎の人物に目を付けられてるなんてこの時は全く知らなかった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜夏油が高専を去る数分前〜

 

高専から遠く離れた場所では長距離スコープで夏油傑を見る額に縫い目がある人物

 

「珍しい術式を持つ男、夏油傑。益々彼の肉体が欲しいものだ」

 

縫い目がある人物はその場から去り、一台の車が停っていた。縫い目がある自分は車の後部座席に乗り、運転手が縫い目がある人物に声を掛けた

 

「夏油傑って奴をどんな感じですか?()()()さん」

 

縫い目がある人物の名前は城ヶ崎賢志である、城ヶ崎は運転手に問いに答えた

 

「感想か、如何って事はないけど彼が持つ術式。呪霊操術はレア中レアでね、今の肉体を捨て彼の肉体を欲しい位だよ」

 

城ヶ崎は自分の額に縫い目の糸を抜き、頭部を持ち上げると脳が露出し。その脳には人の口のようなものがあり

 

「城ヶ崎さん、露出した脳を曝け出さないで下さい」

 

「おっと、つい癖ですまないね。間宮」

 

「(癖でやるとは流石城ヶ崎さん)」

 

「(今は夏油傑………いや、京極組との戦争はまだ先にしておこう)」

 

頭部を元に戻した城ヶ崎は夏油傑の肉体を奪う事を入念に計画をひっそりと考えていた

 






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