side 石崎大地(Cクラス)
俺達は今、特別棟に移動してきていた。
それは何故か。学園のマドンナの一人である櫛田ちゃんから呼び出されていたからだ。俺達三人に伝えたいことがあるらしい。特別棟と言われている、人目の少ないところを選んでいた。
……俺達が暴力事件を無理やり起こした場所と被っているのが少しだけ気になるが、そんなこと今はどうでもいいのだ。
櫛田ちゃんに呼び出された。しかも、人目の少ないところで。これは期待してもいいだろ!
「……なぁ、誰が告白されると思う?」
「知るかよ!まあ、俺なんじゃねぇか?」
「はぁ?俺に決まってんだろ!」
……バカバカしい会話をしながら俺達は特別棟の中に入った。
暑い。ただただ暑い。が、櫛田ちゃんが来るまで我慢してやるとするか。俺達は寛大なんだ。
……ふと、階段の音がした。コツ、コツと降りてくるような音がした。
櫛田ちゃんが来たのではないか、そう期待して俺は音がした方向を見た。
……だが、そこにいたのは……
「……よう、今日はステキな日だと思わないか?」
「……なんで、お前が!?」
……県骨サンズ……俺達が最も出会いたくない相手の一人であった……
―――
side 綾小路清隆
……オレ達が……いや、俺が考えていた作戦は甘かったのかもしれない。先程サンズと作戦のすり合わせを行った。が、それはこの場にいる全員……オレ、堀北、一之瀬が思わず絶句してしまう内容だった。
……サンズが言っていた作戦を考えていなかったわけではない。ただ、それをするのは、あまりに面倒であり、準備が必要だった。
……オレ達の作戦は監視カメラを設置し、何とか石崎達を脅す、そういう作戦だった。そして、それはサンズによって補強された作戦となった。
……オレは今、スマホの画面を録画画面に変え、サンズ達に向けて撮っている。
横には堀北が失敗しないか少し不安そうな顔をしながら救急セットを持ってサンズを見ていた。
その横には一之瀬がおり、とても不安そうな目でサンズを見守っている。
……後は、成功するように祈るだけだ……
―――
side サンズ
……オイラは、別に自分を良いモンスターだなんて思ったことも無い。
悪いモンスターだと考えたこともない。
だが、今だけは、良い『ニンゲン』になりたい。
……誰も傷つけさせたくない……
……だが、それは傲慢な考え方だろう。
だから、オイラは救いたいと思った奴らを救う。
それ以外は知ったことか。勝手で何が悪い。
…ニンゲンが勝手にやったんだから、オイラも勝手にやってやるよ。
―――
サンズは階段の上から三人を見下ろし、そして、ゆっくりと口を開いた。
「まあ、罠に引っかかってくれてありがとよ」
「……わ、罠って……櫛田ちゃんはどこだ!?」
「いるわけないだろ?それはオイラが嘘をついただけだ。アンタラを呼び出すためにな」
「な、なんで俺たちを呼び出した?」
「……場合によっては、アンタ達を見逃してやらんでもない。単刀直入に言うぞ。Dクラスから手を引け」
サンズが言った瞬間、三人の表情が緩む。櫛田から呼ばれていなくてがっかりしてはいたが、そんなことかと嘲笑しているかのような表情だ。
「ハッ!そんなことかよ。俺たちが受け入れると思ってるのか?」
石崎は鼻で笑い、サンズを威嚇するように一歩前に出た。他クラスの、しかも一見して強そうには見えない男が一人で交渉に来たのだ。数での優位もあり、完全に舐めてかかっている。
「へえ、受け入れない、か。まあ、アンタらみたいな『ボンクラ』が素直に引くとはハナから思っちゃいねえよ」
サンズはポケットに手を突っ込んだまま、ニヤニヤとした笑みを崩さない。
「な、んだと……?」
「だってそうだろ? Cクラスの『王』だか何だか知らないが、そいつの命令一つで動き回るだけの操り人形。自分の頭じゃ何も考えられないから、わざわざこんな人目のない場所にホイホイ釣られてやってくる。
……あ、もしかして、本当に可愛い女の子に呼び出されたとでも思ってたのかい? おめでたい頭をしてるぜ、まったく」
「てめえ……調子に乗ってんじゃねえぞ!」
石崎の横にいた小宮が顔を真っ赤にして拳を握りしめる。だが、サンズの言葉のナイフは止まらない。
「おっと、図星だったかい? 悪かったな、夢を壊しちまって。けどな、そこの赤髪の須藤って男をハメようとして、結局は自分たちが一番惨めな泥仕合に片足を突っ込んでる。両足が突っ込んじまう前に、大人しく引き下がった方が身のためだぜ?」
サンズはわざとらしく肩をすくめ、彼らのプライドをこれでもかと踏みにじるような冷たい視線を向けた。
「……おい、サンズっつったか。てめえ、自分が今誰に口聞いてるか分かってんだろうな」
石崎の目が完全に据わる。周囲の暑さも手伝って、彼らの堪忍袋の緒は限界を迎えていた。
「さあね。オイラが知ってるのは、アンタらが今、もの凄く『バカな選択』……いや、『こうどう』をしようとしてるってことだけさ。
……ほら、文句があるならかかってきなよ。それとも、王様の許可がないと、誰一人まともに殴ることもできないのかい?」
「この……クソ野郎がッ!!」
完全に理性を失った石崎が、怒号とともにサンズめがけて拳を振り上げた――。
―――
side 綾小路清隆
……三人の拳がサンズに届いていく。手加減なんてしていない、ただのいじめかと思ってしまうほどの光景だ。
まあ、実際それに似たようなものなのだが。
オレは殴られているサンズの目の前に飛び出して不良達を殴りたい衝動に駆られた……
……オレ……が……か?今まで、他人のことなんてどうでもいいと思ってた、オレが……か?
なぜだ。 こんな感情は知らない。 ホワイトルームでも、入学してからも、一度も。
……オレはサンズのおかげで変われているようだ。嬉しいことだ。だから、こうすることに意味がある。
そう自分に言い聞かせて撮影を続ける。
……撮影を続けろ……
……衝動を抑えろ……
―――
side サンズ
……暑さというのは良いものだと今回で再認識することができた。
こちらがしっかりと冷静さを保っていれば、相手は次第に余裕をなくしていく。相手をとても誘導しやすい。
殴られるが、もちろんオイラは抵抗しない。しっかりとした証拠として残すためだ。須藤の暴力事件を終わらせるための重要なキーとなるだろう。
Cクラスの……なんだっけか、あの、『王』を自称してる痛い奴……
……そいつもかわいそうだな。これで、勝ちの目は完全に潰されることになるとは……部下のせいで……
そんな事を考えながら、オイラは殴られ続ける。
―――
30秒ほど殴られ続けただろうか。痛みが全身を駆け巡っている。
が、この程度は、あの『クソニンゲン』に殺される痛みと比べるとサンズからすれば大したことはない。
……常人であれば耐えられないだろうが……
「……はぁ、はぁ、はぁ。」
殴り続けた三人が息をしている。サンズは冷たい瞳で石崎たちを見ながら立ち上がった。
「……っ!?」
まさか立てるとは思っていなかったのだろう。衝撃が三人の表情にハッキリと映し出されている。サンズはそれを少し滑稽に思いながら天井を指さした。釣られて石崎達も天井を見る。
……監視カメラがあった。
「……なっ……カメラ、だと……っ!?」
石崎は天井の隅に設置された小さなレンズを見上げ、完全に顔の血の気が引いたのを感じた。
数日前、須藤をハメるためにこの場所を下調べした際には、そんなものは絶対に存在していなかったはず『だった』。
「……ハハ、不思議そうな顔をしてるな。前に見たときは無かった、とでも言いたげだぜ」
サンズは衣服についた埃を軽く手で払いながら、いつもの不敵な笑みを浮かべた。その立ち姿は痛みすらも感じていないかのようだ。
「言っただろ、これは『罠』だってな。アンタらがここにホイホイやってくる前に、ちょっとしたことをさせてもらったその賜物さ。
この映像が学校側に渡ったら、須藤の件がどうなるか……アンタらの頭でも分かるだろ?」
サンズは指で頭をコツコツ叩いた。石崎たちの怒りが瞳に再び宿る。
「て、てめえ……! 謀りやがったな!」
小宮が怒鳴るが、その声は完全に震えていた。天井のカメラが自分たちの行動をすべて記録していたという事実が、彼らの身体を重く縛り付けていた。
「おい、石崎……これヤバいって! 完全に俺たちの負けだ、退学になっちまう!」
近藤が石崎の服の袖を引っ張り、青ざめた顔で訴えかける。石崎もまた、ガタガタと震えながらサンズを睨みつけた。
「く、そが……っ! 」
「……もう一度だけ言うぜ。Dクラスから手を引け。そしたら、見逃してやるよ」
石崎は拳を固く握りしめ、ガタガタと震えながらサンズを睨みつけた。
「てめえ……最初からこれが狙いだったのか……! 自分が殴られてまで、俺たちをハメるために……!」
「ハハ、勘違いすんなって」
サンズはポケットに手を戻し、ゆっくりと彼らに歩み寄った。その瞳の奥にある、底の知れない冷徹な光に、石崎たちは思わず気圧されて一歩後退する。
「オイラはただ、アンタらに『チャンス』をやっただけさ。手を引けって言っただろ? それを無視して『サイアクなこうどう』を選んだのは、他の誰でもない、アンタら自身だぜ」
サンズはそこで言葉を区切り、いつもの気の抜けた笑みに戻した。
「さあ、ゲームオーバーだ。……大人しくDクラスへの申し立てを取り下げるか、それともこのまま一緒に破滅のルートを進むか。……選ぶのはアンタらだぜ?」
「……分かった……取り下げる……」
これ以上の滞在は破滅を意味すると本能で理解したのだろう。石崎は吐き捨てるように言うと、サンズから目を背け、脱兎の如く特別棟の出口へと走り出した。
小宮と近藤も、それに遅れじと慌てて後を追っていく。彼らの足音が遠ざかり、静寂が戻った。
「……ふぅ。やれやれ、引き際も三流だな」
サンズが小さくため息をついた瞬間、近くの物陰から足音が響いた。そしてゆっくりと三人の姿が現れた。
先頭にいたのは綾小路。
その後ろには救急箱を抱えた堀北。
そして、今にも泣き出しそうな顔をした一之瀬。
三人とも、しばらく言葉を失っていた。サンズはいつものように手をポケットに突っ込んでニヤニヤ笑う。
「よう。ちゃんと撮れたかい?」
綾小路はスマホを握ったまま静かに頷いた。
「ああ。全部な」
「なら十分だな」
綾小路は淡々とした口調で言いながら録画を停止した。
「上にある監視カメラ。そして、今俺が手元で撮影したこの動画。これだけの証拠があれば、石崎たちが大人しく申し立てを取り下げざるを得ないだろう」
「サンズ君、本当に大丈夫……? 見ていて私、生きた心地がしなかったよ……!」
一之瀬が駆け寄り、涙目でサンズの容体を心配する。堀北も無言で救急セットを開き、手際よく手当ての準備を始めた。
「ハハ、大袈裟だなぁアンタらは。オイラはただ、ちょっとした『こうどう』をしただけさ。これでDクラスの暴力事件も片付くだろ?」
サンズはポケットに手を戻し、いつもの気の抜けた笑みを浮かべウィンクする。その横顔を、綾小路はじっと見つめていた。
―――
翌日
Aクラスにサンズはいつも通りに登校していた。今日は気分転換に早めに登校することにした。
扉を開ける。誰一人いなかった。廊下は夏特有の熱い熱気が漂っていたのだが、教室の中はとても涼しい。自分の席に向かいとりあえず座る。
頬杖をつきながら意味もなくぼーっと教室中を見渡した。
窓の外からは、朝早くからうるさいくらいに蝉の声が響いている。けれど、冷房の効いた静かな教室の中にいると、それすらもどこか遠くのことのように思えた。
サンズは軽くあくびを噛み殺し、ポケットからスマートフォンを取り出して、なんとなく画面を眺める。
(……まぁ、昨日の今日だしな。あのCクラスのボンクラ共も、流石に大人しく申し立てを取り下げるだろ)
顔の腫れは堀北の手当てのおかげで少しはマシになっていたが、まだ触れると微かに鈍い痛みが残っている。
それでも、あの騒動が一件落着に向かっていると考えれば安いものだった。
「……誰もいないなら今のうちに一眠りしとくか……」
そう呟いて、サンズは机に突っ伏した。
―――
その頃、白石飛鳥は教室に向かって歩いていた。
珍しく早起きをしてしまったので、早めに登校することにしていたのだ。誰もいない廊下を歩く。
人がいない廊下が新鮮で心地良い。ただ、暑い。
夏とはいえここまで廊下が暑いとは思っていなかった。
クーラーもある程度は効いているはずなのだが。どこかの窓が空いているのかもしれない。
(……タオルを持ってきておいて正解でしたね……)
教室に着いたら拭こうと考えながら、白石は足を動かす。
恐らく今の時間は誰もいないだろう。よく考えたら誰もいない教室というのは新鮮なのではないだろうか。
珍しく少しウキウキしながら歩き教室の前に着いた。
そして、扉を開ける。
「……あれ?」
誰もいないと思っていた教室にはサンズがいた。彼は机に突っ伏したまま、微動だにしない。窓から差し込む朝の光が、そのだらしない寝姿を静かに照らしていた。
白石飛鳥は思わず足を止め、パチパチと瞬きをする。いつもなら始業ギリギリ、あるいは遅刻寸前で滑り込んでくる彼が、この時間に教室にいること自体が驚きだった。
(珍しいこともあるものですね……)
足音を立てないようにゆっくりと近づき、自分の席へと向かおうとする。しかし、サンズの横を通り過ぎようとしたその瞬間、白石の目は彼の顔に留まった。
いつもニヤニヤと気の抜けた笑みを浮かべている彼の頬が、不自然に赤く腫れ上がっている。昨日堀北に応急処置を受けたとはいえ、完全に隠しきれるものではなかった。
「……っ」
白石は小さく息を呑んだ。
その傷は、どう見てもただ机にぶつけたとか、転んだとかいうレベルのものではない。誰かに強く殴られたような、生々しい衝撃の痕跡だった。
……静かな怒りが白石の心を微かに染める。だが、いつも通りの笑みを保って白石は眠っているサンズから目を離し、隣の自分の席に腰掛けた。
……改めてサンズの顔を観察する。この学校、いや、この世界でも指折りであろうサンズの美しく端正な顔は所々白い包帯のようなものが貼られている。
そして、赤い部分……恐らく血で染まっている部分だろう。特に頬や腕の辺りだ。隠そうと思ってるのだろうが、不可能だ。サンズの白い肌に赤色はあまりに目立つ。
「……ん……」
静かにサンズがつぶやき、目をパチリと開ける。白石と目が交差した。
「……よぅ、おはようさん」
「……おはようございます、サンズ君」
突っ伏したまま、サンズが片目を薄く開けた。けれど、顔を動かした拍子に痛みが走ったのか、サンズの顔がほんの一瞬だけピクリと歪む。
「……その傷はどうしたのですか? 随分と酷く腫れているようですが……」
白石は眉をひそめ、心配そうにサンズの顔を覗き込んだ。手元にあるタオルを握る手に、無意識に少し力が入る。
「あー……これかい? いやぁ、ちょっと昨日、道端で転んじまってな。坂道をゴロゴロ転がって、頭とか腕とかを『コツッ』と打っちまったんだ。
ハハ、オイラがドジなばっかりに、骨が折れる真似をしちまったぜ」
サンズはいつもの調子でジョークを交えながら、何でもないことのように笑ってみせた。彼女は心配してしまうだろう。優しいからだ。そして、彼女の優しさをサンズは頼りたくなかった。
しかし、白石はその言葉をそのまま受け入れるほど鈍くはない。が、サンズの顔を見て問いかけようとしていた言葉を飲み込む。
「―――ッ………」
……聞かないでくれ、と言わんばかりの表情で、白石に微笑んでいたから。白石は、聞くのをやめた。
「……そ……う、ですか。」
白石もいつも通りの笑みを浮かべる。だが、それは白石にとっての『いつも通り』であり、サンズにとっての『いつも通り』の白石の笑顔ではなかった。
……そして、サンズも『いつも通り』のニヤニヤとした笑みを浮かべる。
……その笑みはサンズにとっての『いつも通り』であり、白石にとっても『いつも通り』のサンズだった。
……もしここにパピルスやフリスクがいたら体調が悪いのか心配してしまうような不器用な笑顔ではあったが。
これから、吉田も西川も……それ以外のクラスメイトまでサンズに怪我の詳細を聞きに来るだろう。
……それは、とても想像しやすく、それでいて拒否することが不可能な状況に感じた。
(……ああ、めんどくさい)
サンズは心の中でそう呟き、椅子の背もたれに深く体重を預けた。視線を白石から外し、まだ誰もいない教室の天井を見つめる。
白石は何も言わず、ただ手元にあった濡れタオルをそっとサンズの机の端に置いた。それ以上深く追及しないことが、今の彼女にできる最大限の気遣いなのだろう。サンズはその無言の優しさを察し、小さく「ありがとよ」とだけ言ってタオルを受け取った。
冷たい感触が頬の熱をじんわりと奪っていく。
しかし、平穏な時間は長くは続かなかった。
夏特有のじっとりとした空気の向こうから、ガタガタと騒がしい足音が廊下に響き始める。始業時間が近づくにつれ、Aクラスの生徒たちが次々と登校してきたのだ。
「うわ、今日あっつ……。お。おはよー西川」
「おはようヨッシー。本当、廊下の熱気は異常だよね」
談笑しながら教室の扉を開けた吉田と西川は、いつも通り自分の席へ向かおうとして――そして、同時に足を止めた。
二人の視線が、教室の窓際で頬にタオルを当てているサンズに釘付けになる。
「……え? サンズ、お前それ……どうしたんだよ!?」
吉田が大きな声を上げ、慌ててサンズの席へと駆け寄ってきた。その後ろから、西川も目を見開いて心配そうに覗き込んでくる。
「よう、おはようさん。朝からずいぶんとお元気なことだな」
サンズはいつもと変わらない、気の抜けたトーンで手をひらひらと振った。
「元気だな、じゃねえよ! その顔、めちゃくちゃ腫れてんじゃん! 包帯まで巻いて……おい、誰かにやられたのか?」
吉田の顔に、明らかな動揺と怒りの色が混じる。仲間想いな彼だからこそ、サンズのボロボロな姿を黙って見ていられるはずがなかった。
「あー、いや。ちょっと昨日、派手に階段から転げ落ちちゃってさ。ハハ、文字通り『骨の折れる』大惨事だったってわけだ」
サンズは白石に言ったのと同じような言い訳を、ニヤニヤとした笑みを浮かべながら繰り返す。
(……先ほどは坂道から転がったと言っていた筈ですが……)
だが、西川はその傷を観察し、低く呟いた。
「階段から落ちて、そんな顔の怪我の仕方する?それに、腕は普通守るために突き出すはず。普通階段から落ちただけでここまで全身怪我するの? ていうか、ヨッシーから聞いたけど、いつもはエレベーターで移動してるって言ってたよね?サンズ君、何か隠して――」
……追及は止まらなかった。
(……めんどくさい)
……心の中でもう一度そう呟き、サンズはニヤニヤしながらクラスメイト達の説得を始めるのだった……
白石こんな性格?とか、そういう厳しい意見は勘弁してください。メンタルが豆腐なので泣いてしまいます。あ、アドバイスは本当にありがたいです。皆様、感想ありがとうございます。
……この中にフリスクぶち込みてえなあ
他のundertaleキャラを追加するなら?
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パピルス
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フリスク(性格はPルートでGの記憶持ち)
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キャラ(ニンゲンに操られていた善人)
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キャラ(悪人)
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他のキャラ(感想にお願いします!)