ゾンビランドサガ~生きがいを求める元男はゾンビとなる 作:武藤 桜
曲リスト検索したんですけど見つかりませんでした。
リリィ視点
サガロックから数日、リリィ達は本格的に活動を始めた。
今もチェキ会を開催中☆!
純子ちゃんはプロマイド販売に徹しリリィ達は今日も精一杯輝く☆
一人一人笑顔で答えていると次の人が来た。
スキンヘッドでとてつもなく大きい人。ひげを生やしていて片目に傷がある。
『え…、まさか!?』
もう忘れようとしていた記憶が刺激された。いきなり型を掴まれて驚いていると。
「うりゃあああああああああああああ!!!!!!」
いきなりサキちゃんが男の人を蹴り飛ばしたのだ。
心配になり近づこうとしたがさくらちゃんに止められ別室に移った。
話を聞くと男の人はリリィがリリィにそっくりだったのに驚いていたらしい。
色々なことがありすぎて頭がいっぱいになっちゃっから外の公園に向かった。
「大丈夫か?」
「リリィちゃん」
俯いてるとさくらちゃんとリュウちゃんが隣にいた。
「実はね、あの人リリィのパピィなの…」
「えぇ!?全然似とらんとよ!?」
「リリィはマミィ似だから…」
「こりゃ驚いたな。血の遺伝でもここまでとは」
リリィはそのまま二人に話した。リリィがどうして死んだのかを。
「あのぉ、さっきから話に出てる正雄って?」
「リリィがリリィになる前の名前」
「…、あぁ。・・・えぇえええええ!?!?」
「もしかしてと思ってたけどまさか本当に男の娘だったのかよ!?」
ちょっとは予想してたけど二人とも驚いていた。
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篠崎視点
「というわけで、リリィちゃんは正雄くんでした」
「嘘でしょ…」
「これはおどろきんしたなぁ」
「ヒゲ、ヒゲで死ぬってマジサイコー‼︎そりゃ伝説だわ!」
「サキちゃん!」
「で、結局ちんちくのフルネームなんて言うと?」
「豪正雄。」
「ぎゃはははははは‼︎がばい強そがばい強そ‼︎おっさんは?」
「豪剛雄。」
「ぎゃはははははは‼︎まんま、まんまっておい‼︎」
「サキちゃんきら〜い‼︎」
「で、この先どうするの?」
「これからだってリリィはリリィのまま!ゾンビは成長しないんだもん!もう怖いもん無しだよ☆」
「リリィちゃん……」
その後、事情を知っていた幸太郎が悪びれる気もないことに怒りを覚えたがリリィの件に関しては全員が受け入れる形になった。
「リリィ、パピィのこと忘れようとしてたのに…。パピィはずっとリリィのこと覚えててくれてた…」
「リリィちゃん…」
「誰にだって忘れたい記憶の一つや二つあるもんさ。でも、自分を大切にしてくれた人のことだけは忘れちゃいけなぇ。何度心臓が止まろうが何度死のうがそれだけは忘れちゃいけねぇ。その思い出がゾンビになった俺達の生きてる証だからな」
「う、うわあああああああああああああん!!!!!!」
リリィの大泣きをしっかり受け止めるとリリィのお父さんにどう気持ちを伝えようかと考えリリィの監修のもとメンバー皆でオリジナル曲を作曲。次のライブで歌うことになった。
リリィのお父さんもライブ開始直前に現れ曲を聞いて涙を流した。
「皆~!ありがとうねぇ!!」
「それじゃぁ二曲目いっくよぉおおおお!!!!」
「聞いてください、『Wishing』」
今回は曲が曲な為あらかじめ用意したピアノで演奏を始めた。
「朝になったら 二人 目を合わせて
たわいないこと 少し話したいな
晴れた午後は そっと手をつないで
穏やかな街を 少し歩いてみたり
そんな想像さえ 愛おしくて
いつまでも同じ時間を
一緒に過ごしていたくて
だって 朝も夜も
伝えたいこと たくさんあって
今日も明日も
好きだなんて 言えたら」
「夜になったら 星の見える場所で
眠りにつくまで ずっと寄り添っていたいな
触れられる距離が 愛おしくて
その声を その体温を
もっと感じていたくて
だって 何度も何度も
名前を呼んでも まだ足りなくて
今日も明日も
そう二人で いれたら
切ないときは 綺麗な花を飾りましょう
悲しいときは 楽しい話をしましょう」
「髪に 頬に ただ触ってくれるだけで uh
暗い心も 瞬間 明るくなるんだって
朝も夜も
叶えたいこと こんなにあって
今日も明日も
幸せだと 言えたら いいのに」
慈しむように静かに、だが力強くピアノを奏でた。
「ブラボー!!!!」
「ヒューヒュー!!」
俺の好きな純愛の曲。どうやらお客には受けたようでうれしかった。
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