とある自治区で流れている噂
---全てにおいて完璧だが、ナルシストな所がある青年がいる。
曰く、運動をすればプロすら圧倒する
曰く、料理を作ればそれを食べた三つ星レストランのシェフ達がこぞって弟子になろうとする
曰く、勉学においても全て1位を取る
まさに超人……かの連邦生徒会長と同じレベルの超人だと言われるほどに。
そして、彼は自分をこう自称していると言う。
天の道を行き、天を司る者に焦がれる影……と。
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目を覚ます。
見覚えのない部屋……俺の意識がだんだんと覚醒して行く。
「ここは……何処だ?」
目を覚ます。
するとそこは、見たことのない部屋……まるで、学生が一人暮らししている様な。
外は、砂嵐がすごく見渡す事ができない。
(砂嵐??)
俺の家は、ごく普通の都内のはず。
そんなことを考えながら、海外に誘拐されたのかと不安になる中鏡に顔が映る。
その顔に俺は、見覚えがあった。
俺が、幼い頃から今まで憧れ何度も真似をし彼に近づくために努力したくらいに焦がれた存在。
「天道……総司」
ありえない。
内心その言葉が埋め尽くす。
全てにおいて完璧と言っても過言ではない男。
そして、俺が動揺していると机の上から何かを落としてしまう。
俺は、一瞬ビックとしながらもそれを拾い上げる。
「アビドス……高等学校?」
そこには、アビドス高等学校と書かれた生徒手帳と1週間後入学式があると記載されたメモが挟まれていた。
「名前……天道影」
生徒手帳に刻まれていた名。
この体の本来の存在の名。
俺は、そのことを考えると吐き気を催しトイレで吐いてしまう。
「最悪……」
俺は、置いてあるテレビをつける。
情報収集として、砂嵐の中外に出るより情報は得れると考えた。
それに、砂嵐の中出るなんて自殺行為だ。
「ヘイロー、キヴォトス、銃社会……なんだこの世界」
全くもって街並みはリアルなのに人々の存在がファンタジー。
ヘイローを持つ人は銃に撃たれても平気。
そんなの、怪人と変わらない。
そんなことを思考しながら、そんな世界で俺は学生として生きていかなければならない。
「死ぬだろ……こんな世界!」
自暴自棄になりながら叫ぶ。
俺は、ため息をつきながらベットに座ろうとすると何かが俺のお腹に突撃してきた。
「うわ!」
情けない声を上げながら、突撃してきた何かを確認する。
それは、機械的な“黒いカブトムシ”。
俺は、それを知っている。
だが、それは俺は存在を否定しなければならないものでもあった。
「ダークカブト……ゼクター」
そう、仮面ライダーカブトに出てくるライダーの1人。
人間をネイティブ化させる実験のために捕まった少年……そして、ネイティブに変貌し天道総司に擬態してた男が使っていた力。
「なんで、ダークカブトゼクターがいるんだよ!」
ダークカブトゼクターを見ながらそう言う、ダークカブトゼクターがいると言うことはネイティブも居ると言うことになってしまう。
ネイティブがいるなら、ワームもいる可能性がある。
ダークカブトゼクターは、銀色の何かを俺に向かって2つ放り投げたあと姿を消した。
投げられたのは、ライダーベルトとゼクトガン。
つまり……つまりは。
「選ばれたのかよ……ダークカブトに」
これは、俺が天の道を行き、総てを司る男に焦がれた影の道を歩む記録だ。
初投稿です。
やっぱ書くのは、難しいですね