オルクセン小話   作:RainyCL

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小話041~060

【041】そくど

駐在大使「後任である貴殿には、オルクセンに行く前に伝えておくことがある」

後任「は」

駐在大使「オルクセンの連中は皆歩く速度が速い…あの巨体全部筋肉なんだよ」

後任「は?」

駐在大使「馬に当たったレベルで痛いぞ…」

 

-オルクセン小話 完-

 

【042】ノミの時間、象の時間

人間族「エルフィンドの連中は返答が遅くていかん」

エルフ「人間族どもは何故返事を急かすのだ、3年程度待てんのか」

 

-オルクセン小話 完-

 

【043】清潔

エルフ「我々は週1で沐浴してるから清潔である」

オーク「え?毎日風呂入らんの?」

 

-オルクセン小話 完-

 

【044】鼻が利く

人間族「いやはや助かりました、さすが探偵ですな」

探偵「コボルトだけに鼻が利くんでさぁ」

 

-オルクセン小話 完-

 

【045】どこかで聞いた

オーク「我が王がエルフの酒に近しいものを探してると聞きまして」

我が王「ほう、これはいいな。何と言う名の酒だ?」

オーク「人間族が作った長命酒というそうで」

我が王「どこかで似た名前を聞いたような…」

 

-オルクセン小話 完-

 

【046】お抱え

鍛冶屋1「王のお抱えになると突拍子もないもの作ったりして大変だよ」

鍛冶屋2「うらやましいね、こっちは銃と魔術板しか作ってねぇよ」

 

-オルクセン小話 完-

 

【047】耳鳴り

コボルト「何もないのにウチの子が『周りがうるさい』と暴れるのです」

医者「ふむ、その時近くにダークエルフが居たりしませんかな?」

コボルト「ええ、近くにダークエルフ旅団ができましたが…」

医者「おそらくお子さんは魔力を感じる力が高いんでしょうな」

 

-オルクセン小話 完-

 

【048】使い道

狩人「おう、冷えの悪くなった魔術板おくれよ」

雑貨屋「こんなのなんに使うんだい」

狩人「獲物の粗熱とるのに便利なんだよ、腹とかケツに突っ込むんだ」

 

-オルクセン小話 完-

 

【049】もったいな…くない

ダークエルフ「ベリーを酒に漬けるとは…なんともったいない」

我が王「まぁしばらく待てばわかるさ」

3か月後

ダークエルフ「この酒、じつに素晴らしい…」

我が王「残った実はジャムにすると美味いぞ」

ダークエルフ「我が王、一生ついて行きます」

 

-オルクセン小話 完-

 

【050】力こそパワー

仕立て屋「旦那このシャツ、オルクセンで洗濯屋に出したね」

駐在大使「え、なんでわかるんだ?」

仕立て屋「オークは力があるから生地が傷むんだよ」

 

-オルクセン小話 完-

 

【051】渋滞

人間族「朝はやたらと馬車で混みますな」

オーク「ああ、あれ全部屋台ですよ」

人間族(あれ全部食品だと…?)

 

-オルクセン小話 完-

 

【052】ノミの時間、象の時間2

エルフ「あら、また駐在大使が変わるの?」

人間族「10年は長い方ですぞ」

エルフ「ずいぶんコロコロ変わるのね、困ったものだわ」

 

-オルクセン小話 完-

 

【053】号令

コボルト母「最近ウチの子、決まった時間にかならず起きてて楽になったわ」

コボルト子供「ダークエルフが魔術で『起床!』って叫ぶからたまらないよ」

 

-オルクセン小話 完-

 

【054】長いものには苦労する

コボルト父「いいか息子よ、毛の長いやつと結婚はするな」

コボルト息子「どうして?」

コボルト父「長毛種は換毛期の掃除が大変なんだよ」

 

-オルクセン小話 完-

 

【055】理由があってですね

エルフ「コボルトの村って等間隔にあったそうですね、やっぱり商業のため?」

コボルト「まぁそうですな(魔術通信のためとは言えないなぁ)」

 

-オルクセン小話 完-

 

【056】子供は純真

コボルト母「あら髪をお切りになられたのですね」

人間族「ええ、流石に長くなりすぎまして」

コボルト子「人間にも換毛期あるの?」

 

-オルクセン小話 完-

 

【057】政府直轄

人間族1「オルクセンには種族ごとに政党があるそうだ」

人間族2「へー、どんなの?」

人間族1「コボル党とドワー府」

 

-オルクセン小話 完-

 

【058】ただしオーク基準

オーク1「人間族の工作員をとらえたのだが、拷問にも屈しないんだ」

オーク2「我々より食事量を減らしているというのにな」

オーク12「なんて我慢強い連中なのだ」

 

-オルクセン小話 完-

 

 

【059】紹介

オーク「こちらが大鷲族のオーワ氏だ」

 

-オルクセン小話 完-

 

【060】名誉オーク

ここはとあるレストラン、毎日多くのオークが訪れる

そんな店に人間族の御令嬢が来てオークの量を平らげて行った

そして「大変結構なお味でしたわ」と…

彼女はバックヤードで名誉オークと呼ばれたそうな

 

-オルクセン小話 完-

 

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