【習作】  ピニオンデュエリスト   作:ダスト

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他の方々の小説を見て自分も書いてみたいと思い投稿してみました。
初投稿で、しかもプロローグしかないのに見切り発車という無謀な事してます。
いろいろ至らない点もあると思いますがよろしくお願いします。



プロローグ

夕日が差す赤い公園、赤く染まった公園の中で一人の少年が泣いていた。

少年は何が悲しいのか泣き止む気配がなく、ただただ時間が過ぎていく。そこへ一人の男性が通りかかる。

 

「ボーイ、何を泣いてるんデスーノ? なにがあったノーネ。」

 

その男性は特徴的な喋り方であるが少年を心配し話しかける。

 

「ヒック……僕の……デッキが……ヒック……捨てられちゃたの……」

 

少年が涙交じりに泣いている理由を話す。

 

「いったい誰に捨てられたノーネ?」

「同じクラスの……ゴリ介って奴……あいつ今日のデュエルで僕に勝てないからって……僕のデッキを捨てたんだ……ヒック……弱いくせに……僕にいつもデュエルで勝てない雑魚のくせに……」

 

少年のことを快く思わないクラスメイトの一人が少年のデッキを捨ててしまったのだ。

しかし男性は少年の話に何か思うことがあったようだ。

 

「ボーイ、確かにデッキを捨てるのは許されないこと・・だけどボーイ自身にも原因あると思うノーネ」

「原因……?」

 

少年は不思議そうに首をかしげる、相手が悪いはずなのになぜ自分に原因があるのかと

 

「そう、ボーイはデュエルが強いかもしれない、けれども自分とのデュエルで負けた子を見下しているように思えるノーネ。」

 

少年はクラスでは一番デュエルの実力があり、デュエルの存在が大きなこの世界では少年が調子に乗り、周りの子供を下に見ることも多かった。

少年がそんな態度をとっていたため、少年を快く思わない者達がいたのだ。

 

「僕は強いんだ、僕とのデュエルで負けた奴なんかより上に決まっているよ。プロでも勝った人が上のランクにいくんだよ?デュエルが強ければいいんじゃないの?」

「強いだけではだめなノーネ。ボーイの周りに一緒に楽しんでデュエルできる人はいるんデスーノ?」

 

少年がいつもデュエルする人を思い返すが記憶にあるのは自分をデュエルで倒そう躍起になって何度も挑戦してくる人。

とてもじゃないが楽しんでるとはいいがたい人ばかりであった。

 

「……いない」

「ボーイが変わらなければこの先もできないかもしれないノーネ」

「じゃあ……僕はどうすればいいの?」

「ボーイは相手と一緒に楽しめるデュエルをするノーネ、自分だけが楽しむのではない相手だけを楽しませるわけではない、そんなデュエルを……それができるようになればもうデュエルで恨まれることもなくなるし親友もできるノーネ」

「わかった……できるかわからないけどやってみるよ」

 

少年は自分にそんなデュエルができるのか不安に思うがもうデッキが捨てられるのも嫌だし何より学校で友達とも言える存在がいなかった。

たまに楽しそうに話をしているクラスメイトをうらやましく思う事もある。そんな自分に友達ができるのならがんばってみたいと少年は思った。

 

「ボーイなら、きっとできるーノ」

「じゃあ新しいデッキを一から組み直さないと、いいデッキできるかなぁ……」

 

少年は自分のデッキ以外のカードをあまり持っていない、一応デッキが作れないこともないが、まとまりがなくバランスの悪いデッキにしかできそうにない。

 

「……ちょっと待つノーネ」

 

そう言って男性は持っていたカバンを開き中からなにかを探す。よほど中がごちゃごちゃしているのかカバンから雑誌やなにかのプリント、食べかけのお菓子やナイトキャップまで出てくる。そうして中身を出しているうちにようやく目的のものを見つけたのか少年にあるもの差し出す。

 

「見つけたノーネ。ボーイ、これを使うといいノーネ」

 

それはカードの束であった。少年が手に取りカードを見るがどれも少年が見たことのないカードであった。

 

「私の使っている古代の機械というカードの余りなノーネ、まあ最上級のモンスターは余りがないのであげられないですーガ……」

「本当にもらっていいの?」

 

この世界では一枚一枚のカードの価値は高い、しかも目の前にあるカードは少年が見たことのないカードばかりである。このカードはレアなカードかもしれないのに自分がもらってしまってもいいのかと少年が戸惑うのも当然である。

 

「もちろんなノーネ、うまく使いこなすノーネ」

「うん! ありがとう!」

「いい返事なノーネ」

 

そう言うと男性はカバンに荷物をしまいこみ立ち去ろうと歩き出す。だんだんと離れていくその背中を少年が呼び止める。

 

「ねえ! 最後に名前聞いてもいい?」

 

呼び止められた男性はこちらを向きこう言った

 

「私の名前はクロノス・デ・メディチ、デュエルアカデミアの先生なノーネ」

「デュエルアカデミアの先生? じゃあいつか僕が入学したらデュエルしてくれる?」

「当然なノーネ、ボーイの挑戦を待ってるノーネ」

「約束だよ! クロノス先生」

 

そう言って男性……クロノスは去っていく、後にこの少年とクロノスが再会するのは9年後、少年が高校生となりデュエルアカデミアへ入学した年である。




はい、残念描写でーす
他の方々のようにもっとうまく書きたいのに今の俺ではこれが精一杯です。
これが絶望か……ターンエンド
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