【習作】  ピニオンデュエリスト   作:ダスト

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お待たせしました。書きかけの第一話を何とか書き終えたので投稿です。
ヒャア! やっとデュエルの時間だぁ!
拙い文章ですがよろしくお願いします。


試験官のデッキにレッグルを入れるセンスが気になる第一話

童実野町にある海馬コーポレーション。その海馬コーポレーションが経営している海馬ランドに俺はいる。なぜなら今日、海馬ランドの施設にて行われている入学試験を受けに来たからだ。

 

施設の中には多くの受験生がいて、緊張で硬い表情をしている人、一緒に受けに来た友達と試験について話している人、自信があるのか比較的余裕そうな顔をしている人と、様々な人がいる。

 

しかしそんな受験生達にもある共通点がある。それは誰一人として筆記具を用意していないことだ。

 

なぜなら受験生達が受ける学校はデュエルアカデミア、デュエルを専攻とするこの学校では試験に筆記と実技がある。今日行われるのは実技試験であり、つまりは試験官とのデュエルというわけだ。

 

実技試験は観客席から見て下にある広いスペースをいくつかに分割しそれぞれの場所で同時に行われている。受験生の使うデッキには公式のルールの基づいたデッキという以外には制限はなく、試験官の使う試験用のデッキに受験生は己の信ずるデッキで挑むというわけだ。

 

そのためデュエルには多種多様のデッキが使われている。たまにレアカードが出てきて観客席から、おおっと歓声があがることもある。

また観客席には受験生だけではなく、在校生や中学のデュエルアカデミアからそのまま高校のデュエルアカデミアあがるやつらも、この試験デュエルを見ている。

 

今、デュエルを行っている受験生の一人が《タイラント・ドラゴン》というレアカードを使いそちらに観客の注目が集まっている中、俺はちがうデュエルを見ていた。

そのデュエルの受験生は水色の髪の毛をしている人で、使用しているモンスターから見るにデッキは【ロイド】であるが、俺が注目しているのは彼が使っているモンスターではない。

 

「これで《レッグル》の生存6ターン目だな」

 

そう、俺が見ているのはレッグルである。あの試験官よっぽどレッグルにこだわりがあるのかありとあらゆる手段を使い、相手ターンも数えて6ターンも生き延びさせその間に三回の直接攻撃に成功している。

相手の水色の髪のやつの攻めが甘いというのもあるかもしれないが、それ以上に試験官が巧みに罠カードを使い、レッグルを意地でも守っていると思える。先ほどの《ライトニング・ボルテックス》を《亜空間物質転送装置》を使い、《甲虫装甲騎士》ではなくレッグルを逃がした時などいったいレッグルの何が彼をそうさせるのかと聞きたくなる。

 

そうして試験官のテクニックにより受験生の攻撃を避けながらも一度も守備表示にならず、既に三回の直接攻撃を決めたレッグル。

決して高いとはいえない攻撃力のはずなのに雄雄しく敵を睨みあわよくば敵のライフを喰らい尽くさんとするそのレッグルはのちに”伝説のレッグル”と…………

 

「あ、炸裂装甲踏んだ」

 

……呼ばれることはなかったみたいだ。

その後も馬鹿なことを考えてデュエルを観戦していたが、だんだんと自分の番が近づいてくる。受験生は番号の大きな方から順に呼ばれる。

俺の番号は三十番、まあ思っていたより良い番号だ。

 

「受験番号三十番、六車一機君」

 

お、俺の番だな。

呼ばれた俺は席を立ち移動する前にある場所を見る。そこはデュエル場ではなく試験官の席、その中でも特に目立つ金髪の男性、俺がこの試験を受けるきっかけとなった教師の姿を。

 

(なつかしいな……先生、俺のこと覚えているだろうか)

 

 

 

ふーむ……次は三十番なノーネ。

私こーとクロノス・デ・メディチは今、我がデュエルアカデミアの入学試験の採点を行っているーノ。

それと同時に我が栄光あるデュエルアカデミアの新たなるエリートを見定めているーノ。しかーし今のところめぼしいエリートがいないノーネ。

特に最初のほうの《レッグル》ごとーきにいいようにやられていた受験生はドロップアウト確実なノーネ。我がデュエルアカデミアにあのようなドロップアウトボーイはいらないノーネ、私が校長ならーばあんなの入学させませーン。

でも後になれーばなるほーど成績優秀な受験生になるノーネ、ここら辺でやっと見れるものになりそうデスーノ。さて次の受験生の名前はえーと……六車一機……ん? 今なにか足になにか当たったノーネ、一体何なノーネ? 

 

 

 

「受験番号三十番、六車一機君」

 

次の受験生の受験番号がよばれる。少し赤茶っぽい色の髪をした男の子はあくびをしながら

出てきた……余裕の表れなのか、それともただ眠たくなっているだけなのかどちらにしても試験をなめているわね。油断していると痛い目にあうわよ、あの受験生。

 

「ん? 六車一機……聞いたことがある」

「知っているの? 亮?」

 

私は隣に立っている丸藤亮にあの受験生について聞く。

亮は学園では最強であり、”カイザー”の異名を持つ男。その亮に覚えがあるとなると、もしかしたら相当な実力者なのかもしれない。

 

「ああ少し前に師範から話を聞いたことがあってな、確か何年か前にサイバー流道場の門下生だったやつらしい」

「サイバー流? それじゃああの受験生、サイバードラゴンをつかうのかしら」

 

サイバー流とは『サイバー』と名のついた機械族モンスターを操る流派らしい、前に亮が話していたのを私は思い出す。

ちなみに私のデッキにもサイバーと名のついたモンスターがいるがあれらは戦士族なのでサイバー流とは関係ない。

 

「いや、どうだろうな。たしかにあいつは門下生だったらしいが、途中で突然姿をくらましてしまったと聞いた」

「姿をくらました? どういうこと?」

「ある日の朝、稽古の時間になったにもかかわらず、道場に来なかったのを不審に思い部屋に行ったみたところ、荷物が全部なくなっていて手紙だけが置いてあったらしい」

「まるで夜逃げね……手紙にはなんて書いてあったのかしら」

「たしか……『毎日ただただデッキからカードをドローするという謎の修行をするのに疲れを感じてしまいました。半端な気持ちでサイバー流の世界に入ってすいませんでした。私はもう実家に帰らしていただきます、探さないでください、アデュー。

PS.ドロー練習のデッキにレアカードとマジックで書かれたゴキボール仕込んだ奴誰だ』……大体こんな内容だったと思うんだが」

「……どこからツッコミいれたらいいのかわからないわ」

 

とりあえずあの受験生……六車だったかしら、どうやら相当に不真面目というか、ふざけた人物らしい。

そういう人物ならばきっと大したデュエルの実力もないのだろう、そう私は予想する。

 

「筆記はそこそこいいみたいだけど実力がないのであれば、デュエルアカデミアではやっていけないわ」

 

しかし、私の予想は亮の言葉により覆されてしまう。

 

「いや、そうでもない。俺はサイバー流以外でも六車一機の噂は聞いたことがある」

「え?」

「六車一機…… 海外のいくつもの大会で彗星のごとくあらわれプロのデュエリストが参加しているにもかかわらず優勝を掻っ攫っていくデュエリスト……噂が本当ならプロレベルのデュエリストだ」

 

 

 

ふぁーあ、眠い……まだ始まらないのか?

俺は今、デュエル場にて試験官がでてくるのを待っている。上から見てた限りでは効率よくぱぱっと試験をしていた気がするんだが、何かトラブルでもあったのだろうか。

そう考えている内に試験官らしき人が出てくる。

 

「すまない、待たせたね。早速始めるとしよう」

「はい、よろしくお願いします」

 

そういうと俺と試験官は左腕に装着された試験用デュエルディスクを構える。

 

「「デュエル!」」

 

お互いにデッキからカードを五枚引き、手札とする。

 

「先行は私だ、ドロー!」

 

試験官が居合い斬りでもするかのように勢いよくカードをドローする、派手なドローではあるが俺が今まで見た中ではまだまだだな。

俺のいままでの対戦相手の中にはドローしたカードをそのまま上に掲げる奴やら、ジャンプして空中で回転しながらのドローした奴もいたな、あのテンションの高さはどこから来るのだろうか。

 

「私は《ピラミッド・タートル》を守備表示で召喚、カードを二枚伏せてターンエンドだ」

 

《ピラミッド・タートル》 DEF1400

 

ピラミッド・タートルか、アンデット族のリクルートモンスターだな。ということは試験官のデッキはアンデット系のデッキか? まあアンデットと一口に言ってもいろんなタイプがあるのだが。

 

「じゃあ俺のターン、ドロー」

 

ふむ……この手札だとまずはこのカードから使うとするかな。

 

「手札から永続魔法、《古代の機械城》を発動します」

 

俺がカードを発動すると床から中世の要塞のような城が現れる。

 

「【古代の機械】だと!?」

 

お、ナイスリアクション。

まあ、あまり古代の機械デッキ使っているやつは珍しいし、それにデッキが変わっていなければあなた方のよく知っている人物が使うデッキですもんね。

 

「俺は《強化支援メカ・ヘビーウェポン》を通常召喚、この時《古代の機械城》の効果でカウンターを一つ乗せます」

 

《強化支援メカ・ヘビーウェポン》 ATK500

 

《古代の機械城》には二つの効果がある。

一つ目はアンティーク・ギアと名のついたモンスターの攻撃力を300ポイント上げる効果。

二つ目は通常召喚されるたびにカウンターを乗せる効果だ、このカウンターは相手が通常召喚しても乗る。

そしてアンティーク・ギアと名のついたモンスターを生け贄召喚するのに、必要な生け贄の数以上のカウンターが乗っていれば、このカードを生け贄の代わりにする事ができるという効果。

 

「さらに魔法発動《二重召喚》、俺は《古代の機械城》を生け贄の代わりにし《古代の機械獣》を召喚」

 

俺のフィールド上から古代の機械城が消えて、代わりに金属と歯車でできた狼のようなモンスターが現れる。

 

《古代の機械獣》 ATK2000

 

「そんじゃあ、バトル! 《古代の機械獣》で《ピラミッド・タートル》を攻撃! 『プレシャス・ファング』!」

 

古代の機械獣がピラミッド・タートルに飛び掛り、噛み付く。

噛み付かれたピラミッド・タートルはたいした抵抗もできず破壊された。

 

「《古代の機械獣》は戦闘で破壊したモンスターの効果を無効にする効果があります。よって《ピラミッド・タートル》の効果は発動されない」

 

古代の機械獣はリバース効果のモンスターやリクルーターの処理に便利なモンスターだ。

ステータスは上級にしては低めだがそれを補える活躍をしてくれる。

 

(く……効果破壊ならば《デストラクション・ジャマー》が発動できたのだが……まさか効果を無効にされるとは )

 

リクルートでモンスターを呼べないのが痛かったのだろう。試験官の顔がゆがむ。

 

「さらに《強化支援メカ・ヘビーウェポン》でダイレクトアタック!」

 

ヘビーウェポンがビームを出し試験官へ追撃する。

 

「くっ……」

 

試験官 LP4000→3500

 

 「メインフェイズ2! 俺は《強化支援メカ・ヘビーウェポン》を自身の効果により《古代の機械獣》に装備します」

 

俺がそう言うと古代の機械獣が高く飛び上がり、ヘビーウェポンが古代の機械獣の下をくぐるように飛ぶ。

そして古代の機械獣がヘビーウェポンの上に乗り――――これで合体完了である。

今、観客席から「え、おわり? 変形とかないの?」とか「あれ乗っただけじゃね?」とか聞こえるがデュエルモンスターズでは、『融合=乗っただけ』『ユニオン=乗っただけ』というのはよくあることである。

 

「これにより《古代の機械獣》の攻守共に500ポイントアップします」

 

《古代の機械獣》 ATK2000 → 2500

 

「カードを一枚セットして、ターンエンド」

「私のターン! ドロー!」

 

試験官がドローしたカードを確認する。……今ちょっとニヤッて笑った気がするんだが……。

 

「リバースカードオープン! 《リビングデッドの呼び声》! 私は《ピラミッド・タートル》を墓地より特殊召喚する」

 

先ほど倒したピラミッド・タートルが蘇生する。

 

「さらに《ピラミッド・タートル》を生け贄にささげて《龍骨鬼》を召喚!」

 

蘇生されたピラミッド・タートルが消えて、今度はいくつもの頭蓋骨を連ねた体や腕を持つ鬼が現れた。

 

《龍骨鬼》ATK2400

 

《龍骨鬼》の攻撃力は2400。今の古代の機械獣を倒すには少し足りない。

 

「《龍骨鬼》の攻撃力は2400、《古代の機械獣》を倒すには少し足りないようですね」

 

その時、なぜか俺はこの台詞を言った瞬間「あ、なんかやられそう」と思ってしまった。

根拠はない、しかし直感というべきか本能で感じ取った気がする。

この感覚、前にも感じ取ったことがある。たしか「この攻撃が通れば俺の勝ちだ」と言った時だ。

その時は、たしか《ネクロ・ガードナー》で防がれてしまった。

まさか……これがプロで噂になっている言うと負けてしまう『フラグ』というものか……?

 

「それはどうかな? いけ! 《龍骨鬼》で《古代の機械獣》に攻撃!」

 

龍骨鬼が火の玉を古代の機械獣に向かって吐き出す。

それが命中する前に試験官が手札からカードを発動させる。

 

「ここで速攻魔法発動! 《収縮》!」

 

試験官が魔法を発動させた瞬間、古代の機械獣がみるみる縮んでいく。

ちなみにヘビーウェポンの大きさは変わっていない。

《収縮》は「元々の攻撃力を半減する」という効果のため攻撃力の増減といった永続効果までは影響しない。

 

《古代の機械獣》 ATK2500 → 1500

 

火の玉が小さくなった古代の機械獣に命中し爆発がおきる。

 

「うおっ……」

 

一機 LP4000 → 3100

 

爆発のエフェクトは相変わらず迫力がある。さすがKC、いい仕事してる。

その調子で女の子モンスターと会話できる機能もお願いします。

 

「《強化支援メカ・ヘビーウェポン》の効果により《古代の機械獣》の代わりに《強化支援メカ・ヘビーウェポン》を破壊します」

 

古代の機械獣が乗っていたヘビーウェポンが破壊され、小さくなった古代の機械獣が残る。

 

「私はこれでターンエンド」

 

ターンエンド時、古代の機械獣が元の大きさにもどる。

 

「では俺のターン、ドロー」

 

お、これはこれは……いけるな。

 

「よかったですね。試験官さん」

「ん? 何がだ?」

「このターンで終わりそうです。早めに終わったほうがいいですよね?」

「なんだと!」

 

今、引いたカードがなくても戦えたがこのターンでは終わらなかったからな。

ではいよいよエースのご登場だ。

 

「まず罠カード発動《ゲットライド》、このカードは墓地のユニオンモンスターを自分フィールド上のモンスターに装備する。 《強化支援メカ・ヘビーウェポン》を《古代の機械獣》に装備」

「攻撃力は2500、たしかに龍骨鬼は倒せるがライフが3400残る! どうやってこのターンで終わらせる気だ?」

「まあまあそう焦らないでください、誰もこの《古代の機械獣》で攻撃するとは言ってませんよ」

「何?」

「俺は《強化支援メカ・ヘビーウェポン》の効果発動、ユニオンを解除することで自分フィールド上に特殊召喚します」

「わざわざユニオンを解いただと?」

「そして今回のフニッシャーのご登場です。二体のモンスターを生け贄にささげ《古代の機械巨人》を召喚!」

 

《古代の機械巨人》 ATK3000

 

《強化支援メカ・ヘビーウェポン》と《古代の機械獣》が消えて床から歯車と錆びた金属の体をもつ見上げるような巨人が現れる。このカードの出現に会場はざわざわと騒然となった。

 

「あ……《古代の機械巨人》だと……馬鹿な! そのカードは伝説のレアカードのはず!」

「フフ……世界中にこのデュエルモンスターズの大会はあるが、三つこのカードが賞品の大会を探し当てたよ。一つはアメリカ、アメリカに一つ、アメリカに一つ。当然渡せといって首を立てに振るやつなどいない……そこで強行手段を使ってね……俺のデッキを使えば参加者連中をライフ0に追い込むこともできたし、自分のデッキをうまく動かすこともできた。一人は自爆スイッチにまで追い込んでやったよ。当然防ぎましたが」

「なんと恐ろしい少年だ……」

 

国内だと見つからなかったからな、海外に出る必要があった。

その時ちょうど俺の伯父がアメリカの方にいたので、俺はアメリカに行き伯父にお世話になりながら大会に出た。そしてこの三枚以外にもほしいカードがあり、それらをすべて集めるのに三年かかった。本当に伯父には頭があがらない。

 

「いきますよ。《古代の機械巨人》で《龍骨鬼》を攻撃!」

 

古代の機械巨人が龍骨鬼に近づき、拳を後ろに引く。

 

「そしてダメージステップ時に速攻魔法発動《リミッター解除》! これにより《古代の機械巨人》の攻撃力は倍となる」

 

《古代の機械巨人》 ATK3000 → 6000

 

「攻撃力6000……!」

「いけ! 『アルティメット・パウンド』!!」

 

古代の機械巨人の拳が勢いよく突き出され、一撃で龍骨鬼を葬る。

 

「ぐわぁぁっ!」

 

試験官 LP3500 → 0

 

試験官のライフを0にして決着がつく。

今回はそれなりに手札が悪かったな、あのカードがあるのとないのでは大違いだ。

まあそんなことよりも、ここからが本番だ。今から起きるであろう俺とクロノス先生との再会、俺の頭の中でこれからのシミュレーションはこうだ。

 

クロノス先生がデュエルを見る。

     ↓

「オウ、あの生徒はもしかしてあの時のボーイ」

     ↓

思わず身を乗り出し駆け寄ってくる先生。

     ↓

感動の再会 そして、入学へ……

 

恐らくこうなるはずだ。そして今頃先生は駆け寄ってきているはず、そう思い試験官の席を見るとそこには!

 

子猫と追いかけっこをしている試験官達の姿があった。そしてなぜかクロノス先生は居ない。

 

…………どういう……ことだ……

 

「いいデュエルだったよ、君なら合格できるだろう……ん? どうした?」

 

思わず固まってしまっている俺に試験官が近づいてくる。

 

「あの……あれは?」

 

俺がそう言いながら試験官の席を指差す。

 

「ああ、あれはどこからか子猫が入り込んでしまってね。まだ捕まえてられていないみたいだね」

「それで……クロノス先生は……?」

「クロノス教諭かい? 彼は猫が嫌いだそうで子猫がいきなり足元に出てきたのに驚いて、どこかに逃げてしまったんだよ。早く戻ってきてもらいたいので猫を早々に捕まえないといけないんだがな」

 

……つまりこういうことか。

 

クロノス先生がデュエルを見る。 ×  

 

クロノス先生が猫を見る ○      

     ↓             

「オウ! あの生徒はもしかしてあの時のボーイ」×

 

「オウ! ネコ嫌いニャノーネ!!」 ○

     ↓

思わず身を乗り出し駆け寄ってくる先生。 ×

 

思わず身を乗り出し何処かへ駆けてく先生。 ○

     ↓

感動の再会 そして、入学へ…… ×

 

感動の再会(猫の居ない自分の席と) そして、入学へ…… ○

 

……ええーっ……

 

「それでは私も猫の捕獲に参加してくるよ、では」

「あ、はいお疲れ様です。ありがとうございました」

 

そして試験官の人が席の方へ帰っていく。

俺も次の人の試験があるためデュエル場をでる。

今、再開できなかったのは残念ではある。

しかし再開できるタイミングなんてまだあるはず、ほかの人のデュエルでも見て試験が終わるのを待って終わったら話ができないか聞きにいくとしよう。

そう思い俺はさっきまで座っていた席に座った。

 

 

 




ここまで読んでくださりありがとうございます。
クロノス先生の一人称を「ワタークシ」とか「ワタクシー」とかにしようか、迷ったのですが
カタカナで書くとなんかこう違和感があったので私にしました。

筆の進みが遅い自分としては一定のペースで書いてる人とかほぼ毎日投稿している人とか尊敬します。
ちなみに「フフ……世界中……」の台詞は遊戯王四巻のキャベツ海馬の台詞パロですわかりにくくてすみません。
しかし脳内にキャベツ頭が浮かんでしょうがなかったのでいれました。
次回の更新もなるべく早くに投稿したいです。

長々とすみませんでした。
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